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京都造形芸術大学理事長 徳山詳直

10名無しさん@京都造形:2008/10/15(水) 17:46:26

http://www.kansai.gr.jp/KansaiWindowHtml/News/2005/20050608_NEWS.HTML
母子対象の「こども芸術大学」が京都に開校
子供と母親が自然や芸術に親しみながら共に学ぶ学校が今春京都市内に開校、評判だ。京都造形芸術大学が大学院に設置した「こども芸術大学」で、対象は就学前の3−5歳児。1期生11組22人が入学した。校長の徳山詳直・京都造形芸大理事長は「母子の成長を育む芸術教育は未知の分野。大学を挙げ挑戦したい」と意欲的だ。子供の成長は聡明な母親教育からという狙いらしいが、芸術大学の試みだけにどんな母親教育が行われるか、全国的にも関心が高い。
入学式をのぞいたらこれが型破り。理事長が「入学おめでとう。子供は未来」と言って母子1組1組に語り掛けながら入学証書を手渡す。子供たちが母親の周りを飛び跳ねてもしからない。式典はわずか20分。すぐ餅つき大会が行われた。「入学式の思い出はみんなで餅つきを」と父兄の希望で決まったらしい。子供たちも大喜びで、人と人の触れ合い、スキンシップを大事にしたいという関係者の思いがストレートに伝わってきた。
教室は新設の大学院棟内にある。木造の部屋は広く、すぐ裏側が瓜生山。野菜畑がつくられ、小さな天文台も準備中という。平日午前9時から2時半まで3限の授業で、日本画や美術、工芸などの作家教授約30人が分担し、学生、保育資格を持つスタッフらと指導に当たる。母親の必須科目は教員が1週間の創作授業や自然学習のテーマやヒントを示す月曜の「創作時間」だけ。あとは子供と一緒に絵画や合唱、ダンス、菜園づくりなどする「遊びと学びの時間」だ。このほか、母親は大学の教養講義を自由に受講できる。
教育関係者にとって一番の関心は作家教授らの指導ぶり。造形芸大には芸術文学評論で名高い学長の芳賀徹氏ほか、大学院長で大原美術館長の高階秀爾氏、副学長には日本画の千住博氏、歌舞伎俳優の市川猿之助氏、さらに現代アートの宮島達男、森村泰昌氏と日本の芸術界を代表するスター教授が少なくない。各氏とも母子教育には強い関心があり、教壇に順次に立って持論を話したり、作品をつくって授業に当たるとのこと。
 「幼い子供には母親は絶対的な存在、宇宙そのものです。その母親のお腹は人間の命が宿るまさに宇宙の神秘です。お母さんの存在の大きさを母子に理解してもらうことこそこども芸大の原点」と徳山校長は開校の狙いを話す。
千住博副学長は「子供のイマジネーションは無限です。私たち3兄弟(妹の真理子氏はバイオリニスト、弟の明氏は作曲家)は共に芸術家になったが、子供のころ毎晩母親から創作童話を聞かなかったら3人とも違った道を歩んでいたでしょう。想像力の大切さを授業で話したい」と母子授業への夢を語る。
こども芸大は隣接した瓜生山が遊び場という。これは自然との共生が人間社会にとって最も重要だということを知ってもらう狙いだ。畑には子供達が植えたジャガイモや菜の花がすくすく育ち、日曜日には家族で畑仕事を楽しむ風景も。造形芸大は文芸復興運動に取り組む。科学技術万能では地球規模の破壊をストップできないとの考えで、芸術教育の原点に自然との共生の理念を掲げる。個性豊かな作家教授と生徒のコラボレーションでどういう化学反応が起こるか、キャンパス全体への波及効果も楽しみだ


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