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36白書さん:2009/06/17(水) 02:58:50 HOST:eAM1-118-111-232-203.tky.mesh.ad.jp
投稿時間:2007/07/22(Sun) 21:08
投稿者名:深尾光洋
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タイトル:通貨の切り上げと切り下げ


みなさん、こんばんは。切り上げと切り下げに関する質問がありましたので、ここで回答します。深尾>質問> 円のドルに対する切り上げとは、例えば> 100円/ドル→80円/ドル(つまり円高ドル安)> 100円/ドル→120円/ドル(つまり円安ドル高)> のどちらを意味するのでしょうか?> また実質為替相場の場合はどうなるのでしょうか。名目為替相場について、「ある通貨の切り上げ」とは、その通貨を外貨で計った価値が上昇することを意味します。円のドルに対する切り上げとは、1円のドル価値が上昇することを意味します。このため「円の切り上げ」とは円高ドル安を意味します。数字が大きくなるかどうかは、名目為替相場の表示が自国通貨建てか外貨建てかによって異なります。上の例では、円ドル為替相場の邦貨建て表示ですので、数字が小さくなる方が円高です。逆に外貨建て表示であれば(例えば100円=0.8ドル)、円高になれば数字が大きくなります。実質為替相場の場合も、基本は同じで、その通貨の価値が外貨で計って上昇する場合を切り上げといいます。なお実質為替相場の単位は、名目為替相場を二カ国の物価指数の比で調整しますので、何らかの指数になります。数字が大きくなるかどうかは、実質為替相場の指数をどう定義するかによります。eP*/P の式で、eは自国通貨建て為替相場ですが、自国通貨として米ドルを取れば、Pは米国の物価指数になり、P*は日本の物価指数になります。逆に邦貨として円を取れば、分子分母が全て逆になります。


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