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SNS:Sagittarius News Station vol.1
350
:
名無しの京産大生
:2012/08/09(木) 20:28:03
総合生命科学部および構造生物学研究センターの伊藤教授と千葉助教のグループの発見が
米国の科学雑誌Molecular Cellのオンライン版に掲載
2012年8月2日(米国東部時間)に米国の科学雑誌Molecular Cell (Cell Press発刊) の
オンライン版に、総合生命科学部および構造生物学研究センターの 伊藤教授と千葉助教の
グループの「タンパク質合成のスピード調節に関する新たな様式の発見」が掲載されまし
た。
細胞がタンパク質を合成するときのスピード制御という基本的な過程について、新たな
方式を発見した研究です。タンパク質合成(遺伝情報のアミノ酸配列への翻訳)は速やか
に、かつ正確に進行する必要があります。一方で、タンパク質の鎖を合成していく時に、
鎖の伸長速度を減速させることによって細胞の機能を調節する仕組みがあることも明らか
にされてきています。中には、合成されつつあるタンパク質が、翻訳装置であるリボソー
ムに働きかけ、自身の翻訳の進行を停止(アレスト)させる興味深い例も知られています。
このような機構で翻訳アレストを起こすものは、通常、合成途上鎖のある特定の1カ所で
しか翻訳アレストを起こすことができないと考えられておりました。 今回私たちは、枯草
菌のアレスト因子MifMが、複数の連続したコドンで翻訳アレストを起こすことを見出し、
マルチサイト・アレストと命名しました。翻訳アレストの継続時間はアレスト因子による
細胞機能調節の効果を左右する重要な要素の一つですが、MifMによるマルチサイト・ア
レストは、複数回の翻訳アレストを足し合わせることで全体としてアレスト継続時間を稼
ぐための巧妙な仕組みであることを提唱しました。
www.kyoto-su.ac.jp/department/nls/news/20120802_news.html
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