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⇔〆対比列伝♂♀

50Check Point!:2007/11/22(木) 16:00:00 ID:PPL.Mcco
中国の「普通の人々」に感謝されるには
http://www.actiblog.com/tanaka/44545#extend

「苦労してお金を儲けるのは頭が悪い」。こう言われたら皆さんはどう思われるだろうか?

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日本社会の感覚では、お金儲けは苦労するのが当たり前で、地道な商売でコツコツ頑張って、やっとの思いで一家を成したような人が尊敬される傾向がある。ところが中国社会ではどうも様子が違う。

極論すれば楽にパッとお金を儲けた人が、最も優秀で社会的にも憧れの対象となり、散々地を這うような努力をして、勤勉の対価としてお金を得ているような人はあまり高く評価されない傾向がある。それはそれで合理的な思考ではあるのだが、もう少し地道に努力する人を評価する社会にならないと、社会全体の競争力を高めるのは難しい気がする。

対照的な2人の中国人

私の中国人の友人に2人の縫製工場のオーナー経営者がいる。彼らのの生き方は対照的だ。ともに90年代初めから上海近郊で縫製業を始め、海外からの注文で服を縫い、輸出するというパターンで成功し、一定の規模に拡大した。ここまではほとんど同じ歩みである。

  違ったのはここからだ。1人は縫製業で得た資金を元に不動産を買い、それを転売して資金を増やす一方、飲食業に進出。最初にオープンしたレストランが大成功、現在では市内に大型レストランを何軒も持っている。政府関係や経営者連中のお客も多く、上海の実業界ではちょっとした名士の仲間入りをしている。何台かの外車を持って、一戸建ての大きな家に住んでいる。

  もう1人は縫製業で一定の基盤ができた後、規模の拡大を志向せず、技術力と企画力の向上に力を入れた。オーナー自ら現場に張りついて縫製工を指導、技術の向上と従業員の定着に努力する一方、海外の有名ブランドに営業をかけ、付加価値の高い服の受注に力を入れた。

  現在では欧米の有名ブランドなどの高級品を中心に受注している。こなしきれないほどの引き合いがあって業績は伸びているが、何しろ難度の高い仕事が多いので、縫製工の育成と管理が大変で数をこなせないから、規模の拡大ペースは遅い。もちろんそれなりの資産は持っているが、普段は工場にいるので服装も生活も至って地味で、「自分はこれでいいんだよ」と恬淡としている。


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