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ワンセンテンスの中に動詞が三つある?

10Diderot★:2010/04/18(日) 01:27:22 ID:???0
>からあげさん

こんにちは。おいしそうなHNですね。お腹、減りましたw

>All you do is (to) ... とか、What I want you to do is (to) ... などの表現は慣用表現というか、副詞表現に近いのではないかと思うんです。

副詞に近いと思います。いわゆるthere構文なんかでも、There is A とあれば、there is よりもAに重点が置かれるので、there isが副詞っぽく扱われることがあります。

There is someone at the door who wants to see you.

この文ではthere isに重点が置かれないために、主述として扱われずに副詞っぽくなって、いわば背景化されて、

(There is) someone at the door wants to see you.

みたいになることがあります。関係代名詞のwhoが省かれ、someone at the door が主語で、wants が述語になるわけです。

I think (that)とかも副詞っぽく扱われて、副詞になれば文のどこにでも一応は置けるので、その位置が引越しすることもありますね。

I think that he is one of the best lawyers in this town.
I think he is one of the best lawyers in this town.
He is, I think, one of the best lawyers in this town.
He is one of the best lawyers in this town, I think.

3つ目と4つ目の文では、I thinkはもう副詞としかいいようがなくなってますね。ここいらの事情はIt seems thatなども同じだと考えられます。

こう考えてみると、副詞というのは機能上の概念であると同時に意味的概念でもあって、本来なら主節を構成する主述であっても、その具体的内容がないとなると、いわば背景に退いて副詞化することもある、と言えるのかもしれません。だから、

What I want you to do is ... could you come over here?

この文も、元々はWhat I want you to do isが主述であったのに、特に内容がないために(あるいは、あっても希薄化されているために)背景に退いて副詞化される、と考えても不自然ではないと思います。All I want to do is…なども同じでしょう。

ちなみに、「What節+be動詞+補語」という形は強調構文の一種で、補語を特に強調する際に用いられる、とも聞きます。どのみち「What節+be動詞」はグリコのオマケなんですね。


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