「All your base are belong to us」も同じこと。
深刻なストーリー展開。基地に爆弾をしかけたとかいうニヒルな悪役。
彼が「あきらめたまえ。諸君の基地は完全に我々の支配下にある」と冷笑する場面で、「支配下にあるにょ」などという字幕が出たら、
吹き出してしまう。べつに「あるにょ」が正しい日本語でないからとか、文法的にどうこうでなく、
シリアスな場面で突然アホな言葉遣いをするのが笑いをさそう。そういうことなのだ。
だから、「英語圏の人はちょっとした英語の間違いで大笑いするのだな」などと勘違いして萎縮した気持ちにならないでほしい。
繰り返すが、ふつうの場合であれば、このくらいの間違いは ―― もちろん、ほめられたことではないけれど ―― 許される。
(参考: 自然な英語表現例 Your whole base is now under our control. Resistance is futile.)