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シリーズ物スレ

1名無しさん:2014/03/02(日) 17:10:23 ID:Psr7awH60
建ててみました
やっぱり単発モノとの住み分けは必要だと思うんです

2 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 22:44:00 ID:G/hhzQKA0
テスト中です。

3 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 22:49:13 ID:G/hhzQKA0
知人のチェック、本日OKを貰いました。
温かいお心遣いで新しいスレをたてて頂きましたので、
他の投稿者様のお邪魔になることも減ると思いますし、
張り切って投稿致します。

掌編ですが、以下『忘れ形見』。お楽しみ頂ければ良いのですが。

4『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 22:51:46 ID:G/hhzQKA0
『忘れ形見』

 「2月の終わりに榊さんから依頼された仕事なの。R君は入院中だったし、
とても依頼を受ける状況じゃ無かったから、少し待ってもらってた。
でも捜査が全然進まないし、状況が悪化する前にどうしてもって。
だから、瑞紀ちゃんがいる間にLと2人で準備を進めてた。
そう、2人だけお屋敷に残して残して私たちが出かけた日とか。憶えてるでしょ?
あなたに知らせたら気に病むと思ったから、悪く思わないで。」

 翠と藍は昼寝をしている。2人を寝かしつけた後、リビングで3人、お茶の時間。
小さくて綺麗なケーキ。姫が淹れてくれた、今年初めてのアイスコーヒー。
もうそろそろ、冷たい飲み物が美味しい季節。

5『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 22:53:57 ID:G/hhzQKA0
 「捜査が進まないって、何かが妨害をしてるってことですか?」
以前、ある男の生き霊が榊さんたちの捜査を妨害し、
榊さんの部下が精神に変調をきたしたという話は良く憶えている。
そんな妨害でもなければ、チーム榊の捜査が滞ることはないだろう。
「少し特殊なケースです。国内の系統ではない術者が関わっていますから。」
外国の、術者ということか。確かに、外国にだって『力』を持つ人間はいるはずだ。
「具体的な依頼の内容はどんな?」
「簡単に言うと、若い女性が4人行方不明になっていて、そのうち1人は遺体で見つかってる。
その遺体の状況が少し変だったから、榊さんは私たちの仕事の範疇だと判断した訳。
ショック症状で亡くなったのなら特に珍しくもない状況なんだけど、
遺体にはショック症状の原因になりそうな外傷や火傷が全く無かった。それで。
事件に関係ありそうな場所の捜索に協力して欲しいという依頼。出来れば逮捕まで。」
「捜査の妨害はどんな風に?やっぱり生き霊、ですか?」
「いいえ、妨害ではなくて、手がかりが無い。それに、もし、捜査の対象になってると知られたら、
唯一のルートが断たれる可能性がある。だからチーム榊といえど下手に動けない。
でも、このまま放置すれば新しい行方不明者が出るかもしれない。
R君も回復したし、さすがにこれ以上、待ってもらう訳にはいかないでしょ?」

6『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 22:55:25 ID:G/hhzQKA0
 「遺体で見つかったのは1人だけなんですよね。それ以外の人たちは今何処に?
連続殺人なら、見つかった遺体が1つだけなのはおかしいし、
人身売買絡みなら、被害者の動向が榊さん達の網にかかるんじゃ?」
性犯罪関連か、臓器売買のドナーか、どちらにしてもチーム榊なら尻尾を掴むだろう。
「さすが、冴えてる。そろそろ本調子ね。あなたの感じた通りよ。
犯行の目的がはっきりしない。だから榊さんは焦ってる。無理もないわね。」
「国内の系統ではない術者が関わっているのは間違い有りません。
でも今の所、行方不明になった女性達が国外へ送られた形跡は無いそうです。
4人とも、二十歳前後の若い女性。モデルの募集に応募すると言い残した人がいて、
そのルートから榊さんたちがあるプロダクションの事務所を突き止めたと聞きました。」
「ただ、噂話程度でまともな証拠が無いから事務所の捜査令状は出ない。
事務所にいる人間の身柄を押さえようにも、どの程度事件に関わってるかが分からない。
それに、もし警察が動いてる事を知られて事務所が閉鎖されたらお手上げ。
でも結果的には、榊さんの判断は正しかった。
先週、下見に行ったら事務所には特殊な結界が張られてたから。」
「どんな、結界ですか?」
「入れないの、男の人は。無理に結界を抜けようとすれば、多分命に関わる。」
「へ?男だけが入れないって、そんな。」

7『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 22:57:25 ID:G/hhzQKA0
 「女人禁制の術や場所があるように、男子禁制の術もあるにはある。
父親や兄弟と一緒に事務所に来た女の子への対応かとも思ったけれど、
母親や姉が一緒だった場合は無意味だし。正直、理由は分からない。
もしかしたら、ただ、男性がもの凄く嫌いなだけかも知れない。
自分のパーソナルスペースには絶対に男性を入れたくない。そんな感じ。
だからってチーム榊には20歳前後の女性捜査官なんていないし、
もしいたとしても、何が起こるか分からない以上、潜入させるのはさすがに危険。
その点、術者であれば中から結界を破れるし、不測の事態にも対応出来る。
最初にその事務所からモデルの募集があったのは去年の年末。ほら、これ。」
Sさんはオーディションやモデル募集の広告が載った情報誌を広げた。
「給料や待遇の条件はかなり良い。18〜24歳の女の子。
その後も時々募集があるし、受付は今でも続いてる。」
ぞく、と、首筋の毛が逆立った。もしかして、それは。
「電話、かけたんですか?その事務所に?」
「私じゃなくてLが、ね。Lは20歳、それに身長があるからモデルに向いてる。好都合。」
心拍が上がり、口の中が乾く。

8『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:00:28 ID:G/hhzQKA0
 「ちょっと待って下さい。もしかしてLさんがその事務所に?」
「そう、榊さんたちが捜査を始めてからは合格者が出ていないけれど、
Lなら多分合格するから、それで面接の合格者がどうなるかが分かる。
一旦事務所を出て、指定された場所に出向くのか。それともその場で何かが起こるのか。」
「もしも、中にとんでもない術者がいたらどうするんです。僕は反対ですよ。絶対に。」
「心配するのも分かるけど、Lだって一人前の術者なんだから。」
「いや、駄目です。これだけは譲れません。もし、Lさんに」
何故か滲んだ涙を慌てて拭う。 「Rさん...」 姫は少し困ったような顔をした。
勿論、俺も頭では分かっている。それは我が儘、過保護かも知れない。
姫は俺よりも強い力を持っているのだから、反対する事自体がそもそもおかしい。
だが、行方不明になっているのは、姫と同じ年頃の若い女の子たち。
その犯人たちがどんな精神構造を持っているのか、それは容易に想像がつく。
万が一姫が、そう考えるだけで、自分がおかしくなってしまいそうだ。
「仕方ないわね。じゃ、私がLの代わりに事務所に入る。
でも、さすがに厳しいかな。いくら服と化粧で工夫しても、5歳以上鯖読むのは。」
「いや、Sさんが身代わりになるんじゃ、何の解決にもなりませんよ。僕はLさんもSさんも」
待て、身代わり?それなら。
「僕が行きます。結界を破る方法をSさんが教えてくれれば」
「だ・か・ら、男の人は...R君、あなた、もしかして。」

9『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:03:13 ID:G/hhzQKA0
 「そうです。Sさんが相続した宝玉。あれを使って結界を抜けられませんか?」
元々は神事に使う宝玉。神様相手に通用する女装なら、術者の結界だって誤魔化せるかも。
「Rさん、駄目です。ようやく傷が癒えたばかりなのに。」
「L、待って。それ、案外、良い案かもしれない。
もしR君があの宝玉を使うのなら、中に入って結界を破るのは簡単。
あの結界は内部から『男性』を排除しなければ維持出来ない。
つまりR君が宝玉を身につけたまま結界の中に入り、宝玉を外すだけで結界は崩壊する。
それにLは背が高いから、R君の方が身代わりには向いてる。
年の差も、疑われるほど大きくない。試してみる価値はあるわね。」
「それならやっぱり僕がやります。いいえ、是非やらせて下さい。」
「Rさん、あの。」 「何ですか?」
事務所の前で宝玉を身につけて着替える訳にはいきません。前もっての準備は必要ですよ。
女物の服とか、それにお化粧とか。本当に、大丈夫なんですか?」
それは、考えていなかった。正直、全然。これっぽっちも。
「サイズの大きな服は手に入るし、スカートじゃなければそんなに抵抗もないでしょ。
此処で全部準備を済ませて移動するのが一番。途中、変な目で見られることもない。
でも、万全を期すなら、やっぱりスカートよね。膝丈くらいの。一体どうなるのか、楽しみだわ。」
Sさんの悪戯っぽい笑顔。姫は横を向いて笑いを噛み殺している。
少し、目眩がした。

10『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:04:33 ID:G/hhzQKA0
 「さて、宝玉を使ってR君は結界を抜け、事務所に入る。問題はその後ね。」
「どういう事ですか?」
「中にいるのが誰なのか、って事。もし術者ではなく、ただの下っ端だったら
結界を破ってはいけない。術者が何処にいても、結界を破られたらすぐに分かる。
当然警戒されるし、術者はおそらくあの事務所を捨てて逃げてしまう。
ただでさえ時間的な余裕はないんだから、捜査が振り出しに戻るのは最悪だわ。
だから下っ端なら面接を受けるだけ、合格すればその後どうするか指示されるはず。
別の場所や連絡先が指示されたら、それを手がかりにして榊さんたちが捜査出来る。
「中にいるのが下っ端でない場合というのは?」
「結界を張った術者が結界の中にいる場合ね。考慮すべき可能性は2つ。
1つは結界を張った術者1人だけがいる場合、
もう1つは術者が複数いるか、あるいは術者が式使いである場合。どちらにしても、
中にいるのが術者なら、その場で何かが起こる可能性が高い。つまりR君の拉致。」
「結界を張った術者の力は予想出来ますけど、外からは結界の中を探れません。
他に術者がいるとしても、力の予想が出来ないんです。それにもし式使いがいたら、
相手の式の能力によっては、少し危険な状況になるかも知れませんね。」

11『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:06:05 ID:G/hhzQKA0
 「大丈夫、R君が男に戻れば結界は一瞬で崩壊する。それに合わせて発動する術を
前もって仕込んでおいて、相手が術や式を使う前に決着を付ければ良い。
相手は私たちが術者であることは知らないし、結界の中からでは外の様子を感知出来ない。
相手がR君の面接に気を取られている間に術を仕込めば完璧ね。
中にいるのが術者なら、事件の核心に関わってるのは間違いない。
取り敢えず始末して、その記憶を辿れば必ず手がかりが見つかる。
「取り敢えず始末って。それは相手の事情を調べてからでも良いような気がしますが。」
「同じ女性でありながら拉致に荷担する、そんな術者に酌量の余地なんて無い。
甘い考えでいると、思わぬ失敗をして泣きを見ることになるわよ。」
Sさんは冷たい微笑を浮かべて俺を見つめた。
確かに、既に少なくとも1人の命が失われている。それだけで、報いを受けるに十分な罪だ。
「さて、話が決まったら即行動。早速街で服を買って来なきゃね。R君も一緒にどう?
サイズは分かってるから私だけでも大丈夫だけど、何かご希望があれば自分で選んだほうが。」
「いいえ、遠慮します。あと、お願いですからスカートは止めて下さいよ。絶・対・に。」
「え〜?、折角の機会なのに。膝丈のスカート、見たいな〜。
いつもは私たちの服に色々注文付けるんだから、こんな時くらい。ね、L。」 「はい。」
「やっぱり一緒に行きます。」
同行して必死で抵抗しないとスカートに決定してしまう。しかも膝丈の。
店員には変な眼で見られるだろうが、スカートの方がはるかに恥ずかしい。
「冗談よ。何とか我慢出来そうなのを選んで来るから、安心して。」
Sさんはあっと言う間に支度を済ませて買い物に出掛けて行った。

12『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:07:30 ID:G/hhzQKA0
 3日後、とうとう面接の日。
早めの昼食を済ませ、歯を磨く。顔を洗い、丁寧に髭を剃って自分の部屋へ戻った。
薄いグレーのパンツスーツ、白いブラウス。そして赤の宝玉がベッドの上にある。
膝丈のスカートは回避したものの、これはこれでかなり...。
何処でそんなサイズを見つけてきたのか、玄関には真新しい靴も置いてあった。
27.5cm、黒いエナメルのローファー。 女物だから一つ大きめのサイズということだろう。
まあ長い時間歩く訳じゃないし、いざとなれば脱げば良い。
OK、覚悟を決めた。 思い切って着替え、最後に赤の宝玉を左手首に嵌める。
暫く床屋に行ってなかったのは好都合か、手櫛で髪を適当に整えて部屋を出た。
さすがに鏡を見る勇気は無い。もし変な所があればSさんか姫が直してくれるだろう。
それに、恥ずかしがれば恥ずかしがる程、2人が面白がるだけだ。いっそ、ここは堂々と。
「Sさん、着替えましたよ。本当にこれで、大丈夫ですかね?」
リビングのソファで資料を読んでいたSさんが、顔を上げる。
直後、その表情が変わった。見開いた眼、驚いたような、表情?
「R、君...あなた。」

13『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:08:49 ID:G/hhzQKA0
 声を聞きつけたのか、姫もリビングにやってきた。
「すご〜い、Rさん、完璧に女の人ですね。あれ?でも。」
「あの、何処か変な所があるんですか?」 どうしても小声になる。
「声も、変わるんですね。あ、変な所はありませんよ。凄く奇麗です。
でも不思議、何だか見覚えがあるような。それに、声も。」
「やっぱりLに良く似てる、まるで姉妹だわ。見覚えがあるのも当然よ。」
「そうですか?うーん、私より。」 「さ、それより準備。R君、そこへ座って。」
何故かSさんは目尻を薬指で拭った。 涙?
「面接なんだから化粧してた方が自然よね。ちょっと派手目に。」
Sさんは俺の顔に軽く化粧をし、最後に口紅をさした。ますます鏡を見るのが怖い。
「これで良し。仕上げはこれ。」 スーツの襟に良い香りの香水。
「じゃ、出掛けましょ。翠と藍は帰りに迎えに行けば丁度良い。」

14『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:11:03 ID:G/hhzQKA0
 30分程車を走らせて、Sさんは裏通りの有料駐車場に車を停めた。
「事務所のあるビルは、此処から歩いて2〜3分。榊さんたちが近くで待機してるはず。」
姫と並んでSさんの後を追う。裏通りとは言え、歩道にはそこそこ人影が見えた。
歩いていると、どうしてもすれ違う人の視線が気になる。姫が耳許で囁いた。
「Rさん、少し猫背になってますよ。モデルの面接に行くんですから、背筋を伸ばして下さい。」
「あ、はい。」 そうだ、大事なのは、モデル志願の若い女性に成り切ること。
面接に合格しなければ、この作戦の成功はおぼつかない。人の命が、かかっている。
「ほら、あのビルよ。2階、廊下の一番奥に事務所がある。」
5階建ての雑居ビル。入り口近くに榊さんの姿が見えた。
榊さん自身は守護されているから、結界に近づくだけなら影響は受けない。
俺たちが声を掛けて一礼すると、榊さんは眼を丸くした。
「こりゃ驚いた。R君が、こんな。
信じられなかったが、Sちゃんの話の通りだな。じゃ、R君、宜しく頼むよ。」
「こちらこそ、宜しくお願いします。」 榊さんは口をポカンと開けて俺を見つめた。
「成る程、女装じゃないという意味がやっと分かった。
術が効いてる間は本当に女の子、か。じゃ、改めて宜しく頼むよ、Rちゃん。」
「もう、榊さんまで、止めて下さいよ。」 「うーん、良い声だ。分かっててもゾクゾクする。」

15『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:12:37 ID:G/hhzQKA0
 「榊さん、あの女は今日も事務所に出勤してますか?」
「ああ、いつも通り9時半ピッタリに出勤したよ。毎日一体何の仕事をしてるのかは知らんが。」
「やっぱりプロダクションはペーパーカンパニーだったんですね?」
「Sちゃんの予想通りさ。女の住んでいるマンションの名義は●木恵子。
プロダクションの代表者と同じ名前だが、女が本人かどうかは分からん。
既に『成り変わり』されているかも知れない訳だし。」
「マンションか事務所に行方不明の女の子がいる可能性はありそうですか?」
「買い物の様子からすると可能性は低い。少食だとしても、2人がやっとだろうな。」
「拠点が別にあるとすれば、合格した時にその場所を指示するのか。
あるいは事務所内で術を使い、女の子を操って其処まで移動させるのか。どちらにしても。」
Sさんは俺を見つめて微笑んだ。
「どちらにしても、R君に面接頑張ってもらわないと、ね。」
「ははは、大丈夫。Rちゃんなら合格間違い無しだ。賭けても良い。」
「だから榊さん。Rちゃんは」 「はい、打ち合わせは終了。約束の時間はもうすぐよ。」

16『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:13:59 ID:G/hhzQKA0
 少し寂れた雰囲気のビル、薄暗い階段を上って2階の廊下に出る。
バーや同伴喫茶の看板が出ているが、この時間だと人影はない。空き部屋も目立つ。
廊下の一番奥、ガラス張りのドア。金色の文字、『●プロダクション事務所』。
室内の灯りが点いているのを確かめてから、3人は廊下の端まで戻った。
これから先は俺1人の、いや『私1人』の役目だ。
深呼吸。 『鍵』を掛けるのではなく、心に『煙幕』を張る。
雑多なイメージの断片を鏤めて、真の意図を覆い隠す。『鍵』を掛けるより少しだけ高等な術。
相手が術者なら間違いなく『鍵』には気付く。しかし『煙幕』に気付くのは難しい。
まして、面接を受ける女性の意識は緊張で混乱気味の筈。カムフラージュには最高の条件。
もう一度深呼吸。 よし、私は大丈夫、何もかも上手く行く。

17『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:15:33 ID:G/hhzQKA0
 インターホンのボタンを押した。暫くして女性の声。
「はい、どちらさま?」
「今日2時にモデルの面接を予約しているんですが。」
「ああ、じゃLさんですね?お待ちしてました。鍵は開いてますから中へどうぞ。」
胸を張って事務所のドアをくぐる。違和感は無い。無事に、結界を抜けたらしい。
「失礼します。Lです。宜しくお願いします。」
声を掛けると事務所の奥から女性が出てきた。黒いスーツにタイトスカート、金縁の眼鏡。
年は40歳くらい?厚化粧の白い顔に、真っ赤な口紅が目立つ。
女性は眼を細め、値踏みをするように私を見つめた。舐めるような視線が絡みつく。
「素敵なお嬢さんね。即採用でも良い位だけど、一応決まりだから。さあ、奥へどうぞ。」
衝立の向こう側に案内された。豪華な応接セット、言われるままソファに。
そうだ、Sさんの指示を思い出す。膝と足先を軽く揃え、少し斜めに。両手は重ねて膝の上。
うげ...いや、考えるな。今更素に戻ってどうする。姫の所作を思い浮かべて、背筋を。
「ちょっと待ってて。」 女性は事務所の奥へ向かった。
空気が重く澱んでいる。私と女性以外の気配は感じない。他に人がいる可能性は無さそう。
なら、あの女性が術者かどうか。それが問題。

18『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:19:35 ID:G/hhzQKA0
 女性が戻ってきて、テーブルの上にコーヒーカップを2つ並べた。
「どうぞ。」 「有難う御座います。頂きます。」
「面接と言っても、簡単な質問ばかりだから緊張しないでね。」 「はい、お願いします。」
黒い革表紙のノートを開く。姫があらかじめ送付してあった書類が見えた。
「年は二十歳、念のために生年月日と干支を教えて頂戴。」
「平成元年11月26日、巳年です。」
「大学生ね。どうしてモデルの仕事を?」
「小さい頃から芸能界に興味がありました。でも歌が下手だから、モデルならって。」
Sさんと姫、2人と事前に打ち合わせをしてあるので問題はない。
ほぼ想定通りの質問が続いた。しっかり女性の目を見て答える。滞りなく面接は進んだ。
「大学生を採用するとしたら、保護者の了解が必要だけど。大丈夫?」
「はい。必要なら両親とはいつでも連絡取れます。」
「連絡って、あなた、今一人暮らし?」
「はい。大学に入る少し前から○◇市のアパートに。実家は、△県なので。」
「そう、大変ね。でも、その方が。通学にも、それにモデルの仕事にも。」
女性は書類を見つめて俯いたまま、微笑を浮かべた。
やはり、Sさんの予想通り。拉致するなら、当然一人暮らしの方が好都合。
女性は顔を上げて私を見つめた。その目に妖しい光が宿っている。
「身長、167って書いてるけど、もう少しありそうじゃない?」
「背は未だ伸びてるので、今は170センチ位あるかも知れません。」
(勿論、この質問も想定内。私の身長は172cm。)
「ね、ちょっと立ってみて。それからくるっと一回転。」
「はい。」 立ち上がり、背筋を伸ばしたまま右回りに一回転。
「ありがとう、座って。」

19『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:21:13 ID:G/hhzQKA0
 ソファに腰を下ろすと、女性はノートを閉じてテーブルに置いた。
「去年から面接してるけど、こんなにスタイルの良い娘は初めて。少し驚いた。
合格、あなたを採用する。今、3人キープしてるけど、あなたが一番良い。」
「有難う御座います。」
背後から、微かな金属音が聞こえた。おそらく入り口の鍵が掛かった音。
何かを操作する仕草はなかった。なら、この女性は恐らく。
女性は立ち上がってテーブルを回り込み、私の右隣に座った。
「すぐにでもお仕事してもらいたいけど、その前に、まずは仲良くならないとね。」
女性は右手を伸ばし、掌で私の左頬に触れた。
「こんな娘が使えるなんて、本当に楽しみで仕方ない。」
頬がじんわりと熱い。そして意識が...やはりこの女性は術者、間違いない。
「止めて下さい。私に、触らないで。」
女性はゆっくりと手を引っ込めた。怪訝そうな表情。
「あらら、あなたも術が効かない人?これで2人目、そんなに沢山いるはず無いけど。
でも、あなた運が悪い。術が効く人、怖い思い痛い思いしないのに。」
成る程、遺体で見つかった女の子は、この術者の術が効かない霊質だった。それで。
女性の表情がゆっくりと歪んでいく。両眼と口角がつり上がった、気味の悪い笑顔。
壁の時計を見た。事務所に入って既に10分近くが経っている。
『力を蓄えた代を配置するから、5分だけ我慢して。』とSさんは言った。もう十分。

20『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:22:27 ID:G/hhzQKA0
 「違う。運が悪いのはあなたの方。」
術者が一度に使える力には限りがある。しかし、前もって代に力を蓄えておくのなら、
代の容量によっては普段の2〜3倍もの力を使えると聞いていた。
しかも代を作ったのはSさん。どんな術者であろうと、対抗するのはおそらく不可能。
「こんなに良い体。やっと見つけた。絶対手に入れる。そして、使う。」
「いや、使えない。」 左手首の宝玉に手をかけた。ゆっくりと外す。
「俺は、男だから。」
激しい破裂音がして、部屋の空気が変わった。耳の奥が痛む。
女性は弾かれるように飛び退り、背中を壁に打ち付けた。
その直後、強い閃光。視界が白く遮られ、思わず眼を閉じる。
視界が戻った時、女性は動かなくなっていた。
壁に背中をつけ、眼を大きく見開いたまま、完全に硬直している。
廊下を走る足音が近づいてきた。ノックの音。「R君、大丈夫か?」
俺はドアに駆け寄って鍵を開けた。ドアが開いて榊さんが入ってくる。続いて姫、Sさん。
「大丈夫です。何ともありません。」 3人の安堵の表情、俺はSさんに宝玉を手渡した。
「うわ、おっかねぇ。何だ、コイツは?」
振り向くと、壁際で硬直していた女性の顔が崩壊していた。肉が解けるように崩れていく。
やがてその体もズルズルと壁から床に滑り落ちた。俺たちが近づいた時には、
既に骨しか残っていなかった。骨を覆う黒いスーツ、金縁の眼鏡は床の上に落ちている。
骨の周辺、床を濡らす濁った液体。そして、微かな腐臭。

21『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:23:52 ID:G/hhzQKA0
 「やっぱりね。連続殺人でも人身売買でもないとすれば、予想は簡単。
不老不死と言えば聞こえは良いけど、ほとんどの場合、実体はこれよ。
外法を使い、次々と他人の体を乗っ取って自らを不死とする。
外法を使うペナルティーも、次々と体を乗り換えていけば回避出来る。
外中の外、最も卑劣な術の1つ。それを繰り返す内に、術者の魂は異形に変化していく。
いいえ、これはもう異形というより化け物だわ。とても人間とはいえない。」
「これ程に変化が進んでいるなら、相当に長く生きてきたんでしょうね。
100年か、200年、もしかしたらもっと。でも、不思議です。男性を拒絶しながら、
何故、奇麗な女の子に執着したんでしょう? 私、Rさんに褒めてもらえないなら
『もっと綺麗になりたい』なんて望まないと思います。それに、不老不死であることを
誰にも知られずに生き続けるには、むしろ目立たない容姿の方が良いはずなのに。」
「いやあ、お嬢ちゃん、言うねえ。ホントにR君が羨ましいよ。ところで、R君。」
「はい。」 榊さんだけでなく、Sさんと姫も、微妙な表情で俺を見ていた。
「あの、どうか、しましたか?」
3人は黙って顔を見合わせた後、Sさんが口を開いた。
「あのね、言いにくいんだけど。宝玉、身につけておいた方が良い。
その、折角綺麗な服着てるんだし、前の方が、ね?
宝玉を外すのは、お屋敷に戻ってからでも遅くないわ。」
...宝玉を身につけている間は良いとしても、今、俺はただの『女装した男』だ。
赤面するのが自分でも分かる、耳が熱い。それに、この格好で駐車場まで歩く訳には。

22『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:25:19 ID:G/hhzQKA0
 Sさんが掌に載せて差し出した宝玉を受け取り、もう一度左手首に嵌める。
「おお!こりゃ凄い。その方がずっと良いよ、Rちゃん。
今度からそれで分署に来てくれ。部下たちにはSちゃんの妹って紹介するからさ。」
「榊さん!」 「さて。」 榊さんは俺に頓着せず、膝を折って床に残った骨を見つめた。
「この骨が誰のものか突き止めたとしても、それは犯人じゃない。どうしたもんかな。うお!」
突然立ち上がった。「今、何か動いたぞ、胸のあたり。」
確かに。骨を覆うスーツ、胸ポケット付近の布地が波打つように動いている。
「やっぱり、Sさんに見せてもらった記録の通りですね。」
「そうね。L、お願い。」
姫は骨に向かって右手をかざした。 小声で呟く。「・・・・晒せ・・・が眼に・・・」
思わず目を疑った。骨を覆う黒いスーツ、胸のあたりから赤黒いものが流れ出している。
それはゆっくりと床に流れ、ナメクジのようにずるずると移動していった。
移動する先には金縁の眼鏡。 やがて、それは眼鏡に絡みつき、そして消えた。
「此処に張られてた結界から予想はしてたけど、極限まで『保身』に特化した術者だわ。
次々と体を乗り換えることで実現する不死。術の力で、老化を遅らせる。
でも、生身の体を使うのだから不死身ではない。急病や不慮の事故、術者からの攻撃、
死の可能性を完全には排除できない。だから万一に備えてこの術を残してある。」

23『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:26:44 ID:G/hhzQKA0
 「Sちゃん、もしかして、あのドロドロしたもの...あの女は未だ?」
「はい。最悪の場合は厳重な結界で本体を守り、一旦は物に自らを封じて
次の機会を待つ。いわゆる『●解』は、恐らくこの術を元にした伝承です。」
「そりゃまずいな。このままじゃ、また同じ事になるんだろ?」
「はい。でも私たちは逃がしません。他人の体を乗り継いで目指す永遠への旅、
それも今日でお終い。ここで途中下車してもらいます。L、お願いね。」
「はい。任せて下さい。」
姫は眼を閉じて左手の上に右手を重ねた。
小声で何事か呟きながら左掌を眼鏡に向ける。 微かに、眼鏡が動いたように見えた。
そして、Sさんが厚いカーテンを開けた。傾いた太陽の光が差し込んで床を照らす。
軋むような音を立てて、眼鏡が捻れた。レンズが砕け散る。
微かに立ち上る煙、漂う異臭。これは...そう、『塵滅』。太陽の力を借りた破邪の術。
軽い音がして、残っていた骨が一気に崩れた。灰色の砂のようなものが濁った液体に溶ける。
「あ〜あ、骨まで無くなっちまったか。死体が無いんじゃ『被疑者死亡』は難しい。
被疑者逃亡ってことにするのが無難かな。もう犯人の始末はついた訳だし、
こっちとしては女の子たちの行方が分かればOK。助けられたら更に良いんだが。」
「そう言えば、面接の時『他に3人キープしてる』って話してましたよ。」
「それなら、多分3人は生きいてる。術で眠らせているなら、いや、時間が長過ぎる。
多分、心を封じて記憶を変えたのね。」

24『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:27:45 ID:G/hhzQKA0
 Sさんは事務所の奥へ入り、すぐに鍵束を持って戻ってきた。
「ラベルが部屋の記号と同じだから、これが事務所の鍵。記号の違う別の鍵もあります。
このビルの何処かにもう1つ、部屋を借りているんですね。女の子たちは多分その部屋に。
別の階を見て結界の跡を探せば、どの部屋かすぐに分かります。」
「じゃあ、そっちが最優先だな。Sちゃん、早速頼むよ。大丈夫かい?」
「勿論です。R君、L、先に帰ってて。女の子たちが見つかったら私も帰るから。」
事務所から出る時、榊さんが振り返り、俺に向かって投げキスをしたので
思い切りアッカンベーをした。全く、今日の榊さんは本当にムカつくオジさんだ。
Sさんからも榊さんに...? Sさんが真剣な表情で俺を見つめていた。 一体何故?
俺の視線に気付くと、表情を緩めた。穏やかな笑顔、小さく手を振ってドアをくぐる。
「あの、Rさん。」 「あ、はい。」 我に返る。
「榊さんにいちいち反応するなとは言いません。でも、Rさんの反応は、
むしろ榊さんへの『ご褒美』になってますよ。分かってますか?」
酷い、目眩がした。

25『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:30:25 ID:G/hhzQKA0
 姫と2人で事務所を出ると、若い男が2人、カラーコーンとテープを設置していた。
事務所を封鎖する準備。榊さんの部下だろう。軽く会釈をして廊下を歩く。
「質問が、有るんですけど。」 「はい、私に答えられる質問なら。」
「さっきの話の通りだとしたら、何百年も生きている術者が、他にもいるんでしょうか?」
「可能性はあります。ただ、かなり複雑な術のようですから、誰にでも使える術ではありません。
それに、どんな系統であれ、外法は外法。一族以外の系統でも、その使い手は問答無用で
殲滅の対象になった筈です。未だ生き残っているとすれば、国外からの流入でしょうね。
「Sさんはその術を『げちゅうのげ』と言いましたよね。『げ』は『外』ですか?」
「はい。それと、多分『下』の意味もあると思います。最低とか最悪という意味ですね。
あの術、始めて使う相手が他人では絶対に成功しないそうです。
始めのうちは魂の変形が十分じゃ無いから、他人の体を騙せないと聞きました。」
ざわ。首筋の毛が逆立って、酷い寒気がした。相手が他人でないとすれば。
「じゃあ、最初に乗っ取る相手というのは。」
「親が子の体を、あるいは子が親の体を、どちらか1つです。
不老不死が目的なら、子が親の体を乗っ取ることに意味があるとは思えませんよね。」
成る程、それなら合点がいく。今回、Sさんは強引とも思える術で一気に始末を着けた。
普段なら、強い術を使うのを極力避け、事情を探るのを最優先にするのに。
今回は相手に斟酌の余地を全く認めてはいない。ようやく、その理由が分かった。

26『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:32:00 ID:G/hhzQKA0
 「行ってきます。すぐ戻りますから。」 「お願いします。」
姫の後ろ姿を後部座席の窓から見送る。広いガレージ、大きな家。
今朝から、碧さんと暁君に翠と藍を預かってもらっている。
お屋敷に戻る前に2人を迎えに来た訳だ。本来、俺が直接礼を言うのが筋だろうがこの格好。
今回は失礼して3人が戻るのを待つことにした。しかし、もしこの姿を見たら、碧さんと暁君は
一体何と言うだろう。ちょっとだけ会って反応を見たい気も、いや待て、俺は何を考えてる?
もしかして俺の心も、赤の宝玉の影響を受けているのか。
『7日を過ぎたら戻れなくなる。』とSさんは言った。何だかそれも、分かる気がする。
その時、助手席のドアが開いた。「あ、ごめんなさい。ちょっと考え事してて。」
「平気です。翠ちゃん、どうぞ。」
後部座席に乗り込んできた翠は、不思議そうに俺の顔を見つめた。
「おとうさん。おとうさんなのに、どうしておんなのひとになってるの?ねえ、どうして?」
女性に見えていても、翠は俺だと分かるらしい。不思議だ。
「お仕事するために女の人に化けたんだよ。凄いでしょ?」
「うん、すごい。それに、きれい。」

27『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:33:35 ID:G/hhzQKA0
 藍をベビーシートに乗せて姫は車を出した。
姫は去年の夏休みに自動車の免許を取り、それからもう10ヶ月。
身体能力が高いこともあって、運転はとても上手い。安心して乗っていられる。
Sさんも運転はもの凄く上手なのだが、スピードを出し過ぎるのでちょっと怖い。
そう言えば、行方不明の女の子たちは見つかったのだろうか。
翠を抱いたまま、窓の外を流れる光の河を眺めていた。

 榊さんの車でSさんが帰ってきたのは8時前。
帰ってくるなり、俺が作っておいた夕食をもの凄い勢いで食べ、シャワーから出てくると、
リビングのソファに倒れるように体を埋めた。藍を抱いたままで居眠りをしている。
「おとうさん、おかあさんはつかれてるの?」
「そうだよ。今日お母さんはお仕事凄く頑張ったから。そっとしておいてあげようね。」 「うん。」
一昨日から代を作り、今日は女の子たちの捜索。女の子たちは生きていたと話していたから、
その手当にも力を使ったはずだ。限界近くまで消耗したとしても無理はない。
姫が藍をそっと抱き取り、翠の手を引いて部屋へ向かう。
慎重にSさんを抱き上げて部屋まで運んだ。ベッドに寝かせ、そっと髪を撫でる。
額にキスすると、Sさんは今まで聞いたことのない名前を呟いた。寝言?
起こさないように布団を掛け、灯りを消して部屋を出た。

28『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:34:48 ID:G/hhzQKA0
 翌朝、姫を大学に送って戻ってくると、Sさんは既に起きていて、
リビングで藍を抱きながら資料を読んでいた。翠はソファの上で寝ている。
邪魔をしないように合図だけして、ダイニングに向かった。
食器を洗って片付けた後、コーヒーを淹れてリビングに戻る。
Sさんはまだ資料を読んでいた。テープルの端にポットとカップを並べる。
「ありがと。昨夜はゴメンね。少し疲れてたから。
女の子たちを見つけたのは良いけど、意識は戻せなかったの。
だから、何か良い方法はないかと思って。」
あんなに疲れ果てていたのに、朝食を食べたらすぐに資料を。本当にこの人は。
藍とSさんをまとめて抱きしめる。綺麗な眼を見つめて唇にキスをした。
本当に、たまらなく愛しい人。でも、いつまでもこうしている訳にはいかない。
「女の子たちは、記憶を変えられていたんじゃなかったんですか?」
「術で寝かされてるの。入院して栄養を点滴してるのでもなければ、
こんな長期間寝かせて置くのは無理だと思ったんだけど。でも大丈夫、
効果のありそうな術を見つけたから。然るべき術者に依頼すれば上手くいくと思う。」
「それなら安心ですね。あの宝玉を使ってまで、女装した甲斐がありますよ。
あと、宝玉は箱に戻しておきました。服と靴は僕の部屋です。」

29『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:36:20 ID:G/hhzQKA0
 「榊さんはいたく『Rちゃん』を気に入ったみたいよ。帰りの車ではほとんどその話題。」
「事務所から出る時、Lさんに言われました。いちいち反応するから『ご褒美』になってるって。」
「『ご褒美』、そうね。でも、それは私も同じ。特に昨日、あなたがアッカンベーをした時。」
Sさんにも『ご褒美』、どういうことだ?そう言えばSさんは初めて俺の女装を見た時に。
「僕が宝玉を使って女装したのを見てもらった時、Sさんが涙を拭ったように見えました。
それに昨夜、Sさんをベッドまで運んだら、寝言で僕が知らない人の名前を。」
Sさんの涙と、あの名前。きっと何か関わりがある。何故か分からないが、確信があった。
すい、と、Sさんは視線を逸らした。窓の外、遠い目。数秒の沈黙、何となく気まずい時間。
やがて、真っ直ぐに俺の眼を見つめた。黒く美しい双眸、胸が熱くなる。
「それ、どんな名前?」 「◇、です。確かにそう聞こえました。」
「その名前は◇、その人はLの母親。」 「え?」
これまでSさんから姫の母親について聞いた内容はそれ程多くない。
とてつもない力を持っていたこと、そのために『後々は神の嫁になる娘』と言われていたこと。
でも人の世に生きる道を選び、姫を産んで暫くして亡くなったこと。他には。
「とても、快活で素敵な人だった。私を妹のように大事にしてくれて。
術も、お洒落も、料理も、みんな彼女が教えてくれた。」
Sさんは言葉を切り、俯いて涙を拭った。

30『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:38:34 ID:G/hhzQKA0
 「父と母が即位した時、私はある夫婦の養女になった。
彼女を引き取ったのもその夫婦だったから、私は彼女と一緒に暮らしてたの。」
そうだったのか、その縁があったからSさんは姫を。
「よく笑って、よく怒って、いっつも急いでて。一目惚れしたって教えてくれてから、
Lを産むまで1年と少し。本当に、毎日毎日、彼女が原因の大騒ぎが続いてた。」
その人は、早死にすることを承知の上で、人の世に生きる道を選んだ。だから。
「まるで一秒も無駄に出来ないというように、日々を走り抜けて。そして、行ってしまった。」
Sさんは赤く潤んだ眼で俺を見つめ、優しく微笑んだ。胸の奥が疼く、何だ?この感情は?
「姿も声も、彼女に生き写しなの。宝玉を身に着けたあなたは。 だから本当に、驚いた。
あの事務所に向かう車の中、歩いている間も、ずっと彼女と一緒にいるみたいで。
それで思ったの。『あなたをLと私に引き合わせてくれたのは、彼女かも知れない。』って。
私にとってあなたは、愛する夫であり、そして彼女の忘れ形見。ね、お願いがあるの。」
「何ですか?僕に出来ることなら何でも。」
Sさんは藍をベビーベッドに寝かせたあと、俺の左隣りに座った。
「時々で良い。また、彼女に会わせて頂戴。」
「ええと、それはちょっと...」
「たま〜にで良いから、ね?」

31『忘れ形見』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/02(日) 23:40:01 ID:G/hhzQKA0
 左肩に感じるSさんの温もり。静かに、穏やかに過ぎていく時間。
俺は、口に出かかった質問を飲み込んだ。そう、Sさんは俺の心を読める。
答えてくれないのは、今が未だその時期ではないということ。何も、急ぐ必要はない。 
少しだけ開いた窓から吹き込む爽やかな風が、小鳥の鳴き声を乗せてくる。
メジロ?賑やかな鳴き声に耳を澄ませていると、微かな寝息が聞こえた。
安らかな寝顔。このまま寝かせて毛布を掛けた方が良いのか。
それとも抱き上げて部屋まで運んだ方が良いのか。
Sさんの髪をそっと撫でながら、俺はそんな事を考えていた。

『忘れ形見』 完

32名無しさん:2014/03/02(日) 23:41:03 ID:ouWq9OMQ0
コスプレはSさんだけじゃなく、Rさんまでやってたのかー(棒)

33 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/03(月) 00:00:05 ID:LfliCkpY0
皆様、改めまして今晩は。藍です。
知人のチェック後、かなり修正が入ったため投稿が遅れました。

>>32
折角新しいスレをたてて頂きましたので
他の投稿者様や、私たちの作品を疎ましく思っている方々に
ご迷惑をおかけすることは減るのかなと思っておりました。

棒読みのコメントは、私たちの作品の拙さが原因かと存じます。
疲れているので今夜はこれ以上の対応が出来ません。
しかし、明日以降管理人様に、過去の書き込みとまとめスレを
全て削除して頂くようお願いするつもりです。
お目汚し、申し訳ありませんでした。

>>管理人さま
明日以降、改めてお願い致しますが、
もし可能でしたら私たちが書き込んだ作品、全て削除願います。
お手数をおかけして申し訳ありません。

34名無しさん:2014/03/03(月) 00:18:20 ID:WTsA43ho0
>>33

藍さん、私ですよWW。徳島です。
(棒)って書かないとRさんが怒る気がしただけです。悪意を感じさせたのだとしたら申し訳ありません

色々思う処はあると思います。今回の件とは別で、それでも決心が揺らがない様なら仕方ありません。
それでもこれで終わってしまうのなら、少々残念ですが藍さんの「半年」の終わりも近い。
恐らくそれは物語の進捗と、締切が異なっているような気がするのです。

いつでも覚悟はできてます。今までもそうでしたしね。

35:2014/03/03(月) 00:33:36 ID:CwOfhShs0
藍さまへ

せっかくの作品群が消えてしまうのは、とても残念です。

私自身、前の作品を何度も読み返しています。

そして、新作もいつも楽しみにして読んでいます。

どうか、お気持ちを変えてくださいませんでしょうか?

どうぞ宜しくお願い致します。

36:2014/03/03(月) 00:43:54 ID:CwOfhShs0
焦ってしまい書き忘れました。

作者さま、藍さん、お疲れ様でした。

今回の作品、楽しく拝読させていただきました^^

37ます:2014/03/03(月) 03:50:10 ID:pzpruhFw0
覚悟?何それ?

38名無しさん:2014/03/03(月) 11:07:35 ID:X8Bx.P/Y0
とても良い作品群なのに取り巻きコテハンがそれを台無しにしてると思う

39浩太郎:2014/03/03(月) 12:26:45 ID:fHyTqLQo0
藍さん ご無沙汰しております。 仕事がバタバタしており、久しぶりに投稿拝見いたしました。
相変わらず、すばらしい作品だと思いますし、どこかにRさん、Sさん、Lさん あるいはそのご家族のような方々がいてほしいという願望もあります。

色々と問題があるようですが、それはそれとして 多分沢山の方が藍さん 知人さんの作品を心待ちにしていると思います。
私も 単に作品を読ませて頂いて消費しているだけの存在ですが、この時間ができる限り永く続くことを希望しています。

私には藍さん 知人さんには「頑張ってください」としか言える言葉がありませんが、次の作品含め このシリーズが大好きであることは変わりません。
最後に。。。。
「ぜひ 頑張って 私たちにいい時間を作ってください」

40名無しさん:2014/03/03(月) 16:16:53 ID:2BACjAf.0
全作品の削除要請って、どういうこと?
何か気に喰わないことあったのかね?
なんの気兼ねなく投稿できるようにこのスレ建てられて、藍さんも早速投稿して、その直後に削除要請って全く理解できないんですが・・
 俺の予想なんだけど、削除ってのは「怖い話」スレでの関連レスの削除の事かと思うんだけど
まとめサイトのシリーズ物・同一作者にまとめられてる分はそのままで(そうだと願う)
それでも藍さんの作品とそれに付随するレス削除するのは結構な手間掛かると思うけど・・・
考察読むのも楽しかったのに
頼むから考えなおしてくれ

41名無しさん:2014/03/03(月) 18:13:35 ID:sP5yErks0
みんなして早合点、勘違いしてない?
32の徳島氏のコメントを33の藍さんが勘違いして削除依頼。
35の純さんが33の藍さんの削除依頼のコメントを真に受けて、また勘違い。
どうも、藍さんの真面目すぎる(悪い意味じゃないよ?)性格が災いして、誤解が重なっているだけに見えるのだけど。
原作者からの指示なら兎も角、削除依頼を出す必要はないと思うけどね?
「怖い話スレ」の付随レスも、他の投稿者の話に割って入っている訳でもないし、削除の必要は無いと思うけどね。
それこそ、無駄な手間だし、管理人さんに負担を掛けるだけで、意味ないでしょう?

42名無しさん:2014/03/03(月) 18:38:30 ID:eWbRpyQk0
ネットで「削除依頼すれば消してもらえる」という考えは捨てた方がいいっすよ
今回みたいな著作なら問題もあんまりないだろうし、ここは2chなんかよりは柔軟に対応してくれそうだけどさ
犯罪予告とかリアルバレする情報晒しとかして「管理人さん消して下さい」が通じると考えてるのと同じ「甘さ」だよソレ

43名無しさん:2014/03/03(月) 21:41:48 ID:V7cAB2wYO
何度も読み返している愛読者のはしくれです。
知人さん藍さんにご事情はおありかとは思いますが、この物語がなくなるとしたら、とても寂しくて悲しいです。

44と、徳島です:2014/03/03(月) 21:56:09 ID:WTsA43ho0
あーうー、皆様、申し訳ございません(TT)。やらかしてしまいました。
一応、ご意見番の方の事もあり、記念すべき新スレッドでは、最初の書き込みをコテハン抜きで書いてしまったです。
言い訳としましては、「Rさんも」見ているのかな?と思ったのでああいった書き方になりました
読み取り限り、Rさんは親しい人以外からのからかいがあまり好きではないようだったので。

そもそもが過去の私の書き込みが色々アレなせいで、管理者様、まとめ係様、ご意見番の方(おそらく同一の方ではないかと)に負担をかけていたと思ってました
特に、まとめで抜き出すときの作業を想像すると、面倒をかけていたと思います
せっかくかかわって下さった方のアドバイスを生かすことが出来ませんでした。この場をお借りしまして謝罪申し上げます。

>>37

ます様
ちょっとわかりにくいお話をします。(覚悟に関して)
こういう事態になった事には必ず意味があります。誤解とかじゃなくて、いつもと全く同じ行動をとっても結果が全く異なる事があります
単なる誤解では説明がつかない原因を考えて、覚悟と申しました。
んと、そうですね、物語的にいうのなら「過去の約束」=そうなる事が決まってた(これをある方面では因縁といいます)
具体例としては「今回、何故藍さんがスルー出来ないほどの傷を負ってしまったのか」に関して考える、という処ですかね。

このお話、いつ掲載が終わっても不思議じゃなかったの、お気づきですか?
せっかくのアドバイスを生かせなかったという事と、藍さんに最近何か思う処の出来事があったのかもしれません

そういう意味で、応援や批判を下さったみんなが関係しあって掲載は続いていたと思われます。

意識、無意識、誤解ににかかわらず、今回はたまたま私がこういう事態を引き起こす因果を「前々から」持っていたという事になりますね。
藍さん。今回の私の実相を見て、お許しいただけるかどうか、検討ください

45名無しさん:2014/03/04(火) 00:32:20 ID:byRZjFZ20
このシリーズを深く愛する一人として
続けて戴くことを願っています。

46名無しさん:2014/03/04(火) 00:33:35 ID:Jm6lTXfA0
>>44さん
それは因果という言葉で正当化しているだけじゃないですか。
リアルでも何気ない一言で他人を傷付けてませんか?
自分が書いてしまった事、真摯に受け止めてほしいと思う。
スレチ失礼いたしました。

47と、徳島です:2014/03/04(火) 01:33:05 ID:/CvSZuQ60
>>46

正当化しているように見えますか・・。
45さんがそう考えるのならそれが真実だと思います。
謝罪するときは自己保身が無いようにと思っています。
誤解が生じたとしても、自分の行動が起点になり、遠因も過去からあったという事です。

解りにくかったでしょうか?
まあ解りにくい話はその旨前置きして、37様宛に書いたんですが。「因果、因縁、業」はこの物語のキーワードですよ
あまり揉める姿を見せるのは気が咎めます。

いい辛い事を言わせたと思っています。ご指摘感謝します。

48 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/04(火) 02:32:49 ID:N3ryYnVo0
藍です。お騒がせして申し訳ありません。知人にも、弟にも、怒られました。

少しお酒を飲んで、やっと此所を覗く勇気を奮い起こした次第です。
>>32 が、本当に >>34 「徳島さん」だったのか、私には分かりません。
「徳島さん」が、私をなだめるために、「自分のせい」だと、
そう書いて下さったのかも知れないと、今でも思っています。

以前、「公の場所に投稿するからにはご批判も甘んじて受ける」と書きました。
今回、「徳島さん」が書かれた「スルー出来ないほどの傷」には私なりの理由があります。
(それが本当に「徳島さん」なら、既にお分かり頂いた上での書き込みと存じます。)

皆様、ごめんなさい。今は、まだ何も考えられません。
勿論、今夜全てが消えていても不平不満を申す立場にはありませんが、
これらの物語を、投稿する資格が自分に有ったのか、もう一度考えてみます。

49名無しさん:2014/03/04(火) 10:35:49 ID:2VwWAvE20
削除することに関して知人さんの意見聞いた?
自分の作品だと思ってないですか?

50名無しさん:2014/03/04(火) 14:08:14 ID:8yiG4CJk0
>>49
まぁまぁ暫くそっとしといてあげようよ。

51名無しさん:2014/03/04(火) 20:13:12 ID:2VwWAvE20
みんな最悪の事にならんうちに保存しておいたほうがいいぞ!

52名無しさん:2014/03/04(火) 22:15:34 ID:viBNyQXwO
仮に終わってしまっても、素晴らしい物語に出会えた幸せに、感謝です。

53 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/04(火) 22:28:06 ID:N3ryYnVo0
藍です。

時間が経つにつれ、少しずつ、冷静になってきました。
皆様のレスを1つ1つ噛み締めて、自分の至らなさを思っています。
知人から、投稿に関する全権を委任され、思い上がっていたのかも知れません。

ただ、今回投稿した物語は私に取って最も思い入れの強い作品です。
事情が有って、その理由は説明できません。でも、正直、知人のOKを貰ったあとも
投稿するかどうか迷い続けた物語。それで、過敏に反応してしまいました。

知人も弟も、異口同音。「投稿した後は、もう自分だけの物語じゃない。」
本当に、そうですよね。みんなに読んで頂きたいから、渋る知人を説得したのに。
黙ってスルーして、みんなの正直な感想だけを読んでいれば良かった。

「徳島さん」、本当にごめんなさい。私が、未熟でした。
これまで、その深い考察で、新たな視点や楽しみ方を教えて頂きましたのに。
取り返しがつくかどうか分かりませんが、今後とも、どうかよしなに。

54名無しさん:2014/03/04(火) 22:59:16 ID:byRZjFZ20
藍さんありがとうございます。
藍さんが本当に真摯な気持ちで投稿されていたことが改めてよくわかりました。
今後も心して読むことにします。

55名無しさん:2014/03/04(火) 23:03:27 ID:2VwWAvE20
大団円?
削除依頼出されてもすぐ応じなかった管理人GJ

56 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/06(木) 01:04:25 ID:cGxMJK1s0
皆様今晩は、藍です。

本日知人から電話がありました。
「今後、残りの物語の準備はどうする?」 「まだ、迷ってる。」
「藍だから、この物語を託した。結論はどうあれ、決めるのは藍。」
そんな内容だったと、思います。

>>管理人様
申し訳ありませんが、削除依頼は取り下げさせて下さい。
そして、一時の感情でご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫び致します。
今後とも此所で投稿を続けたいと存じますが、
一度削除依頼を出した以上、削除されましても異議はありません。

>>新スレを覗いてくださった皆様
温かいお言葉も、厳しいお言葉も、本当に大切に思っています。
有り難う御座いました。そして、申し訳ありませんでした。

57名無しさん:2014/03/06(木) 01:46:01 ID:Z5qjVeEI0
何はともあれ、良かった!本当に良かったです。
藍さん、有難うございます!
そして、新作の投稿を心よりお待ち申し上げております。

一読者より

58名無しさん:2014/03/06(木) 07:52:50 ID:NOB9XHQI0
一読者です。オカ板の住人で二日程前にここを知り、途中宮大工シリーズに寄り道しましたが、まとめにあった過去の投稿分を含め先程全部読破させていただきました。
こんなに夢中に読んだのは師匠シリーズ以来でした!ありがとうございました!前スレの削除に朝からドキリとしましたが思わずカキコさせていただきました。藍さん、知人さんこれからも楽しみにしてます。

59名無しさん:2014/03/06(木) 22:16:40 ID:3Joqo2vUO
藍さんありがとうございます。
これからも、古来稀なるこの物語を楽しみにしています。

60と、徳島です:2014/03/07(金) 00:16:20 ID:5KCMgYSY0
こんばんわです、私も少し気持ちを練ってました。まずは、やることやりますね。

藍さん、ごめんなさいm(_ _)m

私はちょっと変わった営業やってまして、ある物を売る事と、クレーム対応が一緒になったような仕事をしています。自分で言うのも何ですが全国表彰レベルの営業です
普通の方よりも何倍も人に会って、何倍も怒られ、褒められる仕事です。喋る順番を間違えただけで印象を悪くする事は常に気を付けてたのですが・・
他の方にも怒られちゃいましたね。(有り難い話です)
ブラックリストのお客様とか他の担当が出禁になった案件とかもよく回ってくるので、自然と人の気持ちや、生活の姿には考えを向けることが多いです。

リアルでは、因縁とかそんな話はしてません。そんな事したら、扱い、ではなく本当の「アホの子」になってしまいます。
しかし、この問題が起きた時に、ここでしかできない、ここだからこその話をしようと「何故か」思いました。

①怖い話Part2 の藍さんオリジナルの話。②そして今回のお話。③枯れ木さんのお姉さんに関するお話で「何のイメージがお心にあって」今回の様な反応をされたのか私なりの見当はついています。
正直、私の心の在り方が善悪を問わず、藍さんにとって悪影響があるのなら、もうここにはこれないなと考えていました。それが今回の「出会い」とも。
3つの事前の「お手配」がありながら、私は「それ」を認識できず、今回の事を予防することが出来ませんでした。
普段の私の修行も、普通の人から見たらバカみたいな話ですが、こういう事、小さな分岐を自分で認識して改善したい過去(因縁)を変えることにあるので、どうしても喋ってしまいました。

61と、徳島です:2014/03/07(金) 00:17:51 ID:5KCMgYSY0
自分の行動の流れが変わるときには心が揺れ動くものです。私も言われた事ですが、その時こそが大事で、気持ちが高ぶった時こそぐっと堪えて考えを深めてください。(これがじつにきつい)

私は2年ほど前に仕事やめるかどうかの状態になりました。その時は、負けでも逃げるでも何でもかまわない、とにかく逃げ出したかったです(実家にスーツ着て帰省しましたよWWWW)
幸福な事に私にも、知人さんや枯葉さんの様な方もそばにいたので、一から出直しという事になり事務所が変わりました。
自分が同じままだと、同じことの繰り返しになる、だから違った行動を心がけ「人に心を開いて他者を信用する(これがじつにきつい)」事について考えを深めることになりました

そんな中でこの物語に出会いました。Rさんが無意識に探り当てる正解。能力のない人間には大きな手配は無いかもしれませんが、普通の人にも「小さな約束」ってあるんだなと思わずには居られません

私がRさんの様な人間だったら、藍さんの「心に届く」言葉が出せたのでしょうが、知人さんや枯葉さんの言葉が一番心に響いたのではないですか?己の無力さを感じますが、やっぱり信頼があるのと無いのとでは大きな違いがあるのだなと思いました

>「徳島さん」が、私をなだめるために、「自分のせい」だと、
>そう書いて下さったのかも知れないと、今でも思っています。

な、藍さんナイスプレッシャーGJ

間違いなく私です。因みに怖い話Part2の967も私です(書き込みが多すぎた私なりの管理人さん宛のメッセージのつもりだったのです)私は前後からやってしまったのですよ。

藍さん、どうか私をある程度信じてくださるのなら、藍さんを傷つけない私ではなく、あれを書き込んだありのままの私を信頼してください。

藍さんは間違ってないです。今まで通りの藍さんでいいと思います。ただ、どうか「我慢して自分を保てなくて傷を深めるくらいなら恐れずに怒ってください。」
誰とでも仲良くできて傷をつけないで済む人間など居ません。神様にだって敵はいます。だから、言葉を尽くすこと、交わすことをどうかお願いいたします。

62名無しさん:2014/03/07(金) 20:48:46 ID:5sGbjXwY0
徳島はもうしゃべんなよ

63 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/07(金) 21:42:45 ID:XO/RgB2Y0
>>徳島さん

藍です。

本当に、不思議、ですね。
両親ですら受け入れてくれず、弟も未だ100%は理解してくれない私。
それをこれ程的確に...信じられません。
そう言えば以前「術者の方ですか?」の件、それを思い出しました。

さて、この書き込みをして下さったからには、私の書き込みを読んで
「もう此所にはこれないな」とは思っておられないのだと解釈致します。
どうか今後も新しい視点と楽しみ方を御指南下さい。


>>前々スレ・前スレ・そしてこのスレを覗いて下さった方々

藍です。もちろん異論はあるかと存じますが、
私と知人はいわゆる「コテハン」の方々に感謝しております。
『DVDの補遺』だけでなく、「コテハン」の方々の反応が元になって
知人が投稿を許可してくれた物語が幾つかありますから。

今回の件で、図らずも私の人間性が晒されました。
でも、今後とも知人と私の物語を読んで下さる方々がおられるなら、
もう少し、物語の結末まで頑張って見るのも良いなと、そう思っています。

有り難う御座います。

64と、徳島です:2014/03/08(土) 01:08:05 ID:1SMQCmvI0
>>62

そ、そんな(汗)あれで何もしなかったら放置放り投げになってしまいます。

>>63

「術者の方ですか?」の件

ここいらで、このお話を考える時の種明かしをいたしますね。自分の修行だと思って、お手配、因縁で考えただけです。

「あれ」の封印について考えてみます。結果は「封印が破られた。」→結果を「最初からこうなる事が決まっていた、避けれなかったと」最初に決めてしまいます。

いつ紫さんは死んだ?→読み直す。書いてない。夢を見たのは金曜の夜。少なくとも金曜の昼以前。体が消滅したのは焔さんの術の結果という事にしてこれ以上考えるのは止める。
焔さんは何日間その状態でいたのか?紫さんの死亡時刻が特定できてないので考えても解らない。分身と話したのは川の神様の社の前。神様は何もしなかった→知ってた。
誰が?→術者。これは明かされている。仕事の依頼者の事は言及なし。依頼者が術者かどうか今考えても意味がないし脇道にそれる思考。
なぜ今?→私が分家なら、Lさんの件と同時にこの攻撃を仕掛ける。封印の場所は解ってるから今になった理由があると考えるのが妥当→通常だと封印には手が出せない。
どうやって?普段は強固な結界がどうして?→封印が弱まった。
いつ封印が弱まった?→輪廻の活動が活発になったとき→藍ちゃんが生まれた時のあたり。→封印破壊→紫さんに接触(だいぶ時間が経っているが気にしない)
何故神様は準備が出来た?夢を見せたのは後に登場した泉さん→*瀬の神様(早瀬?)が知っていたから。御影さんとかが動いた気配なし。→離れたところにいると事件は解らない。

そういや「あれ」ってSさんに邪魔されたことを知ってたな→ふむ?輪廻側は封印されててもある程度外部を感知できるか、その時点で封印は破壊されてた。なるほど、一族にかけられた呪いの根源はそれかも。この時点でも川の神様はかかわっているな。

む?呪いの代は解らなかったんだよな。じゃあ、「何を縁にして」呪いに干渉したのか?

川の神様、封印に何らかの形で触ったでしょWWW最初から病院に居たでしょWWW

で、私が書き込む

「あのう・・・今回の封印が破られたのって一族の呪いを壊したい川の神様の動きを「何かが」察知してたんじゃないですかね?だから今回の事態が避けれなかったのでは?」

そして華麗なスルーをされ、私ショボン。

65名無しさん:2014/03/08(土) 06:03:27 ID:co8EZT4E0
藍さん、知人さま、素敵なお話をありがとうございます。
また「出会い」から読み返し始めました。
自分は難しいことは考えず、ただただ純粋に物語を読むだけですが、
泣いたり笑ったり感動したり嬉しくなったりはらはらしたり、
何回読んでも新鮮で素晴らしいですね。

このシリーズに出会えて本当によかったです。

66 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/09(日) 01:16:19 ID:Nwq74wiw0
>>65
有り難う御座います。
私自身、投稿した物語を読み返して気付く事が幾つもあります。
投稿後に知人と相談して原稿の修正をすることも多く、
『完全版』を作成して知人に送付するのが私の役目の1つです。

個別のコメントは控えましたが、
65さま以外にも沢山の応援コメントを頂きました。
皆様全てが、この物語と、そして知人と私に縁有る方々と存じます。
どうか今後とも宜しくお願い致します。

67 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/09(日) 01:53:50 ID:Nwq74wiw0
>>64
早速、新たな視点の提示(種明かし)をして頂き感謝致します。
『因縁で考える』、とても興味深いですね。

『仕事の依頼者は?』・『何故今封印を?』・『最強の式が動かなかったのは?』
私自身、これらを知人に質問してスルーされました。「後の物語で。」と。

それと、1つだけ解釈の相違がある点を。
「分身と話したのは川の神様の社の前」とありますが、
作中の記述は「廃村に通じる道に設置された門扉の前」ですね。
河の神様のお社からは車で数分、かなりの距離です。
この点が、私は重要だと感じました(もちろん知人はスルー)。
この点、徳島さんの解釈にも影響するのでしょうか?

本当に沢山の手がかりを提示して頂きました。
実は、『玉の緒』に直接繋がる物語の冒頭部分を既に受け取っております。
かなり前に頂いたレスの内容を、ふと、思い出しました。
『Kさんのお墓』、あれは、どなたのレスだったのでしょうか?

68と、徳島です:2014/03/09(日) 13:37:55 ID:6YkwOPSA0
>『Kさんのお墓』、あれは、どなたのレスだったのでしょうか?

・・・(挙手)

ひとつ降りてきました。願いを一つ捧げます。

「対策班の方々、日々の精進、お勤めご苦労様です。皆様の努力・忍耐に良き報いがあらん事を。心より祈念申し上げます」

69 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/10(月) 20:12:17 ID:l.tjEMiU0
皆様今晩は、藍です。

これから知人の手伝いに出発します。暫く書き込みはできません。
でも、その間の対応は弟に任せて有りますので、質問等はご遠慮なく。
手伝いの合間に次作の投稿に向けた相談を進め、
なるべく早くの投稿を目指します。有り難う御座いました。

>>68
『降りてきたもの』について教えて頂きたいのですが、今は時がありません。
でも、あのレスが、やはり徳島さんだったと知って合点が行きました。
深い御考察への敬意を込めて、『対策班』についての情報を1つだけ。
『出会い』の『対策班』、その指揮を執った術者は?はい、ご推察の通りです。
いつかこの物語を投稿できましたら、他の点についてもご確認下さい。
有り難う御座いました。

70と、徳島です:2014/03/11(火) 08:42:04 ID:ShSYGWUc0
また「今日」が来ましたね・・。泣いたり怒ったり、小さな感情が伝えれなかっただけで後悔が生まれたかもしれない日。
別離の痛みはその人がくれた贈り物だという言葉を貰ったことがあります。
一生懸命生きるって何だろうって考えることがあります。私なりには・・一生懸命考えて見落としを少なくする事、かな。

さて、対策班に関してですが、そもそも「彼女が対策班に属していたことがあるのでは?」と考えていました。
「降りてきた」ってのは普通に「勘」です。「Kさんのお墓」って見て即座に浮かんできました。これしかないと。

71名無しさん:2014/03/16(日) 21:44:15 ID:nhdh6Dao0
「約束」の描写が好きだなー

72名無しさん:2014/03/17(月) 10:42:20 ID:3U2i6DzQ0
俺は創作物の分析とかして欲しくないし、作者の解説すら不要なんだけどなー

73名無しさん:2014/03/19(水) 14:39:57 ID:ydAb4ws.0
祟られ屋が盛り上がってきたところで止まってる・・・

74枯れ木も山の賑わい:2014/03/19(水) 22:49:48 ID:DdP9lqqk0
「投稿した以上は」、確かに、そんなことを姉と話しました。
同時に、「別の選択肢も有るはず」という話もしました。
テンパった姉の書き込みに応えて、投稿は全て削除された方が
他の投稿者さま方や古参の読者様方には良かったのかも知れません。
この点、姉が戻ったら知人さんを交えて話すべきだろうと思います。
「物語」の公開に、一体何の意味(メリット)があるのか、
私には未だに理解出来ていないので。

75と、徳島です:2014/03/20(木) 16:50:58 ID:sCQSkWYw0
>>74

枯葉さん、乙です。やっとお伝えすることが出来ますね。この度はお騒がせしました。嫌な思いをさせて申し訳ありませんでした。
出来る事なら知人さんにもその旨お仕え下さい。

>「物語」の公開に、一体何の意味(メリット)があるのか、
>私には未だに理解出来ていないので。

そ、相当長い間のお悩みであったと思われますが、実はそれ、私も長い間そう思ってました。(言ったらオシマイな気がしてました)

「誰に」「何の」メリットがあるのか。何故公開が今まで続いてきたのか?単なるサービスだったのか、関わる人の成長が感じとれたという判断なのか
これが「この物語の公開がいつ終わっても不思議ではない」という私の考えの根拠です。
公開に関する複数の意思。藍さん、知人さん(まだ半分Rさん本人ではと疑ってます)、Rさん、Rさんのご家族、そして上の方。

・・・おかしい。あまりにもおかしい。

知人さんから上の方々はきちんと自分の決断に責任を持っており、結果が思わしくなくとも決して一度信じた藍さんを責めることは無い(体制になってる)
でも元々知人さんそのものが公開を渋っていたと。(知人さん以降の方も知人さんに一任?→最後に知人さんが藍さんに一任?)
本当なら「ほれ見たことか、先に言ったでしょう?」と言って公開を止めさせるように出来たはずなのですが・・・

「そういう辞め方なら反対だよ。どうしたらいいか今回は自分で考えてね」こんな感じの話になったのではないでしょうかね

今一度落ち浮いた環境で皆さんが話し合って決められることを祈ります。
藍さんご本人があのようにおっしゃって下さったとしても、どう考えても処分保留常態でしかないと思います。

PS・・・・事件初日に三時までかかってすべてアーカイブ保存し、次の日に会社に遅刻した事は秘密だ。

76枯れ木も山の賑わい:2014/03/20(木) 20:00:47 ID:M/YR5Gac0
>>75
こんばんは。「枯れ葉」ではなく「枯れ木」です。宜しくお願い致します。

実は、徳島さんの書き込みに関して嫌な思いは全くありません。
その書き込みはむしろ姉のモチベーションに繋がっていたと思います。
姉が思い込みでパニクったのが全てかと。

ただ、昨夜の書き込みを今読むと、舌足らずで申し訳ないです。
留守中の対応を任されていたのをサボっていて、昨夜PCを見たら
作業途中の一太郎ファイル。ファイル名が「仮題(上)」、それで、つい。

恐らく、姉が書き込んだ「玉の緒に直接繋がる物語」の冒頭部分でしょう。
正直、「これ、公開するべきなのか?」と思いました。
あまりに踏み込んだ内容は益々一般受けしないでしょうし、
かと言ってあちこち修正すると趣旨がボケて「道標」の轍を踏む事になる。

姉が戻らないとこれ以上話は進みませんが、
一杯飲んで唐突な書き込みをした分、拳固の1つ2つは覚悟ですねぇ。

77と、徳島です:2014/03/21(金) 03:26:06 ID:dGCNRhu20
>>76

>「「枯れ木」です。宜しくお願い致します」

し!?知ってたよぉ〜(裏声)

もうインフルで9度超になったのでおかしいようです。重ね重ね失礼を。
何と今度は私の方が正式に来月8日まで禁煙と四足断ちの修行が入ってしまい、調味料も生臭成分は禁止に(TT)
パンもダメ、カレーダメ、ラーメンダメ、そばダメ、うどんダメ。出汁でOKなのは昆布と煮切酒系くらい
超必殺の、日清の「卵を使ってないマヨネーズ」の出番です(知人さんの処でも使ってるのかなぁ)
いやー、人間の欲とは恐ろしい。精進料理にまで使えるマヨネーズを完成させるとは。

>「正直、「これ、公開するべきなのか?」と思いました。」

ご、ご褒美だった訳ですか。成程、今回は私のはやとちりという事で是非WWW
・・・しかし、枯れ木さんがそう言うのなら相当まずそうですな。
国内旅行をケアンズにするくらいのフェイクが入り、原典の素敵さは失われませんよ。という事で期待

78名無しさん:2014/03/21(金) 15:30:35 ID:Hm0RzSC2O
心と魂に染み入るこの物語、どんな形であれ、とても楽しみに致しております。公開して戴ければ大変ありがたいです。また、神界と人界、時空を超えたこの物語を、時代を越えて語り継ぐ価値は非常に大きいと思います。
背後に秘めた深い意味や綾なす伏線を読み解く力のない、いち読者の希望です。

79枯れ木も山の賑わい:2014/03/21(金) 20:28:56 ID:YzulMnoE0
>>77
インフルの発熱なら、徳島さんの感覚が狂うのも仕方無いですね。
旅路の旅行先、ケアンズはフェイクでもオーストラリアは本当かと。
2月に国内のマリンレジャーは辛過ぎ。南半球で無いと成り立ちません。

>>78
知人さんと姉がこれらの「物語」を公開するメリットがあるとすれば、
このようなコメントを頂く読者様がおられることかと、今、思いました。
帰り次第、頂いたコメントを姉に伝えます。ありがとうございました。

実は先程、姉から「明日の朝戻る。」と連絡が有りました。
不自然なほどに機嫌が良かったので、かなりビビッております。
暫く私の書き込みが無ければ、拳固の事情をお察し下さい。

80と、徳島です:2014/03/21(金) 22:34:39 ID:dGCNRhu20
じゃあ、枯れ木様。

私も酔っぱらって一言。

・・・・いつからお姉さんロケットパンチ使えるようになったんですか?

きっとこの魔法の一言で、みんな幸せになれます・・・様にWWW

81名無しさん:2014/03/22(土) 13:41:11 ID:PfNK/6Aw0
物語の続きを、楽しみに待っています。

82名無しさん:2014/03/22(土) 14:16:48 ID:MIlDWTSM0
徳島さんさ、少しは書き込み自重してもらえるかな?
雑談し過ぎにもホドがあるわ
作品に関する話題ならいざしらず、あなたの個人的な近況報告とか誰も望んでませんよ

83名無しさん:2014/03/22(土) 18:56:55 ID:CULZAJIg0
何事もやり過ぎはよくないな。

84 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/22(土) 20:29:28 ID:vQNQu97I0
テスト中。

85 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/22(土) 20:50:40 ID:vQNQu97I0
皆様、今晩は。藍です。

次作の冒頭部投稿に向けて作業中です。
今夜中に投稿できれば良いのですが。

さて、移動前のスレでもこちらでも、
コテハンの方々や雑談について非難のコメントがあります。
しかし、こちらの管理人さんがこのスレを用意して下さったのは、
『私の投稿とコメントでスレが肥大化するのを避けるため』でした。
こちらに移動してご迷惑をおかけすることが無くなったなら、
色々なコメントで賑やかなスレになって欲しいと思います。
もちろん、今後こちらに「祟られ屋」の方始め、他の投稿者様の投稿が
有るようでしたらコテハンの方々も自重して下さると信じております。
それまでは少し大目に見て下さるようお願いすると共に、
お気軽にコメントや質問をして頂ければ嬉しく思います。

それから、徳島さんのコメントについて。
近況報告の体を取りながら、作品と関連する内容が必ず入っています。
この点は知人も「本当に不思議」と話しておりました。
きっと私たちの作品をお読み頂く上で参考になると思います。

「袖擦り合うも他生の縁」 この掲示板と物語を通しての出会い。
折角のご縁ですから、それぞれの方法でお楽しみ頂ければと存じます。

86と、徳島です:2014/03/22(土) 23:07:45 ID:wPkMG93I0
>「作品に関する話題ならいざしらず、あなたの個人的な近況報告とか誰も望んでませんよ」

色々すみません。一応「狙って」書いているところはあるんです。
登山の話を過去にしました。→「あれらの封印は大別すると8個ないですか?」
食事制限の話をしました→それが必要ならば周囲の助けがないと本当に大変。イレブン屋に行っても塩むすびと豆乳くらいしか食えるものがない
→「アレルギー用の食品でも障りのないものがありますよ〜」→ふむ、修行。
真言を扱う(扱っても業を積まない)流派なのかどうか・・・藍さんの修行(水鏡とか)が始まったりしてないかとか

色々すみません。自重します。

87『邂逅』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/22(土) 23:57:57 ID:vQNQu97I0
『邂逅(上)』

 「今日、昼前に『上』から連絡が有ったわ。
紫が受けた依頼の件、どんな経緯で持ち込まれたのか判明したみたい。
やっぱり、分家の術者が関わってた。本家に対して特に強い敵対意識を持つ術者たち。
Lの件、対策班の働きでかなり人数は減った筈なんだけど、まだ力が残ってたのね。
まずはその説明を聞いて貰ってから、この件について依頼したい仕事があるって。」

88『邂逅』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/23(日) 00:00:57 ID:SuB2p21U0
 深夜のリビングに、すうっと冷たい風が吹いたような気がした。とうとう来た、この時が。
紫さんと炎さんの事件、経緯が解明されれば、後の対応が必要になるのは予想出来た。
そして事件の規模と深刻さから考えて、事件に分家の術者たちが関わっていることも。
「Sさん、その仕事、私が受けます。」 姫は真っ直ぐにSさんを見つめた。
紫さんと姫の関係を考えれば、姫がこの件に関わりたいという思う気持ちは理解出来る。
Sさんは窓の外を眺めて小さく溜息をついた。
「そうね。Lはきっとそう言うと、思ってたわ。
それに、この仕事、『上』からは是非LとR君に受けて欲しいと指名されてるの。
R君、どう?Lと一緒にこの仕事、受けてもらえる?」
俺の気持ち、というより姫の気持ち。姫が受けるというなら俺もそれで決定。
第一、この仕事を姫1人に任せる訳にはいかない。むしろ、望むところだ。
それに、分家の動きが分からない現状では、
この仕事をしている間、翠と藍を託すとしたらSさんしかいない。
いくらこのお屋敷でも、『あれ』のような存在に対して結界の役割を果たすかどうか。
一番強い力で護るのでなければ、もしもの時に悔いが残る。
一番強い力。それは姫でも、当然俺でもなく、Sさん。それしかない。
「もちろんです。その間、翠と藍を宜しくお願いします。」
「大丈夫、翠と藍は任せて。」

89『邂逅(上)』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/23(日) 00:03:37 ID:SuB2p21U0
 「紫の受けた依頼、切っ掛けはあるTV局に持ち込まれた映像でした。
その映像が持ち込まれた部署のプロデューサーが一族の者だったので、
その映像が『上』に渡った訳です。勿論、一族の者がいる事を事前に調べた上で
そのTV局に映像を持ち込んだんでしょうね。見事に騙されました。大失態です。」
遍さんは苦虫を噛み潰したような表情で言葉を切り、窓の外を見つめた。
中庭に面した窓から爽やかな風が吹き込んでくる。
当主様の館、スズキの調査の件で相談した時と同じ小さな部屋。
恐らくこの部屋は、遍さんの執務室なのだろう。
部屋に満ちた重い沈黙を破り、姫が口を開いた。
「一体どういう口実で、その映像をTV局に持ち込んだんでしょうか?」
「鑑定のためです。その映像が本物かどうか?と。
話を進める前に、LさまとRさんにも件の映像を見て頂きましょう。」
遍さんはテーブルの上にあった封筒の中から小さなディスクを取り出した。DVD?
壁の大きなプラズマディスプレイ、その下に設置された機器にディスクをセットする。
数秒後、その映像が再生された。

90『邂逅(上)』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/23(日) 00:06:54 ID:SuB2p21U0
 画面の下半分はテーブル、その向こう側に座っている人物。
恐らく男性だ。灰色っぽい着物を着て、胸から下だけが見えている。
「私の力が見たい。つまり、そういうことですね?」 「はい、是非見せて頂きたいです。」
「良いでしょう。あなたのような信者に脱会されると一大事だ。」
着物の人物がテーブルの下から白い紙を取り出した。テーブルの上に置く、そして。
右手に持っている鋏、この形には見覚えがある。
付喪神の一件でSさんが引き取ったものと同じ形、術者が代や護符を切り出すための鋏だ。
着物の人物は器用に鋏を使い、人型を切り出してゆく。二枚、三枚、四枚。
そして蝶を二片、大きさはモンシロチョウほど。Sさんが切り出すものよりもかなり小さい。
「では、御覧に入れましょう。手品でないかどうか、良く見ていて下さい。」
着物の人物が左手で人型を一枚取り、それを右掌に置いた...これは。
人型が掌の上でゆらゆらと動いている。まるで踊っているかのように。
右手をテーブルに近づけると、人型は掌からテーブルの上に移って踊り続けた。
着物の人物は次々に掌で人型を踊らせ、テーブルの上に移していく。
次に紙の蝶を左掌に乗せた。投げ上げる、しかし蝶は落ちてこない。
おそらく撮影者のものだろう。深く息を吐くような、感嘆の声。
「如何ですか?ビデオにも映っているはず、手品などではありませんよ。」
確かに、映像として残っている訳だから、幻視を見せられている訳ではない。
「はい、驚きました。確かに手品などではありませんね。」
撮影者と思われる男性の声が聞こえたあと、画面を白い蝶がひらひらと横切る。
その直後、唐突に映像は途切れた。

91『邂逅(上)』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/23(日) 00:10:54 ID:SuB2p21U0
 「この映像には興味深い点、というか、見逃せない点が2つあります。」
「あの鋏、ですか?あれは、術者が使うものですよね?」
「Rさんもこの鋏をご存じでしたか。確かに鋏も珍しいのですが...此処です。」
遍さんは巻き戻していた映像をコマ送りにし、人型が大写しになった場面で一時停止した。
「これは、分家の術者が作る人型です。」 姫の声は少し緊張していた。
「その通り。つまり着物の人物は分家の術者。そしてもう1つ。Rさん、気付きましたか?」
「いいえ、全然。」 あの鋏と人型の特徴、それ以外にも何か。
「術者の薬指ですね?左手の薬指。」
「さすがにLさま。『上』でもこれが一番の問題になりました。」
映像がスロー再生される。術者の左手がもう一枚の人型を取った場面。
何故、気付かなかった?
人物の左手、薬指。第2関節から先が紫色に変色している。
壊死しかかっているようにも見えるが、その動きには特に異状がない。

92『邂逅(上)』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/23(日) 00:14:23 ID:SuB2p21U0
 「これは邪な契約の印。この薬指から力が流れ込みます。契約した邪悪な存在からの力。
分家の術者、そして邪な契約の印。当然放っておく訳にはいきません。
『上』はこの映像を持ち込んだ人物に連絡を取りました。詳しい話を聞くために。その人物は、
『ある新興宗教に入信しているが脱会したい。しかし脱会する話をすると遠回しに脅される。
教祖の力が本物なら怖ろしいから脱会の手助けをして欲しい。』そう、話したそうです。」
「それが、紫さんが受けた依頼なんですね?」
「そうです。Lさまの一件で、『対策班』は分家の術者を2人殺害しました。
分家の中でも、本家に対する敵対意識が特に強く、過激な思想を持つ一派の術者です。
Lさまの件でその一派は優秀な術者を失い、弱体化した筈でした。
しかし、邪な契約を使って術者の力を強化しているのなら、
何かしらの計画を立てているということ。当然何としてもその計画を知らねばならない。
其処に、つけこまれた訳です。まさか本家の術者を呼び寄せるための芝居だったとは。」

93『邂逅(上)』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/23(日) 00:17:21 ID:SuB2p21U0
 遍さんは外した眼鏡をハンカチで拭った。心を静めているのだろう。
俺の心も乱れていた。遠く、辛い記憶。 『あの人』の声、握りしめた手の温もり。
「殺害した2人の術者の内1人がKさん、なんですね?」
姫の中に仕込まれていた術を解き、俺の腕の中で息を引き取った『あの人』。
理屈では分かっている。あの時はそうするしかなかった。姫のために、一族のために。
しかし、『上』がKを殺したことに対して、俺の心の中からわだかまりが消えたことはない。
「いいえ、対策班はKを殺していません。
もちろん『抵抗するなら殺害せよ』という指示は出ていましたが。」
『上』はKを殺していない。それが本当なら、一体誰が?
「あの日、あるビルに対策班が踏み込んで、交戦の末、分家の術者を2人殺害しました。
その後、奥の小部屋でKの遺体を発見したんです。
対策班の指揮を取ったのは炎ですから、報告の内容は正確だと思いますよ。」
遍さんは立ち上がり、部屋の隅にある保管庫から資料の束を取って戻ってきた。
「これが炎の報告書。それと...これです。」
緑色の封筒から取り出した数枚の写真。それを手渡され、俺は思わず息を呑んだ。
透き通るような白い肌、形の良い乳房。そして乳房のすぐ下をえぐる、深く長い傷。
写真に写っていたのは左胸の部分だけだったが、間違いない。『あの人』だ。
その肌に触れた感触が右掌に蘇り、同時に怒りに似た激しい感情が湧き上がる。

94『邂逅(上)』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/23(日) 00:20:29 ID:SuB2p21U0
 『あの人』は、死後、その裸身を人目に晒さねばならなかったのか。どうして、こんな。
思わずその写真をテーブルに伏せた。誰にも、その姿を見せたくなかった。
姫がそっと左手を俺の右手に重ねた。その手に力がこもる。
「心中お察しします。Kが息を引き取った時の状況はSさまから聞いていますから。
しかし、検死の重要性はRさんにも理解してもらえると思います。
また、『上』としても彼女の遺体には出来る限りの礼を尽くしました。
検死をし、遺体を清めたのは女性の術者たちです。
その後、彼女の遺体は聖域内の墓地に、それは丁重に葬られました。
Lさまに掛けられていた術を解いた功労者、偉大な術者ですからね。」
「聖域内の墓地、ということは。」
「はい。当主さまが自らKの叙勲と名誉の回復を宣言なさいました。
ですから我々にとって彼女は既に本家の人間です。分家の人間ではありません。」
翠が生まれた日、俺とSさんの前に現れたKは穏やかな笑顔を浮かべていた。
叙勲を受け、本家への復帰が認められた事は、少しでもその魂の慰めになっていただろうか。
「『上』でないなら、Kを殺したのは分家の術者ということになりますね?」
「はい。それ以外には考えられません。」
「しかし、Kさんほどの力を持った術者がそんな簡単に。」
「結界の影響を受けにくい武器もあると聞いています。それに。」
遍さんは言葉を切り、気遣うような視線を俺に向けた。
「KはLさまの術を解いた直後に襲われたんでしょう。だから対応が遅れた。
恐らく、Lさまに仕込まれていた術の代を持ち出した事に気付かれた。それで。」

95『邂逅(上)』 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/23(日) 00:25:35 ID:SuB2p21U0
 頭を思い切り、殴られたような気がした。 視界が白く霞む。
そうだったのか。 なのに、一言も言わなかった。 『あの人』は、それを、ただの一言も。
俺は彼女に『姫の術を解いてくれ。』と頼んだ。 『君なら姫の辛さが分かる筈だ。』と。
彼女は何の見返りも求めずにその望みを叶え、そして。これでは俺が彼女を。
いや、違う。もし彼女が術を解いてくれなければ姫は助からなかった。
もちろん術を解かずにいたら、分家の術者に復讐されることは無かっただろう。
しかし、それでは彼女は対策班と...しかも、その憎しみは解けないまま『不幸の輪廻』に。
『ちゃんと、あの娘を守って、愛して、あげて。』 あの時、彼女は笑顔でそう言った。
姫を助ける事で、自分には許されなかった女性としての生き方や夢を、姫に託したのだ。
そして、Sさんは姫を助けた『あの人』の恩に報いるために、『禁呪の中の禁呪』を使った。
記憶は完全に封印されても、俺の娘として彼女は生きている。翠、『あの人』の生まれ変わり。
さればよし。翠を溺愛し、力の全てを注いで守り育てることこそが、俺の贖罪だ。
そしてそのためには俺たち家族が、そしてこの一族がしっかりと存続し続けなければならない。
涙を拭い、深く息を吸った。

 「大事な事を教えて頂き、感謝します。しかし、もう、昔話は止めましょう。
今、僕とLさんに出来ること。今回の件に関する依頼の内容を、教えて下さい。」

『邂逅(上)』 了

96 ◆iF1EyBLnoU:2014/03/23(日) 00:42:22 ID:SuB2p21U0
改めまして、藍です。

『邂逅(上)』、何とか無事に投稿を終えることが出来ました。
少し、疲れているので今夜はこれにて失礼致します。
お楽しみ頂ければ良いのですが。

97名無しさん:2014/03/23(日) 00:45:27 ID:0ChpkP1w0
こんばんは、藍さん。
投稿作業お疲れ様でしたm(__)m
ワクワクしながら拝読させていただきました。
続きが楽しみです。
また宜しくお願い致します。

98名無しさん:2014/03/23(日) 04:55:28 ID:zGKyv2pcO
藍さん、新しい話をありがとうございます。
続きも楽しみですが、無理しないでくださいね。
今までの話を何回も読み返しながら、のんびり待っています。

99名無しさん:2014/03/23(日) 06:41:28 ID:M7UuMc3Q0
このスレを建てたのが管理人氏だと確信を得るに至った理由がわからない

100枯れ木も山の賑わい:2014/03/23(日) 18:21:53 ID:SuB2p21U0
>>99
以前のスレで、姉の投稿を不愉快に思った方から、
「正直別スレ立てて、そこでやって欲しい。」という書き込みがありました。
その時別の方から「この掲示板は管理人以外スレ立て出来ない。出来るならやってみろ。」
という書き込みがありましたが、結局新スレは立ちませんでした。
その点を確認して姉の質問に助言をしたのは私です。
ですから、この掲示板で誰でもスレ立て出来るのなら、
姉が「管理人しかスレ立て出来ない」と誤解して書き込んだ責任は私にあります。

しかし、「賑やかなスレ」になれば、色々なレスがつくのは自明ですよね。
昨夜も新作投稿前に一悶着あったのですが、無理にでも止めるべきでした。
姉は親しくない人の感情に鈍いところがあるので、
遠回しなレスからスレの空気を読むことは恐らく出来ません。
結果的に、管理人様や多くの読者様に嫌な思いをさせることになっていると思います。

ただ1人の姉と、姉を信じてくれた知人さんに辛い思いをして欲しくないという、
エゴ丸出しの書き込み、見苦しいと思います。でも、これが私の役目ですので、
今度姉が戻りましたら、今度こそきちんと助言・忠告します。
正直、そろそろ潮時。せめて引き際だけでも。本当に、そう思います。

10199:2014/03/23(日) 19:38:23 ID:M7UuMc3Q0
直近で、
うんこというさむい集ストについて
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/9405/1395379887/
なる、どう見ても単発なスレが 2014/03/21 14:31 だから、これを管理人氏が建てたとは考えづらいな、と

ここは2chじゃないし、コテが湧こうが馴れ合おうが目くじら立てるもんでもなかろうよ
幸い、シリーズ物スレとして隔離(言葉は悪いが)された訳だし、まとめではなく掲示板で見てるのだから抽出もNGも簡単だし
おっかない話をする(読む)場の雰囲気ってのは大切にしたいなと個人的には思うが

102枯れ木も山の賑わい:2014/03/24(月) 00:13:47 ID:6Vf03soc0
>>101
早速ご返信頂き感謝です。
実際の所はどうなのか分かりませんが、どちらも「推測」を元にした結論。
それが確認出来ただけで十分です。

一番大きな問題は、素人の書いた長文を延々目にする方々の苦痛でしょう。
私自身や徳島さんのようなコテハンの方々は「蓼食う虫も好き好き」ですが、
ココが公の掲示板である以上、それこそ「やりすぎは良くない」のです。
しかも、投稿を続けることで、姉にも知人さんにもメリットはありません。

このスレへの「隔離」を始め、身内が「痛い人」扱いされているのを
黙って見守る訳にはいかない。ただ、それだけ。>>74でも書きましたが、
投稿を終了し、過去の投稿も全て消去してもらうのが最善の道。
「一期一会」の後を続けたのが、姉と知人さんの誤りでした。

103名無しさん:2014/03/24(月) 01:56:11 ID:KgogZcI.0
ここは単発の怖い話とシリーズ物を分けただけでしょ?
別に藍さんだけ隔離したわけじゃないかと

コテハンの人は
「作品に関する話題・雑談」スレで大いに語れば良いのでは?

104名無しさん:2014/03/24(月) 04:28:59 ID:ErhksZkYO
初めて書き込みます。

「出会い」から始まる一連の物語、とても楽しく拝読し、読後は優しい気持ちにさせて頂いてます。

今までの流れは知りませんが、藍さんや弟さんが物語の投稿を続ける事で傷付かれるのであれば、非常に残念ですが、投稿を止められるのは致し方ないと思います。

ただ出来れば物語を最後まで読みたいと思う、一読者ですm(__)m

105名無しさん:2014/03/24(月) 16:44:47 ID:uUrpVRh60
ここ、今は誰でもスレ建てられるよ

106:2014/03/24(月) 18:59:16 ID:0SUv9Ois0
枯れ木様へ

はじめまして。純と申します。
近しい人に傷ついて欲しくない、と想われるお気持ちは分かる気はします。
ただ、この愛すべき物語は、知人様がある人物からインタビューを戴いたお話、
を元にした創作という前提があってのものだったかと存じます。
創作であれば、多少の荒唐無稽さは全く気にならないのではないか、
とそう思えるのです。
お気に障りましたら、大変申し訳ありませんm(__)m
私は、この物語群が大好きなので、思わず書き込ませて頂きました。

107:2014/03/24(月) 23:24:38 ID:0SUv9Ois0
枯れ木様へ

再び純です。
『忘れ形見』のレスでお姉様は大分、傷ついておられたのですよね・・・。
単に創作としては片付けられない想いを持っておられる、と判断いたしました。
無神経な書き込み、大変失礼いたしましたm(__)m

108名無しさん:2014/03/25(火) 01:03:22 ID:yZ136cIU0
枯れ木様は「素人の書いた長文」とおっしゃいます。
しかし、この物語、それぞれに、プロの作家ならば長編にしてしまうだろうと思われるほどの内容が凝縮されています。
それでいて胸を打つ心理描写、話者の深い感受性と限りない優しさが詰まっている上に、読者をとらえて離さない展開。
しかも、それぞれの物語が、様々な線を描きながら深くつながっていく。
偶然に触れて知ったこの物語ですが、出会えて本当に良かったと思います。
私のように偶然の必然でこの物語に出会えた人たちは、魂の純粋な(ゆえに不器用で人を傷つけてしまうこともあり)人が集っているのだと思います。
ただ、何事にも悪意が紛れ込むのは、物語の中でも起きているように避けがたいことです。特に公開された掲示板であるならば。
しかし、それゆえにこそ、この物語は、悲しくも悪意と中傷にあふれる数多くの掲示板に記された、数限りない文章の中で、泥の中に咲く蓮の花のように、凛と咲く美しい存在となっているのだと思います。
心から感謝いたしております。

109違うよ:2014/03/25(火) 14:40:38 ID:Gr7QwDy60
みなさんが何ォ言いたいのか
何ォ伝えたいのか分らない
なぜなら・・・・
本当ではないから

真実ォ伝えます
でも・・・何回も消されたからなァ〜

110違うよ:2014/03/25(火) 14:42:43 ID:Gr7QwDy60
みなさんが何ォ言いたいのか
何ォ伝えたいのか分らない
なぜなら・・・・
本当ではないから

真実ォ伝えます
でも・・・何回も消されたからなァ〜

111枯れ木も山の賑わい:2014/03/25(火) 20:56:08 ID:wEmYUvP.0
昨夜は仕事の都合で反応できず失礼致しました。またもや、やらかした感があり、
姉の帰宅が怖い気もしますが、ココまで来たら、全て書き込んでおこうと思います。

>>103
現在、ココに投稿したのは姉だけですので結論は先送りですね。
ただ「隔離」という言葉を最初に使ったのは私ではありません。
また、「作品に関する話題・雑談」スレには、姉に読ませたくなかった
書き込みが既に幾つもあります。例えば「ババア向けのラノベ」。
なので、コテハンの方のレスはココに書き込みして欲しいです。

>>104
姉が戻りましたら、次の投稿前に助言・忠告をします。
しかし最終的な結論は姉と知人さんが出すことですので、
「最後」まで読める可能性も当然あると思います。ありがとうございました。

>>105
まとめサイトに「忘れ形見」と「邂逅(上)」がUPされています。
ココが管理人さま以外の立てたスレだとすれば、まとめサイトへのUPは
「無断転載」にあたるのでしょうか?

112枯れ木も山の賑わい:2014/03/25(火) 21:00:49 ID:wEmYUvP.0
>>106
>>107
いつも好意的なコメントを下さる方ですね。
ご指摘の通り「創作」の前置きは姉と知人さんの策略でしょう。
それを承知で私のエゴに共感して頂けたのなら、ありがたく思います。

>>108
少々気まずいくらいの高評価、姉と知人さんにも届くと思います。
前述の通り、私自身も姉と知人さんの文章が大好きなファンの一人です。
ただ、
「悪意と中傷にあふれる数多くの掲示板に記された、
数限りない文章の中で、泥の中に咲く蓮の花のように」
という部分だけは、他の投稿者さまに失礼な表現になりかねないと危惧します。
この書き込みの趣旨、察していただけると信じています。

>>109
>>110
「本当ではない」という言葉が「これらの物語は創作」という意味であれば、
投稿の初期、既に姉自身が書き込んでいます。何かの誤解でしょうか?
ただ、「何回も消されたからなァ〜」という部分は気になりますねぇ。
以前のスレを含めレス番が不自然に飛んだことは無かったと思うので、
実際に「消された」ことが有ったとしたら気味が悪いです。

さて、姉の帰宅がいつになるのか、今はまだ分かりません。
良くも悪くも、事態が動くとしたらそれ以降でしょうね。
そろそろ徳島さんの書き込みを読みたい気がしています。

113名無しさん:2014/03/25(火) 22:06:46 ID:caNchtJsO
>>112
ご指摘理解致しました。不用意な表現を含む発言で申し訳ありませんでした。

114:2014/03/25(火) 22:45:47 ID:Pc28IliA0
>>112
ご返信くださり有難うございました。
いつかは終わりが来る物語、物語の行き着く先を見守るばかりですが、
いつも応援させていただきたいと存じます。

115名無しさん:2014/03/25(火) 23:28:01 ID:CLVb/4YU0
>ココが管理人さま以外の立てたスレだとすれば、まとめサイトへのUPは
「無断転載」にあたるのでしょうか?

そもそもこの掲示板はここの管理人がまとめサイト用の掲示板として立ち上げたもので、自分とこの掲示板なんだから自分のまとめサイトへのUPは
何も問題ないでしょう

116名無しさん:2014/03/25(火) 23:35:46 ID:CLVb/4YU0
あと管理人さん、今は2chからの転載はやめておいたほうがいいのでは?
ノンアフィは安全みたいな事言われてるけど、2chトップでは無断転載禁止としか明記されてませんからね

117名無しさん:2014/03/26(水) 00:50:09 ID:TOcgIR0I0
ここが「公の掲示板」と認識しながら、「作品に関する話題・雑談」スレへの誘導は「拒否」し
さらに、他者にもルールを破ることを推奨する。

これらの行為が、このスレを「隔離板」たらしめているのでしょう。

そして「道理の通らぬ事」を、お互いに庇い合っている姿が非常に「痛い」

118名無しさん:2014/03/26(水) 02:42:44 ID:ZXMk7VoU0
私はこの作品が大好きなので
一部の批判的な書き込みで続きが読めなくなるのは残念です。

が、これまでのやりとりを見て疑問に思ったのですが、

すべての人に愛される物なんてあるんですかね?

私は物語を書いたことは無いですが、書き手にとって思い入れのある作品て
我が子のようなものではないんですか?

なんか外で自分の子が悪く言われてるから殺してくれと言ってるように感じて悲しいです。

119枯れ木も山の賑わい:2014/03/26(水) 03:05:19 ID:sdeCrXLs0
>>117
「作品に関する話題・雑談」スレへ書き込まず、
わざわざ自分もルールを破ってこのスレでの「雑談」に参加した訳ですね。
自分が言いたいことについてはルールを破って書き込みOK、
他人の書き込みはルール違反。どんな道理が通るのか、不思議です。

120名無しさん:2014/03/26(水) 04:22:57 ID:7h020Zes0
>>119 ちょっと落ち着いてください。

弟さんが、藍さん・知人さんを守りたい気持ちは分かります。
でもそれをここで書く必要はありますか?
直接話が出来るのであれば、それでいいのではないですか?
投稿をやめるように言う、といった趣旨の書き込みをされれば、
続きを楽しみに待っている読者がどう感じるか、分かりますよね?
私たちは、「直接」は藍さん・知人さんに話は出来ません。
それだけに、直接話が出来る弟さんの言葉はとても重みがあると思うし、
もし読めなくなったらという不安も大きくなるんです。
だからこそ、こうした書き込みが増えてしまっていると思います。

自分も、可能であれば、出来る限り物語を読みたい一人です。
少しでもこの気持ちが、藍さん・知人さんに伝われば嬉しいです。

121名無しさん:2014/03/26(水) 04:42:37 ID:7h020Zes0
>>120です。
何か弟さんを責めるような書き込みになってしまいました。すみません。
けしてそのような気持ちはなく、弟さんによってもたらされた
藍さんに関するエピソードなど、楽しく拝見させて頂いていましたし、
だからこその、弟さんのお気持ちも分かっているつもりです。

顔が見えない、文字だけのやり取りなので難しいところではありますが、
楽しみにしている一読者の気持ちもご理解いただけたらと思っています。

122:2014/03/26(水) 06:30:18 ID:VKUSz8.g0
>>117
「道理の通らぬ事」を、お互いに庇い合っている姿が非常に「痛い>
別に庇いあっており訳ではありませんよ。
いちいち、人の神経を逆撫でして喜んでいる貴方の方が『非常に痛い』人なのでは?
そんな心持ちで、どんな実生活を送っているのでしょうか?

123名無しさん:2014/03/26(水) 17:56:57 ID:S2ROEXM20
自分も、藍 ◆iF1EyBLnoUさんの作品は楽しみに愛読させてもらっているけれど・・・
117氏じゃないけれど、このスレッドの雰囲気で他のシリーズ物の作者さんが書き込めると思います?
純さんや枯れ木さん、その点はどう思いますか?
シリーズ物スレと銘打ったスレッドが立っている以上、元の怖い話スレッドにも投稿しにくいだろうし。
現状、藍 ◆iF1EyBLnoUさんとそのファンの皆さんで、独占状態ですよね?
初めから藍 ◆iF1EyBLnoUさんの専用スレとして立ったのであれば、それも有りだと思うけれど。
そうではないからシリーズ物スレについて語り合うスレが立ったのでしょう?
117氏の言いたかったのは、その辺のことだったんじゃないかな?
まあ、他のシリーズ物は、実質、祟られ屋さんだけだけど。
今は、怖い話スレが良い感じに進んでいるから、あちらにも投稿しにくいですよね?
他の投稿者さんや他の作品を楽しみにしている読者さんなんてどうでもいいよと言うなら、もう何も言う事はないですけど。
現状の流れのままで行きたいのなら、藍 ◆iF1EyBLnoUさんの専用スレを立てて、そちらに移動するのが筋だと思います。
藍 ◆iF1EyBLnoUの作品は、専用スレで扱っても良いくらいの投稿頻度やクオリティーが有ると思うし。
でも、一応シリーズ物スレと言う共用のスレッドで続けるならば、雑談は語り合うスレでやるべきではないでしょうか?

124:2014/03/26(水) 19:11:37 ID:VKUSz8.g0
>>123
私のレスがスレの雰囲気を悪くしたのでしたら、その点、お詫び申し上げます。
今後は自粛いたします。

125名無しさん:2014/03/26(水) 21:02:26 ID:mdj.rw9s0
なんでこんな語りがたりばかりなの?
作品投下→作品の考察・感想、これだけで十分
作者やその周りの人に対してへの意見とかやめてほしいわ
批判合戦になるか馴れ合いになるかしかないんだから
それでも語りたいというなら以下のスレに移動お願いします

シリーズ物について語り合うスレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/9405/1395770923/

あなた方のせいでスレがむちゃくちゃになってるということ、自覚してください

126名無しさん:2014/03/26(水) 21:55:49 ID:VAzj6p0QO
スレが荒れて誰も投稿できなくなる、そんなふうにないよう祈ります。
いい作品を愛する気持ちは皆さん同じはずです。

127枯れ木も山の賑わい:2014/03/26(水) 22:23:32 ID:sdeCrXLs0
>>123
私個人の感覚として、移動前のスレも、その前スレも、
雑談禁止を殊更ルール違反だと非難する雰囲気では無かったと思います。
ただ、大変有意義な意見を頂いたことには心から感謝します。
こちらのスレは、今後「祟られ屋さん」の方が書き込みする場所として
残れば良いと思います。ありがとうございました。

>>125
誰でもスレが立てられるというのは事実のようですね。
それなら、姉の投稿と、投稿に関する感想と雑談専用のスレがあれば
問題は殆ど解決。雑談禁止の話題で荒れることを防ぐことも出来ます。
スレッドのタイトルに「雑談OK」の意味を含めておけば良い訳ですし。
123様の書き込み通り、専用スレを立てることで、
論点がかみ合わない無益な話は避けられます。正直目から鱗。
ありがとうございました。

128名無しさん:2014/03/26(水) 22:36:37 ID:EVmdTHLo0
>>127

 枯れ木様のご意見、大賛成です。
 作品の感想の書き込みに感心することも多いですし。
 藍さんと知人さんのご了解が得られればですが、そのようにして戴くと、いちファンとしてうれしいです。

129名無しさん:2014/03/27(木) 00:00:36 ID:1Ln.O8Eo0
>>127
せめてコテ外してくれんかね

投稿者でもないコテが何レスも連続で雑談してたら「怖い話」スレだろうが「シリーズ物」スレだろうが私物化と捉えられてもしょうがないでしょ。そりゃうぜー言われるわ。
しかも、「もうここつかわねーからあとは祟られ屋がつかえばいーじゃん」とかありえんよ
んでシリーズ物雑談スレあるのに藍氏の専用スレまで立てようっつーんでしょ?

130枯れ木も山の賑わい:2014/03/27(木) 00:21:06 ID:GPB.fCyQ0
>>128
書き込みの趣旨をご理解頂き感謝致します。
専用スレ立てましたので、移動をご希望であればどうぞ。

>>129
投稿者の書き込みのみOK、雑談は私物化だと非難されるのを
回避する為に専用スレを立てました。「シリーズ物スレ」にしろ、
「シリーズ物雑談スレ」にしろ、投稿者の意向を無視して
投稿とレスのあり方を限定する意見には賛成できません。
それなら私物を前提としたスレを立てるのが唯一の解決法です。

色々なご意見はあるでしょうが、
ココでの私の書き込みはこれで最後と致します。
誰でもスレ立て出来るようになっていると知っていたなら
無駄な時間を費やすこともなく、皆様に嫌な思いをさせる事もありませんでした。
この点について心からお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。

131名無しさん:2014/03/27(木) 13:49:14 ID:Jxh/5loY0
>>125
スレがむちゃくちゃ?
じゃ誰も感想いえないじゃん

132名無しさん:2014/03/27(木) 21:25:32 ID:w/ugaFZk0
だから、作品への感想ならイイんだよ。雑談ばかりだからそう言われてるんだろ。ちゃんと読め
上の流れ読んでなんとも思わないならもう何も言うまい

133と、徳島です:2014/04/01(火) 13:14:06 ID:38fXpKKo0
前修行の終わる8日までは自重してここにも来なかったのですが・・・スレ数だけのチェックに来たらスレタイがWW
随分な事になっていますね。今、仕事から抜け出してきてるのであとで落ち着いて書き込みます。

ご指摘に遭って、言う事聞いて大人しくしててもこれですので少々戸惑っています。
一部の方の執拗さを感じていましたので危機感はあったのですが、自分の感情の発露をここまで優先してくるとはこちらも予想できませんでした
ただ、過去発言がある程度トレースできない無コテハン発言に関しては、ある程度無視する形になります(濡れ衣・思い込み防止の為)
それと、他にもあったように「管理人さんしかスレが建てれない」とか、不確定な前提では言葉をかける事が出来ませんしね。

何だか当たり屋みたいですね、印象としては。元々昔からあった雑談スレが荒れてて誘導するのが忍びなかったと発言しましたし、
専用スレも立ってみんなの「落とし処」がやっと決まったと思ったら、ぶち壊しですな。

個人の「主観」を道理と言えば、そんなものは何でも道理になってしまうと思いますがね。
私物化という話もありましたが、それも個人の主観ですよ。トリップつけている訳でもあるまいし。

ここ本来の機能は、大原則として作品の投稿を待つことが本来の最優先事項ではないのですか?

134名無しさん:2014/04/01(火) 16:59:42 ID:MukGlIzg0
徳島氏、ご無礼を承知で発言します。
少なくとも藍氏の数々のお話、とても楽しみにしておりまして、少しでも環境をよくしたいとの思いからです。

>>元々昔からあった雑談スレが荒れてて誘導するのが忍びなかったと発言しました
怖い話Part2の>>819ですね。
ということは発言すれば今までの掲示板のルールを無視して雑談も投稿も同じスレでかまわないと?
であれば私も発言します。雑談は極力雑談スレでお願いしたい。理由は少し下に書きます。

>>専用スレも立ってみんなの「落とし処」がやっと決まったと思ったら、ぶち壊しですな。
専用スレとはここのスレ(シリーズ物スレ)の事ですか?
このスレは>>1にあるように”単発との棲み分けが必要”だから立ったとの理解です。
怖い話Part2の>>964氏は”ただ、藍さんの作品が投下されると少なくないレスがついて
スレが肥大化してしまうでしょう?”と言っています。肥大化したのはなぜでしょう?私は投稿以外のレスが
必要以上に多かったからと考えております。

>>ここ本来の機能は、大原則として作品の投稿を待つことが本来の最優先事項ではないのですか?
”ここ”というのがこのスレの事ということなら「投稿を待つ」というか「投稿してもらう」ではないでしょうか?
だからこそ必要以上の雑談はしかるべき所でしていただいて「投稿を待つ」のだと思います。

>>個人の「主観」を道理と言えば、そんなものは何でも道理になってしまうと思いますがね。
私物化という話もありましたが、それも個人の主観ですよ。トリップつけている訳でもあるまいし。
それはお互い様ではないでしょうか?主観の話はどちらが正しいかは平行線でしょう。だからルールがあるわけで。

135名無しさん:2014/04/01(火) 18:26:39 ID:NKJhVTnU0
>>133
>ご指摘に遭って、言う事聞いて大人しくしててもこれですので少々戸惑っています。
思う存分暴れた人がいるからねw

136と、徳島です:2014/04/02(水) 02:14:01 ID:Puf4iUas0
>>134

ただ今です。本日打ち上げで遅れました。丁寧なお言葉ありがとうございます。
雑談に関しましては、Part2にあったとおりで、その諸々の問題の解決の為に新しいスレッドが立ったのではないですかね?
そうでなければ新しいスレッドが立つ意味って、雑談が原因じゃなかったことになりますよね?

Part2で苦言を申された方が、何故か新しいスレッドにまで付いてきて、まだ同じことを言ったら筋が通りませんよね?
皆がそれぞれ曲げるところは曲げて新しいスレッドまで来たのに、結局、自分の主観に合わない事が理由なのか、発言も変わりませんでしたよね?

Part2で苦言を申された方はそこで「自称雑談がPart2スレで無くなったことを喜ぶべき」であって、新しいスレッドでは逆に自重するべきだったのでは?
あまりにも精神の抑制を感じないその執拗な書き込みに関しては、正直「やばいのに捕まったかも」とは思っていましたよ。

「俺様、俺様で」「新しいスレッドまでついてきて」自分の主観を優先する姿は正直、如何なものかと思われます。新しいスレに移行した意味が全くないし、隔離スレですら、自称ルールは適用できるという話になりますね

まったく意味がありませんな

私も、色々考えて一番最初の書き込みをコテハン無しで書いた意味がないですわ。(それが原因で藍さんを傷つけてしまいましたが)
頑張れる人が協力し合ってこの新しいスレに来たのではないですか?

>ということは発言すれば今までの掲示板のルールを無視して雑談も投稿も同じスレでかまわないと?

色々問題があって、解決策の為にこのスレが立ち上がったのではないのですか?
ローカルルールに関しましても、枯れ木様がおっしゃってたように、受け取り方は実際問題として「それぞれ」の様ですが、我見を優先する方が居るのも事実でございますよね?

Part2から移行してきた意味って何なんですか?前提条件が何も変わってないのに、スレッド移行って誰が決めたのですか?

137名無しさん:2014/04/02(水) 10:13:56 ID:Z6aWUV8k0
>>136
徳島氏、お返事ありがとうございます。
まずは私の意見についてですが、全く雑談してはいけないとは思っておりませんし、枯れ木氏や徳島氏だけが悪いとも思っておりません。
枯れ木氏も仰っているように、雑談の定義もあいまいですし、もしそのように伝わったのなら訂正させてください。
ただ自前のサーバーを使うのでもなければルールは守らなければならないと思っております。
私のこのレスも本来ならば雑談スレで行うべき内容、ですので今回で「シリーズ物スレ」にこの内容でレスするのは最後にしたいと思います。

”諸々の問題の解決の為に新しいスレッドが立った”
その通りだと思います。
その問題というのは先述の「スレの肥大化」であるとの理解です。
そして「スレの肥大化」とは私を含めですが、雑談とはなんぞや的なレスや雑談の是非も含めてだと思っております。
ですので肥大化を防ぐためにも雑談(用途別と言い換えてもいいかもしれませんが)スレがあるのならそちらに行きましょうと。それが私の考えです。
その考え方自体は一般的な掲示板のルールでもあるのではないかとも思います。スレを乱立させないというのも含めて。

”Part2で苦言を申された方が、何故か新しいスレッドにまで付いてきて、まだ同じことを言ったら筋が通りませんよね?”
上記ルールに則れば新スレだから雑談OKというのではなく、スレ内での雑談をするなら優先すべきは(雑談を優先というのも変ですねw)雑談スレだと思います。
まずはこれが大前提で、新スレでも変化がなければ”同じこと”を言われるのは当然かと思います。逆にPart2でルールの徹底ができていれば新スレはいらなかったでしょう。
ですのでなぜ新スレが立ったのにその新スレ内でまだ旧来の方法(肥大化の原因になった方法)をとり続けるのか、
私としてはそちらの方が疑問なのです。お話が投稿されたスレでの会話にこだわる理由は何でしょうか?

同じ理由から枯れ木氏が専用スレを立てましたが、順番通りであれば藍氏専用(投稿・感想etc)スレではなく藍氏専用”雑談”スレを立てるべきだったと思います。
ただそれも1投稿者の為にいくつもスレ立てするなとのお叱りもあるとは思いますが…。

いろいろ言いましたが藍氏のお話を楽しみにしていることに変わりありません。
徳島氏へ返信も、もちろん「コテがすべて悪い」とか「雑談はすべて悪」等妄言を言うつもりも毛頭ありません。
スレ読者の皆様、お目汚し大変申し訳ありませんでした。

138名無しさん:2014/04/03(木) 15:33:26 ID:R51wDWj20
マジで徳島黙れよ
お前が1番質悪いわ
お前のせいでこんだけ荒れてるのに逆ギレかよ

139名無しさん:2014/04/04(金) 17:44:07 ID:bDBrBYnQ0
言葉は悪いかもしれませんが、大多数の方の意見は138さんと同じだと思います。
議論・雑談するなら他でやって頂けませんか?
殆どの方は 早く藍さん・知人さんの作品を読みたい方ばかりだと思います。

140名無しさん:2014/04/05(土) 01:27:28 ID:2ORdBydQ0
徳島と弟が黙ってれば良いだけ

自分で書いたものをもう一度読んでも
非難される意味がわからないんだろうからな

142名無しさん:2014/04/20(日) 21:38:25 ID:PcCacSNIO
幸いにも投稿が再開されましたが、無用の言い争いを生むコテハンは、もう控えて戴きたいです。

144名無しさん:2014/04/21(月) 12:13:43 ID:3v6AGUGA0
このシリーズ好きで読んでたんだけど黙っていられない小物が全部ぶち壊す典型的な展開でワラタ

145名無しさん:2014/04/21(月) 13:02:24 ID:T8jjJm260
>>144
再開は喜ばしいんだけど。
コテハンやめても、やっぱり黙っていられないんだな、と思わせるレスがついてるわ。

149名無しさん:2014/07/16(水) 16:00:17 ID:HA1VZY060
ぶっちゃけ読み専なのにコテハン使おうって人間の発想がわからん

150名無しさん:2014/08/13(水) 02:12:47 ID:LVNb2i3c0
徳島のコミュ?
co1479365

151Gafas Sol Oakley Madrid:2014/08/29(金) 07:02:27 ID:VqyItgr60
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