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リニア新幹線を大阪へ

1045名無しさん:2016/11/14(月) 23:24:03 ID:mk6ijFLU0
http://search.jword.jp/go.phtml?type=cnt&fm=2&agent=&partner=jwsearch&url=http%3A%2F%2Fnatgeo.nikkeibp.co.jp%2Fatcl%2Fnews%2F16%2F110100411%2F&name=yst_jwsearch_clk_yst00

「スター・トレック」のワープは実現可能か?
人類は光の速さを超えて移動することができるのか
2016.11.08

 映画『スター・トレック』の世界では、有名なワープ・ドライブ(ワープ航法)のおかげで、銀河系の横断がいとも簡単だ。このフィクションのテクノロジーを使えば、人類やその他の文明は何百年もかけることなく、わずか数日で恒星間を移動できる。
 現実世界では、そこまでの高速移動は不可能だ。なぜなら、宇宙の仕組みを説明するアインシュタインの特殊相対性理論によると、光速より速く移動するものは存在しないから。
 現行のロケット推進システムはこの法則に縛られているものの、野心的なエンジニアや物理学者が数多く、スター・トレックの宇宙移動に少しでも近づくための概念設計に取り組んでいる。
「現在もっとも先進的な恒星間旅行のアイデアでさえ、最寄りの恒星まで数十年から数百年の移動時間がかかります。壁は、特殊相対性理論、それに超高速で移動するための技術不足です」と言うのは、恒星間飛行に向けた取り組みを専門とする非営利団体イカルス・インターステラーの創設者であるリチャード・オバウシー氏だ。
「光より速く移動できる宇宙船を作ることができれば、銀河の探査と人類移住の可能性が開けます」
中略
超光速を可能にする理論も
 もちろん、真のブレークスルーは、ワープ・ドライブの実現だ。それには、理論的設計に追いつくテクノロジーが不可欠である。(参考記事:「科学に基づいてないとダメだ!――『スター・トレック BEYOND』のジャスティン・リン監督に聞いてみた」)
 1994年、メキシコの理論物理学者ミゲル・アルクビエレ氏が、スター・トレックファンに希望の光を与えた。氏は、アインシュタインの特殊相対性理論に反しない、超光速航法の説を唱えたのだ。
 宇宙船そのものを光速まで加速させるのではなく、宇宙船周辺の時空構造をゆがめてしまえばいいのでは? アルクビエレ氏は、時空間にバブルを作る計算を提示した。バブルは、その後方が拡大し、前方が収縮することで推進する。この理論にしたがえば、宇宙船はバブルに沿って運ばれ、光速の10倍以上の速度までの加速が可能になる。
 机上ではシンプルだが、実現のためには、あまり理解の進んでいない変わった形態の物体を利用する必要がありそうだ。さらに、バブルを作ってコントロールするには、未解決の問題が無数に存在するとオバウシー氏は言う。
 それでも、とこう付け加えた。「15世紀にいくら考えても、21世紀のテクノロジーの素晴らしさを予想することはできなかったでしょう。同様に、27世紀の人類がどのようなテクノロジーを習得しているかなんて、誰にもわかるはずがありません」(参考記事:「スター・トレックが描く異星人は科学的に正しいか?」)

  以下略

1046名無しさん:2017/01/27(金) 19:44:27 ID:J1d8UE.Y0
http://gigazine.net/news/20170127-metallic-hydrogen/
世界で初めて「金属水素」の生成に成功したとハーバード大の研究者が発表、常温常圧で金属状態を維持できるかに注目が集まる

水素に極めて高い圧力をかけることで、地球上で初めて金属状の水素「金属水素」の生成に成功したとハーバード大学の研究者が発表しました。金属水素が実用化すれば、常温の超伝導の実現や高エネルギーのロケット燃料、超高速コンピューターの開発など、さまざまな分野での応用が期待されています。

Observation of the Wigner-Huntington transition to metallic hydrogen | Science
http://science.sciencemag.org/content/early/2017/01/25/science.aal1579

Hydrogen turned into metal in stunning act of alchemy that could revolutionise technology and spaceflight | The Independent
http://www.independent.co.uk/news/science/hydrogen-metal-revolution-technology-space-rockets-superconductor-harvard-university-a7548221.html

1つの陽子と1つの電子で構成される最もシンプルな物質である「水素」は、極めて高い圧力をかけることで分子構造が変化して金属(金属水素)になると考えられてきました。この金属状態の水素では電子は束縛を受けず、超伝導性を持つと予想されていることから、常温・常圧下で金属水素が存在すれば、超伝導が実用化すると期待されています。そのため、世界中の研究者の間で、金属水素を生成しようという研究が進められていました。

そんな中、 金属水素を研究するハーバード大学のアイザック・シルベラ博士とランガ・ディアス博士は、科学誌Scienceに「世界で初めて金属水素の生成に成功した」とする論文を発表しました。この研究では、495GPaという地球の中心部よりも高い圧力をかけることで反射率0.91の金属水素を生み出したとのこと。ドルーデモデルから予想した原子密度の推定値が一致しており、原子状の金属の性質を確認したとしています。

金属水素が生成したとしても、大きな問題は常温常圧化で金属水素が存在し得るのかという点。水素分子が高い圧力を受けることで解離して金属水素に一度変化すると、圧力が下がっても金属状態を維持できるのではないかと予想する科学者は少なくなく、常温・常圧化で超伝導性を持つ物質として金属水素には大きな期待が寄せられています。

現在、ハーバード大学の研究所では0度を下回る低温で高い圧力を加え続けることでごく少量の金属水素を維持している状態です。この金属水素と考えられるサンプルは、今後数週間以内に注意深く高圧状態から解放される予定です。

金属水素は生成に膨大なエネルギーが必要で、再び水素分子状態に変換すれば大きなエネルギーを放出することができるため、これまでにはあり得なかった強力なロケット推進剤としてロケット技術に革命を起こす可能性があるとのこと。また、金属水素を電線に使えば送電時に15%も失われているエネルギー損失をなくすことも可能で、超伝導性が常温・常圧化で実現すればリニア技術やコンピューター技術に革命的な進歩がもたらされる可能性もあります。

1047名無しさん:2017/02/02(木) 08:10:04 ID:qyBlkDVA0
「奈良市にリニア駅を」 市長、知事に要望書
2017/2/2
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO12421230R00C17A2LDA000/

 リニア中央新幹線奈良駅設置推進会議(会長=仲川げん奈良市長)は1日、奈良県の荒井正吾知事に対し、リニア中間駅の奈良市内への設置を求める要望書を提出した。2016年2月にも要望書を提出したが、リニア大阪延伸の8年前倒しが決まり中間駅設置も早まる見通し。このため改めて知事に要望書を提出し、奈良市が中間駅にふさわしいことを訴えた。

 奈良市は中間駅の場所について、JR平城山駅付近と近鉄奈良駅からJR奈良駅にかけての地下の2カ所を想定。交通アクセスと利便性の良さと国際文化観光都市である点をアピールしている。 県内では生駒市と大和郡山市も中間駅誘致に動いている。昨夏には森下豊橿原市長が会長を務める「『奈良県にリニアを!』の会」が大和郡山市に中間駅を求める提言書をまとめたこともあり改めて提出した。

1048名無しさん:2017/07/27(木) 07:52:46 ID:qyBlkDVA0
リニア早期実現へ大会 大阪府と奈良・三重県、9月に
2017/7/27
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO19299850W7A720C1LKA000/

 大阪府と奈良、三重県はリニア中央新幹線の大阪延伸の早期実現とルート・駅位置確定を要望するため9月に合同会議を開く。3府県が開くリニア会議は初めて。大阪延伸に関係する3府県の知事が共同歩調をとり、JR東海や政府へのアピールを強める狙いがある。

 合同会議の名称は「三重・奈良・大阪リニア中央新幹線建設促進決起大会」。9月11日に大阪市で初会合を開催。奈良、三重の各リニア関連同盟会と大阪のリニア関連協議会、三重・奈良の経済団体連合協議会の4団体が参加する。これまでは個別の活動や2県の合同会議にとどまっていた。

 全線開業は当初予定の2045年から最大8年前倒しする方針が決まっている。会議では早期着工、三重・奈良ルートと駅位置の確定、前提となる環境アセスメントの早期実施などが議題になる。決議文は後日政府に提出する見通し。合同会議は今後も継続する予定。

 大阪府の松井一郎知事は「一日も早い着工、全線開業に向けた取り組みをさらに強化したい」と話す。三重県の鈴木英敬知事は「早期実現のため、沿線自治体や経済団体の活動も新たな次元に移るべきだとの共通認識を確立させたい」という。

 リニアでは京都府・市も中間駅誘致を目指している。奈良県の荒井正吾知事は「国の整備計画でルートは『奈良市付近』と決められておりルート確立へ気を引き締めたい」と語った。

1049名無しさん:2017/09/12(火) 07:56:36 ID:qyBlkDVA0
三重・奈良・大阪 リニア決起大会 JR東海社長、協力要請
2017/9/12
https://www.nikkei.com/article/DGXLASJB11H5C_R10C17A9LKA000/

 JR東海の柘植康英社長は11日、リニア中央新幹線の大阪延伸に向けた三重、奈良両県と大阪府の決起大会に来賓として出席し、「3府県の皆さんと連携を取らせてほしい」と呼びかけた。名古屋―大阪間の環境影響評価(アセスメント)の前提として情報を収集するという。同社がこの区間で自治体に連携を要請するのは初めて。

 リニア中央新幹線は東京・品川―名古屋が2027年に先行開業予定だ。JR東海は45年の予定だった大阪までの全線開業を最大8年前倒しする方針。名古屋―大阪間のルートについては国の整備計画で「奈良市付近」を通ると定められているが、詳細は決まっておらず、京都府・市は京都駅への誘致を進めてきた。

 柘植社長がこの日、同席する3府県知事に協力を直接呼びかけたことは、京都府域を除く3府県を通るルートを示唆したとみられる。

 決起大会は大阪市内で開かれ、地元選出の国会議員、関西経済連合会の幹部ら約490人が出席した。大阪府の松井一郎知事は「名古屋までの工事にめどを付け、大阪までの工事に一日も早く着手するようお願いしたい」とあいさつした。

 奈良県の荒井正吾知事は3府県が初めて開いた大会の意義を「国の基本計画、整備計画決定に次ぐ大きな出来事」と評価。三重県の鈴木英敬知事は「いよいよ自治体や経済界が汗をかくステージに入った」と述べた。

1050名無しさん:2017/09/21(木) 08:11:01 ID:qyBlkDVA0
東京-大阪リニア早期整備を要請 大阪など9都府県の経済団体
2017.9.20
http://www.sankei.com/west/news/170920/wst1709200086-n1.html

 9都府県の経済団体で構成するリニア中央新幹線建設促進経済団体連合会の山本亜土会長らは20日、国土交通省を訪れ、東京(品川)-大阪の早期整備を求める要請書を簗和生政務官に提出した。名古屋-大阪の概略ルートや駅の概略位置を早期公表し環境影響評価に着手することも求めた。

 政府は2045年の予定だった大阪までの全線開業を最大8年前倒しする方針を示している。簗政務官は「日本の発展をけん引する素晴らしい事業になればと思う。大阪までの取り組みもしっかり進めたい」と応じた。

 9都府県は、東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、愛知、三重、奈良、大阪。

1051名無しさん:2018/06/10(日) 20:12:39 ID:FaStTtw60
http://www.bs-tbs.co.jp/journey/narafusigi/
JR倒壊がこういう番組をスポンサードするからには、一応奈良までは伸ばすか?
かすがを復活さそうにも、西の所轄だったっけ?

1052名無しさん:2018/11/27(火) 17:38:57 ID:gclmR8aY0
万博に合わせて2025年に開業するべし

1053名無しさん:2019/02/11(月) 13:11:46 ID:NrdB.GxU0
JR東海はいちいち対応が杜撰。身から出た錆、自業自得。


リニア工事差し止め訴訟説明会に50人 南ア住民
https://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20190210-OYTNT50087/

 リニア中央新幹線が通る南アルプス市の沿線住民でつくる「南アルプス市リニア対策協議会」は、JR東海を相手取り、工事差し止めや損害賠償を求める民事訴訟を甲府地裁に起こす方針を決め、10日に同市で住民説明会を開いた。

 協議会は昨年4月、リニア開業に伴う生活環境の悪化で住民が移転する場合の補償などを求める民事調停を、甲府簡裁に申し立てた。しかし8月に調停が不調に終わったことなどから、訴訟に踏み切ることにした。

 説明会には住民ら約50人が出席し、訴訟の流れなどを確認した。提訴まで、手続きに2か月ほどかかる見込みという。

 協議会の志村一郎代表は「騒音や日陰などの不安は大きいが、JR東海に意見を聞いてもらえずここまできた。工事の差し止めを求めるしかない」と話した。

1054名無しさん:2019/05/08(水) 20:12:41 ID:NrdB.GxU0
リニアの工事中止求め提訴、山梨 南アルプス市の沿線住民ら
共同通信社
2019/05/08 17:36
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%83%aa%e3%83%8b%e3%82%a2%e3%81%ae%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e4%b8%ad%e6%ad%a2%e6%b1%82%e3%82%81%e6%8f%90%e8%a8%b4%e3%80%81%e5%b1%b1%e6%a2%a8-%e5%8d%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e5%b8%82%e3%81%ae%e6%b2%bf%e7%b7%9a%e4%bd%8f%e6%b0%91%e3%82%89/ar-AAB4C1e?ocid=ientp

  2027年開業予定のリニア中央新幹線が通る山梨県南アルプス市の沿線住民らが8日、騒音や日照などの問題を巡る説明や補償が不十分だとして、JR東海に工事の差し止めや慰謝料を求めて甲府地裁に提訴した。

 訴状によると、原告は建設予定の線路から約30メートル以内に土地や建物を持つ住民8人。建設に伴う環境悪化を「財産権と人格権の侵害」と主張し、市内約5キロの区間で工事差し止めを請求。建設前から資産価値が低下し、精神的苦痛も生じているとして1人当たり100万円の慰謝料を求めた。

 原告らは昨年4月に民事調停を申し立てたが、JR東海と折り合わず昨年8月に不成立となった。

1055名無しさん:2019/05/29(水) 22:26:48 ID:NrdB.GxU0
リニア、追加の準備工事容認 静岡県見解案、提出へ
5/28(火) 7:25配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190528-00000001-at_s-l22

 
 JR東海によるリニア中央新幹線南アルプストンネル本体工事を巡り、作業員宿舎建設など準備工事の追加分を受け入れる見解案を県がJRに提出する方向で調整していることが分かった。トンネル湧水を中流域に流す導水路トンネルの位置や規模の変更を求める方針も盛り込み、27日までに大井川の利水関係者に提示した。

 県環境局によると、リニア関係の施策を取り仕切る難波喬司副知事の見解案としてまとめた。案によると、準備工事について「樹木伐採や整地などの追加工事を受忍する」とした。

 見解案は、トンネル本体工事をも受忍するとの誤解を排除するため「この受忍を持ってトンネル本体の工事を認めるものではない。(利水関係者と)合意するまでは掘削工事に着手できず、導水路トンネルの位置や規模の変更の可能性がある」と明記した。利水関係者の意見を聞いて必要な修正を加え、流域自治体の首長にも諮る。

 追加工事に関し、川勝平太知事は17日の定例記者会見で、開発行為の規模が5ヘクタール以上になる場合に適用される県自然環境保全条例の規定に基づき、JRとの自然環境保全協定が必要だとの認識を示した。県環境局によると、同協定は許認可と異なり、事業者側に履行の義務がない。このため、同協定を根拠に準備工事を停止させる効力は生じない可能性が高いという。
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静岡新聞社

1056名無しさん:2019/05/30(木) 19:46:57 ID:NrdB.GxU0
まるで地元自治体が悪いかのようなJR東海の言い草ですが、悪いのはJR東海。とにかく杜撰、説明不足。
どうせ品川〜名古屋だけでは絶対にペイしないのだし、思い切って全体計画を見直して、大阪〜品川同時開業を目指してみては。


「リニア開業に遅れも」JR東海社長 トンネル工事協議難航で
2019年5月30日 19時22分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190530/k10011935321000.html

 2027年の開業を目指すリニア中央新幹線。事業主体であるJR東海の金子慎社長は、静岡県内でのトンネル工事に着工できていないことから開業時期に遅れが出かねないという認識を示しました。

 

東京と名古屋、大阪を結ぶリニア中央新幹線は、8年後の2027年に東京・名古屋間の開業を目指して各地で工事が進んでいます。

このうち、山梨、静岡、長野の3県にまたがる「南アルプストンネル」は山梨と長野で掘削工事が始まっています。

しかし、静岡では、地元自治体から川の水量が減ることへの懸念が示されて協議が難航し、本格的な工事が始まっていません。

これについて、事業主体であるJR東海の金子慎社長は30日の記者会見で、このままでは開業時期に遅れが出かねないという認識を示しました。

金子社長は「静岡での工事は進捗(しんちょく)が遅れていて、今後の工程で取り返すことが難しくなりつつある。このままの状態が続けば開業時期に影響を及ぼしかねないと懸念している」と述べました。

1057名無しさん:2019/06/12(水) 22:09:35 ID:NrdB.GxU0
静岡知事「リニアこびる必要ない」 山梨知事「予定通り開業を」
2019.6.12 15:55
https://www.sankei.com/economy/news/190612/ecn1906120022-n1.html

 リニア中央新幹線が静岡県内で本格着工できず、JR東海の金子慎社長が令和9年の開業予定が遅れる可能性に言及したことについて、同県の川勝平太知事は11日の記者会見で「JR東海の事業計画にこびを売る必要は全くない」と述べ、JR東海を牽制(けんせい)した。

 リニア南アルプストンネルの静岡工区は、大井川の流量減少問題をめぐる地元協議が難航していることなどから本体工事が始まっていない。

 川勝知事は「JR東海はいきなり土足で入ってきたのだから、不安を払拭(ふっしょく)する義務がある。自社の事業計画を金科玉条のごとく押し付けるのは無礼千万」と不満をあらわにした。

 金子社長の発言をめぐっては、山梨県の長崎幸太郎知事が5日の会見で「JR東海と静岡県との間で協議をしていくべきものだ。状況を見守っていきたい。山梨県が役に立てるようなことがあれば積極的に取り組んでいきたい」とした上で、予定通りの開業を望んだ。

1058名無しさん:2019/06/13(木) 21:34:59 ID:NrdB.GxU0
川勝知事 リニア建設予定地を視察 本体工事「GOサイン出せない」
6/13(木) 19:21配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190613-00010003-sbsv-l22

 
 リニア中央新幹線の工事をめぐり県とJR東海の議論は平行線をたどっています。川勝知事は6月13日、水資源への影響などを確認するため、利水者などと南アルプスの工事現場を視察しました。
 川勝知事は13日、南アルプスの準備工事が始まって以降、初めて現地を訪れました。
「ここの深さはどのくらい?」(川勝知事)
 リニア新幹線の本体工事に向けた工事用のトンネルを掘り始める現場などを確認しました。13日は大井川の水量減少の問題で県と折り合いがつかないJR東海の副社長が同行し、川勝知事に現地の様子を説明して回りました。
「現地も見ていただき、直接、工事を進める考え方を伝えて、理解が深まればいいなと思う」(JR東海・宇野護副社長)
 しかし、川勝知事は視察が終わった後も今後の本体工事については難色を示しました。
「とてもではないけど、(本体工事への)GOサインを出せる状況ではない。納得できるものが返ってこない限り、本体工事はできない」(川勝知事)
 川勝知事は13日の視察を踏まえ、追加の工事を認める基本協定を結ぶか判断するとしています。
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静岡放送(SBS)

1059名無しさん:2019/06/14(金) 21:04:36 ID:ylDuNnHU0
リニアルート変更を 静岡県知事「無礼千万」JR突き放す
6/12(水) 7:24配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00000002-at_s-l22

 
 リニア中央新幹線静岡工区の着工遅れを巡り、川勝平太知事は11日の定例記者会見で、リニア沿線の他都府県で作る建設促進期成同盟会に静岡県の加盟が認められない場合について「道(ルート)を外してほしい。急がば回れという言葉がある」と述べ、県内の南アルプスを横切るルートの変更をJR東海に求める考えを示した。

 同社の金子慎社長が静岡工区の未着工を理由に2027年のリニア開業時期が遅れる可能性を示唆したことには「(リニア)事業計画の年次を金科玉条のごとく相手に押しつけるのは無礼千万だ」と強く反発。「私は県民の安全、南アルプスの生態系保護という観点でのタイムスパン(期間)で考えている。事業計画に何ら影響されるところはない」と突き放した。リニア開業の移動時間短縮効果と南アルプスの自然環境を比較し「県民は明らかに南アルプスを選ぶ」と強調した。

 同盟会は6日の総会で入会を保留。川勝知事は会見で加盟申請の理由を、沿線自治体に本県の立場を理解してもらうためだと説明し「議論が平行線になってはいけない。事実を知ってもらう必要がある」とした。政府には「どうなるのが最善の解決策か公平無私の観点で考えられる立場」と調整役を期待した。

 また、南アルプストンネル準備工事の現場を13日に視察する際、水資源や生態系への影響と、建設される施設が将来的に観光に役立つかを重視して追加の準備工事を認めるか判断する姿勢を示した。
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静岡新聞社

1060名無しさん:2019/06/21(金) 22:09:41 ID:jJJtRiGM0
https://news.infoseek.co.jp/article/itmedia_bizmakoto_20190621051/
 リニア中央新幹線の2027年開業に向けて、JR東海は建設工事を進めている。そこへ静岡県が「待った」をかけた形になっている。ただし、静岡県はリニア中央新幹線に反対しているわけではない。大井川流域の水利と環境問題を解決してほしいだけだ。
 大井川は古くは東海道の難所でもあり、「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川(箱根馬子唄)」は、私の子ども時代の社会科教科書でも紹介されていた記憶がある。大井川といえば、鉄道ファンにとっては大井川鐵道だ。蒸気機関車の保存運転の先駆けである。近年はソドー島から「きかんしゃトーマス」がやってくるため、子どもたちや親御さんたちにも知名度を高めた。
 大井川鐵道のSL列車は新金谷〜千頭間。その先の千頭〜井川間は「井川線」という小型車両の路線が続く。愛称は南アルプスアプトラインだ。登坂能力を高めるため、ギザギザレールにギアの車輪を絡めて走る「アプト式」を一部区間で採用している。終点の井川駅付近に井川ダムがあって、景色の良いところで遊覧船も運航されている。しかし、私が訪問した2019年4月3日は運休中だった。理由は水不足。水位が足りなかった。運航再開は6月17日だった。
 大井川はかつて、頻繁に洪水を起こすほど水量が多かった。ダムの整備で下流の水量は制御されるようになったけれども、今度は水不足に悩まされている。17年度は97日間の取水制限が行われた。18年度は12月27日から取水制限が始まり、19年5月22日まで続いた。節水期間は147日間だった。
 その大井川の水がさらに減るとなれば、静岡県は看過できない。静岡県中央新幹線対策本部がJR東海に提出した「中央新幹線建設工事における大井川水系の水資源の確保及び水質の保全等に関する中間意見書」によると、大井川からの水を必要とする生活者は約62万人で、静岡県の人口の6分の1にあたる。ダムでは水力発電が行われ、1万2000ヘクタールの農地に水を供給する。下流では工業用水としても重要という。静岡県にとっては大切な水資源だ。
●大井川水系の河川流量維持を求める
 リニア中央新幹線は静岡県も通る。全て南アルプスを貫くトンネルで、距離は約11キロ。品川〜名古屋間285.6キロのうち、わずか3.8%にすぎない。しかし、この部分が大井川水系の水源地帯だ。11年にJR東海が「中央新幹線(東京都・名古屋市間)計画段階環境配慮書」を公開し意見を募集した。12年2月、静岡県知事は「河川流量のそのものの維持を図ること、トンネルの工事及び存在が水資源の減少につながらないよう路線維持を選定すること」と意見している。


以下略

1061名無しさん:2019/06/22(土) 19:26:30 ID:NrdB.GxU0
大阪と東京の金で経営が成り立っているJR東海なんですから、せめて大阪と東京に迷惑はかけてほしくないものですねぇ。


株主からリニア中央新幹線開業の遅れについて懸念の声相次ぐ JR東海の株主総会
6/21(金) 19:36配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190621-00202923-nbnv-l23

 JR東海の株主総会が名古屋市内で開かれ、株主からリニア中央新幹線の開業の遅れについて懸念の声が相次ぎました。

 総会には、株主604人が出席しました。

 2027年の開業を目指すリニア中央新幹線は、トンネル工事をめぐって静岡県との協議が難航し、静岡工区が未着工となっていて、株主からは、国や県との協議や工事の進み具合などについての質問が相次ぎました。

 これについて水野孝則取締役は、「関係者との協議を精力的に進め、できる限り早く着工できるよう全力で取り組みたい」と回答しました。

 また、JR東海は、去年相次いだ豪雨などの被害への対策について、レーダーなどを使って事前に災害を察知するシステムを導入したことを説明しました。

1062名無しさん:2019/06/22(土) 22:24:33 ID:NrdB.GxU0
リニアトンネル工事 静岡県とJR、深まる溝 互いに不信感、合意遠く
6/22(土) 15:20配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190622-00000041-at_s-l22

   リニア中央新幹線南アルプストンネル工事を巡り、JR東海と静岡県の溝が深まっている。2027年のリニア開業に向けて着工を急ぎたいJR東海、大井川の流量減少対策が不十分だとして慎重姿勢を崩さない県。両者には東海道新幹線の静岡空港新駅設置を巡るあつれきもあり、石井啓一国土交通相が調整に乗り出す姿勢を示すが、合意点を見いだせるかどうかは不透明だ。

 工期の余裕がなくなる中、しびれを切らしたのはJR東海の金子慎社長。5月末の記者会見で「この状態が続けば、開業時期に影響を及ぼしかねない」と静岡工区の未着工が開業遅れにつながる可能性に言及した。6月に入ると「国策と言えるような目的の下に進められている」と事業の必要性を強調した。名古屋駅周辺の開発遅れを懸念する愛知県の大村秀章知事も「開業遅れは到底受け入れられない」と呼応した。

■「静岡を悪者に」

 こうしたJRなどの姿勢に静岡県側は反発を強めている。

 川勝平太知事は、トンネル工事による湧水の全量を大井川に戻すことを「当たり前」とし、これにJRが応じるのに1年半かかったと指摘する。県幹部は「JRは静岡を悪者にしようという魂胆だろうが、問題があるのはJRの方だ」と不信感を募らせる。

 両者がテーブルに着いた協議では、JRが県側の質問に直接回答しなかったり、論点をはぐらかしたりする場面が相次ぎ、結論が先送りになった。

■水問題、前面に

 川勝知事は13日に南アトンネル関連工事の現場を視察した際、JR東海道線丹那トンネル工事に伴う丹那盆地の水枯れに言及し、水問題を前面に出す姿勢を示した。一方で「地域貢献を金額に直すと(中間駅のある)4県の(駅整備額の)平均がめどになる」とJRに金銭を要求するとも取れるような発言をしたが、県関係者からは「誤解を招きかねない」との指摘が相次ぎ、川勝知事は発言をトーンダウンさせている。

1063名無しさん:2019/06/22(土) 22:25:25 ID:NrdB.GxU0
■流域の補償が焦点 水利用や生態系

 静岡県は6日に、リニアトンネル工事に伴う大井川流量対策の中間意見書をJR東海に提出した。回答を踏まえてJRとの協議を再開する見通し。協議では、流域の水利用に支障が生じたり、生態系が変化したりした場合の補償の在り方が焦点になりそうだ。

 JRは地下水の成分分析などで工事と水利用の支障との因果関係を確認するのは可能だとの立場だ。しかし、県や有識者はそうした手法で因果関係を明らかにすることは難しいと見ている。

 河川法の許可権限を持つ県は、治水や利水に支障を生じる恐れがないか、などの基準も踏まえ、トンネル本体工事を許可するかどうかを判断するが「前例のない工事。慎重に対応したい」(県担当者)との姿勢。

 調整に乗り出す構えの国交省の関係者は「どこまで対策をやれば十分かという判断は難しい」と指摘する。

1064名無しさん:2019/06/26(水) 22:55:37 ID:NrdB.GxU0
リニアの川勝知事対応評価 静岡県内市町長・議長アンケート
6/25(火) 7:59配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190625-00000006-at_s-l22

 
静岡新聞社が24日までに実施した県内全35市町長・議長へのアンケートでは、川勝平太知事の10年間の県政運営に及第点を与えた上で、市町の活性化や生活基盤強化に向けたさまざまな意見や要望が上がった。リニア中央新幹線トンネル工事を巡るJR東海への知事の対応は多くの首長、議長が支持。同時に静岡市長との関係悪化を念頭に、市町との良好な関係構築への注文も目立った。

 リニア工事を巡る知事の対応について、県中部の首長は「特に大井川利水関係者の代弁者として工事の影響に懸念を示していることに感謝している」と支持。県西部の議長は「常に問題提起していく姿勢は従来の知事とは異なる」とし、姿勢の堅持を期待した。県中部の議長も「他都府県と温度差がある中、しっかり対応してくれている」と評価した。

 市町との関係性を巡っては、静岡市長との関係悪化を問題視する声が強かった。県中部の首長は「市民県民が首長同士の確執で不利益を被ることは決してあってはならない」と指摘。村木脩東伊豆町議会議長は「もう少し大人の対応が必要」と知事の姿勢に苦言を呈した。

 遠藤裕孝静岡市議会議長は、議会が市民の合意を得て市の施策を決めていると強調し「知事は権限の範囲内で発言してほしい。市長ばかり責めるのは納得できない」とした。

 地域ごとに抱える課題を巡り、期待や注文の声も多く上がった。特に伊豆地域の首長や議長には、伊豆半島ジオパーク構想、伊豆担当副知事の設置などを評価し「今後も伊豆半島の振興に協力してほしい」とする声が強かった。県東部の首長は東部・伊豆地域の医師不足を挙げて「医師の偏在解消、医師確保策のさらなる拡充を」と求めた。一方、湖西市の影山剛士市長は「三遠南信はじめ、広域の経済・物流などの連携」に対する取り組みの強化を期待した。
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静岡新聞社

1065名無しさん:2019/06/26(水) 22:57:45 ID:NrdB.GxU0
リニア残土、相模原に処分場 市民団体反対「水源地守れ」
6/26(水) 5:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190626-00000006-kana-l14

 
JR東海は25日、リニア中央新幹線のトンネル掘削工事に伴う残土(建設発生土)の処分場として、相模原市緑区の道志川そばの砂利採取場跡地2カ所を活用する計画を明らかにした。道志川は横浜市営水道の取水口があり飲用水として利用されていることから、地元住民らでつくる市民団体「リニア新幹線を考える相模原連絡会」は「水源地が汚される恐れがある」と反発している。

 JR東海によると、処分場は同区寸沢嵐と、同区牧野の砂利採取場跡地を活用。同区〜山梨県上野原市を結ぶ「藤野トンネル」の掘削工事で排出される残土(約200万立方メートル)の一部を搬入、砂利採取場跡の埋め戻しに使用する計画という。

 残土の運搬車両の走行距離を短縮するため、同区寸沢嵐の処分場近くに「新戸非常口」を、同区牧野の処分場近くに「大洞(おおほら)非常口」をそれぞれ建設する。非常口は別の場所に建設予定だったが、処分場計画に合わせて変更した。

 JR東海は「(採石時の災害防止などを定めた)採石法に基づいて安全性を確認した土を搬出する。処分場の安全性は業者が確保すると認識している」と説明している。

 これに対し、連絡会は水源地の汚染の懸念を募らせる。処分場近くを流れる道志川には横浜市営水道の「鮑子(あびこ)取水口」があり、飲用水を提供しているからだ。

 メンバーの一人は「処分場から道志川に、土砂や掘削工事で使用された有毒物質が流れ込む可能性がある。業者に任せず、JR東海が水源地を守るための安全対策を取るべきだ」と批判。道志川の水を水道水として使っている横浜市民と連携し、反対運動を進めていくという。

 また、JR東海は同日、同市緑区の橋本駅付近に建設されるリニア神奈川県駅について、奥村組を代表構成員とする共同企業体(JV)と工事契約を結んだことを明らかにした。

 リニア中央新幹線は品川〜名古屋間を結び、2027年中の開業を目指して工事が進められている。
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神奈川新聞社

1066名無しさん:2019/07/31(水) 23:18:24 ID:NrdB.GxU0
リニア未着工、静岡県への対応批判 川勝・静岡知事、愛知知事に「説明に行く」
7/31(水) 8:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190731-00000002-at_s-l22

 
リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の水量減少問題で、川勝平太知事は30日、リニアの開業遅れを懸念して県に対する批判を強めている大村秀章愛知県知事を訪ねて静岡県の立場を自ら説明する意向を明らかにした。県庁で取材に応じた。

 水量減少問題で安易な妥協をしない姿勢を貫く川勝知事に対し、リニア中央新幹線建設促進期成同盟会の会長を務める大村知事は「意図的に遅らせているとしか考えられない」などと批判を繰り返している。29日の定例会見では、難波喬司副知事が3日に愛知県の副知事を訪ね、県の考えをまとめた中間意見書について、説明したことに矛先を向け「(川勝知事が)自分で直接説明にくればいい」などと言い放った。

 川勝知事は30日、取材に応じ「名古屋に来るようにということであれば都合を付けていつでも参る」と述べた。さらに「(難波副知事は)県や利水者を代表して行った。(大村知事が)不足だというのなら、ぜひ行きたい。直接お目に掛かって説明するのがよいかと思う」との認識を示した。

 一方、この日はリニア建設に反対する市民団体「リニア新幹線を考える県民ネットワーク」が県庁に難波副知事を訪ね、13日の集会で採択したアピール文を提出した。
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静岡新聞社

1067名無しさん:2019/08/07(水) 21:13:55 ID:NrdB.GxU0
リニア工事、国交省がJR東海と静岡県仲介の意向 知事明かす
8/7(水) 19:54配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190807-00000574-san-pol

 
南アルプスの地下を貫通するリニア中央新幹線工事をめぐる問題に関し、静岡県の川勝平太知事は7日の定例会見で、6日に国土交通省鉄道局から「事業を円滑に進めるために今後の進め方について調整したい」と連絡があったと明かした。川勝知事は「国が見守る中で科学的根拠に基づいてJR東海との話し合いを進めたい」と期待を込めた。

 川勝知事は5日、来年度予算に向けた要望のため、石井啓一国土交通大臣を訪ね、リニア中央新幹線の問題についても話していた。「(私が)行ってすぐにこういう形で返ってくるのは大変励みになる」と述べた。

 今回の連絡を受け、県は20、21両日に行われる県の専門部会へ国交省の担当者にオブザーバーとして出席してもらえるよう依頼したという。

 静岡工区の未着工により、令和9年に予定している開業の遅れが懸念される中、難波喬司副知事らが沿線自治体にJR東海との議論の進(しん)捗(ちょく)を説明に回った。この成果について川勝知事は「みなさんご理解を示していただいた」と手応えを示した。「残すは愛知県だけだと思っている」とし、愛知県の大村秀章知事と直接面会する方針を示した。

 一部では大村知事から断りの連絡があったと報じられたが、「難波副知事と同じ話をするなら断るということだった。中間意見書について丁寧に説明したが、それ以外でも話をすることがある」といい、「日程を調整している」とした。
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1068名無しさん:2019/10/08(火) 22:25:14 ID:NrdB.GxU0
リニア工事で静岡県外に湧水流出 県とJR東海の議論紛糾
10/5(土) 10:50配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-00000020-mai-soci

 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題で、有識者とJR東海の意見交換会が4日、静岡県庁で開かれた。南アルプストンネル工事の一定期間、県外に流出する湧き水について、JRは「湧水(ゆうすい)の一部が流出しても大井川の流量は減少しない」と主張。難波喬司副知事は「湧水が県外に一定期間流出すれば、大井川水系の総量が減るのは間違いない」と反発し、議論は紛糾した。【山田英之】

 JRは山梨県境付近のトンネル工法として、新たに2案を提示した。だが、「突発的な湧水が発生した場合、ポンプ設備でくみ上げても水没する危険性があり、作業員の安全性に問題がある」などと説明し、安全性や技術的に困難とした。トンネル本坑より先に、断面の小さい先進坑を貫通させ、先進坑を活用してくみ上げた湧水を静岡県側に戻すのが現実的とした。

 大井川水系の総量減少を指摘した県側に対し、JR側は「地下水を含めて水系がどこまでかは難しい。地下水が(静岡側か山梨側か)どちらに流れているかは分からない」と発言。難波副知事は「分からないなら調査して、評価してほしい」と求めた。

 終了後の取材に難波副知事は「私はあきれた。県境付近の水がどちらに行っているか分からないと言い出したら、一からやり直し。とんでもない発言で対話のしようがない」と反発。新美憲一・JR東海中央新幹線推進本部副本部長は「他の工法と比較して分かりやすく説明したつもり。利水者への影響は少ないことを申し上げたかった」と述べた。

1069名無しさん:2019/10/08(火) 22:27:06 ID:NrdB.GxU0
住民投票で“産廃処分場計画中止”の町…JR東海が岐阜・御嵩町にリニア工事残土の一部受け入れ打診
10/7(月) 18:41配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191007-00024680-tokaiv-bus_all

  リニア中央新幹線の工事で出る残土について、JR東海が岐阜県御嵩町の町有地を受け入れ先とする案を、町に打診していることが分かりました。

 リニア工事を巡っては、トンネル工事などで大量の残土が発生する見込みで、その受け入れ先について検討が進められています。

 JR東海はこのうち岐阜県御嵩町美佐野地区のトンネル工事で出た残土について、一部を御嵩町が所有する土地に埋める案を町に示し、協議を進めていることがわかりました。

 案ではトンネル工事で出るおよそ90万立方メートルの残土のうち、およそ40万立方メートルをゴルフ場の元建設予定地に、残りの50万立方メートルを御嵩町が所有する7ヘクタールの土地に埋めるとしています。

 また御嵩町の工事で出る残土には、自然由来のカドミウムやヒ素など重金属が含まれている恐れがあり、JR東海は土地を町から購入して残土を遮水シートで覆い、恒久的な管理をすることなどを提案しています。

 1997年に全国初の住民投票の結果、産業廃棄物処分場の建設計画が中止になった御嵩町。

 御嵩町は東海テレビの取材に対し「提案があったのは事実だがまだ何も決まっていない」とコメント。またJR東海は「協議していることは事実だがそれ以上の回答は差し控える」としています。

1070名無しさん:2019/10/20(日) 22:42:20 ID:NrdB.GxU0
現場へ続く“唯一の道路”で複数の崩落…台風19号の影響がリニア工事にも 全面復旧まで約1年か
10/16(水) 18:48配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191016-00024850-tokaiv-bus_all

 猛威を振るった台風19号の影響は、リニア新幹線の工事にも…。工事現場に続く静岡市の林道が、複数の場所で崩落しているのが見つかりました。

 崩落が起きたのは、静岡市葵区の林道東俣線で、台風19号の大雨で川が増水した影響で複数の場所で道路が崩落しました。

 この林道は、リニア新幹線静岡工区の工事現場に続く唯一の道路ですが、全面復旧には1年ほどかかる見通しです。

 リニアの工事を巡って静岡工区では、大井川の水問題などがありトンネル本体の工事は始まっていません。

 静岡市は、工事現場へ向かう迂回ルートの検討を始めていて、JR東海は「詳細は確認中」とコメントしています。

1071名無しさん:2019/10/27(日) 18:14:27 ID:jJIFX6Dw0
リニアがあれば西田局長が降りることもなかったかも

1072名無しさん:2019/10/27(日) 20:27:55 ID:NrdB.GxU0
国交省事務方トップと知事が直接会談 リニア新幹線の工事問題
10/24(木) 17:58配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191024-00010003-sbsv-l22

 
リニア中央新幹線の工事を巡る問題で、国交省の事務方トップが10月24日、川勝知事と直接会談しました。国側から「交通整理という立場で事業を促進したい」と提案があったということです。
 県庁を訪れたのは国土交通省の事務方トップ・藤田耕三事務次官など4人です。会談は非公開で行われ、国側は2027年の開業という目標は崩さないとの意思を示したうえで、水資源や南アルプスの環境保全と両立させるために交通整理という立場で役割を果たしたいと提案があったということです。これに対して知事は、これまでの議論を踏まえ様々なデータを評価したうえで行司役を務めてほしいと伝えたということです。
 国は24日の意見とJR東海の意向も踏まえたうえで、三者での今後の進め方について合意を目指していきたいとしています。
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静岡放送(SBS)

1074名無しさん:2019/11/17(日) 17:08:26 ID:NrdB.GxU0
リニア中央新幹線の整備、各地で進む 完成後は安全保障で貢献へ
11/16(土) 7:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191116-00000507-san-bus_all

 JR東海のリニア中央新幹線の整備が各地で進んでいる。運行区間の約9割でトンネル内を走行するのが特徴だ。完成すれば、東京、名古屋、大阪の三大都市圏をつなぐ重要な輸送網となるが、実は日本の安全保障面で効果を発揮するとして期待されている。

 リニア中央新幹線は、最高時速505キロを実現するため、走行区間はカーブが極めて少ない。直線に近い形でルートを引くことで、東京-名古屋間の距離を東海道新幹線より約50キロ短縮した。このうち、86%に当たる247キロの区間でトンネル内を走行する。深さ40メートルの地中においては、地権者への事前の補償なしに事業者が使用権を設定できる「大深度地下」の認可を受ける。地下に設置される駅までの深さはおよそ20〜50メートル。つまり、大都市間の地下を直線で結ぶ移動路と避難施設を備えた、巨大な施設となるわけだ。

 このリニア中央新幹線の特長について、「抗堪性(こうたんせい)が強い」(関係者)と期待されている。抗堪性とは、軍事攻撃に耐えて防護し機能を維持する能力のこと。自衛隊や警察の部隊がトンネル内を移動しても、敵国の偵察機や人工衛星などから発見される可能性が低いため、安保上の利点があると考えられている。

 海外で鉄道網に抗堪性を持たせた事例の一つに、旧ソ連がモスクワに整備した地下鉄がある。核シェルターの代わりとして、「西側」の地下鉄よりはるかに深く掘られているという。旧ソ連の構成国だった中央アジアのウズベキスタンの首都タシケントにある地下鉄も、同様の機能を持たせるために整備された、との説もある。

 ウズベキスタン政府は、旧ソ連崩壊後も地下鉄での写真撮影を禁じていた。一説には「軍事関連施設」との扱いだったとされており、撮影が解禁されたのは2018年になってからだ。

1075名無しさん:2019/11/17(日) 17:09:18 ID:NrdB.GxU0
記者は当時、この地下鉄を利用したことがある。ウズベク政府の許可を得て写真を撮影することもできた。プラットホームの天井や壁などの巨大な美術品が飾られた荘厳な造りだった。

 もっとも、この地下鉄の深度は、大深度地下を掘削する箇所のあるリニア中央新幹線と比べて浅いとみられる。核シェルターとしての役割を本当に持たせていたかどうかは定かではない、との見方もある。

 日本の安保関係者が懸念するのは、軍事力の増強を進める東アジア各国の動向だ。10月1日、中国・北京で挙行された軍事パレードでは、無人偵察機などが披露された。北朝鮮は短距離弾道ミサイルなど飛翔体を相次いで発射し、日本を取り巻く安保環境は変化している。その意味でも、抗堪力の強い施設の整備は重要性が増している。

 一方、着々と進められる中央新幹線の整備だが、進捗が不透明となっている箇所がある。

 工事による大井川の流量減少問題で、JR東海と静岡県との対立が続き、静岡工区は未着工だ。JR東海は10月初旬、山梨県の実験センターで試乗会を開催。「いまだ工事関係者の宿舎整備などの準備工事の段階」(同部)と説明したが、着工の見通しは立っていない。

 JR東海のある幹部は、最高時速505キロで営業運行できる陸上の乗り物は将来的にも実現は難しいとして、リニア中央新幹線が「陸上の交通機関としては、最後の乗り物になる」と期待を寄せる。多様な効果が見込まれる次世代の交通インフラだが、お披露目される日はまだまだ遠く、実現が遅れれば、安保上の損失は計り知れない。(経済本部 岡田美月)

1076名無しさん:2019/11/23(土) 20:13:38 ID:NrdB.GxU0
東京=名古屋の中間駅として初…リニア中央新幹線『神奈川県駅』工事開始 静岡工区は依然未着工
11/22(金) 16:52配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191122-00025460-tokaiv-bus_all

 2027年の開業を目指す「リニア中央新幹線」。神奈川県相模原市に建設予定の駅の工事が、東京=名古屋間の中間駅として初めて始まりました。

 リニア中央新幹線は2027年に東京=名古屋間で先行して開業することを目指しています。22日は相模原市の橋本駅近くに建設される予定の「神奈川県駅」の起工式が、東京=名古屋間の途中に作られる中間駅として初めて行われました。

 リニア中央新幹線を巡っては、静岡県の南アルプストンネル工事に関連し、JR東海と静岡県との対立が続いているため、静岡工区が着工できておらず、2027年に間に合わない可能性も指摘されています。

1077名無しさん:2019/12/18(水) 21:01:52 ID:NrdB.GxU0
山梨県のリニア駅は甲府市内で 県検証、現行案が「最適」
12/18(水) 16:53配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000146-kyodonews-soci

 山梨県の長崎幸太郎知事は18日の記者会見で、再検討を表明していたリニア中央新幹線の山梨県駅(仮称)の設置場所について、甲府市内の現行案が「最適」とする検証結果を公表した。

 2011年に県や経済団体などがJR東海に要望した現行案では、リニアの駅はJR在来線の駅から約3キロ離れている。長崎知事は2月の就任後「JR身延線とのアクセスがあった方がいい」として、リニアの駅を身延線小井川駅と直結させる案と現行案を比較検討していた。

 県の推計によると、設置場所は現行案のまま、JR甲府駅や小井川駅との間をそれぞれシャトルバスで結んだ場合に最も利用者が多くなるという。

1078名無しさん:2019/12/18(水) 22:11:28 ID:NrdB.GxU0
リニア新幹線 大井川の水問題でJR東海が「見解」提出 静岡県は受け入れず
12/18(水) 20:39配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000584-san-l22

  リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少をめぐり、静岡県側が疑問点など47項目を列挙してJR東海に回答を求めている問題で、JR側が37項目分の「見解」を提出していたことが18日、分かった。

 県は、この「見解」は同社からの正式回答ではなく、内容についても矛盾した記載や根拠が不明確な点が多いとしている。このため、県の担当者が疑問点や不十分な点を細かく指摘して、JR側に見直しを要求したという。この「見解」は10月から11月にかけて、2回に分けて提出された。

 県環境局の織部康宏局長は「足りないところや矛盾点が多く、専門部会の委員からの要望に答えていない」と不満を漏らし、JR側に「地元の皆さんの不安を払拭するために回答を求めているのだから、不安を払拭できるものを出してきてほしい」と訴えた。

 県は、JR側の47項目に対する丁寧な回答と十分な説明を、専門部会開催の条件としている。

1079名無しさん:2019/12/18(水) 22:13:54 ID:NrdB.GxU0
リニア巡り不満か 難波副知事に4通目の脅迫状 浜松市内から投函 静岡
12/17(火) 12:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191217-00000001-sut-l22

 
県の難波副知事に4通目となる脅迫状が届いていたことがわかりました。

ハガキは浜松市内で投函されたということです。

関係者によりますと、脅迫状はハガキで、今月9日、宛名のない状態で県庁に届いたということです。

届いたハガキは2014年に販売を終了した50円ハガキで浜松市内の郵便局の消印がついていました。

難波副知事への脅迫状は4通目で、これまでと同様にリニア中央新幹線の工事をめぐる副知事の姿勢を批判する内容が書かれていました。

警察はこれまでの脅迫状と似ていることから同一犯による犯行とみて捜査しています。
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テレビ静岡

1080名無しさん:2019/12/18(水) 22:15:06 ID:NrdB.GxU0
リニア問題 国交省局長、JR東海に姿勢改善求める「説明責任果たして」
12/15(日) 7:39配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191215-00000001-at_s-l22

 
 リニア中央新幹線南アルプストンネル工事を巡るJR東海と静岡県の協議が停滞している問題で、国土交通省の水嶋智鉄道局長は14日までに静岡新聞社のインタビューに応じ「JR東海は地元の負担軽減と向き合い、説明責任を果たすことが求められる」と述べ、大井川流域市町への姿勢を改善すべきと強調した。

 川勝平太知事が要請している、新しい協議体に環境省など他省庁を加えることや、JRの対策に対する国の見解を文書で示すことについてはともに否定的な考えを示した。

 国交省の江口秀二技術審議官が11月に流域11市町を巡回した際、JRへの不信感が示されたことから「JRは市町の声を拾い上げられていない」と認識。流域市町との面会に向けて努力を続ける必要性を指摘した。

 一方、今後の議論の進め方における国交省の役割は「交通整理役」と述べ、県の主張やJRの対策に対し、評価や判断に踏み込まない立場も強調。JRの対策に知事が国の評価を文書で回答するよう求めていることについても「国は環境アセスメントや着工認可で政策判断を終えている。判断するのは県」として応じない考えだ。

 新たな協議体に同省以外の省庁を入れることに関し、リニア事業の法令上の手続きは鉄道局が所管することを挙げ「交通整理の場に、制度上接点がないメンバーを入れる意味は理解しかねる」と否定した。ただ、必要に応じて、鉄道局以外の有識者や行政機関の意見を求める可能性はあるとした。
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静岡新聞社

1081名無しさん:2019/12/18(水) 22:16:25 ID:NrdB.GxU0
リニア水問題「工事前から水量常時観測を」 静岡県と有識者委員がJR東海に要望
12/13(金) 18:38配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191213-00000564-san-l22

  リニア中央新幹線工事による大井川の流量減少問題をめぐり、県の担当者と県の専門部会の有識者委員による会合が13日に開かれ、先月の県とJR東海、国の3者による建設予定地の視察結果が報告された。同行した県の田島章次参事が「大井川上流部の水量の少なさを確認し、工事の影響で沢枯れが起きる危険性の高さを実感した。水量を常時観測する必要性を改めて認識した」と現地に足を運んだ印象を述べた。

 難波喬司副知事も「工事開始前から水量などを常時観測しなければ工事による水量の変化を確認できない」と指摘し、「常時観測はJR東海が責任を持って行うべき。JR側にできるだけ早期からの常時観測を求めていく」と今後の方針を示した。

 JR東海は水量計や監視カメラによる常時観測を実施する方向で検討しているものの、観測開始時期は明示していない。

 さらにこの日の会合では、大井川の流量減少問題をめぐる県とJR東海との協議が停滞しており、国土交通省を仲介役とする新しい協議の場の枠組みづくりも進んでいない現状が報告された。

 この点について委員側から「新しい協議の場に、これまでの県の専門部会による専門的な議論が反映されないのでは」と懸念する意見が出され、難波副知事も「国にはこれまでの県の専門部会の議論を踏まえて評価してほしい」と注文を付けた。

1082名無しさん:2019/12/25(水) 22:15:44 ID:NrdB.GxU0
リニア、静岡の年度内着工は困難 JR東海社長、先行開業にも懸念
2019年12月24日 18:31
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/191224/20191224105.html

 JR東海の金子慎社長は24日、名古屋市で記者会見し、リニア中央新幹線工事の環境対策で静岡県と対立し、静岡県内の本体工事が未着手となっていることについて、2019年度中の着工は「難しい状況だと思う」との認識を示した。

 目標に掲げる27年の先行開業も「状況は厳しくなってきている」と改めて懸念を表明。ただ、現時点で開業目標は変更しないと述べた。

 静岡工区を巡っては、大井川の流量減少対策で、JR東海と静岡県の川勝平太知事の溝が埋まっていない。金子氏は、川勝知事との直接会談の開催に関し、「前に進むことに有効だというタイミングで、いつでも会いたい」と述べた。

1083名無しさん:2020/01/30(木) 19:20:22 ID:NrdB.GxU0
リニア中央新幹線静岡工区、国交省と静岡県が有識者会議設置で合意 
1/30(木) 18:59配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200130-00000070-mai-soci

  未着工のリニア中央新幹線静岡工区を巡り、国土交通省と静岡県は30日、トンネル工学などの専門家による有識者会議を設置することで合意した。早期着工を望むJR東海と、トンネル工事に伴う大井川の流量減少などを懸念する県の協議が停滞しており、国交省が状況を打開するため県に提案。県が条件付きで受け入れた。

 県の条件は、会議の全面公開▽県が協議を求めている47項目全てを議題にする▽国交省によるJRへの指導を会議の目的とする▽委員選定は中立公正を旨とする▽会議の長は利害関係者を除く――の5項目。記者会見した水嶋智・国交省鉄道局長は、県の条件について「真摯(しんし)に受け止めたい。具体的な進め方を固めて、早急に会議を立ち上げたい」と語った。【山田英之、松本惇】

1084名無しさん:2020/02/01(土) 18:29:57 ID:NrdB.GxU0
東京〜名古屋〜奈良〜新大阪、で一刻も早い開業を。それも全線同時開業が望ましい。


リニア、大阪まで早期開業を 「東京・中部・関西が連携し世界と勝負」とシンポで訴え
1/31(金) 13:54配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200131-00249002-kyt-l27

 
 リニア中央新幹線の東京-大阪間の早期開業を目指すシンポジウムが29日夜、大阪市北区の中之島会館で開かれた。リニアで結ばれる中部と関西など三大都市圏の連携の必要性を専門家らが訴えた。

 「東京・大阪間が67分!リニア時代の大阪・関西を考える!」をテーマに大阪府や関西経済連合会、大阪商工会議所などでつくる協議会が主催。名古屋大の森川高行教授が基調講演した。
 森川教授は「リニア開通で東京、名古屋、関西の都市圏で人口が計7千万人のスーパーメガリージョンが形成され、世界と勝負できる」とし「関西は、自動車産業などで強みのある中部圏と連携すればシナジー効果が出る」と強調した。京阪神の多様性など関西の強みを生かすため「新大阪駅周辺を大阪色を薄くしてイメージを変え、関西とその後背地を含めた西日本の玄関口として再開発を進めるべきだ」と述べた。
 東京などに人口が集中するストロー効果については「京都や静岡など東海道新幹線沿線からリニア沿線への吸い上げは少ないと思われるが、神戸など山陽新幹線沿線は要注意だ」と述べた。未定の名古屋以西のルートと中間駅については「着工の4年前に環境アセスメントが始まると言われている。名古屋までの開通予定が2027年なので、一番早くて23年ごろにルートと駅が決まる」との見通しを示した。
 シンポは女優の村井美樹さん、ゲーム関連企業経営者のイバイ・アメストイさんも加えたトークセッションもあり、リニアの早期開通へ期待を寄せた。
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1085名無しさん:2020/02/11(火) 16:05:11 ID:ylDuNnHU0
リニア工区の水資源影響 補償の判定方法「不明確」 静岡県副知事が指摘 
2/11(火) 12:45配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00000025-mai-soci

 未着工のリニア中央新幹線静岡工区を巡り、有識者による静岡県の専門部会が10日、県庁で開かれた。JR東海がトンネル工事を原因とする大井川中下流域の水資源利用への影響に対し、補償の申請期限を設けないと表明したことについて、専門部会終了後の取材に難波喬司副知事は「何より大事なのは影響が出たことを誰が証明するのか。明確な考えを示してほしい」と語り、補償の判定方法は依然、不明確だと指摘した。【山田英之】

 難波副知事は、補償の考え方で大事な点として申請期限に加え、補償期間と補償する場合の判定方法を挙げ、「泣き寝入りという言葉を私たちは使っているが、白、黒、灰色のうち、灰色では補償されない。完全に黒だ、影響は明確だと証明しないと補償はない。誰が決めるかが大事なポイント」と述べた。

 JR東海の沢田尚夫・中央新幹線建設部次長は取材に、補償方法として、井戸が枯れた場合にもっと深い代替の井戸を造って費用を負担する例を挙げた。代替井戸のポンプなどの維持・保守費用をいつまで支払うかという補償期間については「国の基準で30年という考え方がある。相手との話で、実際に何年分になるかは難しい。一概に30年と言うつもりはない。30年をベースに話をするが、そぐわなければ違う対応もある。(31年以上補償する)可能性はある。ガチガチのものではない」と話した。

 また、補償の判定方法について、沢田次長は「JRで調査すると納得されない。因果関係の調査を公的機関にしてもらうことを考えている。公的機関がどこかは具体化していない」と述べるにとどめた。

 トンネル工事に伴う地下水などへの影響を巡って、2019年10月に県とJRの協議は紛糾。10日の専門部会開催で、専門家を交えたJRとの協議は4カ月ぶりに再開された。専門部会では、トンネル工事中の突発的な湧き水に対する考え方について、JRの矛盾点を指摘する意見があった。

 難波副知事は「流域の人の思いを考え、安心できる解析をするのが大事。その姿勢がまだ不十分。(JRには)質問に十分答えられない場面があった。まだそういう段階」と述べ、JRとの協議は依然、時間がかかるとの見通しを示した。

 この日は、国土交通省が新設する有識者会議で重点的に議論するとしている「トンネル湧水(ゆうすい)全量の大井川への戻し方」「大井川中下流域の地下水への影響」については議題にしなかった。

1086名無しさん:2020/02/11(火) 16:10:42 ID:ylDuNnHU0
しっかりと確認、そして対策。それが大規模公共工事の大鉄則。

リニア工事 大井川流量減少 「水、何よりも大切」「妥協しないで」 掛川市シンポに500人 /静岡
https://mainichi.jp/articles/20191204/ddl/k22/020/078000c?inb=ys

 リニア中央新幹線の建設工事で大井川の流量減少が懸念されていることを受け、掛川市は3日、市生涯学習センター(同市御所原)で「掛川の水について考えるシンポジウム」を開いた。市民ら約500人が参加。パネルディスカッションで登壇した企業や農業関係者からは、「水は何よりも大切な資源」「JR東海に妥協しないで」との声が上がった。【古川幸奈】

 掛川市は生活用水の約9割を大井川から取水しており、市民からの要望を受けて市が企画した。松井三郎市長は「昔から水の確保に命をかけて挑戦してきた歴史がある。JRは百年の計を持って、水資源の確保、環境保全に万全を期して取り組んでいただきたい」とあいさつした。

1087名無しさん:2020/03/14(土) 22:04:54 ID:NrdB.GxU0
静岡県、リニアで有識者委員公募 川勝知事、国交省案を疑問視
2020年3月13日 18:15
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/200313/20200313103.html

 静岡県の川勝平太知事は13日の記者会見で、リニア中央新幹線工事の環境対策を議論する国土交通省の有識者会議委員の人選を巡り、県独自に委員候補を公募して、4月中旬までに対案を示す考えを明らかにした。国交省の人選案は「中立性に疑問がある」と批判した。

 川勝知事は公募の理由について「日本全体の問題である水問題で、国民の声を結集して難関を乗り切る必要がある」と説明した。

 県によると、国交省は6日に河川工学の専門家ら5人を充てる案を提示したが、県側の有識者から「リニアを推進する人物が入っている」「専門分野が工学系に偏っている」などの意見が出た。

1088名無しさん:2020/03/17(火) 21:38:11 ID:ylDuNnHU0
リニア有識者会議の委員決まらず 静岡県は公募開始、国交省不快感
2020年3月17日 16:53
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/200317/20200317116.html

 国土交通省は17日、リニア中央新幹線工事に伴う環境対策を巡る有識者会議の設置に向け、静岡県と委員の構成を協議したが、意見はまとまらず結論を持ち越した。国交省が示した人選案に対し、県は独自に委員の公募を開始。国交省幹部は協議後の記者会見で「有識者会議は国が立ち上げる。県の公募は目的が理解できない」と不快感を示した。

 国交省は6日、河川工学の専門家らを充てる案を県に提示。川勝平太静岡県知事は13日の記者会見で、県が設けた専門部会の委員から「国交省案は中立性に疑問がある」との意見が寄せられたとして、県による公募を表明した。

1089名無しさん:2020/03/24(火) 21:58:46 ID:ylDuNnHU0
静岡県、リニア会議人選に異論 国交省案に「中立性欠く」と
2020年3月23日 16:14
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/200323/20200323081.html

 静岡県は23日、リニア中央新幹線工事の環境対策を議論する有識者会議について、国が示した委員人選案は「中立公正性に欠け、構成に偏りがある」との意見を国土交通省に提出した。国交省は「省内で対応を検討したい」としている。

 国交省は6日、河川工学の専門家らを充てるとした人選案を提示。県側は「中立性に疑問がある」として独自の公募を開始しているが、国交省が具体的な見解を示すよう求めていた。

 県は意見書で、候補の一人は静岡県内区間の工事を受注した企業の社外監査役で、JR東海の中央新幹線懇話会メンバーでもあることを問題視した。

1090名無しさん:2020/05/08(金) 15:11:52 ID:NrdB.GxU0
静岡県の神経を逆なで、火に油。
リニア事業から撤退したいと思っているのではないか、とすら思えるほどにあり得ない事を言ってしまうJR東海の経営陣。

国交省、JR東海社長を注意 リニア会議発言で
2020年5月7日 20:38
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/200507/20200507107.html

 国土交通省は7日、静岡県内のリニア中央新幹線工事に関する有識者会議で、JR東海の金子慎社長が県から抗議を受ける発言をしたとして「(静岡県など)関係者間の信頼関係がない中では、建設的な議論は期待できない。反省を促す」と注意する文書を金子氏宛てに送った。会議が円滑に進むよう真摯な対応を求めている。

 有識者会議は4月27日に初会合があり、トンネル掘削が大井川の流量に与える影響や対策をJR東海が説明。金子氏は「(県などが)あまりに高い要求を課し、達成できなければ着工も認めないというのは、法律の趣旨に反する扱いなのではないか」などと発言した。

1091名無しさん:2020/05/09(土) 16:01:03 ID:ylDuNnHU0
訪日客頼みが一転… 新型コロナ、リニア計画見直し懸念 JR東海の憂鬱
5/9(土) 11:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d5344d701132c26d9a2ace9fe8ca6386aa378d9

  新型コロナウイルス感染拡大が、JR東海のリニア中央新幹線の整備計画に影響を及ぼしている。緊急事態宣言の5月31日までの延長が決まり、東海道新幹線の旅客数の回復が先延ばしとなったほか、リニア中央新幹線の工事の半分が一時中断を余儀なくされているからだ。同社は、運輸収入の約9割を占める東海道新幹線の収益力を背景に、リニア新幹線の建設費を全額自社で負担する計画だが、計画の見直しへの懸念が高まっている。

■訪日客頼みが一転

 JR東海が4月27日発表した令和2年3月期連結決算は、売上高が前期比1・8%減の1兆8446億円、最終利益が9・3%減の3978億円の減収減益だった。減収減益となるのは10年ぶり。感染拡大などの影響で2月以降、東海道新幹線や在来線の輸送量が落ち込み、売上高は約750億円減少した。東海道新幹線の旅客収入は、訪日外国人客の増加が牽引しており、新型コロナによる影響が際立つ結果となった。

 4月7日に緊急事態宣言が出てからは、企業の出張や旅行需要がさらに落ち込み、4月1〜26日の東海道新幹線の輸送実績は前年同期比11%という厳しい状況だ。

 JR東海は、コスト削減のため新幹線の運行本数を削減するが、「大きな効果は見込めない」(金子慎社長)という。「元々、効率化・低コスト化は経営の中で安全の問題、サービス向上の問題と並び、大変力を入れている」(金子氏)としており、運行本数の削減による費用の削減幅は年間1%程度に止まるとの試算を示した。

 リニア新幹線の整備を含めた設備投資は、計画通り進める方針だ。リニア新幹線に必要な資金は当面、財政投融資を活用した長期借入金で確保できている。

 JR東海の金子氏は「もうかるからやってみようという投資ではなく、安全、サービス向上に資するための投資が圧倒的に多い」と説明。今後については「非常に厳しい情勢なので、いろいろ見ながら判断することになる」と述べた。

 ただ、リニア新幹線の整備計画が順調に進んでいるとは言い難い。

 新型コロナによる影響は、リニア新幹線の工事にも及んでいる。土木工事は、約40カ所のうち約半数の工区で中断している。休工はゴールデンウイーク(GW)明けまでをめどとしており、再開の時期は工事を請け負う事業者が今後の情勢を踏まえて判断するというが、緊急事態宣言の延長は再開に逆風となっている。

1092名無しさん:2020/05/09(土) 16:01:38 ID:ylDuNnHU0
 さらに、南アルプスを貫通するトンネル工事を控える静岡工区については、静岡県との間で環境対策をめぐって対立し、いまだ着工していない。国土交通省が間に入り、有識者会議が発足したが、早期の問題解決には至っていない。

 リニア整備計画は、東海道新幹線の経年劣化や大規模災害に備え、日本の大動脈の東京-大阪間のバイパス機能を確保する目的がある。東京・品川-大阪間をつなぐリニア新幹線の総工事費は9兆300億円に上る。令和9年に品川-名古屋を先行開業、19年に大阪まで延伸する計画だ。東海道新幹線と合わせて一体的な経営を実践することで財務体力を維持、回復しながら建設費を自己負担して進める方針だ。

 整備計画の財務面の裏付けの一つが、高い収益力を誇る東海道新幹線だが、新型コロナの影響で、出張などのビジネス利用や観光利用が激減している。東海道新幹線の旅客収入の減少や低迷が続けば、自己負担の見直しを迫られる可能性も出てくる。

■大量輸送や定時制に影響

 東海道新幹線の大量輸送や定時制という強みについても、新型コロナ感染防止対策が思わぬ影響をもたらす可能性がある。

 政府や地方自治体の外出自粛の要請に伴い、可能な限り在宅勤務が励行され、会議がインターネットを通じて行われるなど、一部の業態ではこれまでとは働き方が変わりつつある。対面によらないビジネスが常態化すれば出張の機会が減り、新幹線のビジネス客数が感染拡大前の水準に戻らないことも予想される。

 新幹線の定時制を維持してきた車内清掃にも波及する可能がある。JR東海は東京駅に到着した東海道新幹線の車内清掃を効率化し、折り返し発車にかかる時間を短縮してきた。今年3月のダイヤ改正では、「のぞみ」が1時間当たり最大10本から12本に増便された。全列車を最高速度時速285キロのN700Aに統一したことに加え、これまで約12分だった清掃時間を約10分に短縮したことで実現した。

 新型コロナの感染予防策を考慮した場合、効率化した部分をより丁寧に作業しなければならなくなる。観光レジリエンス研究所の高松正人代表は「清掃時間を切り詰めることで、1時間当たりにのぞみが最大12本のダイヤを実現したが、清掃時間が再び長くなれば、現行のダイヤは難しくなるだろう」との見方を示す。

 JR東海は今後、本格的な人の移動や経済活動の再開時期を見据え、新たな戦略が求められる転換期を迎えている。(経済本部 岡田美月)

1093名無しさん:2020/06/02(火) 21:26:18 ID:NrdB.GxU0
まあ無理でしょう。もともとそんなに余裕のある工期ではありませんでしたし。
というかJR東海はリニアを作ってやっていけんのかな。

リニア「予定通りの開業努力を」 国交相、工事中断でJR東海に
2020年6月2日 11:16
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/200602/20200602055.html

 赤羽一嘉国土交通相は2日の記者会見で、静岡県内の工事が中断しているリニア中央新幹線について「予定通りの2027年開業への期待が大きい。JR東海は最大限努力する必要がある」と述べた。JR東海の金子慎社長は5月29日の記者会見で、静岡県内のトンネル工事に向けた準備を6月中に再開しないと、予定通りの開業が難しくなるとの見解を示していた。

 静岡県内の工事は、トンネル掘削に伴う水資源への影響を巡り、県とJR東海の主張が対立。国交省が有識者会議を設けて検証しており、赤羽氏は「リニアの早期実現と、自然環境への影響回避を同時に進めなければいけない」と強調した。

1094名無しさん:2020/06/03(水) 22:29:08 ID:icwpQdUw0
名古屋止にしたきゃするがよい。名阪間は西がやる。といきたいが、北陸新幹線でそこまで回るかな?

1095名無しさん:2020/06/11(木) 20:16:54 ID:NrdB.GxU0
JR東海の杜撰な対応が自らの首を絞めているとしか言いようがない。

リニア工事の月内再開「認められない」 静岡知事
6/11(木) 18:33配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/704ff1c9b2aaff559672dcadb0ebc461bab5676b

  リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事に伴う大井川の流量減少問題にからみ、静岡県の川勝平太知事が11日、南アの作業道や発生土置き場予定地を視察した。終了後、記者団の取材に応じ、事業主体のJR東海が望む今月中の準備工事再開について本体工事と一体であるとして「認められない」と述べた。また、同社の金子慎社長とのトップ会談については大井川流域10市町とのウェブ会議の後に会う意向を示した。

 リニア静岡工区に関して同社は、今月中にトンネル入り口付近の整地を含むヤード整備などの準備工事を再開できなければ、予定する令和9年の開業が難しくなるとの認識を示している。

1096名無しさん:2020/06/16(火) 21:55:33 ID:NrdB.GxU0
どうなるリニア…有識者会議の結論出るまで“準備工事NG”の意見相次ぐ 大井川流域市町の会議で
6/16(火) 18:40配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7678580ee269a8755b90846bde756d14ad373f4a

 リニアのトンネル工事について静岡県の川勝知事は、「準備工事の認識にズレがある」と主張しています。

 「トンネル工事」といっても、山を掘るトンネル本体などの工事だけでなく、必要な資材の置き場・「ヤード」なども整備する必要があります。

 認識のズレがあるのは、ヤード部分です。JR東海は「準備工事」の一部としていますが、川勝知事は「トンネルを掘るための工事であれば、本体工事の一環」と主張しています。

 この地上部分の工事が最初に問題となった「大井川の水量」に影響するかどうかについて、JR東海は水量に直接影響はないとしています。

 こうして「準備工事」か「本体工事」かに焦点が当たっていますが、この状況に対し国交省は、「本体」「準備」という言葉にとらわれず、それぞれに具体的な議論や判断をするよう呼びかけています。

 16日は県と流域の市や町でオンライン会議が行われましたが、JR東海や国交省を交えた有識者会議で結論が出るまでは、「準備工事開始は認められない」との意見が相次ぎました。

 そして、JR東海の金子社長と川勝知事は、近くトップ会談を行う姿勢を互いに示しています。

 日程はまだ決まってませんが、JR東海は「6月中に着工できなければ2027年の開業は厳しい」としているので、月末に向けての動きが注目されます。

1097名無しさん:2020/06/26(金) 21:43:09 ID:NrdB.GxU0
リニアのトンネル工事、静岡県知事「認められない」
6/26(金) 17:57配信
読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/6aabd55794b16610b81062a7c38dc0d2ed02fb08

 静岡県の川勝平太知事は26日、未着工のリニア中央新幹線静岡工区についてJR東海の金子慎社長と会談後、金子社長が求めた今月中のトンネル工事準備について「本体工事と一緒なので、認められない」と了解しない考えを明言した。報道陣の取材に答えた。

 金子社長は、予定している2027年のリニア中央新幹線開業に向け、初めて川勝知事と会談。月内の本格的なトンネル工事準備を了解するよう求めたが、川勝知事は明確な返答をしなかった。金子社長は会談で、「6月中に(準備)工事に着手できなければ27年開業が困難になる」と述べた。

 川勝知事は、南アルプスを貫通するトンネル工事の影響で大井川の水量が減るとして、着工を認めていない。

1098名無しさん:2020/06/28(日) 15:43:49 ID:NrdB.GxU0
思い切って開業時期を十年ぐらい延期し大阪〜東京を同時開業とすれば宜し。

リニア、開業延期表明へ 静岡知事が同意せず、会談物別れ
2020年6月26日 23:08
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/200626/20200626102.html

 JR東海の金子慎社長は26日、静岡県庁を訪れ、リニア中央新幹線建設を巡る水資源の問題で対立する静岡県の川勝平太知事との初会談に臨んだ。金子氏は6月中に静岡工区の準備工事に着手できなければ、予定の2027年開業が困難になるとして同意を要請したが、川勝氏は認めず物別れに終わった。JR東海は事実上の期限としていた月内着工を断念し、来週にも開業の延期と計画の見直しを表明する見通しとなった。

 総額9兆円超の総工費を投じる国家的プロジェクトは着工から6年で正念場を迎えた。沿線の自治体や企業は、駅予定地周辺の開発を進めているが、延期になれば影響は大きい。

1099名無しさん:2020/07/03(金) 17:02:23 ID:ylDuNnHU0
「リニア工事認められぬ」 静岡県がJR東海に正式回答
7/3(金) 12:20配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/01d77fd2211e939622de188a549fb36aa395466c

リニア中央新幹線工事の静岡工区のトンネル掘削に先立つ準備工事をめぐり、静岡県は3日、早期着手の可否を問い合わせていたJR東海に対し「本体工事につながる準備工事の再開は認められない」などとする文書を提出した。県は大井川の水量減などを理由に本体工事に同意していない。これにより当分の間、県の着工同意が得られないことが確定し、同社が目指す東京・品川-名古屋間の令和9年の開業予定は延期が不可避となった。同社が今後、開業予定延期や建設計画見直しを決断するかどうかが焦点になる。

リニア静岡工区をめぐって同社は、各ヤード(作業場)で資材置き場や濁水処理設備の設置といった準備工事に6月中に着手できなければ、令和9年の開業は困難だと主張していた。

 このため同社は6月29日に、県に対してヤード整備工事の可否とその理由を書面で回答するよう申し入れた。同社は「ヤード整備に今月(6月)中に着手できるか否かは、開業が(9年に)間に合うか否かにかかわる極めて重要な意味を持つ」と切迫感を示し、今月3日までの回答を求めていた。

 同県の川勝平太知事は6月26日に行われた同社の金子慎社長とのトップ会談で、ヤード工事着手を懇願する金子氏に対し明確な回答を避けた。ところが、川勝知事は会談終了後の記者団の取材に「濁水処理施設などはそのまま本体工事に関わるものだから一切認められない」と明言したため、同社が改めて書面で回答を求めた。

1100名無しさん:2020/07/04(土) 07:59:47 ID:ylDuNnHU0
JR東海、リニア27年開業延期事実上表明
7/3(金) 20:39配信
共同通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e673b8c0eb509b0206b925b234af9edd96cd274c

 JR東海は3日、リニア中央新幹線を巡って静岡県が準備工事の着手を認めないとの見解を示したことを受け「残念ながら2027年開業は難しい」として、事実上の延期を表明した。

1101名無しさん:2020/07/10(金) 16:27:47 ID:NrdB.GxU0
JR東海に忖度して静岡県が悪いかのようにメディアは誘導しようとしていますが、静岡県は至極もっともな事を言っているだけ。
この混乱の責任は長年、無責任な対応を続けてきたJR東海にある。

リニア中央新幹線「静岡県がごねている」は本当か。大井川の水問題の歴史
橋本淳司 | 水ジャーナリスト。アクアスフィア・水教育研究所代表
7/10(金) 12:00
https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotojunji/20200710-00187441/

企業の地下水利用にも影響か

 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、ネット上には「静岡県がごねている」「静岡県のせいでリニア開業が遅れた」「静岡県にはリニアの駅がないからごねる」という批判のコメントが相次いでいる。

 それに対して、現地で茶農家を営む男性に話を聞くと、

「大井川流域で生活する人にとって、リニアの問題は死活問題なのですが、知事の高圧的な物言いが災いし、県外の方からすると、単にわがままを言っているようにしか聞こえないのが残念です」

 と語る。

 静岡県の人口の6分の1に当たる62万人が大井川流域に住み、その人たちが使う水道水は大井川の水だ。工業用水、農業用水(灌漑される農地面積は水田と茶園を主体に1万2000ヘクタール)も大井川の恩恵に預かっている。

 また、島田市、藤枝市、焼津市などが位置する下流の扇状地では、企業の地下水利用も盛んだ。約430の事業所が、約1000本の井戸を設置する。

上図のエリアは、静岡県が定める「地下水条例」の指定地域であり、採取者には以下のような「地下水採取者の責務」が求められている。

 地下水採取者の責務

 1.揚水設備設置の届出

 2.取水基準の遵守

 3.水利用の合理化及び他の水源への転換努力

 4.地下水利用対策協議会への加入

 5.水量測定器の設置及び採取量の報告

 なぜ、このような責務が定められているのか。

1102名無しさん:2020/07/10(金) 16:28:34 ID:NrdB.GxU0
指定地域とは、過去に過剰な地下水の採取により、地下水位の異常低下(井戸涸れなど)や塩水化(海水の浸入)といった地下水障害が発生したところ。つまり、水がふんだんにあるというわけではない。

 地下水を採取する工場の関係者に話を聞くと、

「節水などさまざまな努力を行いながら地下水を使用しています。だからこそリニアのトンネル工事は心配です。上流部で地下水量が減ったり、地下水の流れが変わったりすると、いま使用している井戸が水枯れを起こすかもしれません」

 と語る。

少なすぎる水、多すぎる水と農業
 静岡県内を流れる大河川には共通する特徴がある。河川勾配が大きく、流れが早い。その水流によって砂や礫が大量に流され、河口付近に三角州や扇状地が形成される。古くからこの肥沃な土壌の恩恵を受け、農業が盛んだった。

 大井川流域の平野部には、江戸時代の新田開発を通し、水田地帯が形成された。しかし、新田が増えるほど必要な水量も増え、また、元々水がしみ込みやすい地質であるため、しばしば水不足に陥った。

 同時に「多すぎる水」に苦しんだ。大井川は暴れ川である。洪水が起こる度に開墾した田畑は水に浸かり、水門や用水路は甚大な被害を受けた。水不足と同時に、洪水からの復旧作業に負担を強いられたのである。

農業者の水との格闘は、昭和22年に着工した「大井川農業水利事業」が完工されるまで続いた。

電力会社との水利権争い
 その後も水力発電など水利用の変化に伴い、大井川の水不足は続く。

 昭和30年代、国策で水力発電所とダムが相次いで建設された。大井川の本線だけでも田代ダム、大井川ダム、奥泉ダム、井川ダム、畑薙第二ダム、畑薙第一ダムが建設された。水を有効利用するため、発電所間が導水管で結ばれ、奥泉ダムより川口発電所に至るまでの区間で発電を行った後、放流された。

 そのため、上、中流域の河川流量は減少し、渇水期には地下水位が下がったり、川霧が立たないため、お茶の生産にも影響が出た。当時を知る人は、

1103名無しさん:2020/07/10(金) 16:29:08 ID:NrdB.GxU0
「1980年代後半の大井川は『水無し川』とか『河原砂漠』と呼ばれていました。中流の約22キロは渇水期に水が流れませんでした。子どもの頃に、泳いだり、魚を取ったりした大井川とはまったく別物でした」

 という。

 1988年、2つの発電所が30年に1度の「水利権更新」を迎えたのを機に、中流域の住民は「大井川に水を返せ」の運動を展開し、中部電力、建設省(当時)、静岡県に陳情し、その結果として、毎秒0.1立法メートルの流量改善につなげた。大井川に水が戻ったのである。

新東名高速のトンネル工事で失われた水
 トンネル工事によって水が枯れたという経験もある。

 掛川市東山の粟ヶ岳の中腹には地下水が湧き出る水源がいくつもあり、1954年頃に約35世帯で簡易水道組合を発足し、生活用水を確保していた。毎分200リットル以上の豊富な水が湧き出るため、他の地区にも供給したほどだ。

 ところが、新東名高速道路金谷トンネル(4.6キロ)の掘削工事が始まると、2000年5月、水は忽然と姿を消した。工事によって地下水脈が変わったとされている。事業者の中日本高速道路が止水工事などを試みたが、湧き水が戻ることはなかった。

 現在でも大井川流域は水が豊富というわけではない。

 大井川は深刻な渇水が頻繁に生じる河川であり、26年間で22回の節水対策が必要だった。直近でも2018年12月27日から20

1104名無しさん:2020/07/10(金) 16:30:09 ID:NrdB.GxU0
 19年5月22日まで節水対策を実施している。

 こうした経験をもつ大井川流域の人びとが、リニアのトンネル工事を不安に思うのは当然だろう。

 島田市に住む男性は「『静岡県がごねている』と言われますけど、私はもっとJR東海にきちんと説明してほしい」と言う。

 2013年9月、JR東海が「大井川本流で流量が毎秒2立法メートル減る」という予測を発表した。1立法メートルが家庭用の風呂桶5つに水を満杯にした量だから、2立法メートルとは家庭用の風呂桶10杯分。それが毎秒減るということだ。

 これに対して静岡県は「トンネル湧水をすべて現在の位置に戻すこと」との条件を出し、2018年10月、JR東海は「原則として、湧水の全量を大井川に流す」ことを表明した。

 男性は「こうした発言の根拠が知りたい。調査方法や水を戻す具体的な手法が知りたい」と言った。

 静岡県とJR東海の対話は「科学的根拠に基づくこと」を原則としているが、南アルプスは地質構造が複雑であり、山体を流れる地下水の全容を解明するのは不可能だろう。「水を一滴ももらさない」、「全量を元に戻す」など、現実とはかけ離れた軽はずみな言葉が、流域に住む人たちの疑念を招いているのではないか。

 建設的な議論をどのように行うかが大事なポイントだが、少なくとも大井川流域の人々は「ごねている」わけではない。いまと同じように水が使いたいだけだ。

1105名無しさん:2020/07/10(金) 19:20:51 ID:NrdB.GxU0
事ここに至ってはリニア計画は一旦全ての工事を中断し、開業時期も大幅に後ろにずらし、計画を総点検しほうが良いのでは。
静岡県はリニアの中で占める割合はかなり少ないが、それでもこのドタバタ、杜撰ぶり。
静岡の工区だけがダメで他の工区は万事OKとはとても思えない。
後から問題噴出で更にダメージを受けるぐらいなら今ここで一旦止まるのが上策ではないかと。

静岡県、準備工事着工の国交省提案を認めない方針
7/10(金) 13:07配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcd30bc64f7b111fc83fa108a983466f33b3621a

  リニア中央新幹線の静岡工区をめぐるJR東海と静岡県の対立で、国土交通省が静岡県にトンネル掘削前の準備工事を進めるよう提案したことに対して、静岡県が提案を受け入れない方向で調整していることが10日わかった。川勝平太知事が同日、「大井川流域市町の反発は当然」と述べ、準備工事をトンネル工事と一体として準備工事着工に反発する流域市町の懸念に配慮する考えを示した。川勝氏は9日、「大井川流域市町の意見を踏まえて判断する」としていた。

 国交省が提案した準備工事にはトンネル坑口周辺の整備が含まれている。ただ、これらの工事には大井川の水資源への影響を心配する流域市町の同意が得られていない。また、令和2年7月豪雨の影響で工事現場に続く林道などは被害を受けており、復旧にはある程度の時間が必要だ。川勝氏はこれらの状況を考慮し、10日午後に静岡県庁を訪れる国交省の藤田耕三事務次官に、県として現時点では提案を受け入れられない旨を伝えるとみられる。

 国交省は9日公表した提案文書で、自然環境への影響回避と早期整備の両立に向け、影響が軽微な範囲で静岡県がJR東海に対して準備工事を容認し、7月の早い時期に手続きを進めるべきだとしている。一方でJR東海は、有識者会議の議論や必要な手続きを終えるまではトンネル本体の掘削工事には着手しないように念を押している。

 同県は、トンネル掘削が大井川の流量に与える影響や対応策をめぐってJR東海が希望する準備工事の着手に同意しておらず、リニア中央新幹線の令和9年の東京・品川-名古屋間の開業予定の実現が困難な状況になっている。

1106名無しさん:2020/07/11(土) 20:16:33 ID:NrdB.GxU0
この問題、昔から静岡県の言い分が圧倒的に筋が通っているし、JR東海の行動や言い分は杜撰であったり観念的・抽象的で説得力に乏しかったりしている。

それなのになんで静岡県だけが悪者みたいに言われなきゃならんのか、全く理解出来ない。
百歩譲って静岡県に落ち度があったとしてもJR東海の落ち度が帳消しになることなどあり得ない。

一体、いつまで我が国は『えぇぃ、お上の御意向に逆らうとは何事ぞ、お上の御沙汰であるぞ、控えおろう』という情けない体制のままでいなきゃならないのだろう。

公共事業が要らない、とか、コンクリートから人へ、とかあり得ない事を言うつもりはないけど、公共事業の進め方が何時まで経っても進歩しない。
民間企業であるJR東海が行うリニア建設ならば、透明性が高くて皆が納得出来る進め方になるかと密かに期待してたけどダメでしたね。


ネットに広がる静岡県批判 県民「大井川の水の必要性実感していないから分からない人が多い」 リニア問題で
7/6(月) 13:06配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/05ac98085a3f85a92328cc39156a748d9842c04f?page=2

県民「大井川の水の必要性実感してないから…」

 県民は…

沼津市70代女性:「別にリニアがなくたって困らないから、何も感じない。言われたらしょうがない」

島田市70代女性:「大井川の水が必要だと実感していないから、(静岡県の言い分が)分からない人も多いんだと思う」

藤枝市60代男性:「薬品会社から工場、パルプ会社、水産業…すべて(大井川の)水を使っている」

大井川の水を使ってトマトを栽培する生産者は…
「静岡県のせいだと言われてしまうと辛い。それはJR東海の都合。(JR東海が)静岡県の理解を得る、初めからそうしなかったからこうなった。一概に静岡県が悪いということではない」

1107名無しさん:2020/07/14(火) 22:51:59 ID:NrdB.GxU0
いっそのこと2040年に大阪〜東京同時開業とすればいいじゃん。
時間をかけて全工区を総点検し問題が起きないようにすればいい。
焦ってまた同じような問題が起きればそこからまた遅れるんだし。
名古屋〜東京だけでは絶対にペイしないんだし、国から3兆円もの融資を受けるんだし。

リニア、37年大阪延伸に影響も JR東海、27年開業困難で
7/14(火) 17:42配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/95db76e2dd6aac21eb2566a7304c0392616e118b

 JR東海の水野孝則取締役専務執行役員は14日、開業延期が不可避となっているリニア中央新幹線を巡る会合に出席し「残念ながら目標としてきた東京・品川―名古屋間の2027年開業は難しい」と改めて言明した。37年にも予定されている名古屋―大阪間の延伸に「影響が出ることが懸念される」との認識も示した。

 三重県の自治体などが参加して津市で開かれた会合で、水野氏はJR東海と静岡県との対立で静岡工区の準備工事着手が遅れていると指摘。

 名古屋以西については「できる限り早期に名古屋以西の調査と準備にかかるなど、大阪延伸に向けての準備を進めていく」と語った。

1108名無しさん:2020/07/16(木) 22:09:16 ID:9t7GXids0
「リニア新幹線」は本当に必要だろうか? --- 和田 慎市
http://agora-web.jp/archives/2047146.html

過去の人の移動状況からみて、時間距離が短縮されれば大東京の「ストロー効果」が働き、日帰り出張が容易になった分名古屋に泊まるケースは減ります。また、祝休日には名古屋圏から東京への買い物にも気軽に出かけやすくなります。

そうなってしまえば、名古屋圏のホテル業界や小売・サービス業界は、経済効果どころか逆に衰退していくリスクがあるわけです。

これだけ問題が山積みなのに、最近はJR東海と静岡県の論戦ばかりが取りざたされ、特に大手マスコミが深刻な問題を指摘しない(触れない? )と感じます。

1109名無しさん:2020/07/17(金) 20:36:46 ID:NrdB.GxU0
名古屋に本社があるJR東海が前のめりでリニア計画を進めていますから問題ないという考えなのでは。
JR東海は“東京都名古屋区”と名古屋市がなるのが目的なのかなぁ、とも感じます。


大井川流域全市町が個別訪問容認 静岡、リニアで
7/17(金) 20:24配信
共同通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ada9603653f3855e287a3efa13366c0c849deee9

 静岡県は17日、リニア中央新幹線静岡工区を巡り、トンネル本体掘削に先立つ準備工事着手について大井川流域の市町に個別に説明したいとする国土交通省の要請に対し、10市町全てが受け入れる意向を示したと明らかにした。県は同日、国交省に報告した。

 国交省の担当者は取材に「流域市町の不安を直接聞きたい」として、面会に向けた調整を進める考えを示した。

 県はトンネル掘削による大井川の流量減少を懸念。10日の藤田耕三国交事務次官との会談で提案された準備工事着手は「本体工事と一体で認められない」としており、10市町との会議でも、提案を容認しないことで合意したとしている。

1110名無しさん:2020/07/25(土) 23:39:15 ID:NrdB.GxU0
やはり色々と出てきますね。ここで全工区工事ストップして再点検した方がいい。

リニア工事の残土処分のため? 相模原市の急斜面に「不思議な牧場」建設計画
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12267-738370/
◆リニア新幹線の残土を捨てるためのカモフラージュ?

 2018年秋、神奈川県相模原市の田所健太郎市会議員(共産党)が、筆者に「不思議な牧場計画」について話してくれた。それは、以下のような内容だった。

 市の山の中に大量の残土が捨てられる。噂では、その数㎞近くで工事が行われるリニア中央新幹線のトンネル掘削の残土らしい。山の中に捨てれば不法投棄だが、山の急斜面を残土で平坦地にして「津久井農場」という牧場を建設するという。

 だが、その残土は東京ドーム1杯分にも相当する100万?にもなる。しかも、事業者は地元の人間ではない。自動車で1時間かかる茅ヶ崎市から通勤して、250頭もの牛がいるのに夜は無人になる。

「なぜ、わざわざ牧場計画地に斜面を選んだのか? この事業者が本当に酪農をやりたいのかが見えてこない。地元では、牧場造成に名を借りたリニア残土捨て場であり、牧場の造成直後に事業者は『やっぱり無理でした』と牧場経営を放棄するのではと噂されている」(田所議員)

 JR東海が計画するリニア中央新幹線は2027年に開通予定で、東京(品川駅)から名古屋までを40分で結ぶ予定だ。2014年から工事に入ったが、準備工事(ヤード整備、斜坑の掘削など)は進んでいるものの、本丸であるトンネル掘削はほとんど未着手。

 一つの要因として、東京ドーム約50杯分の5680万?もの膨大な残土の処分地が決まっているのが全体の2割台しかないからだ。建設残土は不法投棄を防止するため、「資源」として有効活用できる場所でなければ捨てることはできない。つまり、残土を有効利用できる処分地が決まらない限り、トンネルは掘れないのだ。

 田所議員と話した2018年時点で言えば、フジタはリニア工事を愛知県、長野県、岐阜県などで進めている。津久井農場予定地の近くのリニア工事にも入札するのではと噂されていた(*後述するが2020年6月25日に津久井トンネル他東工区をフジタが落札している)。リニア工事と津久井農場は関係があるのだろうか?

◆莫大なお金をかけて、なぜ急斜面の土地に牧場を作る謎

 そこで筆者は情報を整理しようと、2019年夏に地元で反対運動を展開する相模原市緑区韮尾根(にろうね)地区在住の鈴木秀徳さんと落ち合った。

 鈴木さんは居住地のすぐ近くの斜面に地上80mの高さに残土を積む計画に恐怖と疑問を抱いていた。こういう説明だった。

 事業者である有限会社「佐藤ファーム」の佐藤誠代表は、茅ヶ崎市で若いときから酪農を営んでいた。だが、県立高校の耐震化建替えに伴う仮校舎用地として牧場用地を提供したことで、1999年に休業。津久井農場が2024年に運営開始予定というから、実に25年ぶりの牧場経営となる。それなのに、250頭もの牛を飼育する経営体制は構築されていない。

 筆者は、佐藤代表はかなりの資産家なのかと思った。というのは、相模原市では残土の受け入れ業者に対して、残土の不法投棄を防止するため、市への保証金支払いを課している。100万?では、4億300万円が必要となる(造成後に返金される)。

1111名無しさん:2020/07/25(土) 23:39:48 ID:NrdB.GxU0
「造成工事にも数十億円はかかる」と鈴木氏は予測するが、さらに、残土を搬入するため、1日300台のダンプカーが集落の狭い道を何年もかけて延べ約25万台も通る。つまり、道路拡幅が必要となる。これにもおそらく億単位のお金がかかる。

 またこれだけの大事業なので、環境アセスメントの手続きを受けなければならない。環境調査を外部の業者に委託するために、さらに億単位のお金がかかる。

 もっともわからないのが、津久井農場の計画地は佐藤代表が1998年に購入したが、1999年の休業を見越しての土地取得だったとしても、なぜ牧場にするには使いづらい急斜面を選んだのかということだ。そして、なぜ20年以上も経っての牧場再開なのかだ。

 環境アセス手続きでは、環境調査が終わったあとに計画を文書化した「環境影響評価準備書」(以下、準備書)を公表して住民説明会を開催しなければならないが、鈴木氏と会った2か月後の2019年9月5日、その説明会が開催されるというので、筆者も参加した。まずは、鈴木氏の話を一方的に聞くだけではなく、佐藤代表の主張にも耳を傾ける必要があるからだ。

◆事業者は「答えられません」を連発

 2019年9月5日19時。相模原市の串川地域センターで開催された住民説明会には、一般市民が約30人集まった。佐藤代表からは純朴な印象を受けた。市民が入室するたびに「よろしくお願いします」と丁寧に頭を下げていたその姿からは、悪い人ではないと思った。

 説明会では、佐藤代表の横に造成工事を請け負う準ゼネコン「フジタ」の社員2名と環境アセスを行った「パシフィック・コンサルタンツ」社の社員1名が座った。津久井農場計画について40分の説明があった後、私は質問の手を上げた。

「これだけの大事業なのに、総事業費の説明がない。いくらかかるのですか?」

 すると、この質問には佐藤代表が答えず、フジタの社員が「私的な牧場計画ですので、資金計画に関わることはここでは回答を控えさせていただきたい」と答えた。私的な牧場計画だから? なぜフジタ社員がマイクを?

「なぜ、あなたが回答するのですか? 私は事業者の佐藤さんに尋ねているんですが」

 こう私が発言すると佐藤代表はマイクを持ったが、やはり「答えられません」という回答しか返ってこなかった。これに限らず、他の市民からの資金に関する質問には、事業者である佐藤代表が答えずフジタ社員が答えるというパターンが続いた。

◆予定地の近くで大量の残土が発生する工事は、リニアのトンネル掘削しかない

 会場から出た質問への佐藤代表の回答を整理すれば、計画の概要は以下の通りだ。

1112名無しさん:2020/07/25(土) 23:40:30 ID:NrdB.GxU0
 佐藤代表は58歳。2024年には63歳になる。20年前までは約100頭の牛を育てていたが休業。いつかは規模拡大して牧場再開をしたいと夢見ていたという。しかし、平坦な土地を売ってくれるところはなく、山ならいくらでも売ってくれたので、1998年に土地を購入した。

 だがそこを開発しようにも、周辺地域で他業者が残土受け入れを始めたことで、佐藤ファームもその目的だと誤解されるため「今は待つように」と行政に言われて結局20年待った(これは理解に苦しむが)。そしてフジタと出会い、造成をお願いすることになった。

 佐藤氏の3人の息子(大学生)も跡を継ぎたいと言っているが、3人とも専攻は農業とは無縁で、酪農の修行もしていない。夜は無人になるが「問題ない」という。できれば地元の方を雇いたいとのことだ。

 また、残土を運ぶ市道「志田線」は道幅が5.5mしかない。フジタは「これを片側3mの2車線にして、加えて3mの歩道も設置したいが、最終決定ではない」と説明した。

 100万?の残土を受け入れると、10トンのダンプカー1台あたり1万5000円が入るので、25万台では40億円弱の収入になるとの試算もある。その正確な数値はわからないまでも、佐藤代表によると「それでも残土を積んでの造成にはお金が足りない」という。

 この準備書説明会は9月8日にも行われたが、参加した市民によれば(私は不参加)、やはり具体的な数字は出されなかった。「試算中です」「答えられません」との回答だけが頻発したという。

 そしてこの2回の説明会を通じて、住民が佐藤代表とフジタに突きつけた質問が「それだけ大量の残土を排出するのは、予定地の近くならリニア中央新幹線のトンネル掘削しかない。リニアの残土を受け入れるんじゃないですか?」ということだ。

 確かに、津久井農場から数kmの距離には、JR東海が2027年に開通を目指すリニアのトンネル掘削とその前段階となる斜坑掘削の工事が予定されている。

 地域住民は「あの急斜面を牧場に選ぶのは不自然。結局、津久井農場は、リニア残土を体よく埋め立てるカモフラージュじゃないのか」と見ている。これに対してフジタは「どこの残土にするかは数社と交渉中」と答えるだけだった。

◆引っ越す予定がない住民が引っ越すことになっている

 津久井農場の造成で予想される問題は、沢が埋まる可能性、土砂崩れの危険性が指摘される。地元住民に直結する問題は、生活道路である市道志田線を1日に300台もの大型ダンプカーが通ることだ。そうなると犬の散歩もできなくなり、1日中排気ガスや騒音、振動に悩むことになる。

 志田線は幅5.5mしかなく、乗用車同士でもすれ違いが難しい。そのため、フジタは、その道を拡幅する必要があるが、この件を巡って、住民に不信を抱かせる事件が発生した。

 その拡幅工事には、ある家屋の立ち退きが必要となる。フジタは相模原市に「一軒の家が引っ越すことになった」と報告して計画を進めようとしたが、その家の家族はそのことをまったく知らなかった。

1113名無しさん:2020/07/25(土) 23:41:08 ID:NrdB.GxU0
 コトが発覚したのは10月4日。その前日、鈴木氏は韮尾根の住民から情報収集を行っていたが、その一人である内藤ひろみさんから「9月下旬に、フジタが来訪して『工事期間中に庭を2m幅だけ貸してほしい。工事終了後に返す』との説明を受けた」との情報を得た。

 鈴木氏は翌日、相模原市環境政策課に電話で「そんな話があるのか」と尋ねると、夕方に返信の電話があり、「工事期間中、内藤さんは一時的に引っ越すことになっている」と回答した。

 驚いたのは内藤さん本人だ。

「そんな話は一度もしていません!」

 さらに問題は続く。

 10月9日。フジタ社員F氏が内藤宅を訪問。内藤さんの兄が「引越しとはどういうことなんだ」と問い質すと、その話を初めて聞いたというF氏は返答も説明もできなかった。この時点でフジタを信用できなくなった内藤さんは「信?できないから、土地は貸さない」ときっぱりと断った。ところが――。

 環境アセス手続きでは住民説明会のほかに、相模原市が常設する有識者で構成された「環境影響審査会」で計画が審議されるのだが、その第2回目となる11月28日、フジタは内藤宅が転居することになる資料をそのまま提出したのだ。

 20年1月20日の第3回目の審査会で、委員の一人は「引っ越す予定がない住民が引っ越すことになっている。これは誤植なのか?」と疑問を呈すると、審査会の片谷教孝会長は「地権者の同意なく着工はできない。具体的方針を出してもらう」と佐藤ファームへの正しい対応を求めた。

◆事業者は「知りませんでした。今、初めて聞きました」

 この事件で韮尾根自治会が抱いた疑問は、「施工業者を指導する立場にある佐藤代表がこの件に関与していない」ということだった。住民約20人と佐藤代表は、2019年12月21日に話し合いを持った。

 そこでわかったのは、佐藤代表は工事の内容はもちろん、審査会で配布された資料にもまったく目を通していないという事実だった。つまり、工事のすべてをフジタに丸投げしていたのだ。だから、内藤さんの引っ越し話も当然だが知らなかった。以下、当日の録音データから書き起こす。

内藤:なぜウチが引っ越すことになったのか説明してほしい。

佐藤:把握していません。申し訳ありません。

内藤:でも(フジタ作成の)書類は佐藤さんが認めたもの。工事は承知しているんですよね。どこを拡幅するかご存知ですよね。

佐藤:知りませんでした。今、初めて聞きましたので。

1114名無しさん:2020/07/25(土) 23:41:40 ID:NrdB.GxU0
コトが発覚したのは10月4日。その前日、鈴木氏は韮尾根の住民から情報収集を行っていたが、その一人である内藤ひろみさんから「9月下旬に、フジタが来訪して『工事期間中に庭を2m幅だけ貸してほしい。工事終了後に返す』との説明を受けた」との情報を得た。

 鈴木氏は翌日、相模原市環境政策課に電話で「そんな話があるのか」と尋ねると、夕方に返信の電話があり、「工事期間中、内藤さんは一時的に引っ越すことになっている」と回答した。

 驚いたのは内藤さん本人だ。

「そんな話は一度もしていません!」

 さらに問題は続く。

 10月9日。フジタ社員F氏が内藤宅を訪問。内藤さんの兄が「引越しとはどういうことなんだ」と問い質すと、その話を初めて聞いたというF氏は返答も説明もできなかった。この時点でフジタを信用できなくなった内藤さんは「信?できないから、土地は貸さない」ときっぱりと断った。ところが――。

 環境アセス手続きでは住民説明会のほかに、相模原市が常設する有識者で構成された「環境影響審査会」で計画が審議されるのだが、その第2回目となる11月28日、フジタは内藤宅が転居することになる資料をそのまま提出したのだ。

 20年1月20日の第3回目の審査会で、委員の一人は「引っ越す予定がない住民が引っ越すことになっている。これは誤植なのか?」と疑問を呈すると、審査会の片谷教孝会長は「地権者の同意なく着工はできない。具体的方針を出してもらう」と佐藤ファームへの正しい対応を求めた。

◆事業者は「知りませんでした。今、初めて聞きました」

 この事件で韮尾根自治会が抱いた疑問は、「施工業者を指導する立場にある佐藤代表がこの件に関与していない」ということだった。住民約20人と佐藤代表は、2019年12月21日に話し合いを持った。

 そこでわかったのは、佐藤代表は工事の内容はもちろん、審査会で配布された資料にもまったく目を通していないという事実だった。つまり、工事のすべてをフジタに丸投げしていたのだ。だから、内藤さんの引っ越し話も当然だが知らなかった。以下、当日の録音データから書き起こす。

内藤:なぜウチが引っ越すことになったのか説明してほしい。

佐藤:把握していません。申し訳ありません。

内藤:でも(フジタ作成の)書類は佐藤さんが認めたもの。工事は承知しているんですよね。どこを拡幅するかご存知ですよね。

佐藤:知りませんでした。今、初めて聞きましたので。

本村市長は、そこにさらに「地元自治会から地域環境悪化への懸念に関する要望書が署名を添えて市に提出されたことも念頭に置き」などの文言を加え、佐藤ファームに対して「地域住民等との意思疎通を図ること」との意見を表明したのだ。

 環境アセス手続きでは、市長意見を取り入れてアセスの最終報告書というべき「環境影響評価書」を作成しなければならない。だが、市長意見に従えば、地域住民と佐藤ファームとが協議のうえで同意に至らなければ、評価書は作成されず、計画は進まないことになる。

 佐藤代表はその後「住民からの質問に丁寧に答えます」と表明し、話し合いを要望しているが、コロナ禍での外出・集会自粛の影響で7月6日時点でも話し合いは実現していない。

1115名無しさん:2020/07/25(土) 23:42:21 ID:NrdB.GxU0
◆残土を受け入れの数十億円が最初から目的だった!?

 この取材の過程で、私は「佐藤誠代表を知っている」という男性と知り合った。相模原市緑区在住の嶋田俊一氏だ。

 約10年前、佐藤代表の父親と懇意にしていた横浜市在住のK氏から「佐藤の息子(佐藤代表)が土地を2か所、それぞれ1億円で騙されて買ってしまった。その処分に困っている。相談に乗ってくれないか」との連絡を受けた。

 嶋田氏は佐藤代表と一緒にその土地(今の津久井農場計画地)を見に行った。佐藤代表は「ここを残土捨て場にしようと思う」と説明したが、嶋田氏は「残土捨て場は谷にするべき。この急斜面では無理だ」と告げ、以後、寺院関係者に「墓地にならないか」と打診をしたが、すべて断られた。

 そして2009年には佐藤代表に「私が仕事で回収するスーパーやドラッグストアなどからの段ボールの保管場所としてあの土地を使い、とりあえず利益を出し、廃品回収業の下地を作ることを検討してみては」との手紙を送ったが、返事はなかった。

 また2か所の土地のもう1か所は、反社会勢力組織が産廃などの不法投棄を始めた。これにK氏が対処し、それを片づけさせたこともあるという。

 ところが、5年ほど前から佐藤代表とは音信不通になる。そして2019年8月、偶然にインターネットで津久井農場計画を知った。嶋田氏は「この土地の件で世話をした人間に何の連絡もないとは」と憤ったという。

 もしこの話が本当だとすれば、佐藤代表は農場などやる気はなかったことになる。ただし、フジタとつながったことで、残土を受け入れれば数十億円の金が入ってくるということで、改めて農場経営を目指した可能性も否定はできない。

 そこで筆者は4月上旬、佐藤代表に宛てて「嶋田氏の話は事実なのか、佐藤ファームの住民への説明責任、フジタを紹介した政治家とは誰か、そして万一の土砂崩れでの補償の用意はあるのか」など17の質問を手紙で送った。

 すると1週間後に佐藤ファームの顧問弁護士から「後日、弁護士から回答を入れる」との電話が入った。そして回答がFAXで入ったのは、1か月以上も経った5月22日のことだった。

 その内容は「地元説明会等において通知人(佐藤代表)自らご説明を差し上げて参りたいと考えているところであり、個別の対応は差し控えさせていただきます」という実質上の“ゼロ回答”だった。

 だがこれは、佐藤代表が地元住民から筆者と同様の質問が出されても回答すると明言したことである。実際に地元自治会は、佐藤代表に対して質疑をする予定だ。

◆フジタはJR東海から「残土の処分地を口外するな」と言われている!?

 5月中旬。韮尾根自治会で気になる動きがあった。フジタの意向を受けた住民のH氏が内藤さん宅を訪問。H氏は「橋本(相模原市の中心部)に引っ越せば、資産価値も上がります」と引っ越しをほのめかしたが、内藤さんは「フジタと佐藤ファームとは交渉は一切しない」と引っ越しを拒否。だがH氏は、「フジタはもう引けないところまで来ているから、道路の拡幅がなければ、別方向から残土を運ぶかもしれない」と説明した後にこう告げたのだ。

1116名無しさん:2020/07/25(土) 23:42:55 ID:NrdB.GxU0
「フジタは、どの残土を持ってくるかは先行して伝えられない。JR東海から(口外を)止められているらしいんですよね」

 これはリニア工事からの残土を意味するのか? 内藤さんからこの録音データが送られてきたとき、鈴木氏ら住民は「やはりか」との思いを抱いた。そして、それが決定的になったのは6月25日。

 JR東海が、リニア工事のうち津久井農場に近い「津久井トンネル(東工区)」の施工者をフジタに決め、契約を交わしたのだ。これにより、そこから発生する60万?(津久井農場への搬入量と同じ)もの残土を、フジタが津久井農場に運ぶ可能性が高まった。

 すると、フジタが排出する残土を佐藤ファームが数十億円で引き取り、そこから佐藤ファームが農場造成への数十億円をフジタに支払うことになるのだろうか? 佐藤代表の話では「(100万?の段階で)農場造成にはそのお金だけでは足りない」ということだが、その足りない分はどう工面するのか? 佐藤代表は住民の前でそれをどう説明するのだろうか。

 JR東海の発表のあと、フジタのF氏から韮尾根自治会の落合会長に「受注したリニア工事は農場計画とは一切関係ない」との電話が入った。では、60万?もの残土をどこから運ぶのか? それを明かさないままでは住民合意には至らない。

 住民が知るべきことはまだまだある。たとえば、2019年12月時点で佐藤ファーム、津久井農場での牧場施設(牛舎や堆肥舎など)の建設(約4億3000万円)については未契約だった。これはいつ契約されるのだろう。

 また、膨大な残土を急斜面で造成する以上は、土砂崩れの可能性もある。そうなった場合の補償は誰が行うのか。土砂崩れを怖れて隣接する愛川町でも反対運動が起こっている。この問題を今しばらく追いかけてみたい。

<文・写真/樫田秀樹>

【樫田秀樹】

かしだひでき●Twitter ID:@kashidahideki。フリージャーナリスト。社会問題や環境問題、リニア中央新幹線などを精力的に取材している。『悪夢の超特急 リニア中央新幹線』(旬報社)で2015年度JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞。

1117名無しさん:2020/07/25(土) 23:46:38 ID:NrdB.GxU0
リニア準備工事 大井川流域9市町が難色 本紙調査
静岡
2020/7/22 19:54日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61863460S0A720C2L61000/

 リニア中央新幹線の静岡工区の未着工問題を巡り、大井川流域10市町のうち9市町が国と個別の協議に応じる意思があることが日本経済新聞社の調査で分かった。ただ、JR東海が2027年開業の前提に再開を求めた工事は9市町が現時点で認められないと回答。国は8月にも市町に説明に出向く方向で検討するが態度は硬く、打開は難しい実態が鮮明になった。

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1119名無しさん:2020/08/13(木) 23:19:42 ID:NrdB.GxU0
静岡県、JR東海の計算を疑問視 リニア工事による大井川流量減少
2020年8月13日 18:55
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/200813/20200813113.html

 静岡県は13日、リニア中央新幹線建設工事による大井川の流量減少対策などを話し合う有識者会議を設置した国土交通省に対し、JR東海が議論の前提に使っている流量計算方法に問題があるとして、今後の会議でこの方法に基づいた議論をしないよう求める文書を提出した。

 文書では、トンネル掘削に伴う湧水量や川の流量の推定でJR東海が用いた計算方法は、精度に限界があると主張。にもかかわらず同社が「精度が高い」と言い続けているとして、国交省に対し「納得できる説明をするよう指導してほしい」と訴えた。

 県は大井川の流量が減少し茶生産などの影響すると静岡工区の工事に反対している。

1120名無しさん:2020/08/17(月) 16:18:32 ID:NrdB.GxU0
ようやく長年に渡るJR東海の傲慢な経営の一端が伺える記事が出るようになってきました。
JR東海の提灯持ちを任じるメディア(それはJR東海からの膨大な広告料という名の毒饅頭を食べてしまった、とも言う)は何とかして静岡県だけが悪くJR東海は被害者だというイメージを一般市民に植え付けようと必死だがそうは問屋が卸さない。

JR東海は己の今までの傲慢さと不作為にこれから苦しめばいい。そして名古屋はJR東海とともに沈んでいけばいい。
因果応報、盛者必衰の理を表す、を地で行けばいい。

なぜ静岡県はリニア着工に反対するのか? 透けて見えるJR東海への怨念
8/16(日) 16:45配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e19ac2f8dfd80faae8e83d33887ee1fa4ad838f?page=1

「着工は認められません」――。6月26日、川勝平太静岡県知事がJR東海の金子慎社長とのトップ会談後にこう発言した瞬間、予定されていたリニア中央新幹線の2027年の開業延期が事実上、決定的となった。静岡県が着工を認めないのは、トンネル工事で南アルプス(南ア)の地下水が漏れ、県中西部を流れる大井川の水量が減少するという「水問題」が表向きの理由だ。だが、問題の根源をたどると、JR東海の度重なる“静岡飛ばし”に対する地元の根深い怨念が見えてくる。

表向きは「水問題」だが……
 会談から20日後の7月15日の定例会見。金子社長は新たな開業時期の設定には言及しなかったものの、「2027年の開業は難しい」と、初めて公の場で発言し、「白旗」を上げた。新聞、テレビなど各マスコミでも取り上げられたこのトップ会談と一連のリニア開業延期問題。静岡県とJR東海の間で、何が問題となっているのか。まず、延期の理由となった静岡の「水問題」について簡単に振り返っておこう。

 予定されている静岡県内の工区は8.9キロで、南アの真下を全てトンネルで通る。トンネル工事やトンネルが完成すると、湧水によって南アの地下水を源泉とする大井川の水量に影響が出るのではないか、と懸念されている。事実、JR東海も何も対策を講じなければ、毎秒2トンの水が失われると試算。そうならないようトンネルの湧水をポンプでくみ上げ、導水路で水を川に戻すなどと主張している。

 県が本格的に反対に回ったのは3年前。当時、湧水を大井川に全量戻すと明言しないJR東海に対し、川勝知事が「堪忍袋の緒が切れた」として態度を硬化させた。議論は平行線をたどり、今年の4月から国土交通省が仲介する形で、湧水を全量戻せるのか、大井川への地下水の影響はないのかを評価する有識者会議が開かれている。県側は湧水を全量戻し、大井川に影響が出ないという科学的な根拠が有識者会議などで出てからでなければ、工事着工を認めない考えだ。

 県が、着工を認めなかったのは、トンネルを掘るために作業員の詰め所や電気設備などを設置する「ヤード」を整備するための工事のこと。既にJR東海は一部整備をしているが、県は今以上の工事は「トンネルを掘るための本体工事と一体」とみなし、認めていない。工期から逆算すると、6月中にこのヤードの整備の続きを始めないと27年の開業に間に合わないため、JR東海は県に着工の許可を求めてきた。

1121名無しさん:2020/08/17(月) 16:19:48 ID:NrdB.GxU0
一見、県が水という環境問題で反対しているように見えるが、ことはそう単純ではない。リニアが県の北端、南アルプスを通るルートが決まったのは10年前。川勝知事自身が「自分はリニア推進派」と自認しており、当時は静岡がここまで反対するとは思われていなかった。確かに、流域人口が60万人以上にも上るとされる大井川の水量が保たれるかは大きな問題だが、県民や川勝知事とって、水問題はきっかけの一つで、長年、JR東海に「こけにされてきた鬱憤(うっぷん)が爆発した」(地元紙記者)との見方がある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2e19ac2f8dfd80faae8e83d33887ee1fa4ad838f?page=2

JR東海三つの「静岡飛ばし」
 東海道新幹線に乗って、東京や名古屋から静岡駅に行くとする。のぞみが静岡駅に停車しないことは誰でも知っているだろうが、静岡駅で乗り降りした経験がなければ、停車する本数の少なさを実感する機会はないかもしれない。名古屋、東京から静岡へ向かうひかりかこだまは1時間にほぼ3本。途中に小田原駅や浜松駅などに停車するため、東京、名古屋のどちらから行っても概ね1時間くらいかかる。

 他の交通手段と比べれば短時間で、取り立てて不便かと言われれば、それほどでもないのかもしれないが、静岡に向かうまでの停車駅で、毎回のぞみが通過するのを待たなくてはいけない。のぞみはダイヤ改正もあって上下線とも1時間に最大12本走ることもあり、このうち、1本くらいは静岡に止めてもいいのではないか、とは静岡県民ならずとも思ってしまう。

 ちなみに、のぞみが停車する駅で最も人口が少ない都市は、岡山市(岡山駅※JR西日本が運行する山陽新幹線の駅)で約72万人。静岡駅のある静岡市は約69万人で、それほど変わらない。

 これまでも、静岡県はのぞみが県内に停車しないことに不快感を示してきた。過去には石川嘉延元知事(1993〜2009年)が県議会で「のぞみの通行税を取る」と発言したこともある。また、富士山静岡空港(牧之原市)に直結させた新駅を造ることは、県の悲願だ。富士山静岡空港の場所を検索すれば一目で分かるが、東海道新幹線の静岡駅と掛川駅の中間地点の真上に建設されている。これは、東海道新幹線と飛行機をつなぎ、県外とのアクセス向上をもくろんだ産物だが、JR東海からは「静岡と掛川両駅の距離が近すぎる。新幹線の高速性が発揮されなくなる」として一蹴されている。川勝知事も過去に要望したが、事実上、一顧だにされなかった。

 そこにもってきて、リニアは県内に駅すら建設されない。リニアの駅数は当初、今の予定より少なかった。その後、それぞれの地域の反対で一県一駅に落ち着いたにも関わらず、静岡県だけ駅が置かれないのだ。川勝知事や県民には、JR東海は地元への恩恵はもたらさないのに、水問題というデメリットだけを押しつけてくる企業、というふうに映ってもおかしくはない。

1122名無しさん:2020/08/17(月) 16:20:33 ID:NrdB.GxU0
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e19ac2f8dfd80faae8e83d33887ee1fa4ad838f?page=3

手痛い地元軽視のしっぺ返し
 静岡県がJR東海に不満を抱くのは、(1)のぞみが止まらない(2)新駅をつくらない(3)リニアも素通り――という三つの「静岡飛ばし」だけが理由ではない。JR東海が地元との信頼関係を長年かけてつくってこなかった、という背景もある。鉄道関係に詳しいある記者に言わせれば、JR東海は「観光列車を走らせて地域振興を図るとか、地元自治体と一緒になった営業努力をしようとしない会社として、業界では有名」という。

 この記者が話している趣旨は、子ども向けの鉄道図鑑を開いてみても容易に想像がつく。観光に力を入れているJR九州は当然として、JR東日本や西日本、北海道のページには、色とりどりの特急列車や観光列車の写真が掲載されているのに、JR東海のそれは、東海道新幹線や、見た目が基本的に同じ「ワイドビューひだ」や「ワイドビュー伊那路」などの特急列車くらいで、視覚的にも明らかに寂しい。

 そんなJR東海が昨年、県とタイアップした観光企画「静岡デスティネーションキャンペーン」への参加を始めた。JR東海が自治体と観光キャンペーンを張るのは珍しいとされる。関係者の間では、リニアを巡る地元対策として、JR東海がようやく重い腰を上げたのでは、とささやかれた。

 「ぜひ、富士山一周をやってもらいたい」。6月26日のトップ会談で、川勝知事が持論の観光ルートを金子社長に提案した。「東京から20分で甲府に着く。南アルプスや富士山、八ケ岳などがあるワンダーランドだ。そこから世界最速とは真逆の身延線特急で静岡まで来て、新幹線で帰るのは観光になる」とぶった。一度ならずあった発言に金子社長は困惑の表情を浮かべ、県外から駆けつけた報道陣の中には、あっけに取られた様子を見せる記者もいた。一見、突拍子もないこの発言も、過去の経緯をひもとけば、地元を顧みずリニアの工事に邁進するJR東海を当てこすった発言として理解できなくもない。

 前出の記者は、一連のJR東海の地元対策をこう揶揄する。「静岡からすれば、JR東海は地元にのぞみを止めない東海道新幹線で大儲けしている。その上、その金でリニアをつくって、また駅をつくらない。リニアは水の不安だけあって、何の恩恵もない。JR東海は静岡のことはどうでもいいのか、という強い不満がある。観光列車を走らせるとか、『地元を大切にしてます』という姿勢をもっと前から示しておけば、リニアの静岡問題はこんなにこじれていなかったはずだ」

 リニアの開業延期は、JR東海の地元軽視に対する静岡県の強烈なしっぺ返しとも言える。静岡にくすぶるJR東海への怨念は、リニアにどのような影を落とすのか。静岡問題の先行きは全く見えない。

1123名無しさん:2020/08/28(金) 20:01:52 ID:NrdB.GxU0
リニア有識者会議は「拙劣」 全面公開でないと静岡知事
2020年8月28日 18:09
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/200828/20200828118.html

 静岡県の川勝平太知事は28日の記者会見で、リニア中央新幹線のトンネル掘削に伴う大井川の流量への影響を検討する国土交通省の有識者会議について、議論が全面公開されない状態が続いていると主張し「運営が拙劣だ。強く反省を求めたい」と批判した。

 川勝知事は、25日の有識者会議終了後に委員の非公開の協議を経て国交省が「座長コメント」を発表したと指摘。「議論されていないことが書かれ、会議の内容がゆがめられた」と主張し、国交省に対し、コメント作成の経緯も公開するよう求める抗議文を送ったと明らかにした。

1124名無しさん:2020/09/26(土) 00:47:21 ID:NrdB.GxU0
リニアは国の計画では奈良付近となっている。
ので、京都の動きはハッキリ言っておかしい。

リニア誘致「京都駅ルート」から「駅」の字消える 京都市の要望書「京都駅にこだわらず」
9/25(金) 12:24配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa64769179a89b7662503be5748f4eb654320540

  リニア中央新幹線の「京都駅ルート」誘致を目指す京都市が毎年国に提出している要望書で、今年から「駅」の文字が消えた。市は「誘致が厳しい情勢の中、京都駅にこだわらず、幅広く可能性を探るため『駅』を取った」と説明している。

 リニアの名古屋―大阪間のルートを巡っては、1973年の基本計画で「奈良市付近」を経由するとされ、2011年の整備計画でも同様の記載がある。これに対し、京都市や京都府、京都商工会議所は「経済効果が大きい」などとして京都経由を求めている。

 京都「駅」の記載が消えたのは、市が毎年政府に出す「施策・予算に関する提案・要望」。今年7月の文面では、従来の「『京都駅ルート』の実現」ではなく、「京都を通る整備ルートの選定」との表現に改められた。

 市リニア・北陸新幹線誘致推進室は「京都駅ルートを求め続けることに変わりはない」とした上で、「京都駅という表現だと範囲が狭い。より幅広く国に検討してもらうため、京都府内への誘致を目指す府の表現に合わせた」とする。

 一方、国土交通省の担当者は「(奈良市付近を経由するとした)整備計画に基づき必要な手続きを進めることが適当。(京都市が記載を)変更したからといって国交省としてどうということはない」と話している。

1125名無しさん:2020/10/18(日) 21:41:50 ID:NrdB.GxU0
リニア工事差し止め、30日提訴 静岡住民「大井川に影響」
2020年10月18日 17:19
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/201018/20201018055.html

 リニア中央新幹線建設工事を巡り、静岡県内の住民らが、JR東海に対し県内区間(10・7キロ)の工事差し止めを求める訴訟を、今月30日に静岡地裁に起こすことが18日、分かった。同日発足した原告団が、静岡市内で開いた総会で明らかにした。訴訟では、工事が大井川や南アルプスの自然に影響を及ぼす恐れがあると主張する方針。

 住民らは、工事による大井川の流量減少を懸念し、JR東海と対立。10・7キロのうち静岡工区と呼ばれる8・9キロが着工できていない。

 原告代表に選出された島田市の農家桜井和好さん(70)は「農業には水が命。その供給を守らなければならない」と強調した。

1126名無しさん:2020/10/19(月) 14:03:12 ID:hOUwzX2M0
静岡のばかほっといて 関空と大阪と奈良を先につくったらわ?

関空と大阪12分やから単線でピストンでいける。橋下が試算したら安かった。 あと奈良までつくったら
ならから 関空まで大阪経由でも30分。これで 大阪 奈良 京都の
インバウンドの完成。 中央リニアその後でもいい。  もしくは関空 奈良を
リニアでつくって大阪と結ぶのもあり。 奈良の荒井知事は奈良関空構想を
語っている。

1127名無しさん:2020/10/19(月) 18:06:04 ID:cYBWvdzI0
>>1126
確かに伊丹があるんだし関西は中央リニアより先に
そっちのほうが有益だと思うね

1128名無しさん:2020/10/19(月) 21:48:41 ID:hOUwzX2M0
奈良〜関空直結の「リニア支線」現実性は? 奈良県が検討、その背景

奈良県が調査・検討費2500万円を計上
 奈良県は2019年度補正予算で、リニア中央新幹線の名古屋〜新大阪間開業時に開設予定の奈良県新駅から関西空港までをつなぐ「リニア支線」の調査・検討費として2500万円を計上しました。

このリニア支線構想は4月の奈良県知事選で4選を果たした荒井正吾知事が公約に掲げていたものです。単線・常電導方式のリニア新幹線を建設し、リニア中央新幹線の奈良県新駅から、奈良県大和高田市、御所市、五條市、和歌山県橋本市を経由し、関西の玄関口である関西空港まで20〜30分で接続し、将来的には京都府京田辺市付近で北陸新幹線にもつなげたいとしています。2019年6月14日付の産経新聞によると、荒井知事は会見で「難しいチャレンジだが、需要や工事費を検討し実現可能性を探っていきたい」と意欲を示し、「リニア中央新幹線が品川-新大阪間で全線開通すると、関空からの結節点でもある新大阪への集中が過剰になる」として新ルートを整備する意義を強調していますが、関西空港から大阪、京都へ流れがちな外国人旅行客を奈良に呼び込みたいというのが本音でしょう。

 ただ、元運輸官僚である荒井知事の構想は壮大です。このリニア支線と表裏一体の関係にあるのが、南海トラフ地震に備えて県南部の五條市に2000m級の滑走路を併設した大規模広域防災拠点を整備する計画です。こちらも今回の補正予算で調査費が計上されています。

1129名無しさん:2020/10/19(月) 21:56:54 ID:hOUwzX2M0
https://trafficnews.jp/photo/87974

1130名無しさん:2020/10/20(火) 22:44:20 ID:NrdB.GxU0
リニア工事で知事に流量確保要請 地元3団体、静岡
2020年10月20日 12:23
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/201020/20201020064.html

 リニア中央新幹線の静岡工区トンネル工事により、大井川の流量が大きく減少する懸念があるとして、川の水を農業用水として利用する静岡県農業協同組合中央会など3団体が20日、同県の川勝平太知事に流量の確保などを求める要請書を手渡した。

 他に同県森林組合連合会と県漁業協同組合連合会。いずれも流量減少のほか、水質の悪化を懸念し、森林環境の維持・保全や、水産加工のための地下水利用に影響が出ないようにすることを求めている。

 県森林組合連合会の中谷多加二代表理事会長は「JR東海と命の水や産業を守るように協議してほしい」と訴えた。川勝知事は「広く理解を求めていく」と応じた。

1131名無しさん:2020/10/21(水) 17:13:43 ID:NrdB.GxU0
リニア談合、ゼネコン4社に排除命令へ 2社には課徴金
10/21(水) 5:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d73e7e5f91fc090c99430a7059b74039af5ea95e

 リニア中央新幹線の建設工事をめぐるゼネコン大手4社の談合事件で、公正取引委員会が独占禁止法違反(不当な取引制限)で大成建設、鹿島、大林組、清水建設の4社に再発防止などを求める排除措置命令を出す方針を固めたことが、関係者への取材でわかった。談合で工事を受注した大林組と清水建設の2社には、計約43億円の課徴金納付命令も出す方針。

 公取委は20日までに処分案を4社に通知した。これに対する各社の意見を聴いたうえで結論を出す。

 この事件では、東京地検特捜部が2018年3月に4社を同法違反罪で起訴。起訴状によると、4社は14年4月〜15年8月、リニア中央新幹線の品川、名古屋両駅の新設工事をめぐり、受注調整をしたとされる。

 関係者によると、公取委も両駅の工事での違反を認定したとみられる。課徴金は違反行為があった業務やサービスの売り上げを元に算出される。両駅の工事は大林組と清水建設が受注し、他の2社は売り上げがないため、課徴金の対象にならない見通し。課徴金額は大林組が約31億円、清水建設は約12億円とする方針だ。

 この2社は起訴前に違反を認め、課徴金減免制度に基づき公取委に違反を自主申告していた。このため、本来の課徴金からは減額されているとみられる。両社は公判でも起訴内容を認め、18年10月にそれぞれ2億円と1億8千万円の罰金刑が言い渡された。

 一方、大成建設と鹿島側は、19年2月に始まった公判で「現実的に受注可能な会社は限られ、そもそも競争が存在していなかった」などと否認している。来年3月に判決が言い渡される見通し。

 大成建設は「公取委の調査については、引き続き協力してまいります」、鹿島は「(公取委による)意見聴取で意見を申し上げる予定。現時点ではコメントできない」、大林組と清水建設は「調査中の事案なのでコメントは差し控える」としている。(田中恭太)

朝日新聞社

1132名無しさん:2020/10/25(日) 00:38:35 ID:EjEt1aTw0
開業前ににほんかいめつq

1133名無しさん:2020/10/25(日) 19:46:23 ID:6Fo79npg0
>>1128 少々スレチになるが、モノレールが東大阪に延びれば、伊丹に流れゆくな
でもどこで紀伊山地を越えんねん?

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1135名無しさん:2020/11/04(水) 22:51:48 ID:NrdB.GxU0
(一部抜粋)

リニア乗換駅 地元負担の建設取りやめ 「県や伊那谷と合意形成」
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20201020/KT201019ATI090021000.php

 任期満了に伴う18日投開票の飯田市長選で、5選を目指した現職らを破って初当選した佐藤健(たけし)氏(52)=無所属、鼎名古熊=は一夜明けた19日、市内の事務所で記者会見を開いた。リニア中央新幹線県内駅(飯田市上郷飯沼・座光寺)への乗換新駅を、近くのJR飯田線に地元負担で建設する構想を取りやめると改めて明言、県や伊那谷の自治体に説明する考えを示した。主なやりとりは以下の通り。

 ―乗換新駅建設の構想を取りやめるとしているが、今後の具体的な手順は。

 新駅構想は、県や伊那谷の自治体でつくる会議で議論し、現在の計画がある。(取りやめについても)関係者との合意形成のプロセスが必要。リニアと飯田線の接続は大事だ。しかし、方法については、費用対効果を考慮し新駅建設ではなく、既存の元善光寺駅(座光寺)と新交通システムの活用を提案する。

1136名無しさん:2020/11/11(水) 20:19:39 ID:NrdB.GxU0
>東京・品川―名古屋のリニア中央新幹線開業も延期が不可避となっており、
>名鉄の計画見直しで名駅地区の再開発計画は不透明感が増してきた。

真の意味で大都市圏ではない中京地区であって、その中核の名古屋の力からみて無理があったんですよ、あまりに過大な投資でしたから。
2024年になったら恐らく規模を縮小して再開発着手となると思います。

名鉄、コロナで再開発計画見直し 名古屋駅前着工延期、24年度に
2020年11月10日 19:47
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/201110/20201110150.html

 名古屋鉄道は10日、新型コロナウイルス流行の影響で、2022年度に予定していた名古屋駅前地区の再開発着工を延期し、計画を見直すと発表した。再開発の規模や完成時期を改めて検討し、24年度をめどに方向性を決定する。

 名鉄は近畿日本鉄道など3社と共同で、南北約400メートルのビル群を一体的に開発する計画を立てていた。敷地面積は約2万8千平方メートルと、名駅地区で最大のプロジェクトとなる見込みだった。

 JR東海が27年に予定していた東京・品川―名古屋のリニア中央新幹線開業も延期が不可避となっており、名鉄の計画見直しで名駅地区の再開発計画は不透明感が増してきた。

1137名無しさん:2020/11/16(月) 23:16:39 ID:NrdB.GxU0
JR側は事実上の延期を表明も…リニア中央新幹線2027年開業等求め要望 岐阜県知事らがJR東海に提出
11/16(月) 21:19配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5970ba2bd32a744268b3401dae12435215adfe0

 リニア中央新幹線の早期の開業などを求めて、岐阜県の古田知事らがJR東海に要望書を提出しました。

 16日、沿線の7つの市町の市長・町長らがリニア中央新幹線に関する要望書をJR東海の金子慎社長に手渡しました。

 要望書にはリニア中央新幹線を予定通り2027年に開業することや、駅周辺のまちづくりに協力することなどが盛り込まれています。

 これに対し、JR東海は「全体を緩めることなくやっていきたい」と答えたということです。

 リニア中央新幹線をめぐっては静岡県が着工に反対していて、JR東海は「2027年の開業は難しい」と事実上の延期を表明しています。

東海テレビ

1138名無しさん:2020/11/20(金) 23:04:40 ID:3tNmFcAg0
https://web-willmagazine.com/social-history/9ckQh
「リニアの夢」を邪魔する "親中派" 川勝静岡県知事
https://web-willmagazine.com/politics/u8Kk5
【阿比留瑠比】叩き上げ菅総理をバカにした川勝平太静岡県知事の不遜

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1140名無しさん:2020/11/30(月) 19:53:07 ID:NrdB.GxU0
これの開発が成功した暁にはリニア新幹線は完成と同時に過去の遺物になるのかも。

新幹線より3倍速い! 次世代交通「ハイパーループ」が実用化に向けて弾み
11/30(月) 11:20配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bc6c2eca7799d522c722e720a646d091fd3168c

JR東日本が次世代新幹線として開発を行っている新型試験車両「ALFA-X」が、先日の試験走行で最高速度時速382キロを記録しました。時速360キロでの営業が目標とのことですが、これまでの試験では時速400キロに達したこともあります。しかし、世の中にはこれを何倍も上回る超高速輸送システムも作られており、なかでも高い期待を集めているのが、アメリカで開発中の次世代交通「ハイパーループ」です。

真空に近いチューブ内を時速1080キロで

ハイパーループを開発しているのは、アメリカのヴァージン・ハイパーループ。ハイパーループとは地上や地中にチューブを作り、そのなかを乗客が乗ったポッドが駆け抜けていくシステムのこと。チューブ内は上空20万フィート(約61キロ)と同等の気圧レベルで、真空に近い状態になっています。さらに磁力を利用して物体を空中浮遊させる「電磁浮遊」を利用しているため、より少ない空気抵抗の中で高速での輸送が可能になるのだそう。

ハイパーループが実現すれば、その時速は1080キロに達する見込みで、飛行機でおよそ1時間半、クルマで6時間かかるロサンゼルスーサンフランシスコ間の距離をわずか43分で移動できることになります。また日本の現在の新幹線と比べると3倍ほどの速さになり、東京ー新大阪間は30分ほどで到着できる計算になります。

またハイパーループは100%電気による運転で、設置したソーラーパネルから電源を得ることもできるそう。しかも電気自動車と同じく、移動による騒音が少なく、二酸化炭素は排出せず環境にやさしい点も次世代交通として期待されているところでしょう。

そんなハイパーループは先日、アメリカのネバダ州の砂漠地帯にある、500メートルの長さのテスト用施設で、有人走行テストを実施し成功させました。実用化の際は最大28名乗りの車両が想定されていますが、今回発表されたXP-2新車両は2人乗りで、まるでプライベート飛行機のような空間です。

同社ではこれまでに400回以上の走行テストを繰り返してきましたが、人が搭乗して行われる実験は初のこと。その際、ハイパーループは秒速48メートル(時速172キロ)に到達したそうです。時速が172キロまでだったのは試験場が500メートルの長さしかなかったためで、もっと長い距離で実験が行われれば、さらに早い速度の実現が可能になるかもしれません。ハイパーループは、安全性の認証を2025年までに取得し、2030年までの実用化を目指しているそうです。

その一方、起業家のイーロン・マスク氏が設立したトンネル掘削会社「ボーリング・カンパニー」はラスベガスに商用トンネルを建設しています。マスク氏が構想する高速の地下鉄道システム「Loop」は2021年に開通予定。ヴァージン・ハイパーループやLoopの開発が進み、新幹線を超える次世代高速交通の誕生に期待が高まっています。

佐藤まきこ

1141名無しさん:2020/12/07(月) 19:41:05 ID:OKnMhaoo0
「リニア整備認めない」 静岡県知事が県議会で明言 環境への影響懸念
https://mainichi.jp/articles/20201207/k00/00m/040/153000c
未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、川勝平太静岡県知事は7日、県議会本会議で、「私はリニアに長く関わり、整備に賛成してきた。現在も推進すべきだとの考えに変わりない」とした一方、大井川の水や南アルプスの自然環境に悪影響を及ぼすならば、「認めることはできない」と明言した。【山田英之】
 リニアの必要性に対する考えをただした桜井勝郎県議(無所属)の一般質問に答えた。川勝知事は大井川の水を「流域市町の生活や経済活動に必要不可欠な命の水」、南アルプスを「ユネスコ(国連教育科学文化機関)のエコパークに登録されている世界に誇る貴重な自然環境」と表現。「議論や対話を不十分なままにしてリニアが必要か否か、あるいは許可を出すか出さないかというような単純な判断を拙速にしてはいけない。今、行うべきことは(JR東海と)対話を尽くすこと」と答弁した。
 桜井県議は「リニア工事現場から約100キロ離れた下流域で水枯れが起こるのか考えにくい」とも質問。市川敏之・くらし環境部長は、国土交通省の有識者会議の座長談話に触れて「大井川中下流域の河川流量が維持できなければ、中下流域の地下水に影響がある可能性を示している」と指摘した。
 市川部長はリニアのトンネル工事で出る掘削土についても「自然由来の重金属などの有害物質を含む掘削土が発生する可能性がある。有害物質が降雨などで溶出し、河川や地下水に流出すれば、水質に悪影響を及ぼすことが懸念される」と説明。「発生土置き場周辺の地質は脆弱(ぜいじゃく)で、土砂崩れで有害物質を含む掘削土が流出する恐れがある」と危惧した。
 また、大井川上流で取水して山梨県側の富士川水系に放流する田代ダムに対する県の見解について問われた難波喬司副知事は「リニア工事によって、田代ダムの取水口付近の河川流量は確実に減ると予測される。水利権者にも何らかの影響が及ぶ可能性がある。この問題は影響を与えるJR東海が考える問題。県は大井川の水利用が将来にわたって持続可能であるよう、利水者や流域市町と連携して水の保全に全力で取り組む」と語った。

1142名無しさん:2020/12/07(月) 19:43:55 ID:OKnMhaoo0
>>1140>>1022

1143名無しさん:2020/12/16(水) 21:08:39 ID:0JIR12520
リニアの裏で静岡県、「東電ダム」から巨額収入
川勝知事“命の水"は欺瞞に満ちた言動だ
https://toyokeizai.net/articles/-/396149

1144名無しさん:2020/12/16(水) 22:39:38 ID:0JIR12520
>>1141 もいっちょ
https://www.jmca.jp/column/tu/tu66.html

1145名無しさん:2020/12/16(水) 22:40:48 ID:0JIR12520
>>1140の間違い

1146名無しさん:2020/12/23(水) 22:30:30 ID:/GjxpgiE0
>>1143
https://toyokeizai.net/articles/-/397807
驚きの事実、静岡県リニア文書に「捏造」あった
議事録に記載ないのに委員意見として文書作成

1147名無しさん:2021/01/06(水) 21:51:26 ID:NrdB.GxU0
リニア、三重・亀山に誘致 県など、中間駅建設要望へ
2021年1月4日 11:05
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/210104/20210104036.html

 2037年に延伸開業を目指すリニア中央新幹線の名古屋―大阪を巡り、三重県などが中間駅を同県亀山市に誘致する方針を固めたことが4日、県への取材で分かった。具体的な駅の位置は有識者から意見を聴いた上で決定し、22年度にもJR東海に要望する。

 県、市町などでつくる「建設促進三重県期成同盟会」が駅候補地を募集したところ、先月31日の期限までに亀山市のみが応募した。

 JR東海は三重、奈良両県の各1カ所に中間駅を設置する方針を示しているが、詳細なルートや駅位置は決まっていない。

1148名無しさん:2021/01/06(水) 22:05:01 ID:NrdB.GxU0
「大深度なら地上に影響ない」はずだったのに…リニア工事は大丈夫?<調布陥没>
2020年12月18日 22時39分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/75248

 「地上への影響はない」といわれてきた大深度地下工事の前提が崩れた。東京都調布市の東京外かく環状道路(外環道)のトンネル工事ルート上に発生した陥没などを巡り、東日本高速道路(NEXCO東日本)の有識者委員会は工事の影響を認めた。ただ、現地の住民の不信はぬぐえないまま。同様に大深度地下で建設されるリニア中央新幹線の工事で、地上の安全は確保できるのか。住民の不安は尽きない。
◆自宅地下でシールド工法「同じ事起こるんじゃ…」
 「同じようなことが起きるんじゃないかと、不安でいっぱいだよ」。東京都大田区に住む真保しんぼ雅一さん(65)はため息をつく。自宅の真下には今後、JR東海が開通を目指すリニア中央新幹線のトンネルが通る。外環道と同じく「大深度地下使用法」に基づく認可を受け、地下40メートル以上の深さをシールド工法で掘り進められる。
 真保さんは2年前、住民説明会に出席。「その時は『大深度だから地上には影響ない』と聞いていた。だけど外環の工事による陥没や空洞を見ると信じられない。安全と思える根拠を示してほしい」と話す。
 政府もこれまで、大深度工事が地上に及ぼす影響を否定してきた。2015年3月の衆院国土交通委員会では、当時の国交省道路局長が「外環の本線トンネル工事は大深度地下を使用したシールド工法を採用しており、地上への影響は生じない」と説明。太田昭宏国交相(当時)も「シールド(トンネル)自体が壊れることがなければ地上への影響は生じない」と答弁していた。
◆リニア中央新幹線 来年度から都内で大深度工事
 ただ、大深度工事を認可する国交省土地収用管理室は取材に「認可は『大深度だから安全』と保証するものではない」と強調。「大深度なら地権者と権利調整をしなくていいというのが制度の趣旨。工事で住宅などに被害があれば、通常の損害賠償手続きと同じ扱いになる」と説明する。
 21年度初めにはリニアの北品川非常口(品川区)からシールドマシンが発進し、都内の大深度工事が始まる予定。JR東海は「(外環道工事の)今回の事象も含め工事の安全性に関する情報を集め、周囲の環境へ影響がないことを確認しながら進める」としている。(梅野光春)

1149名無しさん:2021/01/06(水) 22:12:14 ID:NrdB.GxU0
「渇水期の沢で動植物消失の可能性」 リニア工事影響、JR東海が静岡県に資料提出
https://mainichi.jp/articles/20201226/k00/00m/020/096000c

 未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、大学教授らによる静岡県生物多様性専門部会が25日に開かれた。JR東海はトンネル掘削による南アルプスへの影響として渇水期に枯渇する沢で、動植物が消失する可能性を明らかにした。地形や地質が複雑で事前調査が難しく、影響の予測に不確実性があることも認めた。【山田英之】

 JR東海の担当者が出席する生物多様性専門部会は2019年9月以来、1年3カ月ぶり。国土交通省の有識者会議は計7回あったが、いずれも大井川の水問題が中心で、生態系への影響などを話し合う生物多様性の分野が議論されておらず、進捗(しんちょく)が注目されていた。

 JR東海はこれまで環境影響評価書に「事業の実施による影響の程度は小さく、重要な魚類の生息環境は保全される」と記載。しかし、今回の専門部会に提出した資料は「希少な生物が生息し、生物多様性が周辺環境の変化の影響を受けやすい脆弱(ぜいじゃく)性を持つ」「生息環境や生息状況に影響が生じた場合、その変化を確認することが地形、気候などの観点で難しい場合がある」と記述が改められた。

 地下水位への影響も「地下水位の予測値について、トンネル周辺で局所的に最大300メートル以上低下する」と明記した。また、自然環境への影響として「南アルプスでトンネルを掘削することで地下水位が低下。特に渇水期の沢で、流量減少や枯渇が生じ、動植物の生息・生育環境が著しく変化したり、消失したりする可能性がある」とした。

 一方、JR東海は対応策として、ボーリングで地質を把握し、防水シートなどで湧水(ゆうすい)量を低減▽自然由来の重金属を含む排水は濁水処理設備などで処理して河川に放流▽重要な種を移植することで種の消失による影響を代償――などを挙げた。

 部会長の板井隆彦・静岡淡水魚研究会会長は部会終了後、「大井川上流で地下水が減り、生物多様性の変化をかなり促すことを危惧している」と述べた。

1150名無しさん:2021/01/16(土) 08:56:51 ID:NrdB.GxU0
JR東海、請求棄却求める 静岡リニア差し止め訴訟
2021年1月15日 17:55
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/210115/20210115096.html

 リニア中央新幹線工事を巡り、静岡県内の住民らがJR東海に、県内区間(10・7キロ)の工事差し止めを求めた訴訟の第1回口頭弁論が15日、静岡地裁(増田吉則裁判長)で開かれた。JR東海側は請求棄却を求めた。

 訴状によると、工事は大井川や南アルプスの自然に影響を及ぼす恐れがあると主張。JR東海は十分な説明もないまま着工を進めようとしているとしている。

 原告共同代表の大石和央さん(65)は意見陳述で、「水量減少(との試算)は到底受け入れられない」と述べた。JR東海側は答弁書で、原告がそれぞれどのような権利を侵害されていると主張しているのか明らかにするよう求めた。

1151名無しさん:2021/01/16(土) 11:18:17 ID:NrdB.GxU0
このままだと日本のリニア新幹線は完成と同時に時代遅れの戦艦大和状態になりかねないのでは。

コストにコストを重ね…リニア中央新幹線が考えるべき「コンコルド効果」とは
1/4(月) 8:10配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/62ad6e6fb2018f539b8010e01e41a79e3ba0f6e5?page=1

 東海道新幹線に代わる東西の大動脈として建設が進む「リニア中央新幹線」。静岡県の川勝平太知事が大井川の水量に与える影響などについて懸念を表明していますが、筆者は別の観点から、懸念を抱いています。それは新型コロナウイルス感染症の大流行によって、社会が大きく変化したことがもたらす影響です。

新幹線の乗客、大幅減

 コロナ禍により、テレワークやオンライン会議は一気に身近なものになりました。コロナ禍前にも、これらを実現する技術はあったのですが、コロナ禍で強制的にオンライン会議システムを使わされた人は「意外と使える」ことに気付いてしまいました。コロナ前には、自分が使えても相手がオンラインに対応していないかもしれないので、なんとなく対面で会議をしていましたが、最近は気軽にオンライン会議を提案できるようになりました。

「やっぱり対面じゃないと…」という意見が根強いのも事実ですが、例えば、東京-名古屋間で会議をする場合、交通費や移動時間の人件費などを考慮すると、対面の会議はオンライン会議の10倍近いコストがかかります。対面の方がもろもろスムーズなのは分かりますが、対面ならオンラインの10倍の成果を上げられるかと問われると、自信をもって「はい」と答えられる人は少ないかもしれません。

 オンラインならではのメリットもたくさんあります。移動時間やコストが少ないので会議のハードルは下がり、スケジュール調整も容易です。会議室というリアル空間はいらないし、プロジェクターもスクリーンも資料の印刷も不要です。誰かの話を聞くのが中心の会議なら、移動しながらでも参加できます。これらを踏まえると、例えば、ワクチンの接種が日本でも始まったり、集団免疫が獲得されたりして新型コロナウイルスが消えてしまっても、出張や対面会議がコロナ前のような頻度では行われないと考えた方がよさそうです。

 出張の減少によって、最も打撃を受けるのは交通機関です。とりわけ、新幹線のようにビジネス利用が中心だった大都市間をつなぐ交通機関は利用者が激減しています。しかし、そんな中、リニア中央新幹線の建設は着々と進んでいます。コロナ禍前の計画段階では、スピードアップによって飛行機のお客さんを奪うことをもくろんでいたようですが、コロナ禍が変えてしまった世界では、高速鉄道のライバルは飛行機など他の交通機関ではなく、Zoomなどのオンライン会議システムになってしまったのかもしれません。

 今の状況が続いた場合の、リニア新幹線の採算性を判断する知識やデータを筆者は持っていないので、建設を「進めるべきだ」とも「やめるべきだ」とも言えないのですが、こういった場合に判断を誤りがちな心の働きについて、心理学者として少し心配しているので、解説しておきたいと思います。

1152名無しさん:2021/01/16(土) 11:18:50 ID:NrdB.GxU0
https://news.yahoo.co.jp/articles/62ad6e6fb2018f539b8010e01e41a79e3ba0f6e5?page=2

「コストを回収したい」と諦められず…

 当たり前のことですが、私たちは物やサービスを手に入れるためにお金を支払った場合、既に支払った「コスト」を取り返したいと考えます。代金を払ったのに商品を受け取れなければ、お店の人に抗議するでしょう。開発や投資もこれと同様、将来もうかると思うから先にコストを払って研究開発したり、株や不動産を買ったりするわけです。しかし、未来は不確定なので、先に払ったコストを取り返せない場合もあります。

 こうした場合、スッと諦めてすぐに手を引けば、その時点までの損害額でとどめることができます。これがいわゆる「損切り」です。しかし、「これまで払ってきたコストをなんとかして取り返したい」という気持ちから、「もしかしたら、事態が好転するかも」と都合よく考え、さらなる開発や投資のコストを支払ってしまいがちです。その結果、すぐに損切りした場合よりも大きな損害を出してしまうことがあるのです。

 このように「支払ったコストを取り返したい気持ちから、都合のよい誤った判断をして、さらにコストを支払ってしまうこと」を、心理学では「サンクコスト効果」と呼んでいます。「サンク(sunk)」は「sink」(沈む)の過去分詞で、「sunk cost」は「沈んでしまって、戻らない費用」という意味になります。サンクコスト効果は私たちの日常のあらゆるところにあります。例えば、付録のプラモデルの部品が毎月少しずつ送られてくる雑誌をなんとなく買い続けてしまうのも、プレゼントを贈ったのに脈なしの異性にしつこくアプローチしてしまうのもサンクコスト効果が関係しています。

 サンクコスト効果には「コンコルド効果」という別名があります。「コンコルド」はかつて、英国とフランスが共同開発したマッハ2(音速の2倍)で飛ぶ旅客機の名前で、普通の旅客機では8時間ほどかかる欧州と米東海岸の間をわずか3時間半で結んでいました。一方で、コンコルドは座席の少なさ、高価な機体、燃費の悪さなどから、普通の旅客機の10倍の運賃を取る必要があり、開発途中から採算が取れないことが指摘されていました。しかし、そこまでに費やした莫大(ばくだい)な開発費から、計画中止を決断できず、商用飛行にはこぎ着けたものの、さらに赤字を増やしてしまいました。

 現在、リニア新幹線が置かれている状況は当時のコンコルドの状況とよく似ています。おそらく、コロナ禍を受けて、採算性の再計算などは進めていることと思いますので、余計なお世話かもしれませんが、サンクコスト効果のことをぜひ念頭に置いて検討していただきたいと思います。筆者自身はとても乗ってみたいので、採算が取れるなら建設を進めてほしいのですが、近い将来、サンクコスト効果の別名が「リニア新幹線効果」なんて名前になってしまうことだけは避けてほしいですね。

名古屋大学未来社会創造機構特任准教授 島崎敢

1153名無しさん:2021/01/16(土) 11:21:42 ID:NrdB.GxU0
JR「超電導リニア」の技術は本当に完成したのか
気鋭の技術ライターの疑問と、JR東海の見解
2020/12/28 5:10
https://toyokeizai.net/articles/-/398766

リニア中央新幹線は2014年にJR東海の工事実施計画が国から認可され、沿線各地で工事が行われている。走行する車両の研究開発は1960年代からスタートし、これまで数種類の試験車両が開発され、走行試験を繰り返してきた。2013年には営業仕様の「L0(エルゼロ)系」を活用した走行試験が行われ、リニアに関する国の実用技術評価委員会は、2017年に「営業に必要な技術開発は完了」と結論付けた。
現在は、「さらなる快適性の向上や保守の効率化等」を目指したL0系の改良型試験車が走行試験を重ねている。静岡工区におけるトンネル工事が始まらず、目標としていた2027年の開業は事実上不可能となったが、走行に関する技術開発は着々と進んでいるように見える。
しかし、「技術的に本当に実現可能なのか、わからないことがたくさんある」と交通技術ライターの川辺謙一氏は超電導リニアの技術開発に疑問を呈する。川辺氏は大手化学メーカーの技術者を経て独立。難しい技術を一般向けにわかりやすく解説することをモットーに、鉄道、交通分野での著書も多い。
超電導リニアの何が問題なのか、このたび『超電導リニアの不都合な真実』(草思社)を著した川辺氏に聞いた。
超電導磁石「クエンチ」の問題
――著書では、走行に関わるリスクとして、「クエンチ」という問題を指摘しています。

クエンチとは、超電導磁石から発生する磁力が急激に低下する現象です。超電導リニアは超電導磁石から発生する磁力によって浮上や推進を行っているのですが、クエンチが起きると正常な走行ができなくなる可能性があります。

クエンチの原因はわかっていない部分がたくさんあります。技術者向けの専門書『超伝導・低温工学ハンドブック』には「クエンチ発生の可能性を完全に回避することは不可能である」と書いてあります。このような不確定な要素を持ったものを鉄道車輪の代わりに使うというのは飛躍的だと感じます。

https://toyokeizai.net/articles/-/398766?page=2

超電導磁石が使われているのは超電導リニアだけではありません。医療機器のMRIや私がメーカー勤務時代に化学分析で使っていたNMR(核磁気共鳴装置)にも超電導磁石が使われていますが、MRIやNMRではクエンチが起きています。国内の病院の約12%でMRIのクエンチを経験しているというデータもあります。

MRIは空調の利いた室内に静置されているという非常に条件のいい状態で使われているにもかかわらず、クエンチが起きています。それに比べると、超電導リニアの超電導磁石は外気にさらされ、振動や衝撃も受けやすいという過酷な状況にさらされています。クエンチが起きやすい状態なのです。

技術に100%はないが…

――超電導リニアの山梨実験線ではクエンチが起きているのですか。

JR東海の葛西敬之名誉会長の著書『飛躍への挑戦』の中で、「山梨実験線ではクエンチは1度も起きていない」と記されているほか、私自身も超電導リニアに関する記事を書く際に、JR東海から「山梨実験線ではクエンチは1度も起きていない」と書くようにとの指示が編集部経由で伝わってくることがありました。

1154名無しさん:2021/01/16(土) 11:23:37 ID:NrdB.GxU0
一方で、1999年8月に山梨リニア実験線でクエンチが起きて車両が停止したとことを報じる新聞報道もあります(山梨日日新聞1999年9月4日付「山梨リニア実験線 クエンチで車両停止」)。ところが、国の超電導リニアの実用技術評価委員会の資料はこのクエンチのトラブルについて一切触れていません。

――クエンチを完全に回避することが不可能だとしたら、超電導リニアはやめるべきでしょうか?

技術に100%はありません。90数%で安全が確保されるなら技術として使える部分はあると思います。ただ、その残りの数%で何が起きているのかは技術を評価するうえで、非常に重要です。実用技術評価委員会はクエンチが1度も起きていない、超電導磁石の故障が1度も起きていないということを前提に評価していますが、それはおかしいと私は思います。

https://toyokeizai.net/articles/-/398766?page=3

――著書では、トイレの設置についても言及しています。

私はL0系の乗車体験にも参加しましたが、その際、スタッフの方は「車内にご利用いただける化粧室はございません」と案内していました。L0系より以前に製造されたMLX01という車両にはトイレが設置されていましたが、リニア中央新幹線公式サイトで公開されているL0系の車両の図面にはトイレが見当たりません。

しかし、営業運転を想定すれば、トイレがないのは不自然です。スタッフがトイレがないと案内した理由について、私は、高速走行する車両におけるトイレに関する技術が確立できていないと推測します。車両メーカーの技術者の方が、時速360km運転する車両のトイレは使用禁止だと話していました。車両が高速走行すると、トイレの汚物タンクに大きな気密荷重がかかり、トイレの使用に支障をきたす可能性が高まるというのです。時速360kmで難しいのなら、時速500kmではもっと難しいのではないでしょうか。

乗り心地は改善できるか

――乗り心地についても辛口の評価をしていますね。私は0系や300系など以前の東海道新幹線ほど揺れないと思いますし、線路の状態が悪いローカル線ならもっと揺れると思いますが。

人によって感じ方が違うので評価が難しいのですが、私は乗り心地があまりよくないと感じました。特に「耳ツン」に関しては、私の妻も乗りましたが、乗った後、30分以上耳ツンが止まらなかったと言っていました。

1155名無しさん:2021/01/16(土) 11:25:13 ID:NrdB.GxU0
――技術的に改善できると思いますか。

改善できると思います。ただ、そのためには時間もコストもかかります。実際の営業運転を考えると、どこで折り合いをつけるかという問題があると思います。

――車内の空調装置や照明装置の電力を賄う誘導集電技術にも疑問を呈していますね。

誘導集電方式はMLX01で導入され、性能試験をした実績があります。国の実用技術評価委員会はその実績を踏まえて「誘導集電については、車上電源として実用化に必要な技術が確立している」と評価しました。しかし、本格的な導入はこれからです。

https://toyokeizai.net/articles/-/398766?page=4

L0系の初期型には先頭車にガスタービン発電装置が搭載されており、そこから空調装置や照明装置の電力を賄っていました。その後登場したL0系改良型試験車は電磁誘導を利用して電力を取り込む誘導集電方式を採用し、ガスタービン発電装置は搭載されていません。

でも、今年9月に撮影した写真では、2つある先頭車のうち1両はガスタービン発電装置が搭載された初期型のL0系で、写真に陽炎がたっていることからガスタービン発電装置が作動している証拠といえます。もし誘導集電方式だけで車内電源を確保できるのであれば、改良型先頭車を2両製造して同じ編成に組み込むはずです。それをやっていないのは、誘導集電の技術が十分に磨かれていないことを意味します。

――JR東海の技術に対して、国の技術評価委員会の突っ込みが足りない?

そう思います。それと、もっと情報を開示してほしいです。論文も出ていないので、どうなっているかがさっぱりわかりません。

建設的な議論が盛り上がれば
――中央新幹線は在来線の開業を匂わせていると著書に書かれています。山梨実験線には超電導リニアには不要な架線柱のようなものも立っているとのことですが。

架線柱のようなものがおおむね50m間隔で立っています。東海道新幹線とほぼ同じ間隔です。電柱がなぜここに立っているのか疑問に感じました。

1156名無しさん:2021/01/16(土) 11:26:13 ID:NrdB.GxU0
――全般的に超電導リニアに対して辛口に書かれていると感じました。せっかく、さまざまな事実を丁寧に並べているので、ご自身の意見は抑えて、是非の判断は読者に委ねたほうがよかったのでは?

そこは難しかったのです。本書の目的は批判ではなく、建設的な議論を進めることです。国もJR東海も批判するつもりはまったくありません。私の意見を述べないことも考えたのですが、編集者と相談して、私の意見を述べることにしました。私の意見が正しいとは限らないので、いろいろな意見が出てきてほしいと思っています。そのうえで、もし議論が盛り上がったらうれしいです。

https://toyokeizai.net/articles/-/398766?page=5

■インタビューを終えて

難しい技術をわかりやすく伝えるというのが川辺氏の信条だけあって、川辺氏の著書によって超電導の技術やその問題をきちんと理解することができた。著書に記されている内容についても、基となる文献の出典も丁寧に紹介されている。また、鉄道、リニア、航空の現役、OBの技術者ともディスカッションを繰り返したという。

では、川辺氏の指摘についてJR東海はどのように考えているか。同社に確認を取ったところ、以下のような回答があった。

「クエンチについては、山梨リニア実験線で実験の目的上、意図的に起こしたことはあるが、意図せずに起きたことは1度もない。また、1999年の新聞報道については、車両が停止するトラブルは起きたが、その後の調査で原因は冷却材の配管の亀裂による真空度の低下に伴う温度上昇が発生し、磁力が低下した事象であり、超電導磁石のクエンチではなかったことが判明した」。

1157名無しさん:2021/01/16(土) 11:27:05 ID:NrdB.GxU0
さらなる情報開示が必要では
では、MRIではクエンチが起きているのに、超電導リニアでは1度も起きていないのはなぜか。この点を尋ねたところ、「MRIとの比較はしてないので違いについては説明できないが、超電導リニアは宮崎実験線以来長年にわたってクエンチが起きないように研究を重ね、改良を続けてきたので、その成果である」という回答があった。

また、「L0系にはトイレが付いている」とのことで、高速走行中にトイレが使えないということも「絶対にない」という。体験乗車の際は、「L0系は試験車両であることからトイレは1両しか設置されておらず、乗車イベント等の際は、乗車前にトイレの利用を促しているだけ」ということであった。

現在の走行試験でL0系の両方の先頭車両が初期型と改良試験車に分かれている理由は、「乗り心地の改善に向け初期型を先頭にした走行と改良試験車を先頭にした走行を比較検証するため」であり、ガスタービンを用いている理由は、「誘導集電に必要な地上ループは技術開発に必要な一部の区間にのみ敷設され、実験線の42.8km全線に敷設していない」ためで、誘導集電に関する技術が磨かれていないということはないとしている。また、山梨実験線に立っている架線柱のようなものは、「架空地線という避雷設備」で、役割としては避雷針のようなものだという。

JR東海の回答からは走行試験は順調に進んでいることがうかがえるが、川辺氏のように技術に明るい人からも疑問の声が上がるのは、情報開示が不完全だからだろうか。

とはいえ、先端技術の情報開示は難しい。中国も超電導リニアの開発に乗り出している中、高度な技術をあからさまに開示するのは競争上得策ではない。逆に、完全な秘匿は疑心暗鬼を生む。

難しい問題だが、国民の不安を払拭するためには、情報開示も含めて川辺氏の提唱するような「国民の幅広い議論」が必要かもしれない。それは、膠着状態にある静岡工区の未着工問題においても同様だ。

1158名無しさん:2021/01/27(水) 20:23:28 ID:1EE2QLNw0
リニアの命運を握る、「6月静岡県知事選」の行方
選挙に強い川勝知事、対抗できる有力候補者は
https://toyokeizai.net/articles/-/404940

1159名無しさん:2021/02/07(日) 21:06:16 ID:NrdB.GxU0
静岡県側「JR東海の解析に信頼置けない」 リニア有識者会議で「河川流量維持」
2/7(日) 20:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2f12a611cf7d35138c02505ad10d025804b2a75

 未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、国土交通省の第8回有識者会議(座長、福岡捷二・中央大研究開発機構教授)が7日、東京都千代田区で開かれた。工事期間中にトンネル湧水(ゆうすい)が県外流出しても河川流量は維持されるとしたJR東海の主張に対して、終了後の記者会見で難波喬司副知事は「JRの解析結果や説明に信頼が置けると思えない。下流の流量が維持される保証はない」と反発した。【山田英之】

 JR東海は新資料の「工事期間中の県外流出湧水の影響評価案」を有識者会議で説明した。掘削によってトンネル内に湧き出た水が山梨県側に流出する総量について、JRモデルの解析方法を使った場は300万トン、静岡市モデルの解析方法を使った場合は500万トンと示した。また、流出する期間は約10カ月間と明らかにした。

 一方、JR東海は「工事中の一定期間、トンネル湧水が山梨県側に流出した場合でも、導水路トンネルなどで湧水を河川に戻すことで、掘削中、掘削完了後も(静岡市北部の)椹島(さわらじま)地区の下流側の河川流量は維持される」と主張。会議の内容をまとめて文書で発表する座長談話も「椹島地区より下流側は、平均的に掘削前の河川流量を下回らないことが両モデルで示された」として、条件付きでJR東海の説明をほぼ認めた。

 ただし、静岡市モデルは季節変動の影響を除いて平均降水量が毎日、続くことを前提に予測している。このため、委員の沖大幹・東大総長特別参与(水文学、水資源工学)は「非現実的なシミュレーション。年間の変動がある中で河川流量が減らないことだけを強調している」と指摘した。

 湧水の県外流出量について、難波副知事は「あくまでも計算結果。本当にあれだけの量が出るのか分からない。JRは十分なボーリング調査をやっていない。計算結果に不確実性があると言いながら、『影響ない』と言い切っている」と批判した。

1160名無しさん:2021/02/10(水) 20:25:32 ID:NrdB.GxU0
リニア工事は陥没究明が前提 国交相、日程ありき否定
2/10(水) 18:43配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4af7b66d74be5a409f23ea88c60b7a3b62312733

 
 赤羽一嘉国土交通相は10日、JR東海がリニア中央新幹線建設で予定している地下深くのトンネル掘削は、東京都調布市の東京外郭環状道路(外環道)工事現場近くで起きた道路陥没の原因究明、再発防止策の取りまとめが前提との認識を示した。陥没を教訓に安全を確保するためで、衆院予算委員会で「スケジュールありきで進めるのはあり得ない」と述べた。

 JR東海は東京・神奈川、愛知の2カ所計約50キロの区間で40メートルより深い「大深度地下」のトンネルを掘る計画で、2021年度初めごろに開始する予定としている。

1161名無しさん:2021/02/22(月) 22:05:40 ID:NrdB.GxU0
リニア着工、住民の理解前提 国交省、静岡側に説明
2021年2月21日 20:28
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/210221/20210221064.html

 国土交通省は21日、リニア中央新幹線静岡工区を巡り、トンネル掘削で大井川の流量が減少することを懸念している静岡県10市町との意見交換会を開いた。工事を開始できない現状を打開するのが狙いで、着工は流域住民の理解を得ることが前提条件との認識を改めて伝えた。

 国交省の上原淳鉄道局長らが静岡県島田市を訪問。上原氏は会合後の取材に「国の有識者会議は地域の理解を得るために開催している」と述べ、理解がない状況では着工できないと強調した。

1162名無しさん:2021/02/28(日) 22:29:17 ID:NrdB.GxU0
対策できます(キリッ

  ↓

やっぱりダメでした・・・(ショボーン

というのが我が国の大規模事業の十八番なので、慎重にも慎重を期した方が良いですね。

リニア新幹線 有識者会議“水資源影響抑えられる”素案示す
2021年2月28日 19時47分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210228/k10012890481000.html
水資源への影響の懸念から静岡県が着工を認めていないリニア中央新幹線について国の有識者会議は、対策によって、大井川の流域への影響は抑えられるなどとした、中間とりまとめの素案を示しました。これに対して静岡県は、まだ疑問点もあるとして慎重な議論を求めていて、着工の行方はなお不透明です。

リニア中央新幹線の静岡県内の工事をめぐっては、県が大井川をはじめとする水資源への影響の懸念から着工を認めておらず、目標とする2027年の開業は難しくなっています。

建設主体のJR東海と県の協議が難航する中、国土交通省は、去年4月から水資源やトンネル工学などの有識者による会議で議論を進め、28日、中間取りまとめの素案を示しました。

それによりますと、焦点となっていた南アルプスの地下に掘るトンネル内に地下水が湧き出すことで、大井川の水量が減るとした静岡県の懸念に対しては、水の通り道となる別のトンネルをつくり、すべての湧き水を川に戻すなど対策をとれば、中下流域の川の水量は維持され、地下水への影響も極めて少ないことが科学的・工学的にも確認されたとしています。

今後有識者会議は、トンネル内に突発的に湧き水が発生するなど、不測の事態に備えた対策についてさらに議論を続け、会議の見解を取りまとめたい考えです。

これに対して静岡県は、まだ疑問点もあるとして慎重な議論を求めていて、リニア中央新幹線の着工の行方はなお不透明です。

1163名無しさん:2021/02/28(日) 22:30:19 ID:NrdB.GxU0
リニア中央新幹線 静岡県内の工事めぐる経緯は

リニア中央新幹線の静岡県内の工事をめぐっては、県とJR東海の協議が難航し、目標である2027年の開業が難しくなっています。

静岡県は、大井川の地下で行われるトンネル工事に際してのJR東海の環境保全策を検証する必要があるとして、2018年11月、有識者を交えた専門部会を設置しました。

この部会で静岡県は、工事によってトンネル内に湧き出す水を川に戻す方法の検証や、地下水に影響が出た場合の具体的な補償などを示すようJR側に説明を求めましたが、協議は進展しませんでした。

国土交通省は、リニアは国民生活や経済活動に大きなインパクトをもたらす重要な事業で早期の実現が望まれる一方、大井川の水資源などへの影響の回避も両立する必要があるとして調整に乗り出します。

国土交通省は、課題の解決に向けて去年4月に有識者会議を設置。

大井川の地下で行われるトンネル工事で懸念される川の水量の減少を防ぐ対策や中下流域の地下水への影響を中心に科学的・工学的な議論を進めてきました。

こうした中、去年6月にはJR東海の金子社長が静岡県の川勝知事と初めて会談し、本格的な工事に向けて、早期に準備作業を開始することへの理解を求めました。

しかし川勝知事は、「準備作業は、本体工事と一体的で認められない」と述べ、目標である2027年の開業が難しくなっています。

静岡県 難波副知事 “とりまとめの内容注視”

有識者会議にオブザーバーとして、県庁からオンラインで出席した静岡県の難波喬司副知事は中間取りまとめの素案について「中身については『これで理解しました』ではなく、県からも指摘や疑問点を出すのでそれを会議で検討していただいたうえでさらに取りまとめていくことはありえると思う」と述べ、今後も、静岡県としての見解を示すとともに取りまとめの内容を注視したいとする考えを示しました。

1164名無しさん:2021/02/28(日) 22:30:56 ID:NrdB.GxU0
JR東海 宇野副社長 “流域自治体に説明直接行いたい”

JR東海の宇野護副社長は「2027年の開業は、大変難しくなっている。しかし、水資源の問題は流域の市と町のご理解が重要で、それがないと工事を進めることはできない。時間はかかっていても、国の有識者会議の議論は、着実に進んでいて、プロセスとしては重要な時間だ」と述べました。

そのうえで宇野副社長は「県からは、流域の市と町に対する直接の説明やコミュニケーションをとることは遠慮するようにと言われているが、有識者会議の取りまとめの過程で、直接、地元に説明の機会をつくることができればいいと思う」として、流域の市と町への説明を直接行いたいとする考えを改めて示しました。

1165名無しさん:2021/04/28(水) 05:18:32 ID:NrdB.GxU0
杜撰、JR東海。

リニア新幹線工事費1・5兆円増 品川―名古屋7兆円に、JR東海
2021年4月27日 18:35
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/210427/20210427091.html

 JR東海は27日、リニア中央新幹線の東京・品川―名古屋の工事費が当初計画より約1兆5千億円増え、7兆400億円になるとの見通しを発表した。難工事への対応や地震対策の強化が要因。大阪までの延伸を含めた全体の総工費も当初計画の9兆円から膨らむとみられる。

 品川と名古屋の両ターミナル駅の工事が想定を超える難しさになったことから追加で5千億円必要になるほか、地震に備えて構造物全体を強化するための費用が6千億円かかる見込みになったという。工事に伴う発生土の活用先確保に関しても3千億円増額する。

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1167名無しさん:2021/06/20(日) 20:40:41 ID:NrdB.GxU0
【選挙速報】静岡県知事選 現職の川勝平太氏が当選確実
6/20(日) 20:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/92010d2be80102234ac98c614500558e7e736532

任期満了に伴う静岡県知事選挙は、6月20日投開票が行われ、現職の川勝平太さん(72)が新人を退け、当選確実となりました。川勝さんはリニア問題やコロナ対策など3期12年の実績を訴えてきました。また、知事選で争点となったリニア問題では、引き続き大井川の水や南アルプスの自然を守り、JR東海と科学的根拠に基づく対話を続けるとしています。

1168名無しさん:2021/06/21(月) 21:55:02 ID:NrdB.GxU0
【静岡知事選】川勝氏票、大井川流域市町で2倍超も 熱海、東伊豆のみ岩井氏勝利
6/21(月) 21:19配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/69735694e35912ce13ec35c879a64164f2920b81

20日投開票された任期満了に伴う静岡県知事選の票数の結果を分析すると、4選を果たした現職の川勝平太氏(72)は95万7239票で、陣営が目標とした前回選の「83万票」を超えた。一方、一騎打ちだった新人の岩井茂樹氏(53)は自民推薦で組織力に勝るはずが、投票率が上がったにもかかわらず陣営目標の「80万票」に遠く及ばず、62万4967票にとどまった。その差は約33万2千票、1・53倍だった。

35市町別にみると、熱海市と東伊豆町以外は川勝氏が勝利。このうち島田市、菊川市、牧之原市、吉田町、川根本町では岩井氏の2倍超を得て引き離した。いずれも大井川流域。

県内最大の票田の浜松市は、川勝氏が1・64倍で8万4000票差を付けた。天竜を除く6区で、票差の倍率が全県平均(1・53倍)以上だった。

一方、岩井氏が参院議員時代から地盤とする沼津市など伊豆半島では、熱海市と東伊豆町で岩井氏が数少ない勝利を収めたほか、その他市町はすべて票差が全県平均よりは小幅だった。

静岡市でも、岩井氏は敗北したものの1・29倍差にとどまった。

1169名無しさん:2021/06/22(火) 22:12:02 ID:qVScqw7.0
川勝が親中と指摘されてるWiLLがあと3日で更新

1170名無しさん:2021/06/23(水) 19:57:41 ID:NrdB.GxU0
リニアルートの変更「ない」 JR東海、静岡知事に反論
6/23(水) 12:15配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/941dc9173bb2dc3e0c1421def19b61718055405f

 JR東海の宇野護副社長は23日の定時株主総会で、リニア中央新幹線の東京・品川―名古屋のルートに関し「変更はあり得ない」と強調し、現行のルートでの建設を進める方針を表明した。今月20日の静岡県知事選で4選を果たした川勝平太氏が変更の必要性を指摘していたが、改めて反論し株主に理解を求めた。

 宇野氏は、技術的な条件などを踏まえ今のルートを決めており、すでに地権者からの土地の買収も進んでいると説明。「ルートの見直しは振り出しに戻ることになる」と述べた。

 リニア建設は、川勝氏が静岡工区の着手を認めておらず、東京・品川―名古屋の27年開業は延期が不可避となっている。

1171名無しさん:2021/06/26(土) 00:54:00 ID:NrdB.GxU0
静岡・川勝知事は「ルート変更要求も」 JR「変更あり得ない」 ネット上では誹謗中傷…「リニア終わった」「静岡県民のせい」
6/25(金) 6:50配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c4b4d62a2c9ba286dce8825d8f51bff386faf6f

JR東海が23日、名古屋市で株主総会を開きました。総会では、静岡県内での工事が着工できず、2027年の開業が困難になっているリニア新幹線について、株主から「ルート変更はあり得るのか」と質問が出ました。これに対し、宇野護副社長は「変更はあり得ない」と回答しました。

JR東海の株主たちは…。

JR東海の株主
「静岡県知事選挙で川勝氏が当選して、リニア事業が停滞しないか懸念している」

「(リニア工事を)やめるにやめられない状況もあると思うが、今の世の中の状況を見据えて、柔軟に対応して中止や計画見直しをしていかなければいけない」

ネットでは誹謗中傷も相次ぐ
一方、知事選のあった20日から、ネット上では静岡県民を誹謗中傷する投稿が相次ぎ、ツイッターでは、「静岡県民」というワードが一時トレンド入りしました。

「リニア終わった」
「静岡県民のせい」
「リニア妨害は静岡県民の総意と判断した」

 こうしたつぶやきに、「リニア自体に反対ではない」「大井川の水を守ってほしいと言っているだけ」などと反論する投稿もありました。

愛知県の大村知事は「特にコメントはありません」
 リニア問題を巡り、全国的に注目された静岡県の知事選。川勝平太知事の4選という結果に、リニア新幹線の早期開通を求めているこの人は…。

愛知県 大村秀章知事
「特にコメントはありません。これは選挙ですから、特定のテーマというよりも、論点争点は神羅万象、総合的に静岡県民のみなさんが投票された結果」

 そのうえで、大井川の水問題の解決については…。

大村知事
「それをやる責任者は国、国土交通省でありますよね。(リニア新幹線は)国策事業、大井川は国直轄管理の1級河川ですから、両方の責任を持つ国土交通省が、納得のいく解決方策をしっかりと生み出していただきたい」

国土交通省は…
 その国土交通省は…。

赤羽国交大臣
「地方選挙について政府としてコメントは差し控えさせていただきます」

Q.岩井氏は国土交通省出身で、行政として中立性が損なわれたのでは?
A.「岩井さんは確かに前職は国土交通副大臣でしたが、それを辞して辞められたわけですし、国土交通省が推薦を出したわけではありませんし、私も応援に入っていません。そうしたことで、国土交通省が静岡県知事選において、行政の中立性を損ねたということは全くあたらないと思っています」

1172名無しさん:2021/06/26(土) 00:55:24 ID:NrdB.GxU0
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c4b4d62a2c9ba286dce8825d8f51bff386faf6f?page=2

「命の水を守る」…選挙戦で訴え続けた「リニア問題」
 大村知事は「争点は森羅万象」と話していましたが、今回の選挙戦で川勝知事が「最大の争点だ」として、一貫して訴え続けたのは、「リニア問題」でした。

川勝氏演説(静岡・葵区 3日)
「命の水を守るために、私たちは立ち上がっている」

川勝氏演説(静岡・葵区)
「命の水の問題は党派を超えて普遍的な問題。地球的な問題。ましてや、ここ(静岡市)とは直接関係ないからといって、62万人の人の命の水がかかっているのを、黙って静岡県民は放っておけますか? 絶対にできない」

当選後初めての定例会見でも…
22日に知事選後初めての定例会見に臨んだ川勝知事は、今回の知事選で示された「民意」を次のように語りました。

川勝知事(22日)
「県民が命の水の問題だけは絶対に譲らないでくれと強く訴えられるのを、体中で感じた。この件について負託されているので、どのように守るか」

 命の水をどのようにして守るのか。川勝知事は、4期目の4年間に道筋をつけると明言しました。

川勝知事
「『これは受け入れられない』と地元の人たちの意見がまとまれば、これに対して私は行動する。そんな遠い将来にはなりえない、4年かかるはずがないと思っている」

 そして具体的な道筋を描くにあたり、この選挙でひとつの収穫があったと語りました。

川勝知事
「驚天動地の発言。ですから極めて大きいですよ、ルート変更や工事中止。新しい事態として出てきたのは選挙期間における収穫だったと思います。思いもかけず、新たな選択肢が外からふってきた」

1173名無しさん:2021/06/26(土) 00:56:09 ID:NrdB.GxU0
今後のポイントになると知事が強調したのが、自民党の推薦した岩井茂樹氏が選挙中にした「ルート変更や工事中止も選択肢」という発言です。

自民と共闘して「ルート変更、工事中止」を申し入れる!?
川勝知事(22日)
「(ルート変更や工事中止を)何度も繰り返し言われた。いよいよ選挙になり、自民党の選対委員長がお越しになられて励まされ、そして閣僚経験者、現職閣僚が入り、ワクチン担当の大臣、あるいは元総理大臣まで励ましの言葉を出されて、次の知事になってほしいと言われたわけだが、私はこれは自民党全体の方針のひとつと受け止めた。さもなければ公約違反になりますから。地元の意向が明確に示されるとなったら、自民党と協力して、JR東海に今回候補者が言われた内容をぶつけるという段取りになるかと。その可能性は極めて高いと思っている」

 川勝知事は、このままの方向性で有識者会議の議論が進めば、「ルート変更か工事中止をJR東海に求める可能性が極めて高い」としたのです。

川勝知事
「(地元が)『JR東海にルートの変更、工事の中止を』と言われれば、私も目下のところ、そういう可能性が非常に高いと思っておりまして」

Q.くどいが、もう一度確認。ルート変更や工事中止をJR東海に申し入れる意向がある?

A.「これは私が言ったことではないので、言った方の意向を最大限尊重する。なぜなら私がここに立っているが、そうでない方が立つ可能性が極めて高かった。従来の自民党の公約、リニアの早期実現2027年に名古屋まで開通させる、この公約に対して、ルート変更や工事中止なんていわば禁句に近かった。その方たちが言われているので」

Q.相手候補がどう言ったとしても、今当選して、リニアの水問題に責任を持つ立場でいるのが川勝知事。それを前提として、岩井候補が何を言ったとしても、静岡県知事としてルート変更や工事中止の選択肢はあるのか? これまでの川勝知事にはなかったという認識なので、変わったのか?

A.「いえいえ、一時、今は立ち止まって考えるべきだいうのが私のスタンスで、現状が明らかになれば自ずとどういう行動をとるか、明らかになるだろうというスタンスだったが、今回の17日間、360万人の人たちを巻き込んで、また県外の人たちの関心を集めて、そこで大きく報道されたのが岩井候補の発言だった。全ての自民党の偉い方たちがこの人を応援した以上、私はこの方たちが言わせたともいうくらいだが、分からないが確かめないといけないが、十分にこれはそういう形のアクションは一緒に起こしうるということであれば、同調したい」

 川勝知事が描く、リニア問題解決の道筋とは、「自民党と共闘して、ルート変更か工事中止を要求する」…ということなのでしょうか。

1174名無しさん:2021/09/18(土) 21:38:40 ID:NrdB.GxU0
リニア問題でJR東海と大井川流域首長が意見交換 「対話の第一歩」
9/18(土) 21:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/63027b674d7bba08889f5ad2cc653221723c4e33

JR東海は18日、リニア中央新幹線静岡工区の工事で大井川への影響を不安視する流域の首長と、金子慎社長らとの初の意見交換会を静岡市のホテルで開いた。早期着工をめざす同社に対し、首長からは懸念の声もあったが、ともに「対話の第一歩」と前向きに受け止める姿勢も見せた。

静岡工区をめぐっては、大井川の流量減少を懸念する静岡県とJR東海との折り合いがついていない。昨年6月には川勝平太知事と金子社長によるトップ会談が開かれたが、結論は出ず、着工に至らなかった。

 18日はJR東海の幹部7人と、急きょ欠席した焼津市長を除く9市町長が参加。冒頭のあいさつで、金子社長は「流域のみなさんのご心配、ご懸念をそのままにして、工事を進めてはならないと考えている」と述べた。

 意見交換会の後、金子社長は報道陣の取材に「1回お会いして、(議論の)スタートがきれた。さらに意見を聞かせていただいて、お話をしていきたい」と述べた。

 染谷絹代・島田市長は、「JRには安心して大丈夫と思える説明を尽くしていただかなければならない。きょうは対話の第一歩として流域の思いが伝わったなら、やってよかったと思う」。北村正平・藤枝市長は「以前から金子社長には本当に地元の心配や懸念を把握し、理解したうえで、発言してほしいと思っていた。リニア建設ありきで進んでいる(JRと地元の)ギャップを感じてくれたと思う」と話した。

1175名無しさん:2021/09/26(日) 21:34:35 ID:dBIHG8Qs0
河川流量「維持できる」 リニア中間報告、次回取りまとめ
2021/9/26 20:25
https://www.sankei.com/article/20210926-MNKOEFYF7RPQ3GLTGSCHXPQOCU/
静岡県内を流れる大井川の河川流量が減少するとの懸念から、同県が着工を認めていないリニア中央新幹線の静岡工区について、国の有識者会議は26日、適切な対策をとれば流量を維持できるなどとした中間報告を、早ければ次回の会合で取りまとめる方針を示した。次回会合の日程は未定。中間報告がまとまった後、JR東海がその内容を踏まえて県などに説明し、県は独自に設置した有識者会議で検討を進める。

静岡工区をめぐっては、令和9年開業を目指すJR東海と、ルート変更などを求める県との間で議論が平行線をたどっている。国土交通省が設置した有識者会議で今年4月に中間報告案の素案を示されたが、県側は実態を理解していないなどと反発していた。

この日の会議では、示された中間報告案について「こちらが正しいので相手に分かってもらうという書き方」「上から目線のまとめになっている」などの指摘が委員から出され、表現の修正を求める声が出た。

オブザーバーとして出席した静岡県の難波喬司副知事は、議論の当初と比べて示されたデータなど資料が充実したことに一定の評価をした上で、「安心できるかは科学的な根拠が大事だが、どう住民が受け止めるかも大事」と述べた。

1176名無しさん:2021/10/06(水) 22:09:17 ID:NrdB.GxU0
参院静岡補選に川勝知事、リニア水問題「争点」と主張 知事選経緯踏まえ〝参戦〟の構え
10/6(水) 21:54配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bde8ea3faba6e484fd2da853e459cb6789faf84

静岡県の川勝平太知事は6日の定例記者会見で、7日告示される参院静岡選挙区補欠選挙に関し「最大の争点は水。静岡県の水を守る人を支援していきたい」と述べ、リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水資源問題が争点の一つとの認識を示した。補選は、自民党の前参院議員が6月の知事選出馬に伴い辞職したため行われる。その前議員に大勝し4期目に入っている川勝知事は「そこ(知事選)でも最大の争点が水でありリニアだった。知事選と連動している参院補選だ」と主張した。

その上で、補選では無所属の元県議、山崎真之輔氏=立憲民主、国民民主両党推薦=を支持すると明言。「この問題について私と山崎くんは協力してきた。日程が合えば、求められれば(応援演説に)行くことはやぶさかではない」とした。知事選で山崎氏は川勝氏陣営の選対に入っていた。

川勝知事はまた、岸田文雄首相のリニア問題へのスタンスに関し「(斉藤鉄夫国土交通相に)推進しなさいと指示したのであれば、県民を逆なでする、無理解をベースにした発言」と述べた。斉藤国交相は5日の就任会見で「JR東海に地元に分かりやすく丁寧に説明するよう指示する」としつつ、リニアについて「三大都市圏間の人の流れを劇的に変え、国民生活にインパクトをもたらす重要な事業だ」と話していた。

1177名無しさん:2021/10/16(土) 22:30:18 ID:NrdB.GxU0
JR東海「リニア流域市町会合」で露呈した無策ぶり
解決の糸口「トンネル」要望にお粗末な対応
2021/10/13 6:30
https://toyokeizai.net/articles/-/460213

暗礁に乗り上げるリニア静岡工区着工への打開策として、JR東海は大井川流域市町首長との意見交換会を9月18日、静岡市内のホテルで開いた。

鈴木敏夫・川根本町長が、南アルプスのリニア静岡工区と流域を結ぶ静岡市道閑蔵線トンネル建設を要望、島田市長も閑蔵線トンネルの必要性を訴えた。金子慎JR東海社長は「当初は閑蔵線トンネルを造る計画だった」などと述べただけで、トンネル建設の要望を退けた。

川勝平太静岡県知事は、リニア工事現場視察などで何度も閑蔵線トンネルの必要性を訴えてきた。閑蔵線トンネル建設はリニア問題打開の糸口になるはずなのに、JR東海は地域の声に応える姿勢をまったく示さなかった。藤枝市長の「ルート変更が選択肢」など厳しい意見まで飛び出した。初の意見交換会という触れ込みだったが、JR東海の“無策”を露呈する結果となった。このままでは未来永劫、地元の理解を得ることはできないだろう。

トンネル建設は観光にも寄与
静岡市道閑蔵線は、新東名高速道路島田金谷インターチェンジからリニア工事の拠点となる静岡市井川地区を結ぶ、唯一、大型車通行不可で狭隘な道路が続く約5.8kmの区間。
2017年12月、井川地区で開かれたリニア検討状況説明会で、JR東海は、閑蔵線に約2.5kmのトンネル整備を提案した。このトンネルによって、リニア関連の工事車両が安全かつ安定的に通行できるだけでなく、新東名高速道路島田金谷インターチェンジから南アルプス地域までのアクセスが飛躍的に改善され、南アルプスエコパークへの観光誘客に寄与できるなど多大な効果があると説明した。

井川地区の多くの住民は、大井川流域との利便性ではなく、歴史的につながりの深い静岡市中心部へのアクセスを要望、県道三ツ峰落合線トンネル(約4km)の建設を求めた。

田辺信宏静岡市長は地元の意向を優先して、交渉に臨んだ。費用負担割合で難航したが、2018年6月20日、田辺市長はJR東海の140億円全額負担による県道トンネル整備で基本合意を結んだ、と発表した。

1178名無しさん:2021/10/16(土) 22:32:15 ID:NrdB.GxU0
https://toyokeizai.net/articles/-/460213?page=2

前日の19日、川勝知事が「大井川の流量減少対策は“オール静岡”態勢で交渉していく」と発言した矢先だった。田辺市長は、県、流域市町との事前調整を怠った。このため、流域市町は「静岡市だけが抜け駆けで地域振興につなげるのはおかしい」など強く反発した。

リニア工事による環境への影響は、もともとは静岡市が中心となり、他の首長らと連携して、環境省などに適切な対応を取るよう働きかけていた。それだけに、静岡市の“裏切り行為”は、川勝知事はじめ、流域10市町長の強い反発を生んでしまう。その後、リニア工事による流量減少問題に当たる大井川利水関係協議会を設立したが、リニアトンネル建設地を含む源流域を抱える静岡市を外した。川勝知事は、独断専行した田辺市長を事あるごとに厳しく批判、それはそのままJR東海への強い不信感にもつながっている。

鈴木町長は「静岡市の基本合意は白紙に戻すべきだった。利水関係協議会に静岡市も入り、流域全体で考える必要性があった。県全体が1つになってJR東海と交渉すべき」などと訴えてきた。

井川地区の要望に応えるかたちで、JR東海が建設を決めた県道トンネルは昨年半ばに着工予定だったが、すでに1年以上も遅れている。その主な理由は、トンネル建設で発生する大量の残土置き場が確保されていないからだ。

甘かったJR東海の見通し
もともとトンネル建設計画の県道三ツ峰落合線は約35kmもの狭隘区間が続き、約4kmのトンネルを開通させたとしても、約25kmの狭隘区間は解消されない。ほぼ全域が異常気象規制区間に当たり、年平均7回前後の全面通行止めに見舞われる。土砂崩れなどの災害発生で、しばしば1年以上もの通行止めが起きている地域である。

県道トンネルは地域振興に寄与するかもしれないが、はたして、リニア工事車両の安全で安定的な通行を可能にするのか、疑問の声は大きい。

JR東海は、県道トンネル建設という地域振興を提供する代わりに、静岡市が権限を有する林道東俣線の通行許可などを優先、ほかの流域市町との関係を考えなかった。当時、リニア工事による流量減少が大井川流域に及ぼす影響を重大視せず、権限を持つ静岡市との交渉をまとめれば、リニア工事に関連したハードルは低くなり、権限のない流域10市町に“国策的事業”を強調すれば、簡単に理解が得られるとJR東海は、甘く見通していた。

金子社長は、静岡市との基本合意直後、2018年6月29日の会見で、大井川流域市町への説明会を開催する方針を明らかにした。流域市町は、JR東海の呼びかけにそっぽを向いた。JR東海は、流域市町の不信感がどこにあるのかを理解していなかったのだ。それから3年もたって、ようやく意見交換会が開かれた。トンネル残土による大規模な盛り土問題や南アルプスエコパークの保全などほぼすべて静岡市が所管する法律、条例が適用されるのに、今回の意見交換会に静岡市はオブザーバーとしても出席していないのだ。

1179名無しさん:2021/10/16(土) 22:33:20 ID:NrdB.GxU0
https://toyokeizai.net/articles/-/460213?page=3

3年前の不信感は拭い切れていない。川勝知事は9月21日の会見で、「地域住民の理解がなければ工事はしないと国交大臣意見、環境大臣意見で言っている。金子社長は同じ問題意識を共有していなかった。何か説明すればわかってもらえると非常になめた感じの見通しを持っていた。(今回の意見交換会で)金子社長も目が覚めたのではないか」など厳しい意見を述べた。

知事は、鈴木町長の閑蔵線トンネル発言を高く評価した。「JR東海は作業をするうえで、安全に井川の奥に行けるよう閑蔵線トンネルを掘ると言っていた。今後のことも含めて掘るべきではないか。県道三ツ峰落合線トンネルはまだ1㎜も掘られていない。3年間放置されている。将来的に南アルプスの自然を楽しみまた保護するためにも、鈴木町長の言われた閑蔵線トンネルをやったらよろしいではないか。地域の理解を得るためにも大事だ」などと述べた。

JR東海がすべきだったことは?
閑蔵線トンネルは以前から何度も話題になっている。

鈴木町長の閑蔵線トンネル提案を聞くまでもなく、金子社長も承知していただろう。社内で事前調整したうえで、金子社長は「閑蔵線トンネルはリニア工事を進めるために必要。大井川流域市町の支援を得て、静岡県、静岡市と連携、実現できるか検討したい」などと述べるべきだった。このような発言があれば関係改善が図られ、リニア問題に対する地元の理解に大きな変化が生まれたのではないか。

第12回有識者会議が9月26日、国土交通省で開かれ、リニアトンネル工事による中下流域への影響は非常に低いという中間報告案が示された。委員の1人は、現在の科学的水準・工学的知見の限界を指摘したうえで、どのように地元の信頼を得ていくのか対応すべきだと発言した。

その後の会見で赤羽一嘉国交相(当時)は大井川流域市町長との意見交換会を前向きに評価、「JR東海が、誠意を持って地域住民に向き合うようしっかりと指導する」などと述べた。国交省、JR東海ともに1日でも早いリニア静岡工区の着工を望むのであれば、大井川流域に寄り添う姿勢をきちんとわかる形で示すことが“得策”だ。

1180名無しさん:2021/10/30(土) 17:22:09 ID:NrdB.GxU0
ちゃんと出来るのかな、リニア新幹線。

リニア中央新幹線 トンネル工事現場で崩落事故 1人死亡1人けが
2021年10月28日 0時37分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211027/k10013324801000.html

27日夜、岐阜県中津川市のリニア中央新幹線のトンネルの工事現場で崩落事故が起き、巻き込まれた作業員1人が死亡、1人が大けがをしました。
JR東海によりますと、リニア中央新幹線の工事で死亡事故が起きたのは初めてで、警察が詳しい状況を調べています。

27日夜7時20分ごろ、岐阜県中津川市のリニア中央新幹線の「瀬戸トンネル」の工事現場で「崩落があった」と工事関係者から消防に通報がありました。

警察によりますと、作業員の男性2人が巻き込まれ病院に搬送されましたが福井県美浜町の小板孝幸さん(44)の死亡が確認されました。

もう1人の52歳の男性も足や腰の骨を折るなどの大けがをしたということです。

JR東海によりますと当時、作業員5人態勢で本線につながるおよそ600メートルの非常口用のトンネルを掘る工事が進められていて、入り口からおよそ70メートルのところで掘削のための爆薬を爆発させたあとに内部の点検をしていたところ、周囲が崩れて2人が巻き込まれたとみられるということです。ほかの3人にけがはありませんでした。

「瀬戸トンネル」はおととし1月に着工した中津川市にあるおよそ4.4キロのトンネルで、非常口用のトンネルは27日までに全体のおよそ1割の掘削が終わっていたということです。
JR東海によりますと、リニア中央新幹線の工事で死亡事故が起きたのは初めてで警察が詳しい状況を調べています。

JR東海は「亡くなられた方、けがをされた方にお悔やみとお見舞いを申し上げます。原因を調査し再発防止に努めます」とコメントしています。

「本当に残念」岐阜知事、リニア工事中断をJR東海に要請
10/29(金) 11:34配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f3f711ac7017fb3ad6a05103a4f948fa778eb2b

 岐阜県中津川市瀬戸のリニア中央新幹線「瀬戸トンネル」の工事現場で起きた崩落事故について、古田肇知事は28日、県庁で記者団の取材に応じ、JR東海に工事の一時中止を要請したことを明らかにした。

 古田知事によると、28日にJR東海幹部らが県庁を訪れ、事故の経緯について説明。古田知事は事実関係の早期解明と今後の対策の報告を求め、「問題がクリアになるまで工事は中止してもらいたい」と要請したとしている。

 古田知事は取材に「リニアは未来に開かれた、我々にとって重要なプロジェクトだ」と強調。そのうえで「安全・安心な工事をしっかり遂行していくことが第一で、今回のような事態が生じたのは本当に残念だ」と述べた。

 中津川市の青山節児市長も28日の定例記者会見で、今回の事故に言及。JR東海をはじめとする工事関係者には、市として安全第一を要請してきたとし、「人命に関わる事故が起きたことは誠に遺憾。まずは安全対策と再発防止にしっかり努めていただきたい」と述べた。

 また、今後の対応については、県などと連携して検討していく考えを示した。

1181名無しさん:2021/10/30(土) 17:22:41 ID:NrdB.GxU0
リニア新幹線工事で土壌から有害物質・県が「最終的な処理方法の早期具体化」求める 長野・大鹿村
10/29(金) 19:40配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cd2f62db61aad9ea5be59c568f50006390c7bec

リニア中央新幹線のトンネル工事で基準値を超えるほう素やヒ素が検出されたため、県はJR東海に対し、最終的な処理方法を早期に具体化するよう求めました。
大鹿村の小渋川非常口のトンネル工事では、去年8月と9月に土壌から基準値の3倍前後のほう素が、10月から12月にかけて基準値の2倍から11倍ほどのヒ素が検出されました。
トンネル工事で発生した残土には、重金属など有害な物質が含まれていることがあり、適切な処理が求められます。
JR東海は「仮置き場に運搬し、適切に保管している」としています。
県はきょう、対策が必要な土について、最終的な処理方法を早期に具体化し明らかにするようJR東海に求めました。

1182名無しさん:2021/10/30(土) 17:51:29 ID:NrdB.GxU0
>住民の会は12日、JR東海の金子慎社長と斉藤鉄夫・国土交通相あてに「国交省は9月28日にシールドマシンの安全基準を
>定める検討会を発足したばかり。その指針が出るまでの掘削は中止すべきだ」との趣旨の緊急抗議声明を送った。
>が、両者からは何の返事もないまま。リニアでは初の大深度(おおむね地下40メートル以深)での作業だ。

余りに安全を錦の御旗如く振り回すのはどうか、とは思う。
しかし現に問題が起きていて、それの検討会が発足して、その検討会の見解が何一つ出ていない中で工事を強行するのはどうかと思う。

今の国土交通大臣・斉藤氏(衆議院広島三区)、先の国土交通大臣・赤羽氏(衆議院兵庫二区)。
何れも『公明党』の議員です。

はてさて公明党は『小さな声を、聴く力』とか言っていませんでしたっけ?
先と今の公明党から出た国土交通大臣からは、そんなものは微塵も感じられませんね。
寧ろ聴くどころか『見ざる聞かざる言わざる』そのものではないでしょうか。

JR東海が開始したリニア工事に田園調布の住民が緊急抗議
10/27(水) 18:31配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb692608b287c787ecca16bdf002a47a6adbc862

東京―名古屋間で進むリニア中央新幹線の工事でJR東海は10月14日、東京・品川駅の南1キロにある立坑からシールドマシン(大型掘削機)でトンネルを掘る「調査掘進」を始めた。「あまりにも唐突だ」。市民団体「リニアから住環境を守る田園調布住民の会」の三木一彦代表は、工事開始の知らせをポスティングで知ったのがわずか3日前だっただけに驚いた。

 昨年10月18日には、東京都調布市内の外環道工事でリニアと同じシールドマシンが起因の陥没事故が起きている。住民の会は12日、JR東海の金子慎社長と斉藤鉄夫・国土交通相あてに「国交省は9月28日にシールドマシンの安全基準を定める検討会を発足したばかり。その指針が出るまでの掘削は中止すべきだ」との趣旨の緊急抗議声明を送った。が、両者からは何の返事もないまま。リニアでは初の大深度(おおむね地下40メートル以深)での作業だ。

「シールドマシン発進前には改めて住民説明会を開催いたします」

 6月8日、品川区での住民説明会でJR東海はそう明言した。

 7年前に国交省が計画を認可すると約70の工区で取付け道路や斜坑などの建設が始まった。2019年12月に品川区で、20年10月に愛知県春日井市で、21年9月に神奈川県川崎市で、シールドマシンが大深度で発進できる立坑(JR側は「非常口」と呼ぶ)が完成。JRは川崎と春日井でも「シールドマシン発進前に改めて住民説明会を」と同様の説明をしていた。

 しかし、こうしたJR側のやり方に疑義が生じたのは8月27日。品川区での住民説明会で、北品川非常口からシールドマシンを試験的に300メートル掘進し、地盤や地表への影響を確認のうえ、問題があれば対策を練り以後の工事に活かすという「調査掘進」の実施を公表した。調査掘進は本掘進ではないので、事前説明が不要。「これは実質的な本掘進です」と、三木さんは憤りを隠さない。

1183名無しさん:2021/10/30(土) 17:52:04 ID:NrdB.GxU0
【米国での活動に学ぶ】

 JR東海は調査掘進に6カ月、以後は月に400メートル掘進すると説明している。これをもとに計算すれば、北品川から約8キロ離れた田園調布には約2年後にはマシンが到達することになる。

 住民の会は18年夏に設立。住民との交渉不要でトンネル掘削ができるという「大深度法」の違憲性と大深度でのシールド工法の危険性を訴えてきたが、その後に起きた外環道工事の陥没事故で不安は現実のものとなった。今年7月には住民の会が、陥没事故前に決めていた工事差し止め訴訟を原告24人で東京地裁に提訴。10月26日には第1回口頭弁論が開かれる。

 原告団は今、一般にはまだあまり知られていないリニア問題の周知を図るために、米国でのリニア反対運動と連携しようとしている。米国でもリニア実現をめざすJR東海はロビー活動を現地のTNEM社に委託。同社が設立した鉄道会社BWRR社は、ワシントンDC―ボルチモア間の約65キロを結ぶリニア(米国ではマグレブと呼ぶ)建設計画を立ち上げた。だが今年8月下旬、BWRR社はボルチモア市でリニア駅建設のために土地収用法による土地獲得を求めた裁判に敗訴した(米メディア『Baltimore Business Journal』8月30日付)。

 背景には自然破壊や地域破壊に反対する市民運動があった。そのアピール動画では、地域の老若男女が参加して「ストップ・ザ・マグレブ・トレイン」とプラカードで訴える姿も映し出されている。住民の会は同様の短編動画を制作し、10月17日に公開した。

1184名無しさん:2021/11/10(水) 00:39:34 ID:NrdB.GxU0
リニアのトンネル工事でまた崩落事故、1人けが 長野
2021年11月8日 17時50分
https://www.asahi.com/articles/ASPC85V6HPC8OIPE01F.html

 JR東海は8日、リニア中央新幹線の伊那山地トンネル(長野県豊丘村)の工事で、崩落事故が発生し、50代の作業員男性1人が落下した土砂で右足に軽傷を負ったと発表した。リニアのトンネル工事をめぐっては、10月27日に岐阜県中津川市で作業員2人が死傷する事故が起きていた。

 同社によると、8日午前8時20分ごろ、伊那山地トンネル坂島工区(5・1キロ)の本線につながる作業用トンネル(斜坑)の入り口から200メートル付近で事故が発生した。トンネル先端を爆破するために作業員が爆薬を詰める作業をしていたところ、別の作業員が斜坑内の異変に気づき、逃げるように指示。先端にいた作業員が退避中、崩れてきた土砂が当たった。工事会社の車で病院に搬送され、右足ふくらはぎの筋肉の炎症と診断された。

 中津川市での事故を受けて、現場では安全対策を確認し、1日から作業を再開していた。当時、トンネル内では8人が作業中で、厚生労働省の安全のためのガイドラインは守られていたという。JR東海は「原因を調査し、再発防止に努めて参ります」とコメントした。

1185名無しさん:2021/11/10(水) 00:42:17 ID:NrdB.GxU0
川勝知事に対するネガティブキャンペーンみたいなものが始まったように見えるのは気のせいでしょうか。
川勝知事自身もあれな人ではありますが。

川勝氏発言に県議会自公など抗議 支持会派も不満
11/9(火) 22:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb8b3f24de1728e5bc8741a03d4da2ef3cf6a65d

「知事の不適切な発言に対する抗議文を県議49人の連名をもって提出させていただきます。お受け取りください。以上です」

9日午後2時、静岡県庁の知事室。県議会最大会派の自民改革会議の野崎正蔵代表は、川勝平太知事にこう伝えて抗議文を手渡すと、同行した公明党県議団の蓮池章平団長とともに足早に部屋を後にした。憮然(ぶぜん)とした表情で見送る川勝氏。県議会や6月の県知事選などで対立する、知事と自民党との〝冷戦〟を象徴する一幕だった。

問題の発言は、参院静岡選挙区補欠選挙の選挙戦最終日の10月23日夜、元御殿場市長で自民公認の若林洋平氏と争った野党系候補、山崎真之輔氏の地元である浜松市での応援演説の中でのこと。「あちらはコシヒカリしかない。ただ飯だけ食ってそれで農業だと思っている。こちらにはウナギがある。なんでもある」などと述べていた。

抗議文は自民改革会議(40人)、公明党県議団(5人)と共産党県議1人を含む無所属4人の計49人の連名。川勝氏の発言について「一部地域を差別し、辱める発言は言語道断。断じて容認できない」「誤解されたなどと言い訳に終始し、反省の色は見られない」と指摘している。

野崎氏は抗議文提出後、同日昼の川勝氏の記者会見について、記者団に「納得できるような会見だったと思いますか?」と逆質問し、「火を消すどころか、火に油を注ぐような会見だった」と切り捨てた。川勝氏に対する不信任決議案や辞職勧告決議案の提出に関しては「いろいろな手法がある。その中で対応を考えていきたい」と述べるにとどめた。蓮池氏は「県民の多くは心を痛めている。謝罪すべきだ」と強調した。

一方、知事を支える第2会派「ふじのくに県民クラブ」の佐野愛子会長らは、記者会見を終えたばかりの川勝氏と知事室で面会した。会派側が、デジタル社会への対応など以前から予定していた政策提言を一通り説明すると、川勝氏は席上、「まっ、お茶でも飲んでください」と促し、こう切り出した。

「(ふじのくに県民クラブから)記者会見を持つべきだとのアドバイスをいただき、早速、実行しました。いいアドバイスはすぐに…。善は急げです」

大勢の報道陣が囲む公開の席上で、なぜその話題に触れるのか-。感謝してみせる川勝氏に対し、佐野氏は湯のみを手に思わず表情をゆがめた。会派側が「会見内容に不満な人たちがいる」「誤解を解いて本来の県政推進を」と苦言を呈しても、川勝氏から明確な返答は得られなかった。

1186名無しさん:2021/11/10(水) 00:43:01 ID:NrdB.GxU0
佐野氏は面会後、記者団に「謝罪の会見をお願いしたつもりだったが、謝罪にはなっていなかった。『誤解を与えた。申し訳ない』と発言してほしかった」と不満を表明した。

県によると、8日夕までに県民からの苦情や批判は約370件に達した。川勝氏の9日の臨時会見後も「謝ってほしかった」「言い訳ばかりだ」との声が寄せられたという。

知事選、参院補選、そして先の衆院選で深まる川勝氏と自民の確執は「コシヒカリ」発言をきっかけに、一段と先鋭化しつつある。



地方自治法によると、知事に対する不信任決議案の可決には出席議員の4分の3以上の賛成が必要だ。可決すれば、知事は辞職か県議会解散かのいずれかを迫られる。解散を受けた県議選後の新しい議会勢力で改めて不信任決議案を提出し、2分の1以上が賛成して可決されれば、知事は失職する。

現在の県議会勢力でみると、自民改革会議などが不信任決議案を提出し、県議全67人が出席した場合、抗議文に賛同した49人の賛成だけでは4分の3以上(51人以上)には足りない。

一方、「辞職勧告」「問責」「糾弾」の各決議案は出席議員の2分の1以上の賛成で可決されるが、決議自体に法的な拘束力はない。

1187名無しさん:2021/11/27(土) 21:24:06 ID:NrdB.GxU0
リニア工事事故1カ月、掘削再開できず 岐阜県「JR東海の安全対策不十分」
11/27(土) 8:21配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/17776024cbc0a7b6f2c53b5e7a46eaaef4a5616e
 
 リニア中央新幹線の瀬戸トンネル(岐阜県中津川市瀬戸)の工事現場で作業員2人が死傷した事故から27日で1カ月。JR東海はトンネル掘削を停止し、安全対策を構築するため原因究明を急いでいる。県が安全対策の徹底を強く求める県内3工区の山岳トンネルについても掘削を中断する事態に発展しており、リニア建設工事の先行きは不透明になってきた。

 「調査中。まだお話できることはない」。25日に同市内であった安全推進協議会の初会合後、JR東海名古屋建設部の梅村哲男担当部長は調査状況についてこう答えた。県警が業務上過失致死傷の疑いを視野に捜査を進める中で、詳しい事故状況は見えてこない。

 JR東海は原因究明を進める一方、トンネル先端部で岩盤の表層が崩れる「肌落ち」による災害防止対策を徹底するため、瀬戸トンネル以外の山岳トンネル13工区の掘削も中断した。作業員の安全教育を行い、当初は現場の安全管理を確認した後に再開する方針としており、11月初旬には日吉トンネル南垣外工区(瑞浪市日吉町)、第一中京圏トンネル大森工区(可児市大森)、中央アルプストンネル山口工区(中津川市山口)の県内3工区の工事も再開する算段だった。

 だが県はJR東海の対応は不十分と判断した。県内では2019年4月に山口工区であった土砂崩落に続く2度目の重大事案で、今回はリニア建設工事に伴う初めての死者。「3度目は絶対にあってはいけない」(県リニア推進室)。事故の検証結果を踏まえた安全対策を報告した上で、県内3工区の掘削を再開するように要請した。

 瀬戸トンネルの事故から2週間もしないうちに長野県豊丘村のトンネル工事でも作業員1人が負傷する事故が発生した。事故翌日の定例会見で、古田肇知事は相次ぐ事故の検証結果とともに安全対策の報告を求める県の姿勢を示し、「全体として私どもとして評価をさせてほしい。そこまでは工事については待っていただく」と述べた。

1188名無しさん:2021/11/27(土) 21:24:38 ID:NrdB.GxU0
 山口工区で土砂崩落が発生した時の工事中断は約7カ月に及んだが、他のトンネル工事に大きな影響はなかった。山口工区では中断前、リニア中部総合車両基地(同市千旦林)の土地造成に使うトンネル掘削土をダンプカーで工事現場に運び入れていたが、今回の事故以降それもできなくなった。トンネル工事以外のリニア関連工事にも影響が広がっている。

 同市の青山節児市長は24日の定例会見で「県と歩調を合わせて再発防止を求めていく」と述べ、工事中断による影響を注視する姿勢も示した。山口地区のリニア対策協議会の可知和人会長は再開時期が見えず苦労する地元の下請け業者からの相談もあるといい、「今後どうなるのか見通しだけでもいいので示してほしい」と地元の願いを話す。

 【リニア中央新幹線瀬戸トンネル崩落事故】 10月27日午後7時20分ごろ、中津川市瀬戸の瀬戸トンネル工事現場で発生。非常口トンネル(斜坑)の発破作業を終え、作業員5人が不発の火薬が残っていないか確認している際に、切羽と呼ばれるトンネル先端部で肌落ちが発生するなど岩石の崩落が2回起こった。男性作業員(44)が岩石の下敷きになって死亡し、助けに行った男性作業員(52)も巻き込まれて左足首を折るなどの重傷を負った。リニア建設工事による死亡事故は初めて。

岐阜新聞社

1189名無しさん:2021/12/19(日) 22:47:46 ID:NrdB.GxU0
国交省にはリニアを真剣にやる気がもう無いのでは。

斉藤国交相、JR東海社長に直接指導へ…リニア静岡工区の未着工問題
12/19(日) 17:51配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e61ceef397e4db6027b5098fb1dc347e6bfa6941

 リニア中央新幹線の静岡工区(8・9キロ・メートル)未着工問題を巡り、斉藤国土交通相は21日にもJR東海の金子慎社長と直接面会し、有識者会議の結果を踏まえて地元に対して丁寧な説明をするよう指導する方針だ。

 大井川の水資源問題については、19日の有識者会議が、科学的な検証を踏まえて湧水を戻すなどの対策を実施すれば「河川流量は維持される」との報告をまとめた。しかし、国交省は事態が行き詰まったのは、JR東海の進め方が丁寧さを欠いていたことが一因と考えており、大井川が過去に開発によって水量が減少したという歴史的な経緯や地元の懸念を受け止めて、納得を得る努力をするよう促す考えだ。

1190名無しさん:2021/12/22(水) 20:16:20 ID:NrdB.GxU0
地球温暖化対策としてクリーンエネルギー一本鎗の異常な雰囲気の日本で『膨大な電力を消費するリニア新幹線』が許されるのか、という社会情勢の急激な変化。

JR東海自らが原子力発電に乗り出すぐらいでないと、リニアが出来ました、でも電気が無くて動かせません、という笑えない状況になるのでは。
大東亜戦争末期、燃料不足で軍艦も航空機も戦車も満足に動かせなかった、あの惨めで情けない状況を、まさかに21世紀に入って繰り返すような無様な事にはなってほしくはないものですが。

リニア新幹線開業「めど立たず」 JR東海社長、延期は不可避
12/22(水) 16:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffeaed5129a45c2176f75ae628fca6205c0bb769

 JR東海の金子慎社長は22日、名古屋市で記者会見し、当初計画で2027年に東京・品川―名古屋の開業を予定していたリニア中央新幹線について「今の時点で時期にめどが立ったということはない」と述べた。静岡工区が未着工のため開業延期は不可避の情勢だ。

 静岡工区は大井川の流量減少を懸念する静岡県が着工を認めていない。JR東海は27年開業を実現するには、20年6月中に準備工事に着手する必要があるとしていたが、着工できず大幅に遅れている。

 金子社長は、国土交通省の有識者会議が取りまとめた中間報告を受け「地域の理解と協力を得られるよう真摯に努力をしていく」とも強調した。

1191名無しさん:2021/12/22(水) 20:28:53 ID:NrdB.GxU0
※リニア中央新幹線の消費電力は新幹線の4倍
 https://power-hikaku.info/column/linear.php
>JR東海が公表している「環境影響評価書」によると、東京〜大阪間を一人運ぶのに排出するCO2の量はN700系「のぞみ」が7.1Kgであるのに対し、超電導リニアは29.3Kgと4.1倍にも及びます。
>リニア、N700系ともに動力は電力であるため、CO2排出量の差は消費電力量の大きさとほぼイコールです。リニア新幹線は従来の新幹線と比較して、消費電力が大きいと言えます。

一方でリニアは航空機に対してはCO2排出量は少ない、とは言うのですが、リニアの宿命的弱点として『地上での電力供給力に運命を握られている』という点を見ていない考えだと思います。

空を飛ぶ航空機は地上での電力供給力とは何ら関係がありませんから。

リニアは航空機よりも環境性能に優れている、と言われても、そのリニアを動かす為に必要な電力(それも新幹線の四倍もの電力が必要 )を安定的に供給し続ける為に、原発が必要でないのかどうか、クリーンエネルギーだけで出来るのかどうか、原発が必要なら必要だと言わないといけませんし、クリーンエネルギーで賄えるとしても、それが太陽光発電ならどれだけの面積の太陽電池パネルが必要で、それを設置するにあたって新たに山を切り崩す必要はないのか(山を切り崩すとなればこれはもう新たな環境破壊そのものです)、風力発電に頼るなら何基の風力発電装置が必要でそれを設置できる場所があるのか、をJR東海は今から示していかないと、これから大変な事になりかねませんよ。

1192名無しさん:2021/12/29(水) 06:43:38 ID:NrdB.GxU0
これはリニアには関係ない記事ですが、リニアを建設するJR東海と同じ名古屋に本社がある中日本高速道路株式会社が起こした奇妙奇天烈意味不明であり得ない事態を紹介している記事です。

明らかに準備不足でゴタゴタ続きのJR東海のリニア建設といい、昔の中国じゃあるまいに長さが足りない橋を作っちゃう中日本高速道路といい、名古屋の会社に大規模インフラ建設を任して大丈夫なのかと一抹の不安が。
両者とも何とか完成しても利用するのが怖いですね、リニアはまともに走り続ける事が出来るのか、高速は他に施工不要箇所が無いのか、無いと言われても隠蔽されていないか不安で疑心暗鬼となって安全に通行出来るのか、頭の上におっきな「?」マークを浮かべながら利用するのは怖いのですが。

橋脚の長さ70cm足りず 建設中の東海環状道 中日本高速「厳正に対応」
12/28(火) 19:27配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/418600ce95def30e995e36a42f5abab73ccf6616

  中日本高速道路は28日、岐阜県本巣市見延の東海環状自動車道大野神戸IC―糸貫IC間の建設現場で、施工済みの橋脚1基の長さが設計図書より約70㌢不足していたと発表した。同区間を含む山県IC―大野神戸IC間は2024年度の開通見通しとなっている。

 中日本高速道路によると、今月8日、工事を受注した大垣市の建設会社からの報告で発覚。中日本高速道路は「現在のところ、供用開始見通しに影響はない。報告書の内容を審査し、厳正に対応する」としている。

岐阜新聞社

1193名無しさん:2022/01/20(木) 20:53:34 ID:NrdB.GxU0
リニア工事認められず、静岡県 「中間報告不十分」
2022年1月20日 12:55
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/220120/20220120047.html

 静岡県は20日、未着工が続くリニア中央新幹線静岡工区を巡り国土交通省の有識者会議が昨年12月にまとめた大井川の流量問題に関する中間報告に関し、議論が十分でないとして「現状では工事を認められない」とする認識を示した。難波喬司副知事が、工事の影響を懸念する大井川流域自治体の首長らと開いた意見交換の場で強調した。

 意見交換には、島田市など流域10市町の首長、利水団体代表らが出席。難波氏が報告の概要を説明し、「トンネル掘削で生じる湧水全量を戻すための解決策が示されていない」などと指摘した。

1194名無しさん:2022/03/02(水) 22:52:48 ID:NrdB.GxU0
リニア工事現場でまたも事故…トンネル内のコンクリ剥がれ約7m下へ 40代作業員の肩に当たり骨折等のケガ
3/2(水) 19:13配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9601500f7b1f411480b5e1d39043679bbe4692b
リニア中央新幹線の工事現場でまた事故がありました。JR東海は、愛知県春日井市のトンネル内で3月1日、コンクリートがはがれ落ちて男性作業員1人が肋骨を折るケガをしたと発表しました。

 JR東海によりますと、3月1日午後4時半ごろ、春日井市西尾町のリニア中央新幹線「西尾工区」のトンネル内で、発破作業をした後に吹き付けたコンクリートが剥がれ、およそ7メートル下に落下しました。

 落下したコンクリートは、トンネル内で作業にあたっていた40代の男性作業員の右肩に当たり、作業員は右の肋骨を骨折するなどのケガをしました。

 リニア中央新幹線の工事をめぐっては、2021年10月に岐阜県中津川市の瀬戸トンネルで男性作業員が2人死傷する事故があったほか、11月には長野県豊丘村でも作業員1人がケガをしています。

 JR東海は現在、西尾工区の工事を中断していて、「事故原因を究明し対策を講じた上で再開したい」としています。

1195名無しさん:2022/03/09(水) 22:10:36 ID:NrdB.GxU0
リニアトンネル工事現場で2人軽傷 同じ工区で去年も事故
2022年3月9日 21時27分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220309/k10013523311000.html?utm_int=news-new_contents_latest_007

長野県豊丘村のリニア中央新幹線のトンネルの工事現場で、8日、配管が外れて作業員に当たるなどして2人が軽いけがをしました。

長野県やJR東海によりますと、8日午後2時半ごろ、豊丘村のリニア中央新幹線のトンネルの工事現場で、コンクリートを吹きつける配管が外れて男性作業員の右腕にあたったり、飛び散ったコンクリート片が別の男性作業員の顔にあたったりして、いずれも軽いけがをしたということです。

これを受けて県はJR東海に対し、事故の原因や対策などを県に報告するまでこの現場での工事を中断するよう求めたということです。

リニア中央新幹線の工事をめぐっては、今月1日にも愛知県春日井市のトンネルの工事現場で、作業員1人が骨折などのけがをする事故が起きています。

また長野県豊丘村の今回と同じ工区の現場では、去年11月にも土砂が崩れ落ちて作業員1人が軽いけがをする事故が起きています。

JR東海は「繰り返し事故が発生していることを重く受け止めており、原因を調査して再発防止に努めます」とコメントしています。

1196名無しさん:2022/03/22(火) 00:01:43 ID:OpPefqPo0
大阪にリニアなんか勿体ない。名古屋で終わりでええよ。

1197名無しさん:2022/03/22(火) 00:19:17 ID:NrdB.GxU0
「のぞみ」デビュー30年、東西の大動脈に…1日2往復から5分間隔へ進化
2022/03/12 22:08
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220312-OYT1T50164/

東海道新幹線「のぞみ」が14日、デビュー30周年を迎える。「ひかり」より速い特急として1992年に誕生して以来、東京―新大阪間を約30分短縮し、5分間隔のハイペース運行を可能にした。今や日本の東西をつなぐ「大動脈」としての地位を確立している。

のぞみは航空機との競争に勝ち抜くことを目指して登場した。最初に登場した「300系」は、最高時速がこれまでの新幹線より50キロ速い270キロを実現。東京―新大阪間を2時間半で走り、当時としてひかりから19分も短縮した。

当初は全席指定で早朝と夜間の1日2往復で運行した。「東京で始発に乗れば、午前9時には大阪での会議や始業に間に合う」との触れ込みで、ビジネス需要の掘り起こしを図った。

20年にデビューした最新の「N700S」は、最高時速が285キロに達する。東京―新大阪間は最短2時間21分となり、1時間で12本という通勤電車並みの本数を可能にしている。

 東海道新幹線の輸送人員は、92年度の1億3000万人から1億7000万人前後に増えた。このうち、のぞみは運行本数の約6割を占める。

東海道新幹線の新型300系「のぞみ」試乗会で混雑するホーム(1992年3月、JR名古屋駅で)
 建設中である「リニア中央新幹線」の運行が始まれば、「最速」はリニアに引き継がれる。そして、ダイヤの主役は再び、停車駅の多いひかりや「こだま」に移る可能性がある。JR東海の金子慎社長は9日の記者会見で、「のぞみは東京・名古屋・大阪の交流を緊密にし、産業や文化を活性化させてきた」と振り返った。

1198名無しさん:2022/03/23(水) 18:46:54 ID:NrdB.GxU0
リニアの残土処理 新たな盛り土条例を適用 静岡・川勝知事
3/22(火) 18:48配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/122aaa6abda3da57809dfcad599f554a5e449962

静岡県の川勝知事は22日、リニア新幹線のトンネル工事が県内で始まった場合、残土の処理には新たに施行される盛り土の規制条例が適用されるとの認識を示しました。

県議会では一定の規模を超す盛り土の造成を許可制とするほか、土地の所有者の管理義務などを定めた条例案が可決されました。

こうした中、川勝知事はきょう県内でリニアのトンネル工事が始まった際に出る残土の処理についても、新条例が適用されるとの認識を示しました。

川勝知事 「条例は全県域に対して出されているものなので(リニアの残土も)当然含まれる」

また川勝知事は南アルプスを通過するルートが選定された過程について、JRなどから詳細が示されていないとして、今後情報開示を求めたいとしています。

テレビ静岡

1199名無しさん:2022/04/10(日) 04:41:39 ID:NrdB.GxU0
リニア工事「積極的に関与する」 JR東海、岐阜県へ回答
2022年4月9日 21:05
https://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/220409/20220409107.html

 岐阜県中津川市のリニア中央新幹線トンネル工事現場で昨年10月に起きた崩落事故を巡り、県は9日、問題への迅速な対応を求めた知事意見書に対し、JR東海が「計画と異なる工事が必要になった場合は、一層積極的に関与する」と回答したと明らかにした。県専門家会議は同日、回答内容を議論し、妥当だと判断した。

 県によると、県内のトンネル工事再開は、別の専門家委員会での議論や、JR東海による沿線地域への説明などが終わった後となる見通し。会議の冒頭、舟久保敏・県都市公園整備局長は「今後の安全な工事に万全を期してもらうため、回答を十分に確認したい」と述べた。

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1202名無しさん:2022/08/30(火) 21:51:53 ID:tGROlIGo0
>>1169
リニアの夢を砕く〜川勝平太静岡県知事は ズブズブ親中派
https://web-willmagazine.com/international/fROSr

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