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ソメルゼさんの教学部屋
132
:
首都高バトル01
:2012/05/22(火) 21:11:50 ID:zLvwUaR.0
文殊師利菩薩は答えました。
「それがいるのですよ。娑竭羅(しゃから)竜王の娘がそれです。
まだ八歳にしかなりませんが、智慧があり、機根がすぐれており、
人間の行いの成り行きを見透せるのです。また、教えは決して忘れず、
もろもろの仏さまの教えを、その深い奥義までもことごとく理解して、
しっかりと心に保持しています。
また、深い精神統一によってあらゆる法を悟ることができ、
その瞬間に最高の悟りを求める心を起こして、
決して後戻りすることはありませんでした。
法を説くのも自由自在であり、すべての人々にたいして、
まるで自分の生んだ赤子をいたわる母親のような気持ちいだいているのです。
すぐれた功徳を積んできており、
心に思うことも口で述べることも非常に奥深くて幅広いのです。
また、慈悲が深く、謙虚であり、穏やかな気品もたたえています。
このように、無上の悟りに達する資質をそなえています」
それを聞いた智積菩薩は、疑問を投げかけました。
「私が、お釈迦様のお姿を拝見しますに、はかり知れない程の長い年月の間、難行苦行をなさり、功徳を積みかさねられて、
菩薩の道を求め行じることを少しもお休みになったことはありませんでした。
広い三千大千世界を見渡してみても、芥子粒ほどの小さな場所でさえも、
お釈迦様が菩薩として衆生を救うために身命をかけられなかった場所は
ありません。
お釈迦様でさえ、そうした長い苦行の後になって、
ようやく仏の悟りを成就なさったのではありませんか。
それなのに、その女の子が、
ほんのわずかな間で仏の悟りを成就するなどとは、とても信じられません」
、、、続く。
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