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【疫病】 鳥インフルエンザ  食品衛生・公衆衛生・医学情報

128ベトナムの患者10名における鳥フルA(H5N1)型ウイルス感染:2004/03/02(火) 04:11
感染の診断は、ウイルス分離培養法かH5およびN1ゲノムサブユニット特異的プライマーを用いたRT-PCR法のいずれかで確定した。
患者10名(平均年齢13.7歳)全員が基礎疾患はなかった。うち9名は家禽との直接接触の明らかな既往があった(発症までの期間中央値3日間)。
患者全員が発熱(体温38.5〜40.0℃)、呼吸器症状、臨床的に明らかなリンパ球減少症(リンパ球数中央値700/mm3)を呈した。
血小板数の中央値は75,500/mm3であった。患者7名が下痢を呈した。患者全例が胸部レントゲン上著明な異常が認められた。ヒト・ヒト感染の確定的な証拠はなかった。患者8名が死亡、1名が快復、さらに1名が快復途中である。
発熱、呼吸器症状、リンパ球減少症により特徴付けられるインフルエンザA(H5N1)型ウイルス感染は死亡の危険が高い。10名全員において、感染は感染家禽から直接感染伝播したようであるが、
ヒトインフルエンザA型ウイルスとの遺伝子組み換えや、ヒト・ヒト感染の可能性は存在する。アジア全域における家禽のインフルエンザA(H5N1)型ウイルス制圧がそのために緊急に必要である。 ( 重要度:C+ / 対象:2 )


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