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メキシコ・中米・カリブニュース

487taro:2023/01/26(木) 06:16:52
CPJでは、メキシコにおける「麻薬戦争」が2006年に始まって以来、133人の記者が報道や取材に関連した動機により殺害され、これとは別に動機不明の殺害が13人あったと判断している。メキシコではこの時期、36万件以上の殺人事件が記録されている。

国境なき記者団などの人権擁護団体や地元ジャーナリスト10人は、かつてはそれほど殺伐としていなかったオアハカやチアパスなどの地域でも、近年はジャーナリストへの攻撃が拡大しており、情報を十分に得られない地域がメキシコ国内で増えていく恐れがあると述べている。

2021年半ば以降、太平洋に面した港を持つオアハカ州サリナクルスで殺害されたジャーナリストは、ロペス氏が2人目だ。サリナクルスは、メキシコ湾から太平洋までの距離が最も近くなる狭いテワンテペク地峡に位置し、治安アナリストなどによれば、フェンタニルやメタンフェタミンといった薬物の原料となる化学物質の荷揚げ拠点になっているという。

ロペス氏はエスピノーサ氏に関する記事を何本か書いているが、最後の記事では、サリナクルス港の防波堤を建設している企業に対し、エスピノーサ氏再選のために投票しなければ解雇すると従業員を脅すよう同氏が働きかけたという疑惑に触れていた。

サリナクルス港は、ロペスオブラドール大統領の看板政策であるメキシコ南部開発プロジェクトの1つ、「大洋間回廊(インターオーシャニック・コリドー)」の一翼を担っている。

テワンテペク地峡で犯罪の取材に当たっているホセ・イグナシオ・マルティネス記者や、ロペス氏のジャーナリスト仲間9人は、ロペス氏の殺害以来、「回廊」プロジェクトや麻薬取引、犯罪組織と州の癒着について切り込む記事の公開には神経を使うようになっている、と語る。

報復を懸念して名称を伏せることを条件にロイターの取材に応じたあるサイトは、「回廊」についての調査は行ったが、ロペス氏殺害以降、記事を公表するのは安全ではないと感じていると語った。


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