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キリストについて

18ローズ:2011/09/16(金) 09:35:01 ID:FG7uIYm60
ふとっちょ金魚さん、こんにちは

このスレッドに、わたしも、遅くなってしまいましたが、書かせてくださいね。

マリアの処女懐胎のことについて、ふとっちょ金魚さんが、疑問にお思いにな
るのは、自然なことだと思います。

わたしは、カトリック信者です。処女懐胎のことを、まったく抵抗なく信じて
います。

信仰の世界では、神さまが、すべてのものの創り主ということを信じます。
人間の体のしくみも、どのように受精が起こるのかも、すべて神さまの創造の
なかで行われていることと考えるわけです。

神さまには何でも出来るので、科学の法則を飛び越えて、聖霊によっておとめ
がみごもることがあっても、全くおかしくないと考えるのです。

聖書を読むと、受胎告知を天使に告げられたマリア自身さえ、
「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませ
んのに。」と言ってとまどっています。

それに対して、天使は、言います。
「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子
は聖なる者、神の子と呼ばれる・・・中略・・・神にできないことは何一つな
い。」

それに対してマリアが言った言葉は、
「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」

マリアが、恐れ、とまどいながらも、信じたということ、そして、YESと言
ったことがなければ、マリアの処女懐胎は、起こらなかったかもしれないと思
います。この信仰は、命がけと言っても良いようなものでした。当時は、結婚
していないのに身ごもった女性は、石打ちの刑にされたりするという世界でし
たからね。

***

でも、マリアの処女懐胎のことは、信仰の目で見なかったら、まるでおとぎ話
のようなものかもしれません。実際、私の知り合いに、処女懐胎をおとぎ話だ
と思った一人の青年がいます。東大の哲学科で禅仏教に傾倒している人でした。

処女懐胎のことも含めて、イエスの神性を、徹底的に否定するための論文を書
くために、猛烈に研究したそうです。その論文をやっと書き上げて、ほっとし
たとき、突然、青天の霹靂のように、自分は間違っているということがわかっ
たと言います。この「間違いがわかった」というのも、多分、理屈とかそうい
う意味ではない種類のものなのでしょう。

その青年は、苦しみ、困り果て、自分の尊敬する禅の師に相談に行きました。
師は言いました。「君は、頭でしかわかっていない。体でわかるためには、
洗礼を受けないさい」

その青年は、洗礼を受けます。
今は、カトリックの神父になっています。

***

マリアの処女懐胎を最初に信じたのは、マリア自身で、そのマリアの信仰をた
たえて倣おうという習慣が、カトリック教会の長い伝統になっています。


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