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univ. 大学関連ニュース
4312
:
研究する名無しさん
:2018/10/16(火) 08:36:58
明治大学を若者が選ぶ理由、「何となく明治」の正体
ttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181016-00182376-diamond-soci
親世代の学生時代、私立法学部であれば中央大学、大学単位では立教大学が「MARCH」の序列トップだった。
対して現代の学生は「何となく」明治大学を選ぶ。この「何となく」の正体は何なのか。
オープンキャンパスで各大学に足を運ぶと、明治は交通の便のいい都心に高層キャンパス
「リバティタワー」を構える。かつてのバンカライメージはまるで消え、開放的で現代的で
華やかな雰囲気が、勉学、研究においてもキャンパスライフにおいても、高校時代とは異なる
新しい世界に導いてくれる期待感を醸し出す。
結果、現代の学生は「やっぱり明治がいい」となるのである(下図参照)。
「イメージ大学」とやゆされることもあるが、「何となく」イメージを大転換できたわけではない。
その裏にあるのは、飽くなき改革だ。
都心高層ビルというハードが人気を集め、時代に合ったソフトとしての学部を構成する。学生の動機が何であれ、
それが向学心を駆り立てるものとなっているならば、結果オーライだ。
昔、MARCHの上に君臨する「早慶」において慶應義塾大学は経済界、早稲田大学は政界の
人材養成機関と表現された歴史がある。慶應のOB組織である三田会は長い時を重ねて、
OBパワーによる圧倒的な寄付金の集金力を磨いてきた。
対して明治は市民色が強い大学。薄く広く寄付を募るが、容易ではない。それでも早慶に勝るものがある。
両者よりも地の利のよい「都心」にあるということ。その資産から財源を生み出すために今、
第2リバティタワー建設計画に乗り出している。
現リバティタワー建設時からツインタワー構想はあった。これをついに実現し、テナント料収入などの
不動産ビジネスや、新タワーをベースにした教育サービスなどで収益を多様化し、財源を獲得しようというのだ。
時代をつかみ、カネをつかみ、大衆の心をつかみ、大学教育を進化させる。それを研究力につなげる。
「平成勝ち組」となった「イメージ大学」は、現代の大学における経営および教育改革において、
ある意味、模範なのかもしれない。
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