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SNS:Sagittarius News Station vol.1

409名無しの京産大生:2013/01/05(土) 20:38:41
第8回・9回 バイオフォーラム2012


植物のエピジェネティクス研究で乾いた地球を緑にできるか!?

環境の悪化や資源の乱開発などによる地球規模での生産力低下は、世界が直面する大きな問題となっている。
生命が誕生して以来、これまでにも大きな環境変動が幾度も地球を襲い、その度に生物は変化を乗り越えて適応し、存続してきた。
この生物の持つ底力を発見・理解し、その知恵を利用して環境改善や生産力増大を目指す技術の開発は、人間と地球が共存していく上で非常に重要である。
ヒストン修飾やDNAメチル化を介したエピジェネティックな調節機構は真核生物に共通した、遺伝子およびゲノム制御機構の一つである。
植物は環境変動に巧みに対応しており、環境ストレスに応答した遺伝子発現にも、ヒストン修飾を介したエピジェネティックな制御が機能している。

シロイヌナズナのヒストン脱アセチル化酵素HDA6は、ゲノム維持、環境ストレス応答、発生およびホルモンシグナリングなど、
植物の生命現象に多面的に機能することが知られている(Kim et al., 2012 PCP. To et al., 2011 PLoS Genet.)。
我々は、シロイヌナズナhda6変異株を用いた表現型解析から、この変異株が強い乾燥耐性を示すことを見いだした。hda6変異株では、
乾燥ストレス応答時にある代謝経路に関わる遺伝子群が強く発現し、この経路に関わる内在性の最終代謝物量も高度に蓄積していることがわかった。クロマチン免疫沈降実験の結果等から、
シロイヌナズナの乾燥耐性付与には、HDA6によって制御されるこの代謝経路の活性化が必須であることがわかった。このことは、エピジェネティック制御を介したストレス応答特異的な代謝経路の活性化が、植物の乾燥耐性機構に必須であることを示すものである(未発表データ)。

本セミナーでは、シロイヌナズナ脱アセチル化酵素HDA6に焦点を当て、エピジェネティックな制御(特にヒストン修飾)が寄与する、
植物の環境変動応答とその意義について議論したい。


http://www.kyoto-su.ac.jp/department/nls/news/20130111_bio.html


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