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SNS:Sagittarius News Station vol.1

43名無しの京産大生:2008/09/14(日) 16:17:32
意欲と自信育てる 職業観確立へ目的意識(YOMIURI ONLINE)
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/rensai603/dn60321a.htm

幼児期からの時間を横軸に、その時々の充実度を縦軸にした「人生グラフ」。昨秋、京都産業大の授業「キャリア・Re―デザイン」で、
外国語学部3年の安東千晶さんは配られたシートに折れ線を描き、凹凸部に出来事を書き込んだ。

学校行事のために親友と熱心に歌の練習をした小学6年、ベトナムの孤児を支援するツアーに参加した大学2年の時は充実していた。
逆に、部活動をしなかった高校時代は物足りなかったし、大学入学直後は友人がいなくて不安だった。

数人のグループでグラフを説明し合ううち、「自分に大切なのは他者との交流」と気づいた。今、多くの人と出会える旅行会社などを
目指し就職活動中だ。

将来やりたいことや就きたい職業がわからない学生に、目的意識を持たせる「キャリア教育」が広がっている。国公私立大や短大など
でつくる「就職問題懇談会」の調査では、こうした授業を開設する大学は2001年度に35%だったが、05年度は56%、開設予定
の大学も11%に上る。私立大が先行してきたが、国立大でも広島大や岡山大、名古屋大などで、主に1、2年生を対象にスタートさせた。

背景の一つには、企業の学生を見る目が厳しくなるなか、主体的に進路を選ぶ能力を早い段階から養おうという狙いがある。「就職活動を
始める時に『どうしよう』では遅すぎる」というわけだ。もう一つは、自立心や自信に欠ける学生の増加。自己理解を助け、大学生活への
意欲を高めることで職業観の確立につなげる教育も増えている。

03年度から「キャリア教育」を本格導入した京都産業大は05年度、企業の人事担当者らから話を聞いて議論する授業や企業でのインターン
シップ(就業体験)など17科目を開設。「キャリア・Re―デザイン」はキャリア意識が低い学生を主な対象に始めた。

法学部2年の中西勝彦さんは「入学後、勉強や生活に身が入らなかった」と打ち明ける。京都産業大は第一志望ではなかった。

しかし、様々な職業の人を招いた「社会人インタビュー」の授業で、異口同音に「学生時代にはいろんなことに挑戦することが大事」
と言われ、触発された。

受講生から合宿の話が持ち上がった時、企画係を買って出た。グループ討議や勤労体験施設の見学を盛り込み、中身の濃い日程に仕上げた。
「就職活動でも何でも積極的に取り組めば、自分を成長させられる」。そう考えるようになった。

授業を担当する鬼塚哲郎助教授は「やる気がないのは学生の責任という考えではなく、大学は学生が自らの力に気づく環境をつくる必要がある」と言う。


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