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機動戦士ガンダム0.5
23
:
きんけ
:2008/12/08(月) 00:22:01
橙色の光が暖炉の中で揺らめいている。
まぶたが徐々に下がっていき、意識が薄れていく。
「ジョシュア、俺の夢覚えてるか?」
眠気に負けないように、答えた
「ああ、もちろんだよ」
いつか地球のヨーロッパに家を建てて、そこで暮らす。
君がしきりに話してくるんだ、忘れるわけないじゃないか。
「お前や子供たち、それに組織のメンバーたちと朝から晩まで一緒に過ごすんだ。連邦の監視なんてない世界で」
「それは楽しそうだね」
「ああ、楽しいさ。楽しいに決まってる!」
きっと彼の頭の中には、もうすでに僕たちと共に平和に生活している風景が事細かに再現されているに違いない。
店内の壁に飾られた、一枚のログハウスの絵。それこそがハーワンが夢見ている家の完成図だった。
「叶うといいね」
「何を言ってるんだ、そのためにもお前には期待しているんだからな」
意外な言葉に目を丸くして
「え、僕に?」
「正直、俺みたいな力のないやつが頑張っても無意味に近い。だが、お前は違う力を持っている。お前にはモビルスーツを操れるという力で世界を動かせることだって出来る!」
「そんな僕には…」
「だから約束してくれないか。この暗く厳しい世の中を変えて、穏やかに生活できる世界を創って欲しい」
ハーワンは本気だった。
彼は本気でこの世界を変えたいと思っている。
正直、このモビルスーツの操縦技術を彼にあげたいくらいだ。しかし、そんなことは出来るわけがない。
「なあ、約束してくれ!」
僕はこれまでひたすらハーワンに頼ってきた。
モビルスーツの操縦は僕の数少ない特技だ。もし、それでこの世界を変えることができるなら…
「分かったよ。約束する」
僕はハーワンへのお返しをしたい。
世界を変えることが彼へのお返しになるなら、僕は戦おうと思う。
「ありがとう…」
ハーワンから感謝の言葉をもらった。
しかし感謝しなければいけないのは本当は僕なのかもしれない。
きっと、そうなのだろうと何故だかそんなふうに思った。
人影もまばらな公園のベンチに二人。
「ロイスが除隊してから四年が経ったのね…」
「ああ。時間の流れは早いな」
「軍を抜けた後は、何を?」
メリアがロイスの顔をのぞき込むようにして尋ねる。さらりと流れる黒髪が綺麗だ。
「こんなふうに戦場を転々としているんだ」
「ジャーナリストにでも参加しているの?」
「いや…ほんとに戦場を見て歩いているだけだよ。東欧、東アジア、中東、南米…」
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