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機動戦士ガンダム0.5

18きんけ:2008/12/05(金) 20:37:28

ドリンクパックを求める旅に出たドラウロは無重力で自由な体を遊びながら、休憩室へと向かっていた。
見れば、前方からパイロットスーツを着込んだシラナミが来るではないか。
「出撃か?」
「ああ。エヴンスのジェットユニットの機動テストだ」
「あんたは隊長なんだろ?ロイスの付き添いなんて他の隊員にでも…」
「時間がない。失礼する」
ドラウロの言葉を遮ると、そそくさと格納庫へと向かう。
大あくびをするドラウロを尻目に、能天気な彼の態度に苛立っていた。
「何故、彼にアルダなどを…」
それからほどなく、エヴンスとセーメイがプレイオスを発った。

暗礁宙域をぬけたロイスとシラナミ。
エヴンスの背部には、これまで装備されていなかったジェットユニットが確認できた。
その二門のジェットユニットより、これまで以上の大きな光芒がこぼれた。
白と青の機体は太陽光をはね返して、輝きを放っている。その輝きはテールノズルの尾をひきながら、まさに流星となって闇を駆け抜けていった。
その機動力に、思わずシラナミも驚嘆の声を漏らす。
≪機体も思ってたより安定してる。これならすぐにでも自分の手足のように!≫
やけにロイスの気合が入っているな、それにしても回線を開いて叫ぶことないだろうに…
しかし、シラナミはロイスのそういうところに好感をもっていた。
まあ、どこぞのゲームジャンキーとは言わないが、本気かどうかも分からない奴とは一緒に戦いたくはない。
連邦軍との戦いは非常に厳しいものになることが予想される。これからはロイスのような熱意ある者が必要なんだ。
「よし、ジェットユニットの様子は良好のようだな。次はダミーを…」
言うや否や、レーダーが接近してくる機影を捉え、電子音がコクピット内に響いた。

このレーダーの機影は…機体認識番号が表示されない。
しばらくの思考の後、エンディアは心を躍らせた。
「ははっ!こんな場所で出会うなんて私は運がないな」
突然、笑い出したエンディア。
「イチノセ少尉」
≪は、はい≫
「このレーダーの機体がプレイオスのモビルスーツだとしたら、君はどうする?」
≪…逃げます≫
素直な感想だ…
「私もそうしたいが、この近距離。下手に後退すればトーマス級の位置を晒しかねない」
≪それは、つまり≫
「戦いしかあるまい」
不敵な笑みを浮かべるエンディア。
その余裕をもった表情には、最初から撤退という考えなどなかったかのように思えた。

≪一機のマキスが先行している!≫
それは俺だって同じだ。
「エヴンスで相手する」
≪しかし、ジェットユニットをつけての戦闘経験はないんだろ!?≫
「戦ってみたいんだ。この力を生本番でどこまで使えるか」
敵だって、こっちのことをレーダーで捕捉している。それでもなお戦おうとしている敵は馬鹿か腕の立つ奴に違いない!
おもむろに両腕の刃をスライドさせ、戦闘態勢に入る。


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