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【査読/紀要】学会と著作のスレ【単著】【発表】

162研究する名無しさん:2014/01/17(金) 14:41:04
とりあえず、OA誌を手広くやってるHindiwaiとかScience Domain Internationalは査読してRejectにしてるようだ

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John Bohannonは、偽の研究機関「Wassee Institute of Medicine 」をでっち上げた上で、
その架空の研究機関に所属するOcorrafoo Cobangeという実際には存在しない生物学の専門家の名前を使って、
科学的には根拠がない薬物に関わる嘘の論文を作成して、304のオープンアクセスの学術専門誌に論文を投稿した。
その結果、304のオープンアクセスの学術専門誌の内、157誌が論文を受理し、98誌がリジェクトした。
残りの49誌の内、29誌についてはウエブサイトだけが公開されており編集者にメールを出しても音信不通の「開店休業」状態で、そして残りの20誌は査読中であることだけを伝えてきた。

また、Science誌が論文を受理を知らせる雑誌編集部からの電子メールから送信元の解析を行ったところ、
ほとんどの場合は、電子メールの送信元は、雑誌が公式に編集部を置いている場所とは異なり、また、論文掲載費用の送金先のほとんどは開発途上国であることが判った。

ただし、嘘の論文を受理したのは、怪しいオープンアクセスの学術専門誌に限ったことではなく、
Sageの「Journal of International Medical Research」やElsevierの「Drug Invention Today」といった学術出版業界の最大手の学術専門誌、
日本の神戸大学の学術専門誌「Kobe Journal of Medical Sciences」、
また、論文のテーマとは関連のない専門誌の「Journal of Experimental & Clinical Assisted Reproduction」も嘘の論文を受理をするなど、
オープンアクセスの学術専門誌の場合、ピアレビューを謳っている場合においても、むしろリジェクトされる方が珍しいとも述べている。

その上で、John Bohannonは、オープンアクセスの学術専門誌の存在は、歓迎されるべきことだという風潮が強いが、
明らかに科学的な根拠がない論文は、例えオープンアクセスの学術専門誌であっても出版されるべきではないとまとめている。

これらの研究結果は、オンライン版「Science」(4 October 2013)を通じて発表された。
ttp://jp.sciencenewsline.com/articles/2013100619189000.html


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