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モルガン・ル・ファの街とタキオン・フィールド

12【管理人】アイオーン・アブラクサス★:2012/05/03(木) 20:17:33 ID:???0
あまりうかつなことは言えないのですが、話さないことには始まらないので言って
おこうと思います。ペンローズの『皇帝の新しい心』における意識と無意識につい
ての記述とユングやシュタイナーを併せて考えると、

元型的な集合無意識≒アカシック・レコード≒アルゴリズム的な自動機械プログラム

ということになりませんでしょうか?
『Steins;Gate』のストーリー展開は元型イメージに彩られていて、そのスピーディな
ノリや、オープニングからしても歯車機械じみた描写になっていたりします。一つ取り
上げると、老賢者的な女性である阿万音鈴羽の登場の仕方(主人公の迷妄状態・絶望的
状況における)や、その彼女による主人公の自己認識欠如状態を補償する働き[=グノ
ーシス]、お助けアイテム(IBN5100やタイムマシン)をもたらす描写は、殆ど自動的
と言っても過言じゃない気がします。そしてそれは機械仕掛けの神のようであると。心
理学的認識としてのグノーシスは、集合無意識のGeist元型が意識の上に及ぼす影響であ
り、それ自体機械仕掛けの神のように現れるというところからして彼女のイメージはそ
れそのままだと思うのです。機械仕掛けの神そうした役割を担っていたと思います。
元型イメージ的に理解できるのはこれだけではありませんが、従って『Steins;Gate』
の劇中に登場する設定であるアトラクタ・フィールドの干渉を超えた存在として、

元型的な集合無意識≒アカシック・レコード≒アルゴリズム的な自動機械プログラム

を背後に仮定せざるをえないと。


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