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鬼和尚に聞いてみるスレ part12

590健真:2018/11/07(水) 05:19:31 ID:dwzKza6c0
それで、私は自由になりましたが、仕事は辞めてしまっています。
そういうこともあり、また、母親のことが心配だし、特養の仕事ぶり
も満足できなかったので、毎日、面会に行きました。

特養がもっとしっかり面倒をみてくてればいいのですが、看護婦が
ほとんど何もしてくれませんでした。爪を切ったり、果物を持って行っ
て食べさせたりしていました。

母親はだんだんと体が弱ってきました。私はそれが辛くて悲しくなった
り、死とは何なんだろうと考えたりすることが多くなりました。
私の周りには、相談する人がいませんから、一人で悩んでいました。
そして、8年間、毎日、食べ物をもって面会に行きました。

私の唯一の慰めは、母親がいつも笑顔で私を迎えてくれることでし
た。いつの間にか入れ歯を無くし、歯医者に連れて行って入れ歯を
作ってもらったこともありました。

そんな日常のある日、夜中に「何か、大事な事があるぞ」という予感
で、目が覚めました。そしたら、「仏教に帰依する者は○○に集え、
明日」という石板に掘られた白い文字がはっきりと見えました。
時計を見ると、2時30分でした。

○○はなぜか読めませんでした。「明日」といっても、心当たりが
ありません。カレンダーを見ると、「花まつり」と書いてありました。
私は必死になって辞書で調べてみると、「お釈迦様が生まれた日で
その誕生を祝う」と書かれていました。

でも、お寺にはほとんど行かないし、どうしたらいいかわかりません。
後日、お寺で土砂家事法要があったので参加すると、花祭りの案内
の紙が置かれていました。
私の町では、町内のお寺が共同して持ち回りで「花まつり」を行う
ことがわかりました。
そして、「花まつり」に参加しました。何かあるのではないか、と期待
していましたが、何も起こりませんでした。残念でした。

しかし、母の体が弱り、記憶がなくなって行くのを見ると、悲しくて
辛くて、そればかり考えていました。


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