したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

【美味しい食事】観光都市・仙台【楽しい買い物】

32名無し@良識派さん:2009/05/03(日) 07:12:39
八木山動物公園で写真展  
危機のマダガスカル


マダガスカルの珍しい動物を紹介する写真の数々と、解説する田中さん  珍しい動植物や昆虫が数多く存在することで有名なマダガスカルの自然や、現地での保護活動の様子を伝える写真展が、仙台市太白区の八木山動物公園で開かれている。動物たちの魅力だけでなく、現地の深刻な実情についても理解を深めてもらうのが狙いだ。

 同園は昨年5月、現地のチンバザザ動植物公園と協力協定を結び、職員の相互派遣や希少動物の飼育・繁殖の支援を行ってきた。現地では、国民の大半が電気やガスのない生活を送っているため、炭や薪(まき)を確保し、焼き畑農業をすることで、原生林が次々に失われている。野生動物の生存環境の破壊も深刻化している。

 だが、国民の多くは、世界でも有数の動植物の存在をあまり意識していないのが実情という。このため、八木山動物公園の職員らが現地入りし、紙芝居などを通じて、動物たちの魅力と保護の大切さを訴えてきた。

 写真展では、こうした1年間の活動の様子や、現地の動物など約40点を園内の中央広場に展示している。夜行性のキツネザル「アイアイ」やカメレオンのほか、丸々と太ったオレンジ色のカエル、鮮烈な青さをまとったチョウなど、現地ならではの希少動物の姿が印象的だ。現地の情勢を分かりやすく解説した文章も添え、人間が生きるための森林伐採が自然破壊の悪循環を生んでいる現状を伝えている。

 同園からの派遣職員の一員として、現地語で通訳もしている飼育展示課の田中ちひろさん(28)は「様々な資源や農産物を輸入して生活している日本の人たちに写真展を通してマダガスカルの自然や生活を知ってもらい、環境保全について考える契機になれば」と話している。

 写真展は5日まで。問い合わせは、同園(022・229・0122)へ。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板