【王立魔法魔術協会(Royal Institute of Witchcraft and Wizardry)】
英国の魔法・魔術研究機関。王認魔法魔術協会とも。
もとより存在していた魔術師たちの組織に、王室があとから認可を与えた形となっているため、正確な成立時期は不明。認可が与えられたのは1780年である。
設立当初は神秘主義的かつ閉鎖的であったが、時代が下るにつれ学術機関としての側面が強まり、現在では英国政府の魔法・魔術方面での諮問機関としての役割を果たしている。
協会員は真面目に研究に取り組んでいるものがほとんどだが、「魔術的意義を有するバカ歩きの方法」や「殺人ウサギに対する聖別された手榴弾の有効性」、
「オウムが気絶しているのではなく、本当に死んで、くたばり、お亡くなりになり、創造主の御許へ旅立っていることの魔術的証明」といった意味があるんだか無いんだかわからない研究をしているものも多い。
なお、呪術的効力を発揮する世界で最も面白いジョークの研究は、過去に何人もの死者を出す事故を引き起こしたため、凍結となった。