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哲学的・雑談的 3

7千手★:2007/07/20(金) 02:23:34
しかし「物語」は実際強く、産業界によっても歓迎され、多くの人々のアイデンテティーの基盤にもなっている。
「物語」の乗ればいろいろと成功しやすいと思います。
そしてまたそれは「その土地ならではのもの」に基づいた物語を生んでゆくこともできるでしょう。
赤坂さんは前掲の論議を「汝の立つところを深く掘れ、そこに泉あり」という伊波普猷の言葉をモットーに上げます。
彼がその土地に深く結びついた物語を掘り起こすことを考えているのです。
けれどわたしはこれに対して、
「曾つて吾等の高山樗牛はいつたものだ/汝のゐるところを深く掘れ そこには必ず泉あらん/一人の泉は一人の泉だ/何百年たつても一人の泉だ」
という草野心平のことばに、紛らわされない真実を感じるのです。
私のいう詩・歌はこの一人の泉なのです。飲める人がそこからその水を飲んだらいい。
泉は物語ではないのです。歌なのです。


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