したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

英語のバイエル初中級から

49きわむ★:2010/05/21(金) 20:32:57 ID:???0
>「ひとりの最良の友人」が持つ「形」って、タロとか、ジロとか、ハチとかなんですか?

だいたいそんな感じですが、正確に細かく言うなら少し違います。
a man's best friend 「ある一人には決まらないけど、ひとりの最良の友人」の形です。
聞き手にとっては、タロにも成り得て、ジロにも成り得て、ハチにも成り得て、タマ(猫)にも成り得て、ナリタブライアン(馬)にもなり得る、とにかくひとりの最良の友人になり得るなにかの1個体の原型のようなものの形です。それぞれを聞き手にもわかる一つにきまるものたちに具体化するなら、タロとか、ジロとか、ハチとかになるようなものです。


>それから「一組一組を見つめる視線」って…

>(1) Dogs are a man's best friend.

>タロは最良の友達だ。
>ジロも最良の友達だ。
>ハチも最良の友達だ。
>…

>(2) You all have to buy ‘a ticket’ before entering.

>田中さん、チケットを1枚かってください。
>鈴木さんもチケットを1枚かってください。
>中村さんもチケットを1枚かってください。
>…
>ってな感じなんですか?

ほとんどそんな感じです。正確に言うならそれぞれの文を総合して、タロとか、ジロとか、ハチとかの個性を取り除いたものの集まりが元の文のイメージです。それを聞き手にもわかる形に展開した結果が、

タロは最良の友達だ。
ジロも最良の友達だ。
ハチも最良の友達だ。

ということになります。


> (2)は…どうでしょう?「一組一組を見つめ」て強調する必要が、普通、あるんでしょうか?

強調する必要があるといっているわけではありません。今回の例に限った話でなく、私のEBFの解釈では、英語に出てくるすべての単数について、“「1つ」のそれが持つ形を見つめる視線”がある、と言っているわけです。そしてそれをつかうことは標準でないと言っているのです。標準からの逸脱だからこそ何かを敢えて表現しようとするときに使うというわけです。英語の名詞では、常に単数より複数が標準と言っているわけです。ご理解いただけておりますでしょうか?

今回の強調はこの単数に込められた視線を、強調に利用した一例であると言ってもいいという考え方です。


>このときは、私、一応「なるほどー」とか言ってますけど、(a)に「強調したい要因を感じない」けど、(b)には感じる、ってのは、(a)、(b)それぞれの発言者の心情を、きわむさんの解釈に都合の良いように、きわむさんがそれぞれ恣意的に想定しているだけですよね。

そういうことになりますね。会話というのは多かれ少なかれそんなものだと思っています。

>もし、(b)が、きわむさんのいう強調表現「1つ1つを見つめる視線」だから○、というなら(※)、(a)のほうも、「私たち1人1人がそれぞれa happy kid。」という、「1つ1つを見つめる視線」の強調だから○、となってもいいはずですよね?
この点はいががお考えなんでしょうか?

その辺も実は少し悩みどころだったので、私はここで質問したわけです。 ( >>18 [1]が頭にあるので、「なんだこの文は?」というのが最初の感覚でした。)
ただ、「普通は」どうなのか、というのがポイントなのではないかと理解しています。たとえば、「私たち1人1人がそれぞれa happy kid。」という、「1つ1つを見つめる視線」の強調だから○というような特殊な文脈もあり得るのかもしれません。ただこの文だけでは、かなりそれを感じ取りづらいということではないでしょうか? 極端にいうなら、例えば英語の小説家であれば、想像力豊かなので、いや、これはこれこれこういう場面なら不自然ではないぞ、と言えるのかもしれません。
犬の例文で主語とアンバランスな単数を使っているわけだから、なにか要因があるのは間違いない。それはなんだろうかと考えたとき、がんばって思いついたものが厳密さとかルールとか愛情とか尊重だったわけですが、この中には考えすぎなものもあるような気もする、とも思ったわけです。


私の解釈に、こんなにまでつきあっていただき、ありがとうございます。

「複数が標準」は初中級まででは登場しなかったので、中級のコラムとかに出てくることを期待しているテーマです。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板