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地球科学
269
:
研究する名無しさん
:2022/06/01(水) 16:56:13
ベテルギウスの大減光を気象衛星の画像記録から研究
ひまわり8号による観測データは、通常の天体望遠鏡だとモニタリング観測が困難な中間赤外線(とくに10μm周辺)を含むという点にとりわけ大きな意義がある。というのも、中間赤外線で観測すればベテルギウスの周囲にある低温の塵が放射した光を直接とらえることができ、その光の強度から星の周囲の塵の量を見積もることができるからだ。私たちの分析により、確かに大減光の期間中にベテルギウス周囲の塵の量が増えており、塵の雲によって光が遮られたことが表面温度の低下とともに大減光の原因の一部になっているであろうことが明らかになった。
今回の研究では気象衛星という、普通天文学者が研究に使おうとすら思わない観測装置のデータを用いることで、ベテルギウスの大減光の謎に迫ることができた。今後はこの研究手法の対象を他の恒星に拡張することで、「気象衛星を用いた時間領域恒星天文学」として確立していきたい。また、気象衛星とは別の、いまだ誰もが有用性に気付いていないような観測装置を用いた研究が進んでいくことにも期待したい。
ttp://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12557_betelgeuse
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