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哲学的・雑談的 3

174ほかいびと★:2008/09/28(日) 23:27:23

ポスト構造主義に影響を与えたとよくいわれてるニーチェを読んでる最中です。
自分の頭のレベル程度にですが、少しづつ解ってきました。
ニュートンが引力の法則を発見したり、
アインシュタインが相対性理論にたどり着くときまでの感、
ひらめきみたいなのを掴んだのと同じ様な気分で、
それまでの哲学の成果の成分を徹底して吟味批判し、
理性や真理といわれたものを捉え直し提出してくれてたんだなと感授しました。

もし、構造主義が出現しなくとも、ニーチェをちゃんと読んでいれば、
別のアプローチで現在の先進国の様態とほとんど変わらない
人文科学や政治体制が存在していたのではと思いました。

それとジル・ドゥルーズやデリダのようにしっかり読み込み、
論をさらに発展させることのできる人がもっともっと何十倍もの人が
出現してきてもいいのではとおもいます。

そのくらいニーチェの考えは根源的で強く豊潤であり、
とんでもない可能性を秘めてます。べつに私などが言わなくとも当然そうでしょう。
「善悪の彼岸」や「ツァラトゥストラはかく語りき」などは20代の頃に
読んでみてたのですがまったく歯がたたず理解できてませんでした。
しかし、いまは読んだぶんのかぎりですが理解できてるようなので安心してます。

感じることや思惟することは意思の素因だと彼は言っています。
この意思の捉え方は美学や芸術学にも応用して使えるでしょう。

未知でいて多くの人々、庶民にも受けそうな芸術ジャンルの探索や、
自然や人間観察上の人類にとって
未知の鑑賞法を提出できるよう考えてみたいです。


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