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よもやまばなし2
21
:
千手
:2010/02/27(土) 23:46:43
【つづき】
> クセナキスのピアノ曲全曲を関西で演奏するのは、1996年の京都コンサートホールでのリサイタル以来、14年ぶりです。松下氏とクセナキスは同い年(1922年生)で、生前ヨーロッパで親交を結んでおり、また共に高等数学を作曲に援用したことで知られています。松下《スペクトラ第2番》は日本神話(古事記)と群論、クセナキス《エヴリアリ》はギリシア神話と樹形曲線…、といった具合です。《エヴリアリ》や第2協奏曲《エリフソン》(1974)等などでクセナキスが行った、音高-時間の方眼紙上でのメロディ繊維束の回転・膨張・変形は、松下眞一《スペクトラ第5番》(1973)にあっては、ルネサンス以来の蟹行カノン表記を発展させた、絵巻物的異時同図法で表現されているのも興味深いところです。松下眞一個展の招待作品としてのクセナキス、あるいは、クセナキスとカップリングするに最もふさわしい邦人作曲家・松下眞一、というコントラストをお楽しみ頂ければ幸甚です。
>
> また当日は会場ロビーにて、生前松下氏が主宰なさっておられた、地元・茨木市「野いばらの会」の御厚意により、業績年表・写真などのパネル展示も予定されています。
>
>
> 皆様の御来駕を心よりお待ち申し上げております。
>
>
> 大井浩明 拝
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