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「仮定法のmight」と「控え目表現のmight」

1まっち★:2009/06/08(月) 20:17:25 ID:???0
初めて投稿いたします。
ある書籍に、仮定法の例として、以下のような文があったのですが、

Her attendance at the party might have encouraged them.
①彼女がもしパーティに出席していたら、彼らを元気づけたかもしれない。

この「might」を控え目表現と解釈して、以下のように解釈することもできるのでしょうか?(意味が変わってしまいますが・・・)

②彼女がパーティに出席したので、彼らを元気づけたかもしれない。

アドバイスのほど、よろしくお願いいたします。

14110★:2009/08/21(金) 09:06:22 ID:???0
かなり遅レスですが、ネイティブスピーカーの英語感覚にこの形は書いてありますね。
助動詞の過去 + have + pp 〜ですから仮定法となるようです。
「実際には〜しなかった」という反事実の形だそうです。
詳しくは68ページに書いてありますよ。

Her attendance at the party might have encouraged them.
彼女のパーティーへの出席は彼らを元気づけてもよかったのに。
(現在に迫って・・実際には元気づけなかった)
という意味になるかと思います。

15Diderot★:2009/08/24(月) 01:00:26 ID:???0
>110さん

こんにちは。

>助動詞の過去 + have + pp 〜ですから仮定法となるようです。
「実際には〜しなかった」という反事実の形だそうです。

多くの助動詞の場合はそうだと思いますが、mayとmightとに関しては、ちょっと話が難しそうですね。mayよりもmightの方が可能性が低い場合に使用されるのが一般的だったみたいですが、現在では両者をごっちゃに使う場合も少なくないようですから。

いま思いついた私の例でいえば、mayが薄まった墨汁の色ならば、mightはそれをもうちょっと薄めた色で、実際のところでは、両者の区別は明瞭ではなく、だから両者はごっちゃになりやすい、そんな風にイメージしています。

16110★:2009/08/25(火) 15:29:09 ID:???0
Diderotさん こんにちは。

仮定法と控えめ表現、丁寧表現は違いますよ。
どちらも遠近法ですが、仮定法は現実からの距離、
控えめ表現、丁寧表現は主張からの距離です。

この場合単に控えめ表現のmightと考えると、後ろの現在完了形が気持ち悪いんです。
現在に繋がってくるニュアンス(意味)が浮いてしまいますよね。

紹介した本の中に受験英語で有名なshould haveから
might haveまでイロイロ例文として登場していますよ。

17Diderot★:2009/08/26(水) 02:28:51 ID:???0
>110さん

こんにちは。私の言いたかったことは、一般論として「might have Vppは必ずしも仮定法を表すとは限らない」ということです。ちょっとわかりにくかったみたいで、失礼しました。Her attendance…の例文では、仰る通り仮定法とみなすほうが自然だと思います。

ちなみに、「ネイティブスピーカーの英語感覚」は(確か)私の初めて買った大西先生のご本で、「そっか、こう考えるのか」と目からウロコだったのを今でも鮮明に覚えています。。。


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