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苦の滅尽

1:2013/10/14(月) 04:05:10 ID:x0SqdRKg
「苦」は「名色⇒識⇒名色⇒六処⇒触⇒受⇒渇愛⇒取⇒有⇒生⇒老死」と言う順観で発生します。(苦集諦・十支縁起)「名色・識」で妄想が生起します。

もう一つの道をたどると「老死⇒生⇒有⇒取⇒渇愛⇒受」(逆観)となり、ここでの「受」を縁として「受⇒渇愛⇒求⇒利⇒用⇒欲貪⇒

著⇒嫉⇒守⇒護」(順観)が生じ、その結果「鞭を取る事・剣を取る事・不和・異執・口論・論争・両説・妄語」等の現在進行形の不善の法が起こり続けています。(求・利・用・欲貪・著・嫉・守・護は、イメージでしか捉えられませんが)

上記2つの理由により「名色と識」の破壊と「受」の滅を目的とします。

実践では、五蓋の滅尽を目的として四念処の修行を行います。これは「名色(識の四識住と四大)と識(六識)」の関係の破壊につながります。

そして四禅定で「受」を滅尽しきれれば、「受」を縁とする「渇愛⇒取⇒有⇒生⇒老死」は生起しませんし、同時に「受」を縁とする「受⇒渇愛⇒求⇒利⇒用⇒欲貪⇒著⇒嫉⇒守⇒護」は生起せず、その結果「鞭を取る事・剣を取る事・不和・異執・口論・論争・両説・妄語」等の不善法は生起しません。この「受」の滅尽により、それに付随する「無明」が滅せられ、同時に「渇愛」も滅尽されています。

つまりは一切の「苦の滅尽」(滅聖諦)です。

このような理解ですが、間違い等ありましたらアドバイスをいただければ幸いです。宜しくお願いします。


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