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うぇwwwwwwるwwwwwなwwwww

3きんけ:2010/06/10(木) 22:21:45
祥尉を回収したチェリーのウェルナーが、竜神島の格納庫に帰還したとき、格納庫内は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。喝采はチェリーだけではなく負傷し気絶している祥尉にも向けられていた。
月のファウスト殲滅を目的とした「月面大規模攻勢」から、南極に降下したファウスト追撃戦までの一連の戦闘で人類、ファウストの双方は大幅に戦力を失った。独立戦隊である竜神島のウェルナー部隊も今回の戦闘だけで半数以上のパイロットを失った。どのパイロットも15歳の幼い少年たちであった。我が子達を戦場へと送り出し、生還すれば褒め称え、そして次の戦場へと送り出す。島の存亡のためとはいえ、あまりにも冷酷ではないだろうか。


頭部を失ったザウ。両腕をもぎ取られたウェルナー。脚を損傷し僚機に支えながら帰還したフェリス。いずれの機体も満身創痍でギリギリの状態であった。
「第二小隊のジョンソン・バトンだ。ただいま帰投した」
〈バトン中尉、よくご無事で!〉
艦橋の管制官が歓喜の声を挙げた。しかし、当のバトンは冷静である。
「第一格納庫内に空きがない。どこに機体を置けばいいか?」
〈そのまま第二格納庫へと移動してください。まだ幾分かのスペースが残っているはずです〉
管制官の指示通りに機体を操り、第二格納庫へと移動する。第一格納庫ほどではないが、こちらもこちらで混雑していた。
バトンは適当な場所に機体を停めると、エンジンを切って機体から降りた。
「左腕を持って行かれただけだと思っていたが…」
自機であるザウの状態を確認して、バトンが思わず呟いた。
装甲は所々剥がれ落ち、間接部は長時間の戦闘で激しく消耗していた。
「おーい。俺の機体の整備は、いつ取り掛かれる?」
「すみませんバトン中尉。人手が足らず、早急に取り掛かるのは難しいかと…」
「いや、気にするな。−−−それにしても、スゴい機体の数だな」
「はい。艦隊も被害に遭って、四分の一が沈みましたからね」
「母艦を失った部隊が押し寄せてるのか…」
メカニックマンとバトンは互いに格納庫の混沌とした風景に目を細めた。


紅き空ウェルナー2


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