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☆近畿百科☆ニュース その4
362
:
名無しさん
:2010/07/05(月) 20:01:42
NHK奈良
纒向遺跡で発掘調査はじまる
http://www.nhk.or.jp/lnews/nara/2055285094.html
邪馬台国近畿説の専門家が、女王、卑弥呼の宮殿があった可能性があるとして注目している、奈良県桜井市の纒向遺跡で1日、遺跡の中心部の姿をさらに解明するための調査が始まりました。
纒向遺跡では、桜井市教育委員会が去年行った発掘調査で、邪馬台国が栄えた3世紀前半では、国内で最も大きな建物の跡が見つかり、邪馬台国近畿説をとる研究者から、女王、卑弥呼の宮殿だった可能性があると注目されています。
今回の調査は、去年見つかった大型の建物の周辺など、遺跡の中心部の姿をさらに解明しようと行われるもので、1日は、事前の準備として、現場に茂った草を刈り取ったり、発掘する地点を定めたりしました。
今回の調査では、これまでに、加工した跡がある木の板や土器などが見つかっている、「土坑」と呼ばれる大きな穴の中に、ほかに何が収められているか、さらに深く発掘して調べることにしています。また、建物の外側で見つかった「さく」が、どのようにめぐらされているかを調査する予定です。
調査を担当する桜井市教育委員会の橋本輝彦係長は、「纒向遺跡の中心部の構造をさらに明らかにして、3世紀前半の王の館がどのような姿なのかを解明したい」と話しています。
調査は、9月いっぱい続けられる予定です。
07月04日 19時02分
唐草文の世界展
http://www.nhk.or.jp/lnews/nara/2055457454.html
植物の茎やつるが絡まる模様の「唐草文」をあしらった、日本や海外の歴史資料を紹介する展示会が、橿原市で開かれています。
唐草文は、植物の茎やつるが絡まる様子をあしらった文様で、古代ギリシャ、ローマから中東やシルクロードを通って、中国、日本に伝わったとされ、日本では、奈良時代にさかんに使われました。
橿原市にある橿原考古学研究所の附属博物館には、唐草文をあしらった、つぼや瓦をはじめ、中東の古代遺跡にある神殿の写真パネルなど、およそ50点が展示されています。
このうち、中東のイラク周辺で13世紀ごろにつくられたとみられる、青い色のつぼは、「イスラム陶器」と呼ばれ、ぶどうのつるが絡まる「唐草文」が表現されています。
ぶどうの「唐草文」は、奈良市の東大寺境内の発掘調査で見つかった、奈良時代のつぼにも描かれていました。
また、唐草文の装飾が施されている、中国・南朝の皇帝の墓に置かれた、巨大な石碑の拓本の写真も展示されています。
博物館の松田真一館長は、「展示品を通して唐草文が歴史や人々の営みの中でどのように使われ、変化してきたのかを考えてもらえれば」と話しています。
展示会は、今月11日まで開かれています。
毎週月曜は休館です。
07月04日 19時02分
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