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機動戦士ガンダム ブラックアウト
12
:
スコール
:2009/01/31(土) 12:25:23
「う、ウォォォ!」
ガンダムが手に握っていたビームサーベルの柄にゼフィロキアのビームが命中した。
強烈な発光とともにサーベルに収められていたエネルギーが奔流となって2機を襲った。
ガンダムの胸部装甲は焼け焦げ、ゼフィロキアもネビルの咄嗟の判断で腕を差し出してなかったら、ガンダムと同じ状況に陥っていただろう。
ゼフィロキアはコックピットのダメージが少なかったため、吹き飛ばされ、ある程度ガンダムから離れたところで体勢を立て直した。
しかしガンダムはそのまま落下していき、背部から地面に墜落した。
ビルに落下したらしく、コンクリートの粉で砂煙が立ち上っている。
ゼフィロキアは、ガンダムが立ち上がらないことを確認するとどこかへ去っていった。
連邦軍の最新鋭機を蹴散らした所属不明機。この報せは連邦の情報統制の甲斐なく世界を飛び回った。途中いくらか脚色されたり、故意の情報操作が行なわれ、ただでさえ頭を抱えている連邦軍首脳部をさらに困らせる形となった。知識人たちの意見は新たなテロリスト勢力の出現としてまとまった。
だが、この騒動の中、もっとも困っているのはアナハイムだった。アナハイムの倉庫からゼフィロキアが現れたのは、コロニー内の監視モニターが録画しているので、言い逃れ出来ず(最初から言い逃れする気はなかった)、1部の人間に「死の商人」としての1面を曝け出してしまい、社会からの糾弾という最悪の事態を避けるためのマスメディアへの口止め料、エージェントの派遣など、かさむ出費はコロニー1基の修理に肩を並べるほどのものだった
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