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研究者の食と生活
965
:
研究する名無しさん
:2016/01/17(日) 19:39:36
膣内射精障害から始まる負のサイクル
「セックスが『子どもをつくるという目的』に変わった時、多大な衝撃を受ける男性は実は少なくないのです。それに、排卵日にしなくてはいけないということで二重にショックを受けて落ち込む。女性には理解し難いかもしれませんが、男性の身体は、女性が考えている以上にデリケートなのです」と、前出の湯村医師は説明する。
[4]不妊原因の半分は「男性」にあるという現実
「サキさんの(元)旦那さんの場合は、膣内射精障害だと思われますが、EDと射精障害は実は別なのです。EDが治ったとしても、射精障害は治らないというケースもある。
女性からすると、月に1回しか妊娠のチャンスはないわけですから、焦る気持ちも理解できるのですが、男性にとっては大変なプレッシャーで、その上、中で射精をしなくてはいけないということに、逆に、大変な焦りを感じるのです。
そうすると、セックス自体が出来なくなるという負のサイクルにはまりこんでしまいます。愛情とは別なんです」
サキさんの元夫の場合は、病院にかかることに対しても激しい嫌悪感を示していたので、他の夫婦よりもなおさらハードルが高くなってしまったようだ。
たとえば、夫婦で男性不妊専門の泌尿器科の門を叩いてくれれば、まず子どもをつくることを提案していたはずだ、と湯村医師は言う。
「膣内射精障害を治すまでには非常に時間がかかる。(元)旦那さんは、結婚前には性交渉は持てていたのですから、恐らく、マスターベーションは可能だったのではと推測できます。
乱暴な言い方かもしれませんが、人工授精なら奥さんの負担はかかりませんし、まず子どもをつくって、落ち着いてから、ゆっくり夫婦でセックスを楽しめる環境にすれば良かったのではと思います」
もちろん、これはあくまで可能性のひとつで、専門クリニックを訪ねても、男性不妊あるいは妻側に問題があったということも否定できない。
サキさんは結婚が若干早く、「無駄な5年間」(サキさん)を過ごしてしまったとはいえ、再婚時に母胎が若かったため、自然妊娠はじゅうぶん可能だった。
もし彼女がキャリア志向で、結婚自体が遅かったとしたらどうなっていただろう。昨今話題の「卵子凍結」なども、選択肢に入れていたのではないだろうか。
だが、単純に若い卵子を凍結しておけば、いつでもつくりたい時に子どもをつくれるという単純な話ではない。
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