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許由と太上老君
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:
【管理人】アイオーン・アブラクサス★
:2009/06/26(金) 12:31:37 ID:???0
許由は「道士」の段階なので、「仙人」ではないのです。「仙人」にも
なにか免許が必要らしく、許由はあえてそういうのを受けないんですよ。
「申公豹」というのも、許由の「由」の縦棒を引き伸ばして「申公」と
いったところから、「豹」は、彼が常にその乗騎である白い虎にのって
いることにちなんでいるそうです(笑)。「道士」にスカウトされる云
々のくだりは、許由に関してはかなり特別で、老君の庇護を受けるとい
うこと自体が、既に他の道士とはもうまったく別の特別待遇なのです。
その「魂」が帝王よりも位が高いので。他の「仙人」と「道士」に関し
ては、ヤルダさんが仰ったこととその関係はほとんど同じであるかと思
われます。ところで、『封神演義』の主人公は姜尚(姜子牙)ですが、
彼は言わずと知れた「太公望呂尚」のことです。『封神演義』では彼も
「史上最初に現れた優秀な兵法家」ということで仙人界にスカウトされ、
教主元始天尊の直弟子にまで取り立てられます。しかし、これは実は、
天界、仙人界(若干西方の仏教界を含む)のほうで練り上げられていた
「封神計画」の策謀のためで、姜子牙はその先鋭となるべく存在のよう
に仙人界では位置づけられていたのです。そのため、周を援けて殷を倒
せという名目の元に下山させられると。
「そうか、崑崙山では我輩は、やはりヨソ者だったのか!」(姜子牙)
「その通りだよ姜子牙。だいたいが、お前さんに与えられた使命は、ヨ
ソ者でなくては果たせないのさ」(許由)
こんな両者の対面があったりします。そして許由のいうことはいちいち
至極全うなことなのです。
「商周の易姓革命も、「神界」を創設する封神の脚本も、天界や仙界で
書かれたが、下界(人間界)の人々を納得させなければならない。だか
ら主演の役者は『人間』でなければならないのだ。お前さんは、その打
ってつけのハマリ役として白羽の矢を立てられたのさ。崑崙山では、初
めからお前さんを仙人に仕込むつもりはなかった。このたびの使命を果
たすのに必要な特別研修生として教育したまでのことさ。つまりお前さ
んは、今しがた自らつぶやいたように、紛れもないヨソ者だよ」(許由)
7
:
【管理人】アイオーン・アブラクサス★
:2009/06/27(土) 11:58:06 ID:???0
丁寧に説明してくるあたりこれだけ見ていると嫌味のように見えてしま
うかもしれないが、許由の真意はそうではない。つまり、「お前は結局
下界のヨソ者扱いされたのだから、仙人界に、人間界の争いごとに乗じ
させるようなことをしてはならない」ということを忠告しようとしたの
だ。というのも仙人界、特に「闡教」の徒は1500年という長い歳月の間
に溜まりに溜まった殺劫を洗い流さなければならないという名目で人間
界と仙人界の双方を巻き込んだ大戦争を引き起こそうとしているからで
ある。それが一方的過ぎであることから、許由にしてみれば理不尽極ま
りないものと感じているものなのだ。
8
:
【管理人】アイオーン・アブラクサス★
:2009/06/27(土) 20:57:44 ID:???0
姜子牙ももとより許由の言うとおりにしようとしたのだが、この宇宙の
「経論」とでもいうべきもの(つまり天数ということになろうが)は、
姜子牙や許由などの個人の力ではどうにもならないことだらけであった。
何せ『封神計画』は、仙人界(闡教)の大物が勢ぞろいで参加するのだ
から。人間界での商周の対立は、次第に仙人・道士が混じっての戦いと
化していく。仙人界は闡教と截教の戦いとなる。最終的には商周の対立
とはほとんど関係のないところで、仙人同士が最終決戦を行うことにな
る。それが「誅仙陣の戦い」や「万仙陣の戦い」である。
これにいたるまでの許由の論理が面白い。封神されるものたちのリスト
である封神榜には、あからさまに截教徒が多い。なんと闡教のなかにも
載っているものがおり、それらはみな仙人たちの弟子で、生贄に捧げら
れてしまうのだ!出来が悪いというだけでである!だがそれは、党派意
識で截教徒をほとんど壊滅させる手段として計算づくで考えられていた
りするところがあったりする。
これに対してそれを知った許由は截教徒たちにそれを教えてこう述べる。
「そう簡単に殺されないぞ、と考えていただけでは相手の術中に嵌る。
ただし、不退転の決意で対決すれば、あるいは活路も開けよう。ただし
玄都の太上老君が手を出さなければの話だ。太上老君は超然的な立場を
とっておられる。少なくとも今度の截教潰しの陰謀には加担していない。
そして、全体的には闡教と截教は実力伯仲状態にある。だから対決の姿
勢を示せば、共倒れを憂いて老君が止めにかかるだろう(そうなれば誰
も老君には逆らえないからことは治まる)。大事なことはケンカを買う
ことではない、実力と決意を示すことだ」
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