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悟りのヒント
918
:
避難民のマジレスさん
:2015/06/03(水) 14:28:57 ID:jDggCKfs0
(ⅳ)尋
尋とは謂く尋求、心をして、聡遽【ソウコ】にして意言の境に於て、麁に転ぜ令むるを性と為
す。 尋は尋求、尋ね求める事です。何だろうかと判断して決めようとすることです。
(ⅴ)伺
伺とは謂く伺察、心をして「そう遽」にして、意言の境に於て、細に転ぜ令むるを性と為す。尋
は尋求、伺は伺察とよく似ています。
「そう遽」と言うのは、〔そうは聰・總の『つくり』の字ですが、パソコンにありませんのでそうと書
きました〕。忙しいこと、遽は俄かと云うこと意言の境とは概念、意は意識で、意識は言葉で物
を判断し、決定しているのです。眼や耳は別に言葉には成ら無いが、意識が働いて言葉になっ
て、初めて物が決定するのです。赤が見えていても、意識が赤だと概念的に捉えて赤がはっき
りするのです。五官はそれぞれ対象を捉えているのですが、第六識が言葉として概念化しない
とはっきり認識出来ないのですから、意識が働いて概念的な世界が決定するのです。それを
意言の境といいます。 記憶も意識の働きです。人間の経験は全て言葉で記憶されるのです。
尋求も伺察も意識の働きです。そう遽はすぐにと言うことで、何かに触れたらすぐにそれを言
葉で捉えるのです。
ものに触れた途端には何か分からないのです。そして、次の瞬間に意識が働いて、判断し決
定するのです。
尋と伺とは同じような働きであるが、麁と細の相違です。麁はあらい、細は細やか。鼻が匂い
を捉える、良い匂いだと捉えるのは麁、百合の花の匂いだと判断するのは細でありす。
この二は倶に安、不安に住する身心の分位の所依たるを以て業と為す。 尋も伺も、倶に身
心が安らかな時も不安な時も身心の影響を受けると言う意味であります。
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