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百合ごっこ 政治・経済・社会・処世術とかのスレ
11
:
名無しさん@秘密の花園
:2009/05/10(日) 23:56:32
ええと、まあ、「企業」を語る上での、「企業」の定性化・定数化の手法と言うのは、
概ね、以下の物になると思うのだけど…。
・「企業」をモデル化する(机上で扱える形にする。言語化、図式化など)
・そのモデル上での、「利益」に対する支配的なパラメタ(変数)を探す
・探し出したパラメタを用いて、モデルを数式化(または言語化)する
んー…今回は、この手法を用いた場合の不具合に就いて考えるので、他の手法が如何とかは、考慮しません…。
で、まあ、「モデル化」って言うのは、しなければ、そも「企業を語る」事が出来ないので…必然的に必要にはなるのだけど…
この「モデル化」の精度に因って、既に現実とのギャップが幾らか生じてしまっている事は、考慮すべきよね。
例えば、「英語」を「日本語」に翻訳すれば、英語が解らない人でも、その文の言わんとする事が解る様になるわよね。
でも、「翻訳」と言うのは、「元々の意味」を「完全」にコンバート出来る訳じゃない。
「翻訳」を行えば、「元々の意味」から削ぎ落とされる情報や、変更される情報が出て来ざるを得ない。
同様に、「モデル化」と言うのは、元々の「実企業」と言う物を、「完全」に(机上に)再現出来る物では無いのよね。
これは、「実企業」と「モデル」の基盤の差異(物理的存在と、言語化・図式化された存在と言う違い)が有る事を考えても、
当然では有るわよね。
言葉を幾ら積み上げようとも、「実企業」と言うビルディングが出来上がったり、人の組織体・有機体が
出来上がる訳では無いものね。
また、「モデル化」の時点で既に、「モデル作成者」のバイアスが掛かっている場合が多い。
例えば、「英語」を「日本語」を翻訳する場合では、「翻訳者」の癖に拠って、最終的な翻訳物に差異が出る様に、
「モデル作成者」の「モデル化」の遣り方、組み立て方に拠って、「モデル」の精度は変わって来る。
詰まり、「モデル作成」の時点で既に、「実企業」との差異が生じており、それを基にした「定性化・定数化」と言うのは、
実際の企業を「定性化・定数化」した物とは「多少異なる」事が前提になるのよね。
これは、手法上仕方の無い事なので(「実企業」を「その儘」扱う、と言うのは、不可能だものね)、その様な
ロスや蛇足は、「存在を前提」として話を進めなければならない。
(…喩えるなら、音声や動画を不可逆的に圧縮した物は、「元の儘」には見えるけれども、
中身は全然違う、と言った感じかしら…。)
…けれども、世の「ビジネス書」の中には、このギャップを考慮していない物が多い感じでは有るわね…。
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