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【査読/紀要】学会と著作のスレ【単著】【発表】

1236研究する名無しさん:2019/02/11(月) 15:29:50
36歳の編集者が、市川に「小さな出版社」を立ち上げたワケ
ttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190211-00059754-gendaibiz-bus_all&p=3

 もうひとつ進めているのが「研究会の運営」です。

 いま、特に地方を中心に、全国の学会・研究会の衰退がはじまっています。衰退する学会、
といってもピンとこないかもしれませんが、地方にある人文系の学会というのは、
学校の教員をやりながらある事柄を研究しているような、いわゆる郷土史家的な人たちによって運営されてきました。

 運営といっても、基本的にはボランティアです。これまで仕事の合間を縫って学会を運営してきたけれども、
無償でやるのが厳しくなって、存続を諦めようとする学会が増えていると聞きます。

 学会の衰退は、日本の知の衰退につながります。だから、こうした学会におカネが回る仕組みを作って、知の衰退を食い止めたい。

 ごく簡単に説明するなら、学会に所属するのはハードルが高いけれど、その報告会や勉強会には参加してみたいとか、
あるいは少額だけれども支援したいという一般の方は、結構いるんです。そこで、関心のある人が
気軽に学会に参加できるように、クレジットカードで年会費を払えるような仕組みを作る。

 この、カードで支払えるというのが実はとても重要で……一般から参加者を募る『開かれた学会』は、
あるにはあるんですが、システムが全然時代に合っていなくて、会費は郵便振替でなければ払えません、
みたいなところが多いんです。スマホで年会費を払えるぐらいの仕組みにしないと、なかなか一般の方は参加しようとは思いませんよね。

 そこで、我々がその決済の仕組みを作るお手伝いをしようと。あとはその学会の会報を何カ月に一回、
PDFで発行するなどの特典制作の支援をしますよと。

 これで一般の会員が増えれば、十分な運営費が捻出できるかもしれないし、会員が増えれば
学会を続けるモチベーションにもなります。

 大学に紐づいている学会も、運営自体はしっかりしているように見えるけれど、
実際に学会の運営を回しているのは大学院生らで、彼らは基本的に無償で運営をやっている。
学会の足腰を強くして、彼ら院生に報酬を払えるようにするためにも利用できるようなシステムを作ろうと思っています。

 最初の取り組みとして、佐藤信弥さんや広中一成さんらが参加する中国史の研究会をまもなく立ち上げます。
研究者はもちろん、一般の方も会員として参加できる学会です。会費を募って、それを運営費に回す。
会費を出してくれた方は、報告会にも参加できるし、会報も手に入れることができる。
規模が大きくなれば、シンポジウムを行うこともできるようになるでしょう。

 学会を軸にしたオンラインサロン、といえば理解しやすいかもしれませんね。運営者にも
会報に執筆してくれた方にもおカネが回る、そんな仕組みを作りたいと思っています。決して『やりがい搾取』にはしません(笑)。


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