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一極集中について語るスレ2

5184丁目の案山子 ◆K9Pr1/RLpU:2009/06/18(木) 19:51:01
一極集中に大阪企業も一役買っているというニュース :

ほろ苦い関西企業の首都圏買い
2009/05/17配信
 関西企業が首都圏での不動産関連事業を加速している。不況を逆手に割安になった物件を狙った、国内で数少ない人口増加地域の成長性に期待しての首都圏買いだ。先週も、鉄道収入が鈍化する京阪電気鉄道が賃貸オフィスビル事業に力を入れることが報じられた。地域密着型の代表企業である鉄道会社も首都圏の不動産に商機を見いだしている。
 
京阪電鉄は首都圏で、今後3年間に800億―1000億円を投資して、1棟当たり数十億―100億円で築後10年未満の中規模ビルを購入するという。既に3月末に東京・大手町に第1弾となる賃貸オフィスビル(10階建て、延べ床面積5110平方メートル)を取得した。今後もオフィス需要が底堅い千代田、中央、港の3区を中心に物件を取得するという。秋には首都圏初となるビジネスホテル「ホテル京阪 浅草」(178室)も開業する。同社は大阪でも物件の取得を進めているが、有力なオフィス立地は限られており、売りに出ている物件も少ないという。東京は金融危機で売りに出る物件が比較的多く、「不動産不況を逆にチャンスととらえ、物件を厳選しながら不動産へ積極投資する」という。7月には東京・銀座に開業予定の商業ビル「OPTICA(オプティカ)」の運営を受託するなど、運営受託も増やす。
 京阪電鉄が12日発表した2009年3月期連結決算は鉄道事業の旅客収入が前の期に比べ0.3%増の513億円。昨年10月に中之島線を開業したが、景気悪化による出控えや沿線就業人口の減少が響き微増にとどまったという。今後も鉄道収入の大きな伸びが期待できないなか、非鉄道事業による収益の拡大をめざす。そのため首都圏での不動産関連事業に力を入れる。
 西日本旅客鉄道も7月、グループで展開するビジネスホテル「ヴィアイン」の新ホテル(509室)を東京都品川区大井に開業する。ホテルは大阪市や京都市、兵庫県姫路市など同社の路線網がある地域で運営しており、首都圏への進出は初めて。同社は「条件の合う土地が手に入れば、首都圏で複数のホテルを展開したい」という。
 首都圏を狙うのは鉄道会社だけではない。ダイビルは今後、複数の開発案件が進行中の大阪地区に加えて、一定の需要が見込める首都圏に的を絞り経営資源を振り向ける。同社が現在、オフィスビルを持つのは大阪と東京だけ。名古屋市、仙台市、福岡市など地方の主要都市でも物件の取得を計画していたが、景気悪化で地方主要都市でもオフィスの過剰感が強まっており、地方進出よりも首都圏における既存ビルの取得やビル新築に投資する方が得策と判断している。
 関西企業が首都圏の不動産関連事業に力を入れるのは、不況により物件が割安になっているほか、人口が減少する関西に対して、首都圏は国内で数少ない人口増加地域だということも背景にある。東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県で約3500万人もの人口を抱えるうえ、東京の推計人口が前年同期比0.63%増(08年10月1日現在)となるなど全都県で増加が続いており、不動産関連の潜在需要は伸びている。
 こうした事情もあっての関西企業による首都圏買い、関西経済にとってはほろ苦い。(小)
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news006552.html


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