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医学・歯学

94研究する名無しさん:2015/07/18(土) 14:20:36
これは役に立つ研究だな!

食物アレルギー、悪化防ぐ物質発見 根本的な治療に期待     2015年7月18日13時34分
 食物アレルギーの原因となる細胞が増えるのを抑える物質を、東京大の村田幸久(たかひさ)准教授らの研究チームがマウスの実験で見つけ、英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ(電子版)に発表した。人の体内にもある物質で、村田さんは「この物質を利用すれば、対症療法ではなく、食物アレルギーの根本的な治療方法の開発につながる可能性がある」と話している。
 食物アレルギーは消化管などで増える「マスト細胞」が原因。この細胞は、体内に食べ物が入ると、ヒスタミンなど炎症を起こす物質を出す。研究チームは、こうした物質と一緒に放出されるが、すぐに消える「プロスタグランジンD2(PGD2)」という生理活性物質に着目。遺伝子操作で、この物質を作れるマウスと作れないマウスをつくり、比べた。
 実験の結果、PGD2を作れないマウスは、作れるマウスに比べ、マスト細胞の数が約3倍に増え、皮膚の腫れや下痢といった症状が悪化した。研究チームは、PGD2がマスト細胞の増加を抑え、症状の悪化を防ぐ働きがあると結論づけた。どのような仕組みでマスト細胞の増加を防ぐか研究を進める。
 厚生労働省などによると、食物アレルギー患者は国内では全人口の1〜2%。子どもに多く、成長ととも治る場合も多いが、大人になっても続く場合もあり、発症が遅いと治りにくいとされる。有効な治療法は確立されておらず、命にかかわることもある。(富田洸平)


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