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なめなめおじさんに聞いて見るスレ
55
:
エッチでリッチな なめなめおじさん
◆sQELVfrnG.
:2014/04/10(木) 21:56:17 ID:KF9ms4Nc0
ふと見ると、大きなスーパーマーケットがあった。私は、よし、ここに入ってみようと思った。ここで何か買ってみれば、はっきりするだろう。スーパーがタダでやっていけるはずがない。物を売らなきゃ商売にならないんだから。店に入ると私はまず、レジを探した。あった、あった。大きなスーパーだけあって、出口のほうに向かってレジがズラーッと並び、どれにもお客の長い行列ができていた。店員はそれぞれのレジに二人ずつ付き、忙しそうに機械を操作しながら商品を客に手渡していた。私は何となくホッとして、カゴをひとつ取り、そこら辺のものを適当に放り込んで、行列の最後についた。もう、自分のお金の持ち合わせがないことなど気にしていなかった。何だか妙な安心感があった。これでいいんだ。こうでなきゃ変だ。列は次第に進んで、だんだん私の順番が近くなってきた。ふと、私はレジの店員とお客を見た。一人の店員は、カゴから出した商品を一つずつ機械でチェックしていた。もう一人は、チェックの済んだ商品を手提げ袋に入れ、客に渡していた。そして客は、そのまま袋を持って店から出て行った…。私の頭は真っ白になった。カゴを放りだし、列をはずれて店を飛び出した。
どうやってたどり着いたか覚えていない。気がつくと私は、あの紳士と別れた大きなビルの前にいた。ビルの中に入ると、丁度そこで紳士はまだ掃除をしていた。
「やあ、どうでしたか、町は。皆、親切だったでしょう」
私は何と答えたものか、声が出なかった。
「おやおや。少しお疲れのようですね。ちょっと待っていてください。もうすぐ仕事が終わります。そうしたら、お休みになっていただけるところへお連れしますから」
今度は一体どこへ連れて行くというのだ。もう、どうにでもなれ。私は疲れとあきらめで眠気を催し、近くにあった椅子に座って少しウトウトしてしまった。
気がつくと目の前に、スーツに着替えた紳士が立っていた。
「お待たせしました。さあ、いい所へお連れしますよ」
私はどこへ行くのか聞く気にもならず、黙って紳士の後について行った。外に出た紳士は歩道の一角にある階段で地下に降りた。そこは地下鉄の入り口だった。駅員はいたが、案の定、改札はなかった。私はもう、考える気力も失せていた。間もなくホームに電車が入ってきた。とても静かな電車で、乗ると邪魔にならないくらいの音量でBGMが流れていた。その音楽がとても心地よく、私の疲れを少しいやした。
つづく
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