虐待 - 1268748520 - したらば掲示板

1：匿名：2010/03/16(火) 23:08:40 ID:7OMYbJTU0: 　現在の日本で激増している児童虐待の問題について述べる。この問題は、各家庭内の問題であり、国や行政は一切関知しないというのが、昔の日本政府の基本姿勢であった。現在は、やや変化してきており、ようやくやっと少しは対応しようという印象を受ける。しかしながら、他の先進諸国と比較した場合、あまりにも日本は遅れすぎている。とにかく日本は原因は不明だが、こういう人権問題についてはまったく無関心である。それがどうしてなのかわからない。児童虐待にもいろいろな程度があるが、中には暴行死させたり、餓死させたり、転落死させたり、普通では考えられないような事をしている。ただ単に死亡させたから虐待であり、それ以外の行為は虐待ではないのかというと、そうではない。無視したり、きちんと対応しなかったり、差別するなどの行為も虐待である。日本は深刻な少子化問題を抱えている。子供が少なすぎる。このままだと、日本は老人ばかりの国になる。年金制度も破綻する。社会保障制度が機能しなくなるし、経済も破綻する。内需拡大も無理だ。人口が減り続けるのに、消費が伸びるわけがない。児童虐待の問題は、特定の一部の家庭問題だけではすまない。子供の時期にひどい虐待を受け続けてきた人間は、決してそういう社会には適応できないだろう。世の中のすべてが敵であり、自分を攻撃するものであると考えても無理はない。そのような仕打ちを受けてきたからだ。そして社会に復讐するだろう。また虐待を受け続けてきた者は、いじめの加害者になりやすい。反社会的な行動が目立ち、破壊活動を徹底的にやるだろう。愛情をまったく受けずにただ虐待を受け続けてきた人間は、社会の何も信用できないだろう。そういう人間が、たとえ結婚して子供をもったとしても、やはり虐待をするだろう。虐待の連鎖が続く。虐待を受け続けてきた人間は、生きるためにあらゆることをする。いじめも徹底的に容赦なく実行するだろう。それにより、多数の犠牲者が出るだろう。学校でも職場でも、いじめを繰り返すだろう。いじめだけでなく犯罪行為もやる可能性が高い。自分が受けてきた理不尽な仕打ち、愛情のない生活、不当な差別により、人間らしさは失われている。あるいは極度の攻撃性の反対に、極度のひきこもりのなるかもしれない。虐待を受け続けてきた恐怖の体験は簡単に消え去るものではない。それは死の恐怖であり、暴行の連鎖であり、社会との断絶である。もしもそういう人間が権力を獲得したら、どのような非人道的なことでも平然と実行できるだろう。親権の問題があるが、親権を主張できない行為があるとき、保護のために断固たる行動をとらねばならない。だが、なぜか日本では、何もしない事が正しい事であるかのようにされている。アメリカでは親と子供の人権は別であるとされているが、日本では、親も子供も同じ人権としており、虐待でも、心中でも、同情される。しかし、他の先進国では、それは単なる犯罪行為として扱っている。介護の問題にしても、日本では、国や行政が関与するべきではないというのが基本姿勢である。その結果、介護疲れによる無理心中も激増している。こんな国は先進国ではない。
2：セイ：2010/03/17(水) 00:05:51 ID:AzGcMdqY0: 私は先進国を戦争ばかりで潤ってきた国々とは考えない。

日本の相互扶助の考え方には素晴らしいものがあると思っている。

被害者が加害者になるというケースも多く見られるが、
虐待を受けていない人間のほうが比率的には加害者になっている。
この世の中に、幼少期の虐待を経験している人間がどれほどいるというのだろう。

因みに、私は世界を敵だと思ったことはない。
社会に出て、友達に、
世の中って厳しいって言うけど甘いもんだね、
と言ってしまったくらいだ。
世の中は家に比べればよほど暮らし易い。

虐待の連鎖は、虐待されたからしてやれというのとは違う。
それが当たり前だから、他の形があることを知らないから、
同じことをしてしまいがちなだけである。
ああはなるまい。
誰もが思うだろう。
だが、熱を出せば、自己管理がなってない、と怒鳴られる生活を送って来た者に、
熱を出した子供に優しい言葉を掛けるなど、思いつくだろうか。
病院に連れて行くなど思いつくだろうか。
心配はしても、おろおろするのが関の山だ。

連鎖は勉強によって食い止められると信じている。
本を読む。
子を持つ友人に聞く。
子を持たない友人に聞く。
彼らの親たちに聞く。

変わるための努力が必要だ。

介護の経験は少ないが、システムはある。
使うことを自分や周りが許すかどうかだ。
金銭的な問題もあるが、協力を仰ぐことが恥と思わなければ、
いくらでもやりようはある。

ちょっと、私的な考察を述べてみた。