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故事ことわざ

1 和して同ぜず:2018/10/04(木) 08:33:40
和して同ぜずとは、人と協調はするが、道理に外れたようなことや、主体性を失うようなことはしないということ。
『論語・子路』で孔子が「子曰く、君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」と言ったのに基づく。
君子は誰とでも調和するものだが、道理や信念を忘れてまで人に合わせるようなことは決してしないということ。

2ごまめの歯軋り:2018/10/18(木) 10:36:27
ごまめの歯ぎしりとは、実力のない者が、いたずらに苛立ったり悔しがったりすることのたとえ。
ごまめは小さなカタクチイワシを素干しにしたもので、この句では実力のない者のたとえとして使われている。
実力のない者が、やたらと憤慨して悔しがったり、いきりたつことをいう。
また、その行為が無駄であるということのたとえにも使われる。

石亀の地団駄/蟷螂の斧/泥鰌の地団駄

3ヨガの言葉:2018/10/22(月) 16:13:26
腹八分目で医者いらず。腹六分目で老いを忘れる。腹四分目で神(仏)に近づく。

4百里(ひゃくり)を行く者は九十を半ばとす:2018/10/27(土) 07:38:00
《「戦国策」秦策・武王から》何事も終わりのほうほど困難であるから、九分どおりまで来てやっと半分と心得、最後まで気をゆるめるな、という戒めの言葉。

5禍福(かふく)は糾(あざな)える縄(なわ)の如(ごと)し:2018/10/27(土) 07:39:42
《「史記」南越伝から》幸福と不幸は、より合わせた縄のように交互にやってくるということ。吉凶は糾える縄の如し。

6門前の小僧習わぬ経を読む:2018/12/20(木) 09:16:55
ふだん見聞きしていると、いつのまにかそれを学び知ってしまう。環境が人に与える影響の大きいことのたとえ。
寺の門前に住んでいる子供や、いつも僧のそばにいる子供は、日頃から僧の読経を聞いているから、いつのまにか般若心経くらいは読めるようになるということから。
人は自分の置かれている環境によって、無意識に影響を受けているという意味が込められている。
『江戸いろはかるた』の一つ。

7李下に冠を正さず:2019/05/12(日) 16:03:03
他人の嫌疑を受けやすい行為は避けるようにせよとの意。
由来
李すももの下で冠をかぶり直すために手を上げると、すももを盗ろうとしているような誤解を与え、瓜畑で脱げた履くつを探していると瓜を盗もうとしていると疑われることとなるので疑わしいまねをするものではない、との意から。出典は『古楽府・君子行』の「瓜田不納履、李下不正冠(瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず)」の後句より。

8鼠壁を忘る 壁鼠を忘れず:2019/08/28(水) 09:19:42
ネズミは自分がかじった壁のことなど忘れているが、壁はネズミにかじられたことを忘れない。

9和して同ぜず:2019/09/26(木) 09:38:13
なごやかに協調はするが、相手におもねってむやみに同調することはない、ということ。
例文
なんでもかんでも人に合わせることはないのよ。「和して同ぜず」と言うでしょう。
出典
『論語』子路しろ
※『論語』とは:孔子と彼の高弟の言行を記録した書。

※子路とは:B.C.543〜B.C.481 孔門十哲の一人。孔子の弟子の中では『論語』に登場する回数が最も多い。

10雀百まで踊り忘れず:2021/03/19(金) 04:29:24
【意味】 幼い時に身につけた習慣や若い時に覚えた道楽は、いくつになっても直らないというたとえ。

雀は死ぬまで踊るようにはねる習性を持ち続けることから。
「踊り」とは、日本の伝統芸能では、舞踊のうちリズムに合わせた跳躍運動を主としたものをいう。
「雀百まで踊り忘れず」では、「踊り」とは雀のとびはねる動作を指している。
『上方(京都)いろはかるた』の一つ。

良い習慣については使わない。

11虎の子渡し:2021/11/03(水) 12:38:48
子育ての難しさを解く逸話。
(虎が三匹の子を生むと、その中には必ず彪(ひょう)が一匹いて、他の二匹を食おうとするので、渡河の際に親は子を彪と二匹だけにしないように苦労するという、「癸辛雑識‐続集下」にみえる話から出た語。親はまず彪を背負って対岸に渡し、次にもう一匹を背負って渡した帰りに彪を背負って戻り、残りの一匹を渡したあとで、また彪を背負って渡るという)
① 親虎が三匹の子をつれて川を渡るさまに形どった庭石の配置。京都龍安寺の石庭など。
※俳諧・江戸十歌仙(1678)六「愛をなすなる懐の谷〈泰徳〉 有(あり)とかや虎の子渡し麓川〈春澄〉」
② 苦しい生計のやりくり。無理算段。
※浮世草子・西鶴置土産(1693)四「其蔵なから質に置き、虎(トラ)の子わたしにはし給へども」
③ 碁石などを用いてする遊び。
※男重宝記(元祿六年)(1693)三「手なぐさみには、十六目石、十不足、〈略〉虎子渡(トラノコワタシ)」
④ 次々に手渡すこと。リレー式に人手に渡ること。
※浄瑠璃・頼政追善芝(1724)一「そんじょそこからもう爰へと、虎(トラ)の子渡しの注進(ちうしん)に」
⑤ 馬術の秘伝の一つ。馬に乗って梯子(はしご)の上を渡る術。
※浄瑠璃・綱金時最後(1661頃)一「七よう八よう九ようのほしをへうして、ごばんのり、はしごの上のとらの子わたし」

12心の欲する所に従えども矩を踰えず:2022/04/03(日) 06:41:00
こころ【心】 の 欲(ほっ)するところに従(したが)えども矩(のり)を踰(こ)えず

(「論語‐為政」の「七十而従二心所一レ欲不レ踰レ矩」による) 自分の心に思う事をそのまま行なっても、まったく道徳の規範から外れることがない。孔子が七〇歳で到達した境地。

13一将功成りて万骨枯る:2022/06/05(日) 16:12:32
《曹松「己亥歳」から》一人の将軍の輝かしい功名の陰には、戦場に命を捨てた多くの兵士がある。 成功者・指導者ばかりが功名を得るのを嘆く言葉。

14すべての卵を一つのカゴに入れるな:2022/07/02(土) 09:27:29
「Don't put all your eggs in one basket(すべての卵を一つのカゴに盛るな)」。 これは、分散投資の意義を言い表す米国の格言です。 資産運用の際、多種類の銘柄や資産(市場)を組み合わせることで、運用リスクをできるだけ低減させることを見事に表しています。

卵が入ったカゴを落とすと、中の卵はみんな割れてしまいます。

なので複数のカゴに分散しておくべきだということからリスク回避の格言。

15「瓜田に履を納れず」:2022/07/21(木) 11:23:50
瓜の畑で脱げかけた靴をはき直そうすると、瓜を盗もうとしていると誤解される恐れがあるためすべきでないというたとえによって、紛らわしい行為は避けるべきという戒めを示していることわざです。 「かでんにくつをいれず」と読みます。

16名無しさん:2022/10/04(火) 18:04:22
【碌々として瓦に伍する(ろくろくとしてかわらにごする)】⇒平々凡々としてつまらない者と同列にいる。 「碌々」は「平凡なさま。 役に立たないさま」、「瓦」は値打ちのないもの。 転じて、ここでは「平凡な才能の持ち主」を表す。

17:2023/03/15(水) 10:56:43
規範とか節度

18大山鳴動して鼠一匹:2023/10/26(木) 06:08:04
大きな山が鳴り響いて揺れ動くので、何事が起こるのかと見守ってきたが、出てきたのは一匹の鼠であったということで、騒ぎばかりが大きいわりに、取り立てていうほどの事件もなかったことにたとえる。 「大山」は「泰山」とも書く。


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