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こらむ

21白書さん:2010/08/19(木) 17:37:17 HOST:wcache1.waseda.ac.jp
311 :熊本:2006/12/10(日) 11:50:27 ID:hWt20F/U
経済学部の熊本です.国際金融のゼミがないという意見と私の名前が掲示板に書かれているとの情報を得て,このスレッドを見つけました.私は,このサイトを日常的に見ているわけではないので,今後,皆さんからのご意見に返信できるかわかりませんが,上記の件につき,コメントいたします.
まず,私の専攻(担当分野)も関心事(研究分野)も国際金融論で,本学で国際金融論のゼミを開講することは私の役割ですので,現在,東経大で国際金融論のゼミが開催されていないのは私の責任です.このため,>274のご批判は甘受致します.実際,私は今年で着任7年目ですが,4年目までは,国際金融論のテーマでゼミを行い,テキストを輪読していました.しかし,ご指摘(<285)戴いたようにここ2年間は,(私の専門外の)証券投資論をテーマにゼミを行い,「日経STOCKリーグ」に参加しています.また,ゼミの時間の大半はグループ学習に充てています.
このようにテーマ,ゼミの運営方法を大きく変更したのは,「経済学」になじめないが故に「経済」自体に興味を失う学生が多いという危惧からです.経済学になじめない理由として,経済という身近なテーマでありながら,その日常的な感覚と経済学における定式化(例えば,消費者の効用最大化問題)に「距離」があることだと思います.実は,経済学(他の分野でもそうですが)において,日常的な見方から「距離」を置いて分析できるかが決定的に重要で,大学における経済学教育の最大の目標は,その距離のとり方の修得を通じ,高度な思考訓練を行うことだと思っています.思考訓練を行うことは,面倒くさいものです.きつい言い方をすれば,そのような面倒くささを我慢できない学生は,経済学部生としての資格がないのかもしれません.
しかしながら,そうは言っても,「経済学」になじめない(敷居が高い?)が故に「経済」自体に関心を失っていく学生を放置することは大きな問題だと考え始めました.
そこで,「株式」というなじみのある分野をテーマに設定し,まず,「経済」動向に興味を持ってもらい,これを通じ,経済学,金融理論などを自発的に勉強してもらおうと考えたのです.語弊があるかもしれませんが,当初は,「リハビリ教育」と位置づけていました.しかしながら,ここ2年間,ともに100名を超える応募者がおり,意欲のあるゼミ生が集まりました.このことは,学生さんの多くは,経済自体に関心を失っているわけではなく,「入り口」をうまく設定すれば,自主的に勉強していく意欲を,まだまだ持っている証拠だと思います.この意味で,当初の目的は達成していると考えています.
しかし,>274にありますように,「国際金融論」をゼミで勉強したいという要望に応えられないというジレンマはあり,常々,頭を悩ましておりました.いずれ,以前のように「国際金融論」のゼミに戻すかもしれませんが,当面,>274の方は,私の「国際金融論」を履修戴くか,さらに,勉強したければ,卒論指導で来て下さい.いくらでも鍛えます.以上.


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