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南米ニュース 3
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ブラジル大統領が訪米でベネズエラ情勢を会談材料に
【サンパウロ6日綾村悟】今月14日に訪米を控えているブラジルのルラ大統領が4日、ベネズエラのチャベス大統領と電話会談を行い、ベネズエラ情勢をオバマ米大統領との会談で話題にしたいとのルラ大統領の要請をチャベス大統領が承諾していたことが明らかになった。政府系ブラジル通信が報じた。
AP通信によると、チャベス大統領は5日、ベネズエラ国内向けテレビ放映で「(米政権との対話に向けて)ベネズエラはどの国の仲介も必要としないが、他ならぬルラ大統領の頼みなので承諾した」と、ルラ大統領の要請を承諾したことを説明した。
また、ルラ大統領との電話会談では「米政権がベネズエラへの尊敬を持って接するならば対話の道もある」とオバマ政権への期待も表した。
ルラ政権は左派系の労働党が中心となっているが、特に経済を中心とする政策面では保守の色も打ち出しており、米・ベネズエラ両政権とは友好的な関係にある。
チャベス・ベネズエラ大統領は南米きっての反米左派大統領として知られており、前ブッシュ大統領を「悪魔」、米国を「悪魔の帝国」と呼ぶなど厳しい対米批判を続けていた。昨年九月には、駐カラカス米大使を、政権転覆を画策したなどと批判した上で追放、さらにはワシントンの駐米大使も引き上げている。
また、米政権も「21世紀型の社会主義」を目指し、企業国有化や中央集権化を進めるチャベス大統領に対して「独裁的」「反民主的」などと批判の色を強めていた。
2009/3/7 0:00
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