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図書館情報学

2研究する名無しさん:2018/08/02(木) 11:57:00
東大、一橋大を抑えて奈良大学が「図書館ランキング」で全国1位になったワケ〈dot.〉
8/2(木) 7:00配信 AERA
1994年の創刊から一貫して、偏差値だけにとらわれない大学の真価を伝えてきた「大学ランキング」。最新版では全国770の大学を対象に教育や研究、入試など86項目を調査、各順位を掲載している。今回、大学図書館ランキング(総合部門)で初の1位になったのが奈良大学だ。その理由を探るために図書館を訪問してみた。
「ランキングの受け入れ指数が最高値になっているのは、日本考古学協会が保有していた約6万3千冊もの発掘調査報告書などを2014年から数年かけて寄贈してもらったからです。膨大な量でしたが、新しい書架も整えて順次一般公開しています」(関根副学長)

 発掘調査報告書とは、遺構や遺物などの情報を図面や写真などにまとめた資料のこと。例えばマンションの建設予定地から土器などが出土した場合、文化財保護法にのっとって工事をいったんストップして専門家が調査することになる。報告書の刊行をもって調査終了=工事再開となるため、非常に重要な意味合いを持つ。

 文化財学科のある奈良大の図書館は、当初から西日本の専門書が多数所蔵されていた。だが、この寄贈によって全国津々浦々で行われた発掘調査の資料も集まり、それによって約55万冊の蔵書のうち考古学の専門書が約15万冊と大きな比重を占めることになった。それにしても、なぜこれだけ貴重な資料が同大学だけに集まったのだろう。

「文化財に関する専門職員や学芸員は全国の自治体にいて、恐らく10人に1人はうちの卒業生だと思います。発掘調査報告書は非売品なので、集めようとすると一苦労。本学には卒業生を通じて集まってくる必然性もありましたし、資料を必要とする学生のニーズもあった。それが一括寄贈先に選ばれた大きな理由だと思います」(関根副学長)


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