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日本終了のお知らせ
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:
研究する名無しさん
:2020/09/18(金) 19:36:44
東大が中国勢より下位に…上海の研究者が見た、大学ランキング・日本「一人負け」の原因
私は生命科学を専門分野とする研究者だ。妻が上海人ということもあり、5年ほど前に上海に異動し、
それ以来こちらで研究教育を続けている。
本稿執筆のきっかけとなったのは、最近発表された「Times Higher Education(以下、THE)」世界
大学ランキングにおいて、「北京の清華大学がアジアトップの20位となる一方、東大の順位がそれより
下の36位」といった内容のNHKニュースのツイートとそれに対する、ツイッターでの私のコメントだ。
日本の多くの大学の世界ランキングはここ10年ほど大きく低下
このニュースに対して、「中国の大学が東大より上位に位置し、アジアのトップになる」ということに
ショックを受ける反応が多くあったように見受けられた。
しかしながら、日本にとってより深刻な点だと私が感じるのは、「中国の大学が伸びているという話と
はほぼ関係なく、日本の多くの大学の世界ランキングがここ10年ほど大きく低下している」ということだ。
ここからは、その状況の解説とそれに対する提言をしたいと思う。
なお、下記の解説および提言は、日本の大学の中でも私の専門である理系分野や法人化の対象となった
国立大学を中心とした話となっている点についてご留意いただきたい。
「英語圏の大学じゃないから不利」は関係なし
さて、今回の世界大学ランキング発表に関連し、ツイッター上では「世界大学ランキングは英語圏の大
学が有利」「国際化の度合いが重視されるので、英語圏の大学ではない日本は不利」といった内容のコメ
ントが散見された。
そういった要素も確かにある程度はあるかもしれないが、それらの指摘は「多くの大学の順位が大きく
伸びている中国は英語圏ではない」「そもそも世界大学ランキングにおいて国際化の指標は評価項目全体
のごく一部でしかない」という事実に反する。
それでは、世界大学ランキングにおける日本の大学の大幅な順位低下の理由は何か? 結論から述べると、
世界大学ランキングにおいて最も重視されるのは研究力だが、その研究力が日本の大学において近年大き
く低下しているからだと考えられる。
新興国の伸び関係なく、ほぼ「一人負け」の日本
実際、「THE」世界大学ランキングの評価項目をみてみると、研究内容とそれに伴う論文の引用数の要素
の2点が6割を占めている。「THE」と並ぶ著名な世界大学ランキングである「QS」においてもそれは同様だ。
日本の科学技術分野における「研究力」低下は周知の事実だ。文部科学省直轄の「科学技術・学術政策研
究所 (NISTEP)」が毎年発行している 「科学技術指標」 という調査報告書によると、主要国の中でほぼ
唯一日本だけが科学技術論文の「量」(論文数)と「質(引用数トップ1%・10%論文数)」共に大きく停滞
していることがわかる。これは「中国をはじめとする新興国が伸びた分、日本が落ちた」というレベルではな
く、ほぼ一人負けといっていい状況なのが下記の表からわかると思う。
現状、「引用数トップ10%論文数ランキングでは、インドとほぼ同水準」、「引用数トップ1%論文数では、
イタリアに抜かれ、オランダと同水準」であり、「論文総数についても主要国で唯一純減」という状況だ。逆
に中国は質・量ともに近年大きく伸び、アメリカに次ぐ順位まで来ていることがわかる。
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