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大阪府知事

982名無しさん:2008/02/06(水) 04:51:43

毎日新聞より

◆記者の目:大阪府知事選=犬飼直幸(大阪社会部)◆(1)
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20080206k0000m070144000c.html

 「僕は大阪が大好きで愛している。このままでは破滅です。消滅です。歴史を変えるのは皆さん方だ」
大阪府知事選最終日の1月26日。JR大阪駅前で、タレントで弁護士の橋下徹さん(38)の街頭演説を聴衆約2000人に交じって聞いた。
橋下さんは選挙カーの上で、大きく腕を振りながら、激しく動き回って話す。政策も訴えず
具体的な内容はないのに、なぜか聴かせ、見せる。コンサート会場にいるような高揚感だけ残った。

 自民府連推薦、公明府本部支持を受けた橋下さんは翌日の投開票で圧勝。
「2万%出ない」と断言しながら出馬に転じたことをきっかけに、私は「橋下さんは、
どういう人なのか」と疑問に思い、自分なりの答えを求めてきた。しかし、いまだに見えてこない。

 核武装の容認など過去のテレビでの問題発言について聞かれると、「あれは話芸」とあっさり撤回した。
選挙が始まると、笑顔と謙虚な言葉でやたらと好青年ぶりを振りまき、自公支持者の多い場所では直立不動で話した。
一方で、若者が相手の演説では、「今までの候補は、じじいばっかり」と乱暴な言葉も使う。

 テレビで鍛えられた橋下さんは、演技巧者だった。橋下陣営幹部は「いくら政策を語れと助言しても
『自分のスタイルでやる』と受け入れない。選挙だから謙虚さを装わせたが、実態は頑固な自信家だ」と明かした。
それだけでなく、橋下さん自身が「自分の主張ではなく、来てくれた人が聞きたい話をするのが政治家だ」と
胸を張ることに違和感を覚えた。政治家の基本は「主張」のはずで、橋下さんは奇妙だった。

 私は1年半前に大阪に赴任するまで、政治部で安倍晋三前首相や自民党の野中広務元幹事長らを担当した。
タカ派とハト派の違いはあれ、2人とも自分の主張を大切にし、論戦で勝負した。
野中氏は政界を引退して5年。今は82歳だが、地方や弱者を痛めつけた小泉改革への批判を続け、自らの主張を貫いている。


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