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研究する人生きのこるには
227
:
研究する名無しさん
:2015/08/08(土) 20:47:03
保育園義務教育化 [著]古市憲寿 [文]中森明夫 [掲載]2015年08月07日
著者:古市 憲寿 出版社:小学館 価格:¥ 1,080
■古市憲寿の画期的社会変革本!
古市憲寿は若手の社会学者だ。テレビのコメンテーターでよく見かける。すらりとしたイケメンシェフのような風貌で、時折、その発言が物議をかもす。4年前、『絶望の国の幸福な若者たち』を上梓して、年長世代の固定観念を突き崩し、『朝まで生テレビ!』の議題になるほどの賛否を呼んだ。
85年生まれ。ああ、私が“新人類の旗手”と呼ばれた年だ!?当時、若手文化人としてメディアで踊っていた私なんぞより、古市くんのほうがはるかに利発でスマートだな、と感嘆する。
今年、30歳になった古市の新著を読んだ。赤ん坊に囲まれ、微笑む彼の表紙写真に、思わず笑ってしまう。『ワイドナショー』で「子供が嫌い」と発言、松本人志に突っ込まれ、大炎上していたっけ。猫と赤ん坊がたわむれる古市くん直筆のパラパラ漫画が、実にカワイイ!
サブカル仕様の見かけだが、本書の主張は、いや、きわめてまっとうだ。
保育園義務教育化! この一点に尽きる。我が国最大の社会問題、少子化の加速。母親を人間扱いしない国で子供が増えるわけがない。この国の女性が子供を産み育てることがいかに困難かを、古市は詳細なデータで世界各国と比較し、専門家に話を聞き、社会学的知見を総動員して立証する。母性本能・三歳児神話・専業主婦・草食男子といった“幻想”がいかに私たちの社会を息苦しく生き難いものにしているか?その上で古市は提言する。保育園を義務教育化すべし! と。
率直に言って、私は目からうろこが落ちた。異論のある方もいるだろうが、大いに議論されるべき本だ。文章は平易で、さくさく読める。随所に著者特有のユーモアが光る。誰でも読める。いや、より多くの人に読んでほしい。本書を読み、私は古市憲寿に対する見方が変わった。彼は、本気で社会を変えたいと思っている! その姿勢に感動した。若くしなやかな知性が、優しさに裏打ちされた真の強さで、私たちの社会をよりよいものに変えるため、全力で考え抜いて、訴える。これは古市憲寿の画期的社会変革本だ。必読!!
ttp://book.asahi.com/reviews/column/2015080600001.html
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