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機動戦士ガンダム0.5
43
:
きんけ
:2010/09/24(金) 22:44:30
ビームカービンで眼前のマキスを焼き払うと、シラナミは低い高度にいるモビルスーツ隊へと視線を移した。既にモビルスーツの背部に搭載した大気圏突入用パラシュートが展開し、降下フェイズに移行している機体があった。
「シラナミより護衛部隊へ、降下が開始された。接近してくる敵機は全て撃墜しろ!」
ここからが本番だ、邪魔などさせるか!
マキスを撃ち抜くと、不意に機体の姿勢が崩れ、アルダのコクピット内に警告音が鳴り響いた。直後にパラシュートが展開され、機体が自動的に大気圏突入モードとなってしまった。
「射角が広く取れないが…一機でも撃墜する」
仰向け状態になり、身体が下へ下へと引っ張られるもドラウロは接眼用スコープを覗いた。
次々とモビルスーツが降下している光景にアンドレは焦りを感じていた。
「意気込んで出撃したんだぞ、これじゃあ格好つかないだろ…」
ブースターを吹かして上昇させようとペダルを踏み込んだが、機体はアンドレの予想以上に重くなっていた。地球の引力は既に彼を捕らえていたのだ。
ガルーダとの戦闘で自機の片腕を失ったが、決して帰還できない理由があった。
「アイツはどこだ!?」
目を凝らしてモニターに映る映像からアイツを探し出す。
ククルス宙域で邂逅し、部下を失い、完膚無きまでに叩きのめされたアイツを!
〈接近してくる敵機は全て撃墜しろ!〉
シラナミの無線に呼応するように護衛部隊が前線を押し上げて、敵部隊にプレッシャーをかけようとしていた。プレイオス・連邦軍共に地球の引力により機動性を落ちている中、高機動戦闘を主眼とするガルーダだけはポテンシャルを発揮させ、見事な働きをしていた。
地球へ降下したら、次は重力下での戦闘になる。ガルーダの単独飛行能力は大きな力になるかもしれない…
ロイスの思案を遮るかのように無線が入った。
〈こちらドラウロ。降下体勢に入った。これより援護射撃の要請に応えるのは難しくなる〉
ステルス能力に特化したアルダの援護射撃は強力だが、推進力はセーメイと同等程度でエヴンスやガルーダほど引力に対して抵抗できない。そのため、この作戦はアルダが降下を開始した後が正念場だとされている。
「降下部隊の殿を任せられたとは言っても、射撃武器のないエヴンスでは…」
瞬後、幾重の光条がエヴンスを掠めた。ロイスが声を発するよりも速く、レーダーが接近する敵影を捉えて警告音が鳴る。
機体を反転させ、すぐさまバーニアを吹かすロイス。前方からは片腕を失ったマキスが、こちらへと迫ってきていた。
「前線を突破してきたのか!?」
マキスの放ったビームを辛うじて避けたエヴンスだったが、敵機のショルダータックルにより体勢を大きく崩した。
「恥を偲んで回り込んだ甲斐があったというものだ!」
銃口が焼け落ちたビームライフルを破棄すると、背部からビームサーベルを抜刀。力の限りに刃を憎きアイツへと振り下ろす。体当たりで怯ませたが二刀流の敵機は素早く反応して、こちらの攻撃を防いだ。
「ここで…ここで落ちろ!」
アンドレはひたすらに叫び続けていた。
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