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【雑談スレ】闇のなか心揺さぶるサラスヴァティ

373数を持たない奇数頁:2020/11/26(木) 22:37:29 ID:iYlkWbi20
主人公の剣の師匠の、訓練の方向性について散文的に書いてみる

まず、師匠の訓練において第一に重要なのはあらゆるものを否定されること。苦痛を受けること。これが訓練の大原則であり、初歩であり究極である。
いわゆる究極のマゾヒズムこそが一つの人間的強さの到達点として説いている。
理想としては、いかなる人格的尊厳の侵害、いかなる非人道的傷害を受けても、自身を絶えずコントロールできる状態が人間として究極だと説いている(心身負荷)。

これは被虐的奴隷になれという意味ではなく、ある目的に対して行動を進める時、上記2つの心身負荷に対して回避不可能の状況になった時にも、目的達成に問題の無いパフォーマンスを発揮し続けることができる状態を目指している。
マゾヒズムと言いつつ、行動自体は1点から逸らさず前進的であれと説いているのである。

つまり、心身負荷への耐性は目的達成の手段になり、あくまで手助けとしての位置づけを誤ることが無いのである。


これに相反するのが、『喧嘩に強くなりたい』『悪いやつをやっつけたい』という心理である。
これは師匠的には『サディズムの心理』であり、前進的なマゾヒズムを実現できない人間が陥る幼稚さの表れであり、戦士になった時に邪魔にしかならないとしている。

師匠の経験則に過ぎないものだが、『悪いやつをやっつけたい』『他人より強くなりたい』と言う者は、一にも二にも他害の発想が前提にあり、他者への攻撃によって自分の願望を叶えることが当然であると考えているからである。
即ち、『障害となる事象を潰す』ということしか頭に無いため、絶対に避けられない苦難を前にした時にパニックを起こして心も体も使い物にならず、目的達成のパフォーマンスなどと言える状態では無くなるのである。

また、前進的マゾヒズムが、『障害として立つ受苦を如何に忍んで目的に達するか』という、手段と目的の住み分けが非常に明確で、耐える行動ができる為に時々の行動リスク管理が自然と身につくのに対し、
このサディズムの心理は、『自分の前にある障害を根本から根絶したい』が為に、耐える、忍ぶことができずにリスクを度外視した衝動にのみ繋がっていくのである。

その上、サディズムの心理は大抵の場合、それ以外の目的意識を持っていないため、非現実的なヒロイズムに昇華しやすく、『悪いやつをやっっつける』為に『悪いやつをやっつける』という、
手段と目的が混成され、非常に攻撃的なループに陥り、人格にも破綻を及ぼす。

また、サディズムの心理は回避不可能な受苦に弱い、つまり異常事態にすぐパニックを起こすという以上に、『恐怖』に最も耐性がなく、例えば自分の認知能力では敵味方が分からない状況に於いて、
信頼できそうな相手以外を虐殺するという様な行動にも出やすい。


師匠自身はどちらでもない。
師匠は生まれつき、そして結果的に前者の様な状態になっており、それを擬似的にでも再現するために作られた理屈




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